MICKY DOLENZ

デビュー前のミッキーは2枚のシングルを残しており、後にAサイドレコードが一枚のCDにまとめている。

ミッキーは90年代に Puts You to Sleepなど子供向けのアルバムなど発表。未収録シングルも多数存在するが、そのうちMGMのものは、同時期に在籍していたデイビーの曲とあわせて1枚のアルバムになっている。ミッキーとデイビーは縁が深く、The PointDolenz, Jones, Boyce & Hartといったアルバムでも共演している。

シングル

IMAGE RELEASE LABEL TITLE TIME WRITERS NOTES
67-2 Challenge59353 Don't Do It
(ごきげんナナメ)
2'26" Micky Dolenz ビートの利いたロック・ナンバー。元はモンキーズ結成前の65年に録音されていたものを、モンキーズ人気にあやかって発売されました。ビートの効いたロック・ナンバーです。
Plastic Symphony W 2'11" Micky Dolenz 右は日本盤のジャケットで、ファインダース・キーパーズによるインストゥルメンタル「ラヴェンダー・ブルー」がカップリングされました。
67-7 Challenge59372 Huff Puff
(僕はプリプリ)
2'11" Micky Dolenz ミッキーがダミ声で吐き捨てるように歌う、変わった歌です。バックのコーラスは誠実に歌っており、その対比がまた面白くもあります。途中、ミッキーが静かに歌うパートがあり、これまた緩急ついていて、楽しい作品です。
Fate
(フェイト)
1'59"
71-10 MGM14309 Easy on You
(イージー・オン・ユー)
2'01" Micky Dolenz ミッキーのオリジナル曲らしく、ちょっと不思議な小品です。テンポの速いバックの演奏が面白い味を出しています。オーバー・ダビングされたミッキーのファルセット気味のコーラスがいい味を出しています。もしかしたら、妹のココのコーラスかも? プロデュースにはピーター・トークも特別参加しています。
Oh Someone
(オー・サムワン)
2'19" David Price ファズの効いたギターが強烈な印象の曲です。
72-6 MGM14395 Unattended in the Dungeon
(アンアテンデッド・イン・ザ・ダンジョン)
2'15" Bobby Jones ホラーっぽいロック・ナンバー。ソリッドな仕上がりで、ミッキーのロック色の強さを象徴しています。
A Lover's Prayer
(ア・ラヴァーズ・プレイヤー)
2'12" Randy Newman オリジナルはランディ・ニューマンですが、ミッキーらしく楽しく自分のものにしています。
72 Lion132 Johnny B. Good Chuck Berry プロデューサーとして有名なマイケル・ロイドと組んで、MGMの系列ライオン・レーベルから、スターシップ名義で発表されたシングルです。チャック・ベリーのロックンロール・ナンバーをマイケル・ロイドがシャウトしています。
It's Amazing to Me 2'51" Micky Dolenz モンキーズ・ファンとしては、こちらがA面ですね。両面 "Johnny B. Good" のプロモ盤の方が多く出回り(とはいえ、非常に数が少ないですが)、この曲が収録された盤となるとまったく手に入りません。ミッキーのオリジナルで、きれいなバラードです。なお、このLionレーベルにはもう1枚、未発表シングル"Where Did All the Good Times Go" / "Monkees Medley" があるとされています。
73-5 Romar710 Daybreak 2'13" Harry Nilsson リンゴ・スター主演の映画「吸血鬼ドラキュラ」で使われたハリー・ニルソン作曲の楽しい曲。なお、このシングルには2種類のミックスがあり、"73 L 4613" というナンバーのものが初期のシンプルなミックスで、"73 L 4613 REV" とあるものが後発で歓声が入っているミックスです。一般的なストックコピーには後者が使われているようですが、初期ミックスの方が音の輪郭がクリアで聴きやすいようです。
Love War 2'29" Micky Dolenz 南国ムードが漂う、のんびりした曲です。
74-2 Romar715 Buddy Holly Tribute (Peggy Sue - Every Day - Maybe Baby - That'll Be the Day) 2'53" Petty - Allison - Holly - Hardin 軽やかなパーカッションの「ペギー・スー」に始まり、楽しい「エヴリ・デイ」、かっこいい「メイビー・ベイビー」、ファンキーな「ザットル・ビー・ザ・デイ」の、バディー・ホリー4曲入りメドレー。かなりよくできていて、一つのポップ・ソングとして楽しめます。
