新・闘わないプログラマ No.260

256回記念企画(4)


「256回記念企画」の第4回目です。いいかげん、だれ気味のような気もしているのですが…。

No.16 「『情報家電』という幻想」 1998.1.26
相変わらず、「パソコンを買いたいんだけどどれがいいか?」という質問は受けつづけています。でもって、相変わらず目的がはっきりしていない人も多いです。
そんななかで、この間、人に薦めたのがSofmapオリジナル(と言うのか?)の「牛丼パソコン」とかいうのの一番安いやつ(39,800円の並盛)です。いままで使っていたパソコンを子供に取られてしまったので安くていいからそこそこのパソコンが欲しい、という目的意識(なのか?)を持った人でした。それなら部品を集めてでっちあげてもいいけど、そうしたからといってさして安くなるわけでもないし、ということで、色気は全く無いけどコストパフォーマンスはかなりいいし、保証も付いているからいいんじゃないかな、ということで薦めました。しかしこの値段でCD-RWまで付いているんですねえ…私が最初に買ったCD-Rドライブの値段はこのPCより高かった…。
あと、OSのバージョンアップについて書いてますけど、結局のところ、普通の人はOSのバージョンアップなんていう面倒なことはしないみたいですね。そのまま使いつづけるか、古い奴を下取りに出して新しいやつを買うか。ま、それが賢明と言えば賢明でしょう。そして私のように、プリインストールされたWindows XPをWindows 2000にバージョンダウンするなどという酔狂な人間は非常にまれである、ということで。

No.17 「プログラマという人種」 1998.2.2
いやあ、何やらえらそうなこと書いてますね。あそこに書いてある数字はもちろん、すべて適当です。ってここで言う「適当」はもちろん「いい加減」という意味です。ってここで言う「いい加減」はもちろん…ああ、面倒くさい。とにかく、あんまり本気にしないで下さい、ってことで。いや、以前本気にされた方からメールを頂いた記憶があるものですから。
ちなみに私は「足を引っ張っている40%」の一員です(きっぱり)。

No.18 「爆弾さんといっしょ」 1998.2.16
あれ? 一週飛んでますね。どうも前の週は別のコーナーを更新して、ここは休んだみたいです。
Macintoshと言えば「爆弾」というイメージからつけたサブタイトルですが、今から見ると寒いタイトルですね。そういえばMacOSもいつのバージョンからか、爆弾があまり出なくなった印象があります。かといって安定性が増したとか、システムエラーが減ったとかいうわけではなくて、(爆弾が出る代わりに)いきなり固まってしまうようになった印象です。
さて、これが書かれた当時は、Macintoshをメインに使っていたようですね、と他人事みたいに言ってみたりしますけど。その後紆余曲折があって、普段使いにはWindowsのノートPCになっています。MacOSも昔のやつは管理が楽でよかったのですが、OS Xはねえ、いまいちよく分かりません。本文中には「Rhapsody」とか「Blue box」とか、「そうそう、そういえばそんなんもあったなあ」と懐かしくなるような単語も出てきますね。これも紆余曲折があってMacOS Xになったわけですが。
それからWindowsのMDI(Multiple Document Interface)は使いにくい、ということを書きましたが、これはいまでもそう思っています。アプリケーションのウィンドウは邪魔にしか見えないんですけど。

No.19 「質問の仕方」 1998.2.23
この駄文、いまでもあちらこちらで言及というかリンクされているようで、いまさらこんな古い文章を、と思わないでも無いです。先日も、私がよく読んでいるある有名なサイトからリンクされて、内心複雑な気持ちです。
さて、本文中で最初に挙げたお話ですけど、これを書いた直後に、ネタに対して身に覚えのある人物からクレームの電話をいただきました。「え? あれを私が書いたっていう証拠でもあるの? そして、もし仮に私が書いたものだったとしても、あれはフィクションだよ、フィクション。あはははは」と言って誤魔化しておきましたが…。
さて、この手の話はもうあちらこちらにあって食傷気味なのですが、有名どころとして「教えてクン養成マニュアル」とか「M女史の遺したもの」(←ここからは私のこの駄文にもリンクがされている)とかを挙げておきましょう。

No.20 「プログラミング言語と私」 1998.3.2
いやあ、最近もうトシなのかなあ、新しい言語を覚えるのが面倒になってきています。いやボチボチやろうとは思っているんですけどね。
それはそれとして、そこにも書きましたが、相変わらず「動けばいい」と思っているプログラマは多いですね。配列の外をアクセスしていて「たまたま」動いているのに、「動けばいいじゃないですか!」という奴。で、やっぱりデバッグオプションを外したりするとsegmentation faultしちゃったりするわけで、なんでそれで「プログラムが完成した」と言えるんだよ、と。

次回に続く…。

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