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チェコに吉野家は有りうるか

調べたけど壊れるのは早かったな
 と、ショーウィンドの脇に1本、柄の長い傘があるではないかっ! それも黒! ハァハァッ。
「これ、これと同じ物が8本欲しいの!」
 と突っ張り、ユリエにお店の人と交渉してもらうことに。すると、二人いた売り場のお姉ちゃんの一人が右に消え、戻ってきた手には4本の傘がっ! すると今度はもう一人のお姉ちゃんが左の方向に行ったと思ったら、3本、同じ傘を手にして戻ってきたのだ!! ああ、やった。8本だ! すげえぞ、ってすごいのかな、ホントに。
 ともかく胸をなでおろしていると、売り場のお姉ちゃんが傘を開き出した。傘を見せてくれているのかなと思っていると、ユリエも同じように傘を開き出した。"何なんだ? "と見ていると、ユリエが「一緒に調べましょう」という。
 調べるって何かい? 傘の品質って調べるもんなの? 
 しかし、彼女たちは1本1本開いて、不具合がないかどうか調べているのだ。それも傷があるかどうかというよりも、傘がちゃんと閉じるかとかいうような基本的品質についての是非を調べているんである。うぎょぎょぎょぎょぉぉ……。でもって、Roycesも傘を開いて、マジな顔して調べましたよ。”うーん、超スゴイかもー”、とか思ったけどさ。
   

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