Ooh She's Young 2'25" Micky Dolenz いかにもミッキーのオリジナルといった、不思議感のある曲。
- 78 - I'm Your Man
(恋の道化師)
B.A. Robertson - Mike McNaught 弾むようなリズムで、ワクワクする楽しいポップ・ソング。ミッキーは78年に日本で開催された第9回世界歌謡祭に、この曲を引っ提げて来日しました。その時のライブ映像が海賊盤的にネット上でも流れていますが、実はスタジオ録音のデモ・テープも存在するはずです。1980年のリバイバル・ヒット時、ラジオ関東(現在のラジオ日本)の深夜番組「全日本ポップス120」では、八木誠さんがモンキーズのコーナーを設けてくれてたんですが、よくこの曲のスタジオ録音バージョンを流してくれていました。そのころはまだモンキーズ関連のレコードが再発売されていなくて、すべてがうれしかったものです。ネットも発達した現在、この曲だけがいまだ手に入らない曲になっています。
78 Chrysalis2297 Love Light
(幸福ラヴ・ライト)
3'01" John Brown - Gerald Brown イギリスで発表された、ヒット性の高いポップ・ソング。日本でも80年代に入って、「幸福(しあわせ)ラヴ・ライト」のタイトルで発売されました。汽笛のような長いホーンで始まります。
Alicia
(アリシア)
4'19" Micky Dolenz 流れるような南国風メロディにのせて、美しいバラードになっています。
81-12-31 JAM J-8112B To Be Or Not To Be
(トゥー・ビー・オア・ノット・トゥー・ビー)
3'10" B.A. Robertson ミッキーが日本のファンのために、プライベート・レーベルを通じて発売したポップな佳曲。シェークスピアで有名なセリフ、「生きるべきか死すべきか」がモチーフになっていますが、エッジのとがったカラフルな演奏にあわせて、ミッキーが楽しく歌っています。オリジナルは作者のB.A. Robertsonで、78年に日本で開催された第9回世界歌謡祭で歌った「恋の道化師〜I'm Your Man」の作者でもあります。
Beverly Hills
(ビヴァリー・ヒルズ)
3'27" Micky Dolenz ウォーキング・テンポのミッキー・オリジナル曲。
83 A&M Bugsy1 Tomorrow 3'50" Paul Williams ミッキーがディレクターを務めたミュージカル「バグジー・マローン」のテーマ曲。イギリスで発売されたシングルです。あのポール・ウィリアムスが音楽を担当し、ドラマチックなデキになっています。日本でもサントラLPが発売されましたが、アルバムではこの曲は別のアーティストが歌っていました。
Fat Sam's Grand Slam Paul Williams こちらはミュージカルに出演した15人の子供たちからなる The Bugsy Malone Gang による可愛いミュージカル曲です。このジャケットは広げると6倍のサイズのポスターになっています。
86 - Don't Do It (1986 Dance Mix) 3'26" Micky Dolenz なんでまたこの曲のダンス・ミックスを作ろうと企画したんでしょうかね。モンキーズ・リバイバル中に発表されたとはいえ、ミッキーの下積み時代の、ある意味マイナーな曲ですが。そして、よくあるのは、タイトルを変に繰り返させて、ボーカルを台無しにしたダンス・ミックスを気取ったやつですが、ところが、コレ、かなりデキがいいんですよね! 愛を感じます。正直お気に入りです。
Don't Do It (1986 Dub Mix) 5'50" Micky Dolenz そして、このミックスがまたイイ! おかずのパーカッションもバッチリ! くどくなりがちなロング・ミックスですが全く飽きさせず、むしろこれがベストとさえ感じます。
Don't Do It (Original version) 2'26" Micky Dolenz
Don't Do It (1986 Instrumental mix) 3'48" Micky Dolenz ボーカルのないインストゥルメンタルは不得意なんですが、これはアレンジの勝利でしょうね、とても聴きやすく仕上がっています。
'09-7-4 California Sun
[THE FIRE MEN with: MICKY DOLENZ]
3:18

