新・闘わないプログラマ No.493

なんとか


1ヶ月ほど前に組み立てた新しいデスクトップPC、この週末でなんとか各種ソフトウェアのインストールと設定が終わりました。問題のあったメモリは、2枚とも別のやつに交換してもらい、それ以降は快調です。起動時のメッセージを見る限りでは、ちゃんとインターリーブも効いているようです。
そうそう、メモリインターリーブっていつごろからある技術なのか知りませんが、私が最初にこれを知ったのはもう20年くらい前、「スーパーコンピュータでは、こんなことまでやって高速化しているんだよ」という技術解説の話の中でした。あれから20年、当時のスーパーコンピュータよりはるかに速い(らしい)コンピュータがこの机の上に乗っているわけです。

さて、その新しいデスクトップPC、設定に結局1ヶ月もかかってしまったわけは、元のPCのハードディスクが壊れてしまったため、古いPCでどんな設定をしていたかを確認しつつ新PCのほうの設定を……というわけにはいかなかったのも理由の一つです。こんなときのためにバックアップでも取っておけばよかったのかも知れませんが、起動ディスクだけでも数10GBもあるディスクのバックアップはなかなか……一応、バックアップソフトであるNorton Ghostの古いバージョンはあるのですが、大容量のパーティションのバックアップをしようとすると途中でハングしてしまったりして、どうもバックアップがうまく行かなくて、それっきりになっていました。
いま調べてみたところ、新しいバージョンが出るみたいです。うちのはもうかなり古いやつなので、試しにこれにしてみるのもいいかも知れません。

さて、今回インストールした(売り物の)ソフトとしては、

まだあったかも知れません。これだけでも結構面倒な上に、売り物じゃないソフトのほうも、これまたいっぱいあって、それらの設定まで含めると、もう大変なことになりました。

まあ、そんなわけでなんとか、ソフト的にはほぼ元通りになりました。
その新しいPC、CPUの発熱量が増えた(らしい)ことで心配していた熱の問題も、いまのところCPUの温度が40℃台前半で推移しているので、まったく問題はなさそうです。また、全体的に静音化されて、以前のよりかなり静かです。
で、最大の問題点は、Windows XPの「休止状態」がいまいちうまく行かないところでしょうか。前のPCでも休止状態を多用していた私としては、これはちょっと困ります。必ず起こるわけではないのですが、次のような現象が発生します。

これらがランダムに発生します。再起動すると正常な状態に戻るのですが、問題が発生するたびに再起動するのも面倒です。デバイスドライバを最新にしてみたりしたところ多少効果があった(現象が起こりづらくなった)ような気がするのですが、気のせいかも知れません。
仕方が無いので、あちこちで情報を集めてみたところ、「P5Bというマザーボードでは休止状態がうまくいかない」という話がいくつかありました。ううむ、ダメなんでしょうか、これ。私は休止状態を便利に使っていたのですが。

今回のデスクトップPCの新調で、CPUはCeleron 1.3GHz→Core 2 Duo E6600になり、はるかに速くなってい……るはずなのですが、それほど速くなったような気がしません。本当に速いんでしょうか? OSもWindows XPのままで、デスクトップのデザインも「クラシック」、つまりWindows 2000などとほぼ同じなので、いまいち新しくなった実感が湧きませんし。
大体にして、いままで使っていたケースをそのまま流用して新しいPCを組み立てたわけで、ケースのデザインからして代わり映えしないわけで……。

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