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Fri, 4/3/94 (第1日目)
どーしても成田に行かんといけんけんね。


7.30、セットしていた目覚ましよりも先に起きた! Tの熱も35.6Cに降下。天気はまづまづだが、荷物の最終点検で思いのほか手間取る。

9.40、9.30出発予定だったが、10分ぐらい押して、火気点検の後、自宅を出る。さすがに、5度目ともなると馴れたもので、少々のことでは驚かないしあわてない。今回はロッテリアにも寄らずに横須賀線ホームへ直行し、電車に乗る。

10.35、エアポート成田。

12.30、成田着。予定通り4階出発ロビーのHカウンタへ向かう。JTBのお姐さんにチケットの説明を受け、ルフトハンザのカウンタへ向かう。今日のは個人旅行の扱いになるので、自力で事を運ばなければならないのだ。

13.20、成田空港内の東京銀行で両替。

Cash Traveller's
Cheque
Mの所持分 £200 £300
Tの所持分 £100 £400
(04/03/1994の為替レート; £1.00 = ¥159)

13.40、出国のゲートを出て、ルフトハンザの乗り場へ移動。結構混みそうだ。野郎の団体や、お姉ちゃんの団体が多くて席取りはムリみたいだ。

呑んでいると、あっと云ふ間にボーディングが始まるので、素直に列に並んで登録する。やっぱり機内は満員御礼状態だ...。

14.40、入口(ドア)は閉まったみたいだが、機内は人が多くてざわざわしている。隣の席のおじさん(40過ぎ?)は、とても紳士的な人のようだ。時々、鼻を「ぶ〜っ」とかむ...。外人にはよくある事だ。我々の席を担当するすっちゃですのお姐さんは、金髪、碧眼のなかなかコケティッシュな姐さんである。

すっちゃですのおねいさん
目張りがすごひ

<以上、M>

14.45、時計をドイツ時間にあわせた(14.45pmが6.45amになった)。以降、暫くの間ドイツ時間で記述する。

8.30、メシその1。どうも、ヨーロッパ人は無茶苦茶な和洋折衷が好きみたいで、本日のメシもまさにその代表とでも云ふべきか。

とまあ、それぞれ別々に喰らへばんまいものを、全部いっしょくたに出して来るものだからたまらない。とは云へ、全部たいらげて、「あー、んまかった」と云ってしまう自分もなさけない。

11.00、6時間毎に飲まねばならぬ薬を飲んだ。ペリエで飲むと、みかん味の薬はオレンジサイダーになる。

13.00、おやつをもらった。鮭おにぎり1個、ローストビーフサンド、フルーツケーキ、オレンジジエース。ひとつ喰い始めると、止まらなくなってしまう。Mはおにぎりをもらったが、喰わずにカバンの中にしまい込んだ。

左手前方に5歳ぐらいの女児がいる。椅子に横になって足がぐねぐねしている様は里佳子(5歳の姪)の如し。いないいないごっこでしばし戯れる。

<以上、T>

その横で、機嫌悪く泣いている弟は三歳ぐらいで、哺乳びんでジエースを飲んだ。

<以上、M>

18.30、フランクフルト着。乗り換えはA16ゲートと云われ、目指すが遠い。

20.00頃、足をのばせるいすに移動して熟睡。ねむい、ねむい、あー、ねむい。だって、日本はもう明け方の4時頃だ。

21.00、ゲート番号が表示されて、乗り込み開始。機種は、A300-600 だった。ずんぐりしていて、Chipsのような形。シートコンフィグレーションは、2-4-2。

21.20、時計をイギリス時間にあわせた(21.20pmが20.20pmになった)。以降、帰国までの間は、イギリス時間で記述する。

<以上、T>

20.30、短距離とは云へ、国際線なので軽食が出るのだそうだ。走り出して、5分もたたないうちに眠くて動けなくなる。こーゆう時に事故ってもきっと寝ぼけたままで気がつかないんだろうなー。それにしても、外人のおばさんたちもうるさいなー。

20.55、軽食が出るが、Mは爆睡状態。Tはしっかり喰う。

21.45、ヒースロー(ターミナル2)着。パスポートコントロールでは、初めて、「何日いるの?」とか、こまごまとしたことを聞かれるが、無事クリア。荷物をそうそうに引き上げてエアバス乗り場へ向かう。個人旅行の日本人は我々だけみたいだ...(残りの日本の人々はJTBの係員が引き上げた)。

22.30、バス乗り場5番、シティ・センター行きを待つこと10分、ガラ空きの終バスに乗って市内へ向かうも、相変わらず運転は荒いし、車はボロいし...。思わず仏に祈る。でも、道は空いていたのですぐにマーブルアーチにたどり着いた。地下鉄乗り場のところで降ろしてくれるのだ

23.30、我々の宿泊地パーク・コート・ホテル(Park Court Hotel)は遠い! 駅を出てから10分ぐらい歩くのだが、途中、パブ「白鳥亭(The Swan)」を横目で見ながらひたすら歩く。荷物が重い、腕が痛い、足が眠い...。それでも、やっと見つけたパーク・コートは以外とでっかいホテルだが、入り口がわからす往生する。入り口は大通りの裏にあったのだ。

23.50、フロントで鍵をもらって部屋へはいる。まづまづの中。でも風呂場は改装したとみえて結構きれいだ。Tは動くと具合悪くなりそうなので、すぐ眠ることにする。Mは荷物を出して風呂を浴びて眠る。

24.15、倒れる。今日は8348歩しか移動しなかった割にたいそう疲れた。やはり、フランクフルトでの待ち時間など、ロスタイムが多くて、体に良くない。2〜3万高くても、次は直行便にしようと思うのであった。

<以上、M>


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