THE POINT (オブリオの不思議な旅 '78-2 MCA-2826)

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A1 Overture Company
A2 Everything's Got 'Em Company
A3 Me And My Arrow Davy Jones
A4 Poli High Company
A5 Remember Veronica Clifford
A6 To Be A King Noel Howlett & Company
A7 He's Leaving Here This Morning (Bath) Micky Dolenz, Colin Bennett
A8 Think About Your Troubles Davy Jones & Company
B1 Blanket For A Sail Davy Jones
B2 Life Line Davy Jones
B3 Thursday (Here's Why I Did Not Go To Work Today) Felix Rice
B4 It's A Jungle Out There Micky Dolenz
B5 P.O.V. Waltz Davy Jones & Company
B6 Are You Sleeping Davy Jones & Company
B7 Gotta Get Up Davy Jones & Micky Dolenz
B8 Reprise Overture Orchestra


YOU'RE A LADY (MGM 20MM0040)

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B1 Easy on You イージー・オン・ユー Micky Dolenz
B2 Oh Someone オー・サムワン David Price
B3 Unattended in the Dungeon アンアテンデッド・イン・ザ・ダンジョン Bobby Jones
B4 A Lover's Prayer ア・ラヴァーズ・プレイヤー Randy Newman


MICKY DOLENZ PUTS YOU TO SLEEP ('91 MCA-2826)

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1 Pillow Time ピロウ・タイム Janelle Scott - Matt Willis モンキーズのアルバム「プレゼント」収録曲のリメイクです。まさしく、このアルバムの主題曲です。
2 Dream a Little Dream 私の小さな夢 Fabian Andre - Wilbur Schwandt - Gus Kahn ママス&パパスのキャス・エリオットの歌でも有名な曲です。
3 Beautiful Boy ビューティフル・ボーイ John Lennon ビートルズのジョン・レノンが、息子ショーンのために作った曲。
4 Blackbird ブラックバード John Lennon - Paul McCartney
5 Lullaby to Tim ララバイ・トゥ・ティム(ティムの子守唄) Hicks - Clarke - Nash ホリーズによって発表された
6 Fool on the Hill フール・オン・ザ・ヒル John Lennon - Paul McCartney
7 Good Night グッド・ナイト John Lennon - Paul McCartney
8 St. Judy's Comet セント・ジュディーのほうき星 Paul Simon
9 The Moonbeam Song ムーンビーム・ソング Harry Nilsson
10 Remember 思い出 Harry Nilsson
11 Sugar Mountain シュガー・マウンテン Neil Young
12 The Porpoise Song ポーパス・ソング Gerry Goffin - Carole King アルバムのラストを飾るのは、やはりモンキーズのヒット曲です。


BROADWAY MICKY ('94 Kid Rhino R2 71676)

