5.45、あれだけ疲れていれば、8時過ぎまで目は醒めまいと目覚ましを8時に設定したのに、鳩のぐるぐるぽっぽの大合唱がうるさくて起きてしまった。安旅行だけあって、我々の部屋は1st Floor(2階)の一番奥まったところだ。窓からは非常階段とか、ホテルの配管設備の鉄骨しか見えない最悪の位置である。それにしても、そこに鳩の大群が棲みついているのは知らなかった。Tがまた発熱。6時現在、37.3C。昨日の大移動が悪かったに違いない。薬を飲んで眠る。苦しそうだ。
7.30、う〜ん3月ともなると日照時間は長くなるものだ。以前は真冬だったので9時頃になってやっと歩ける程度の明るさになったものだが、今は7時半には明るくなるのか。
8.30、とりあへず身支度はしておく。後で路上へ出て買い出しをしなくてはならないからだ。Tが動けなくなったので初日の予定は変更。
9.00、朝食を食べに、地下1階のコンチネンタル朝飯会場へ。取り放題なのでつい喰いすぎそうになるが、抑える。
10.00、単身で路上へ。ワン・デイ・トラベル・カードを買う。
10.15、まづ、オックスフォード・サーカスへ出向き、婦人服屋ロヲラ・アシュレイを下見する。春物の服や、寝具がそろって、すっかり春の如し。
10.40、その近くにあるリバティを目指すと、右手の路地の奥にクラブツリー&イブリン発見。店員のお哥さんがあれこれと新製品の試し匂いをさせてくれるので、石鹸を買う。
11.00、さて今度こそリバティを目指すが、またもや一階売場のクラブツリー&イブリンに吸い込まれる。その他、お菓子、ジャム、チョコレートの類が山積みになっているので独りで来たことが悔やまれる。
11.20、ピカディリー・サーカスのエロスの像が綺麗になっていたのは良いことだ。以前来たときは工事中だったのだ。ピカディリーと来れば、いやでも例のデパートに寄らねばならない。第1回日本郵送分の茶を仕入れるのだ!
11.45、店内大混雑の上、荷物も増えてきたので、一度戻って、残るは後日の楽しみとする。
11.50、どうせ帰り道にあるのだからと、ジャーミン・ストリートのジェームズ・ボデナム(James Boddenham)に寄り、件のグレープフルーツ石鹸を仕入れる(6個入りセール)。
12.00、クイーンズ・ウェイ駅着。ワイン&フード屋で、食料調達。
12.10、パーク・コート・ホテル着。Tはまだ発熱中(37.4C)。アイスクリームを食べて薬を飲んで休む。ジエースも少し飲んだ。
13.00、Tが少しなら食べられそうだと云ふので昼飯を調達しに再度路上へ。ついでに長袖のTシャツを買って着替えさせなくてはならない。なにしろ奴は着替えを持ってきていないのだ。
13.15、クイーンズ・ウェイ駅へ向かう途中、ガソリンスタンドをかねた中古車屋を発見。品目は、ベンツが80%、BMW5%、フォード5%、残る10%を日産とかプジョーとかで占めている。割合と高いまんまだった。横断歩道を渡って公園の敷地の中を歩くことにする。太った犬と並んで歩くことしばし。
13.30、ワイン&フードショップでサンドイッチなどを買い、その向かいにあるロヂャースの如き野郎向けジーンズ屋でシャツを買う。
13.45、パークコートの中庭を通ってホテルへ入る。庭の池には鴨が二羽棲息しているのが判明。ブラックバードが三羽いた(これは棲んでるわけではない)。公園をちらりと見ると、桜が咲いているので、明日は見物がてら歩いてみよう。水仙もパンヂーも咲いているみたいだ。
13.55、Tに食事をさせる。暑い割には汗が出ないと云ふので脱水状態になるのを防ぐべくジエース、ミネラルウォーター、紅茶などの水分を大量投与。食事の後で着替えたシャツ等を洗ってバスルームに干しておくことにする。
15.00、ちょっと眠たくなったので横になる。これで何度も失敗しているにもかかはらず、またしても懲りずに昼寝をしてしまう。夕方になったら起きようなどと云ふ気休めはもうやめよう。どーせ、夜の9時頃になってしまうのは知っているんだい。
19.30、Tの深呼吸がずいぶん楽そうになってきた。もしかしたら熱が下がったかもしれない。あまりセキも出なくなってきた。
21.00、着替えと食事をかねてTを起こすと、ずいぶん元気そうになっていた。熱は35.8Cまで下がったので、サンドイッチの残りと紅茶で軽く夕食の代用とする。せっかく良くなりかけたのに明日の無茶苦茶な行動によっては、またしても逆戻りしてしまうのを避ける為、明日はベッドメイクのルームサービスが仕事を終える程度の外出、ということにして後日のために体調を立て直すことにする。
今日は4115歩歩いた。まあ...しょーがないか...。
<以上、M>