新・闘わないプログラマ No.507

ぷりコール


NTTドコモのプリペイド携帯サービスに「ぷりコール」というのがあります(ありました)。もうすでに契約できなくなっていて、早晩廃止されるであろうサービスです。私はこのぷりコール契約の携帯電話を持っていて、普段使っているウィルコムのエリア外に行くときに使っていました。一番エリアが広いNTTドコモのPDC(って、いまはFOMAとどっちが広いんでしょうか? よく知りません)ということで、これにしたのですが、この電話機がついに壊れてしまいました。
もうぷりコールの新規契約は受け付けていないので、電話機を修理するくらいしか、このぷりコールを使い続ける手はなさそうです。でも、もう何年も前の電話機をいまさら修理するのも、と言うか修理できないような気もします。こうやってぷりコールの契約を減らしていくのが敵(=NTTドコモ)の作戦なのでしょう。

そんなわけで、代替案を考えないといけなくなりました。条件としては、

プリペイド携帯ということになると、auの「ぷりペイド」とソフトバンクのプリペイドサービスがあります。ソフトバンクはエリアが比較的狭いようですので、「エリアはできるだけ広いこと」という条件を満たすとすればauのぷりペイドということになってしまいます。
が、しかし、auにも問題があります。最近のauの電話機は、PCを繋いでの回線交換での接続ができないようなのです。しかも、ぷりペイドでは「パケット通信には対応していません」なんてことも書いてあります。ってことはPCを繋いでの通信自体ができないということなのでしょうか。ううむ。
となると、普通の契約をするしかありません。しかしそうすると今度は「維持費が安いこと」が満たせないことになってしまいます……いや、ソフトバンクなら安そうですが、先ほども言いましたようにエリアがちょっとアレです。北海道の山奥とか、絶海の孤島(←おおげさ)とかで使うのが前提ですから。
などと思っていたところ、NTTドコモのひとりでも割50とか、auの誰でも割とか、最低の料金プランと組み合わせれば維持費が月額2千円前後でなんとかなりそうな割引サービスが発表されました。本音を言えば、できれば月額千円以下に抑えたいところですが、さすがにそれは無理っぽいので、これで我慢しようか、とも思っています。大体にして、普段、街中では今のウィルコムでまったく不便を感じていないので、田舎に行ったときくらいしか使わないわけですから、それにそんなにお金は出したくないわけです。
で、NTTドコモとauのカタログをもらってきたのですが、「どうせ電話機としては普段はほとんど使わないんだから、ワンセグとかいうやつでも付いていたほうがいいよなあ」とか思いつつ、どちらにしようか思案中です。
私の(特殊な)使い方からしての、それぞれの長所・短所は、

と言う感じで、どっちもどっちなんですよね。電話機としては、auの防水+ワンセグのやつが、電話機以外としてもそれなりに使えそうでいいかなあ、なんて思っているんですけど、さてどうしましょ。

まあ、こんな最低料金で使ってろくに金を落とさないような奴(=私のこと)は、携帯電話会社からすれば招かざる客のような気もするのですが……。

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