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1 Supercalifragilisticexplalidocious スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス 2'02" Robert B. Sherman - Richard M. Sherman ミッキーが早口で歌い、娘たちのコーラスが追いつかなくてあたふたして、サイコーに楽しいオープニング曲です。最後はミッキーもくたびれてハァハァ息切れしてます。1964年のディズニー映画「メリー・ポピンズ」の中で、ジュリー・アンドリュースが歌いました。
2 Talk to the Animals 動物とおしゃべり 3'12" Leslie Bricusse ミッキーがお得意とする、ファンキーな一曲。1967年の映画「ドリトル先生不思議な旅」でアカデミー賞を受賞した曲です。
3 Somewhere Out There アメリカ物語(サムホエア・アウト・ゼア) 3'29" Cynthia Weil - James Horner - Barry Mann 1987年の映画「アメリカ物語」の中で、リンダ・ロンシュタットとジェイムス・イングラムが歌い、全米第2位のヒットを記録した曲です。ミッキーもこのバラードをしみじみ歌います。
4 Put on a Happy Face プット・オン ・ア・ハッピー・フェイス 2'35" Charles Strouse - Lee Adams 子供たちの楽しい掛け声が聴けます。ミッキーの達者なエンターテイナーぶりも楽しめます。1961年のミュージカル「バイバイ・バーディ」の挿入歌で、トニー・ベネットが歌っていました。
5 You're Never Fully Dressed Without a Smile フリードレス 3'19" Charles Strouse - Martin Charnin 1977年のミュージカル「アニー」の挿入歌。日本でも、翌1978年から現在に至るまで、35年以上舞台が続いています。
6 Never Ending Story ネバーエンディング・ストーリーのテーマ 3'33" Giorgio Moroder - Keith Forsey 言わずと知れた1984年の映画「ネバーエンディング・ストーリー」のテーマ曲です。カジャ・グーグーのボーカリスト、リマールによって歌われて大ヒットしました。
7 My Favorite Things 私のお気に入り 3'14" Oscar Hammerstein II - Richard Rodgers 日本ではJR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」のテーマ曲で有名ですね。ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌です。
8 Ease on Down the Road イーズ・オン・ダウン・ザ・ロード 3'00" Charlie Smalls もはや子供だけが楽しむCDではありませんね。1975年のミュージカル「オズの魔法使い The Wiz」からで、ダイアナ・ロスとマイケル・ジャクソンのデュエットでした。
9 I Whistle a Happy Tune 口笛吹いて 3'11" Oscar Hammerstein II - Richard Rodgers 1951年のミュージカル「王様と私」から。バックでバネみたいな楽器が「ビヨ〜ン、ビヨ〜ン」といっていたり、調子の悪いラッパが「ピューピュー」言ってるかと思うと、口笛もスカスカで、どうしちゃったの! って、もちろんユーモア盛りだくさんのカントリー・ソングです。
10 Chim Chim Cheree チム・チム・チェリー 3'15" Robert B. Sherman - Richard M. Sherman これもメリー・ポピンズの有名な曲。
11 Me and My Arrow アローは友だち 2'55" Harry Nilsson ご存じ、ミッキーとデイビーが主演した1976年のミュージカル「オブリオの不思議な旅」の挿入歌です。当時はデイビーがリード・ボーカルでしたが、ミッキー版もなかなかいいじゃないですか! ボーカルを重ねて、コーラスも素敵です。
12 When You Wish Upon a Star 星に願いを 2'36" Ned Washington - Leigh Harline アルバムの最後を飾るのは、前作同様、子供がベッドで眠るように、静かな曲で締めくくりです。1940年のディズニー映画『ピノキオ』の主題歌。


DEMOISELLE ('98 Micky Dolenz Music)

アルバムのタイトルは、フランス語で少女を表す「ドゥモアゼル」ですが、ミッキーによるデモ曲を収めたアルバムであり、「Demo I Sell」(私が売るデモ)という意味を込めています。当初は、"Pain into Profit"というタイトルが予定されていました。

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1 It's the Season 2'47" Micky Dolenz
2 Never Enough 2'45" Micky Dolenz モンキーズの再結成アルバム"Just Us"に収録されていた曲が3曲続きます。そもそもこれらの曲をどんな風にイメージしていたか、知ってもらうため、これらの曲を収録したとのことです。
3 Dying of a Broken Heart 2'19" Micky Dolenz
4 Regional Girl 2'49" Micky Dolenz
5 Not That Bad 2'46" Micky Dolenz
6 Lonely Weekends 3'25" Micky Dolenz
7 Piston Power 2'18" Micky Dolenz Brian A. Robertson とのプロデュースで作成されたパワフルな一曲。
8 Beverly Hills 3'23" Micky Dolenz "To Be Or Not to Be"のB面としてシングル・カットされていた曲。これもBrian A. Robertson との共同で制作されたものです。
9 Since I Fell for You [live version] 4'21" B. Johnson
ボーナストラック的に、ライブでカバー曲が収録されています。


