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チェコで吉野家は有りうるか


 OKを出して傘を買おうとすると、ユリエが予備を買わなくていいかという。さすがに同じ傘は容易には手に入らないというリアリティを味わったので考えてしまう。でも、お値段は299コルナ、1200円相当。傘のレベル的にいわせてもらって、日本で高めの市価で買うような感じなのだ。”ケッ! 買ってほしかったらもうちょっと勉強してよね”って感じ。”資本主義をなめんなよー”とか訳わかんない理由をつけて買わずに百貨店を後にしたのだ。
 しかし、本番2日目、この傘が1本盗まれてしまうトラブルにあうことは、そのときのRoycesは知る由もない。
 そのトラブルについては別記するとして、チェコの伊勢丹を後にして思ったこと。
 ここが伊勢丹ぽくないのは、きれいとか上品とか素敵を売りにしていないからだ、と、思う。吉野家があったとしても「うまい、早い、安い」ではコピーにならないかも。「ものがある、たくさんある、同じものが2つある」そういうことがここの価値なんだって気がする。そうすると伊勢丹じゃなくない? いや、きちんと物が揃ってることがステキということなのか。まっ、売り場面積に対してお客が歩く通路が狭かったのもあるけど。日本のダイエーだって西友だってこんなにゴチャゴチャ商品置かへんで。付加価値を追求してない、それがチェコの伊勢丹に行った感想です。
行く道すがら、価値観の違いを知る
   
チップも置いたが計算ミスのため安いままだった


 でも、基本的にお店の人ってみんな無愛想だったなぁ。日本は何でも包装するけど向こうはそうでもないみたいだし。
 あっ、空港の喫茶店のオネエちゃんもすごかったよー。6人ばらばらに入店して注文したら、モノは出てこない(忘れてる)し、計算できないし。ポットからお茶こぼしてもヘーキ。こんなことスラブ人の美しい顔してやられちゃ「冷たいよなー」とか思う。
 街道沿いにマクドナルドがあったけど、スマイルなんぞ売ってないんじゃないの?
   
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