いよいよ新しい教科「情報A」が本校でも始まります。今まで情報数理基礎という数学科の科目で色々実験をしてきましたが、2003年では今までのことを踏まえて授業計画を立てた上で授業を行って行きたいと思っています。また、必修初年度であり、TTをお願いする先生方も慣れていないのであまり冒険をせず、足元をしっかり固めた授業をしていくつもりです。どうぞご指導よろしくお願いします。
年間目標 | 情報とコミュニケーション |
対象 | 1年(6クラス)、3年(3クラス)計 人 |
教科書 | 清水書院 |
副教材 |
WWWが出来たのは1991年、それから12年の歳月が流れました。現在ではありとあらゆる情報をネットで手に入れ活用できる時代になってきました。また、コンピュータの形態も変わり、場所を取るデスクトップ型からノート型、携帯電話、PDAとさらに身近に小さく変化をしてきました。最近ではユビキタスコンピュータも提唱され今後どのようにコンピュータが成長していくのか、10年先でも予断を許しません。
しかし、根底を流れるものはインターネット創設時代より変わっていません。他人とコミュニケーションをとること、情報交換をすることなどです。
最近の高校生は中学2年生の頃より携帯電話を使いこなし、電子機器を介してのコミュニケーションは非常に得意のように思われます。しかし、出会い系サイトやチェーンメール、ファイル交換ソフト、著作権違反などにかかわる10代は多く、犯罪に巻き込まれる危険性は常にあります。また情報が氾濫するこの時代、情報を読み解き理解する能力は重要になってきます。
2003年度の授業は次のようなことに重点を置いて展開していきます。
なお、これはあくまで計画であり授業を実施する過程において変更することもあります。
一学期
中学で学習した情報基礎の内容を再確認し、基本的なコンピュータの操作や文字入力、Webページ閲覧、メールなどが確実にできるようにする。また、著作権法やコンピュータウィルスについても理解を深め、ネットワーク社会におけるトラブルを未然に防ぐような力をつける。
二学期
スキャナやデジタルカメラなどの入力機器の操作や、Webページ作成に必要な画像処理の基礎知識を学ぶ。テーマに従って各自Webページを作成する。