"Live" ('04 Klarity Jerrino Productions)

ジャックポット・ネヴァダのカクタス・ピートス・カジノ・ショールームで録音されたライヴです。妹のココ・ドレンツもパーカッションとボーカルで参加しているほか、数曲披露しています。

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1 Intro / Last Train to Clarksville
2 (I'm Not Your) Steppin' Stone
3 That Was Then / This Is Now
4 Randy Scouse Git
5 The Girl I Knew Somewhere
6 Bye Bye Blackbird
7 Different Drum
8 A Little Bit Me / A Little Bit You
9 Too Much Monkee Business
10 Run Away
11 For Pete's Sake
12 Route 66
13 Purple Haze
14 Dialog
15 Since I Fell for You
16 Goin' Down
17 Circle Sky
18 Day Dream Believer
19 Pleasant Valley Sunday
20 I'm a Believer


MONKEES REMASTERS (2006-5-9 Paradise MusicWerks )

今回は、ダウンロードのみのEP版です。往年のモンキーズのヒット曲をリメイクしています。

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1 Monkees Theme モンキーズのテーマ 2'24" Tommy Boyce - Bobby Hart
2 Clarksville 恋の終列車 2'50" Tommy Boyce - Bobby Hart
3 I'm a Believer アイム・ア・ビリーバー 2'51" Neil Diamond
4 (I'm Not Your) Steppin' Stone ステッピン・ストーン 2'20" Tommy Boyce - Bobby Hart



KING FOR A DAY ('10-8-31 GIGATONE GCD 307)

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1 Don't Bring Me Down 炎の恋 3'48" Gerry Goffin - Carol King アニマルズ
2 Sometime in the Morning サムタイム・イン・ザ・モーニング 2'41" Gerry Goffin - Carol King もちろんモンキーズがオリジナルですが、テンポアップし、アコースティック調に仕上げて、これもなかなかいいです。
3 Hey Girl ヘイ・ガール 4'00" Gerry Goffin - Carol King 鳥の鳴き声を模したエフェクトがフィーチャされた、非常にすがすがしい一曲。フレディ・スコット1963年のヒット曲で、キャロルもアルバム「パールズ」で発表しています。
4 Up on the Roof 3'15" Gerry Goffin - Carol King 南国風なパーカッションなどで、明るい作品に仕上がっています。ザ・ドリフターズが発表し、キャロルも1970年にアルバム「ライター」に収録しています。
5 Take Good Care of My Baby 3'04" Gerry Goffin - Carol King スローから始まりロックンロールに転調する、オールディーズ然としたなじみ易い作品です。ボビー・ヴィーが1961年にナンバー・ワン・ヒットさせました。
6 Will You Love Me Tomorrow 3'43" Gerry Goffin - Carol King この名曲を、原曲に近いながら上手に料理した気がします。ストリングスとバック・コーラスがいい味を出しています。
7 Sweet Seasons スウィート・シーズンズ 3'49" Carol King - Toni Stern キャロルはアルバム「ミュージック」の中で披露しています。
8 Crying in the Rain 3'27" King - Warwar - Harris - Kerr - Cartagena - Greenfield 妹のココ・ドレンツが参加しています。
9 Go Away Little Girl 3'38" Gerry Goffin - Carol King 情緒豊かにアレンジされています。スティーブ・ローレンス、1962年のナンバーワン・ヒットです。
10 Just Once In My Life 4'17" Gerry Goffin - Carol King - Phil Spector ライチャス・ブラザーズのビル・メドレーが参加しています。ライチャス・ブラザーズのバージョンは1965年に全米第9位のヒットを記録しています。
11 It Might As Well Rain Until September 3'05" Gerry Goffin - Carol King
12 Point of No Return 3'36" Gerry Goffin - Carol King
13 I Feel the Earth Move 2'47" Carol King ハンナ・モンタナのエミリー・オスメントが参加しています。
14 Sometime in the Morning (Reprise) サムタイム・イン・ザ・モーニング (リプライズ) 2'39" Gerry Goffin - Carol King
モンキーズ時代から数々の作品を提供してきたキャロル・キングによる作品を取り上げたアルバムです。明るく、おかずもつまった、しっかりしたプロダクションで、もっと話題になってもいい気がします。一部報道では、"Pleasant Valley Sunday"も収録される予定だったようです。ミッキーがリードを執る大ヒットなのだから入っていて当然なのですが、なぜかオミットされています。



