「講座 作ってみよう」


 昨日(11/13)、実篤記念館の「作ってみよう」という講座に参加してきた。調布市内のサークル「ねこじゃらし」の方が講師をしてくださった。

 まずは実篤公園に行って、材料の調達。今回はシュロとヤツデ、クマザサを採取。それから記念館の中庭に戻って、工作の開始。最初は全員でシュロのバッタづくり。シュロの葉にバッタがとまっているものをつくるのだが、お手本はとても精密で、葉の緑がバッタの色とぴったりしていてとても素敵。
 一手順ごとに講師をまねてつくってみる。葉を折り込んでつくっていくのだが、そろえるコツがわからず不格好にはなったが、なんとか仕上げる。2回目はさらにうまくなるということで、再度チャレンジ。バッタらしく見せるためにそろえるところがわかりつつあるので、今回はなんとか形になった(写真は2回目の作)。

できあがったバッタ

 その後はヤツデの葉でウサギのお面をつくったり、クマザサの包みをつくったりした。アオキの茎でつくった笛も良い音がして、野外で遊ぶ楽しさを思い出した。こういった工作じたい最近はほとんどやらないので、つい一生懸命になってしまった。

 「ねこじゃらし」さんによる工作教室は今年で3年目。これまでは木や木の実を使ったそうだが、今回は葉をつかった工作となった。私は記念館の工作教室は初参加。来月だが「ねこじゃらし」のクリスマスという展示が調布市内で開かれる。会期は12月15日(水)〜26日(日)、会場は富士フォトギャラリー調布(スペース3)。自然と作品の写真展と自然素材のクリスマスツリーが飾られるとのこと。

 なお、今回は記念館主催の講座のため、実篤公園の植物を切って使ったが、通常は入場者が公園内の植物を切り取ることは禁じられている。念のため。

(2004年11月13日参加)
(2004年11月14日:記)

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