新・闘わないプログラマ No.395

返事を出さなくてごめんなさい


ここのところ、非常に忙しい日が続いておりまして、週末もほとんど空いている時間がありません……と言いつつ、たまには遊び歩いたりしている週末もあったりするわけですが、まあそれは秘密ということで。
多忙のもっとも大きな(と言うか、ほとんど唯一の)理由は、内職(=原稿書き)だったりします。依頼されちゃうとあまり深く考えずにホイホイ受けちゃうのが一番の問題だったりするかも知れません。とりあえずサラリーマンをやっている以上、内職が出来るのは土日などの仕事の無い日に限られるわけで、それほどたくさん書くことができるわけでもありません。もちろんヤバくなってくると平日の夜もやったりしますが、この場合、昼間はゆっくりと英気を養って(←おい)、夕方はさっさと職場から逃げてこないといけません。
同じように会社勤めをしているある著者の方など、かなりの残業をこなしつつ、年に何冊も書いていたりして、いったいどこでどうやって時間を作っているのか不思議です。もしかしてあの人だけ、1日が48時間くらいあったりするのでしょうか。
まあ、考えられる理由の一つには、私は原稿を書くのが遅い、というのがあります。他人と比較したことがありませんので正確なところはわかりませんが、たぶん遅いんじゃないかな、という気がします。
というわけで、いつまでこういう生活を続けるかわかりませんけど……飽きてしまうかも知れませんし、それよりなにより「お前の原稿はつまらん」「お前の本は全然売れん」と切られる可能性もある(高い?)わけで……できるときにできることをやっておこうか、などと今は思っています。

と、ここまでが長い前置きでした。さて、ここのサイト、昔ながらの「ほーむぺーじ」の体裁を取っている関係上、いまナウなヤングにばかうけのブログのようにコメントを入れる欄があったりしません。しかも、伝統的な「ほーむぺーじ」にほぼ必須の掲示板すらありません。
そういうのを付けると管理が面倒(というか管理しないと問題が発生したりするのが面倒)だよなあ、というのが最も大きな理由です。そんなわけで、「お前に対して何かモノを言いたい」「お前の考え方は間違っている」「こんないいものがあるのになぜ紹介しないんだ」という情報を私に伝えるためのほぼ唯一の手段がメールということになります。
ここのページの下にもありますが、メールアドレスは公開していますから、そこ宛に送っていただければ私のところに届きます。余談ですが、最近はspam避けのために、メールアドレスの文字列に細工(@を2バイト文字にしたり、@の前後に空白を入れたり)したり、メールアドレスを画像にしたりする人をよく見かけますが、私はそれはやっていません。正しいメールアドレスをそのまま公開しないのはどうかな、というのと、いまさらそんな小細工しても遅いような気がする、というのがその理由です。
さて、そんなわけで、ここを読まれた方から {頻繁に | よく | ときどき | たまに | 稀に} メールをいただくわけです。ここ3回ばかり、多少なりとも技術的な内容のあることを珍しく書いたせいか、普段よりもたくさんメールを受け取り、いろいろと情報をいただきました。それをもとに補足説明を書いた回もあります。
ただ、最初に書きましたように、私のほうが最近特に時間が取れなくなってしまっておりまして、いただいた情報をもとに私のほうで調べて、それで補足説明をしたり、新たな回のネタにしたり、というのがなかなかやりづらい状況になっています。しかも、本当に申し訳ないのですが、いただいたメールへの返事が滞っています。
昔は、通勤の電車の中でメールの返事を書いたりしていたのですが、最近は私物のノートPCを職場に持ち込むのが難しい状況になってしまっているわけで、なかなかそういう方法も取れなくなっています。今は、通勤電車の中では、印刷した原稿やらゲラやらに赤入れしていることが多いです。この業界方面の原稿に赤ペンでなにやら書き込んでいるヤツを見かけたら、私だとでも思って下さい。

まあ、とにかくそんなわけで「返事を出さなくてごめんなさい」というのが今回のテーマでした。え?「こんな駄文を書いている暇があったら返事を書けよ」ですか? ごもっともでございます。ごめんなさい。ごめんなさい。が、やはり物ごとには優先度がありまして、なんと言いますが、そういうことでご理解いただければと思うわけでして、まあそのあたりはOSのタスクスケジューリングと同じわけでして、しかもシングルプロセッサで処理している(←しかも意味も無くウエイト状態に入ることもよくある)のでありまして……そして当然のことながら女性名でのメールの場合には「返事を返す」プロセスの優先度はかなり上がるわけでして。

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