紙のP・スペースTopPage > 類人猿 作品 とはちょっと違うかも > Royces Prague |
![]() 共産主義とあたし |
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ダリアのお父さんなんかも共産党員だったんだって。でも、ダリアが日本人――資本主義の人と結婚しているもんだから、出世できなかったらしい。 そういうのってRoycesあたりなんかリアリティないけど、チェコの人は今でもリアリティもってるよなって思わされた。 ダリアの話だと、"チェコは「われわれ」なんだ"って言うしね。 ウチの照明家が言ったんだけど、ここんちの人たちの言う自由と日本人の言う自由は全然違うものだと思うって言ってたな。日本人の自由は欲望でしかないって。 チェコ語で自由を指し示す言葉 "スボボダ"(「プラハの春」ん時の大統領の名前でもあるんだけど)をチェコの人が叫ぶとき、その強さってものはぜんぜん違うんだろーなーって、思う。 |