1999年度の展示短評


(以前ホームページに書いたものをまとめただけなので、すべての展示は網羅しておりません。)

2000年3月26日

●調布は梅がおわり、桃やボケが咲き出しコブシが満開です。桜の開花予想は3月29日だったと思いますが、今日は寒気がきびしかったのでどうでしょうか。

1999年9月1日

●8月29日(日)に「人間萬歳」展を見てきました。実篤の全体像をつかむにはひじょうに良い展示だったと思います。毎年展示も工夫されており、楽しく見ることができました。こういうホームページをつくっているといろいろ余計なことを考えがちなのですが、それをすっきりとさせてくれる展示でした。会期は今度の日曜日までです。

1999年8月14日

●実篤記念館では、毎年夏休みに開いている「人間萬歳」展を今年も開催中です。実篤の全体像を紹介する展示として、初めてご覧になるには最適の展示だと思います。それ以外の企画展・特別展は、その回ごとのテーマを中心とした展示となるため、実篤の一面しか紹介されないことがあります。私のように何回も通っている者にはそういう展示の方が興味深いのですが(展示を準備される記念館の方々のご努力はたいへんなことと思います)、初めて行ってみようという方には、この「人間萬歳」展か、春と秋の特別展をおすすめします。
●また、8月21日(土)には、実篤や展示についての説明会「聞いて・見て・楽しむ会」が行われます。時間は午後2時〜3時半、中学生・小学5、6年生が対象で、父母の参加も歓迎とのこと。実篤記念館専門員の岩井貞雄氏がお話をされますので、参加希望の方は当日記念館までおいでください。予約は不要で、参加費は通常の入館料のみです。

1999年6月30日

●仙川の京王ストア(古くからある方)が今日閉店します。「26年のご愛顧に感謝します」と館内放送でありましたので、実篤の最晩年に開店したことになります。仙川駅に隣接した京王ストアは引き続き営業しますが、ちょっとさびしくなります。

1999年6月12日

●今日から実篤記念館で、『書簡展』〜手紙から見る交流〜が開かれます。記念館公式ホームページによると、「実篤の知られざる交流を手紙を通してご紹介します」とあるので、新資料に期待してみましょう。

1999年5月31日

●土曜日に実篤記念館に行ってきました。展示ケースいっぱいの実篤グッズ。昭和30年代から40年代にかけてひとつのピークを迎えていたようです。展示の説明にありましたが、高度経済成長から来たゆとりが実篤の絵の普及させたとのこと。写真パネルに当時の住宅の様子がありましたが、なにかなつかしいものがありました。

1999年5月26日

●実篤記念館の春の特別展「絵皿・看板・包装紙」〜街にあふれた実篤展〜も、いよいよ今度の日曜日までとなりました。興味のある方はお見逃しのないように。実は私は先週末にも行けなかったので、今週こそは行きます。

(2002年2月2日:構成)


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