新・闘わないプログラマ No.45

秋葉原


秋葉原もすっかりパソコンの街になってしまいましたね。最近は家から遠くなってしまったのと、お金が無いので行ってもしょうがない、というのもあってすっかりご無沙汰してしまっていますが、以前は結構行ったものです。
就職で東京に出てきて嬉しかったのが、秋葉原に簡単に行ける(あと、関係ないけど神保町も)、ということだったりします。でも、当時はパソコンなんかはほんの片隅で売られていたに過ぎませんでしたけど、今ではもうパソコン以外の製品の方が片隅に追いやられてしまっているような状況ですものね。

この間、久しぶりに秋葉原に行ってきました。iMacの実物を見てくるのが主な目的だったのですが、ジャンク品でもなんでもいいからPentium 100MHzくらいの安いPCが無いかな、なんていうのもありました。うちにあるデスクトップのPCはi486SX 33MHzなんていう有史以前のやつなんで、さすがにもうちょっとマシなやつが無いと不便なものですから。インターフェースがE-IDEじゃないので500MBまでのハードディスクしか付かないのが一番の問題点で(まぁ、SCSIなら付きますけど)、そのためTurboLinuxを入れられなくて・・・・。
それで、秋葉原をうろうろしていたのですが、なかなかいいのが無かったですね。DECの中古で手ごろなの(2万円以下)があったのですが、かなりガタが来てそうだったので止めました。やっぱり掘り出し物を見つけるには、頻繁に通わないと駄目でしょうかねぇ。
ついでだからここで募集しちゃいますけど、どなたか売ってもいいよ、という方いらっしゃいませんか? 本体だけでいいです、ディスプレイはない方がいいです。1〜2万くらいで。
それはともかく、久しぶりに秋葉原を隅々まで歩きました。疲れました、もうトシなんで、体力が持ちませんです。

秋葉原と言えば、今は亡きステップ、うちにあるパソコンやらその周辺機器やらソフトやら、あそこで買ったものは数知れません。一頃はステップとそれ以外の販売店の間に厳然とした価格差がありましたから、まぁ、私のように販売店による商品サポートなんてはじめから期待していない人間にとっては、重宝しました。
PC98も、Mac(Quadra700)も、ナナオのディスプレイも、ハードディスクの大部分も、MOドライブも、えーとそれから・・・・本当にあそこではよく買いました。重いダンボール箱を抱えて電車でひーこら帰ったことも何度も。
最近は、新製品ならどこ行ってもそんなに価格の差が無い(以前に比べて)ので、いろいろ見て歩くことが出来ますけど、当時はステップを見て、そこに在庫が無ければ選択肢は二つ
「ステップで、いつ来るか分からないけど注文する」
「高いけど他の店で買う」
なんていう悩ましい問題にぶち当たったりしたものです。

話は変わりますが、会社でコンピュータ関連機器を購入しようというとき、うちの場合には基本的に指定業者というか、いつも使っている業者で購入しないと、大概の場合、経理の方から認可が下りません。
どこでもそうかも知れませんけど、この指定業者って、ぼるんですね。秋葉原に行って買ってくればその数分の一で買えるのに、なんていう見積書をよこすことも希ではありません。まぁ、自分の金で買う訳じゃないから気にしなけりゃいいのかも知れませんけど、でもなんか良心が痛むというか、なんというか。
経理の担当者から見れば、秋葉原あたりに行って買ってこられると、現金決済なので面倒だ、とかいろいろ言い分はあるんでしょうけど、でもこっちから見れば「業者から賄賂をもらってるんじゃねーか」とか疑ってしまいたくもなります。
まぁ、業者から買うのもいいところがあって、買ってはみたけど、動かしてみたら他の機器との相性が悪い、なんてときに取り替えてくれたり、とか出来ますからね。秋葉原で買ってきて、使ってみたけど使えなかった、となっても店では取り替えてくれることは希ですし。
でも、私なんかは、強引に秋葉原で買ってきたりしますけど。いくら会社の金とは言え、安い方がいいですからね。

このコラム、いつもまとまりの無い話を書き散らしているんですが、今回は特にまとまりが無かったですね。すいません、スランプなんです。来週はもうちょっとましなのを書きたいなぁ・・・

[前へ] [次へ]

[Home] [戻る]


mailto:lepton@amy.hi-ho.ne.jp