Remember ('12-10-2 Robo Records RRMD-0001)

IMAGE NO. TITLE JAPANESE TIME WRITERS NOTES
1 Good Morning Good Morning 2'54" Lennon - McCartney もちろんビートルズの曲です。原曲がにぎやかなのに比べ、落ち着いたカリプソ風でリラックスできます。
2 An Old Fashioned Love Song 3'13" Paul Williams スリー・ドッグ・ナイトのヒット曲です。クラリネットもフィーチャされ、ファンキーな感じに仕上がっています。
3 Diary 3'51" David Gates デビッド・ゲイツが在籍したブレッドの曲です。ゲイツはモンキーズの「サタデイズ・チャイルド」の作者としても有名ですね。
4 Many Years 3'39" David Harris - Chris Eaton - Joseph Williams このアルバムのプロデュースを担当したデビッド・ハリスのオリジナル曲です。明るいヒット曲タイプのポップ・ソングです。キレのあるコーラスも聴きものです。
5 Sometime in the Morning サムタイム・イン・ザ・モーニング 3'47" Gerry Goffin - Carole King キャロル・キングによる名曲を歌った前アルバムに引き続き、この曲が再度リメイクされています。ここでは、ゆったりしたアレンジです。
6 Quiet Desperation 2'55" Micky Dolenz 明るいカントリー調のポップ・ソングです。ブックレットのミッキーのコメントでは、「いつか『モンキー、ブルースを歌う』というアルバムを出すかもね」ってことです。
7 Randy Scouse Git ランディ・スカウス・ギット 4'21" Micky Dolenz スローでメロウな、マイナー・タッチなアレンジにびっくり。サビではギターが鳴いて悲壮感さえあります。
8 Johnny B. Goode 2'40" Chuck Berry 70年代にスターシップ名義でシングル発売したこともあります。生ギターでファンキーに仕上げています。
9 Sugar Sugar シュガー・シュガー 4'24" Jeff Barry - Andy Kim モンキーズ・プロジェクトに引き続き、アニメ界でヒットを飛ばしたアーチーズの全米ナンバー1ヒット曲。一度はモンキーズにレコーディングの話があったいわくつきの曲でもあります。バブルガム・ポップとはほど遠いアレンジになっており、ミッキーも熱唱していますが、ピアノ・ソロでは思わず顔がほころんでしまいます。
10 Do Not Ask for Love 2'57" Michael James Murphey ゴスペル風のアカペラで、ミッキーの多重録音によるコーラスが美しく、効果的です。モンキーズ時代にはミッキーの未発表曲として録音され、TVスペシャル「33 1/3レボリューション・パー・モンキー」の中ではピーターが披露していた曲です。
11 I'm a Believer アイム・ア・ビリーヴァー 3'04" Neil Diamond 何も言うことないマスターピース。モンキーズ時代のイメージを損なうことなく、軽快に元気に歌っています。
12 Remember 思い出 7'53" Harry Nilsson ニルソンとはモンキーズ時代から曲の提供を受けていましたが、モンキーズ解散後、70年代にデイビーとともに、ミュージカル「オブリオの不思議な旅」で数々のニルソンの楽曲を歌い、アルバムも発売しました。その中では、別のキャストが歌っていたのですが、ミッキーの歌声にもぴったりですね。以前キッズ・ライノで一度レコーディングしていますが、ここでは制約されないアレンジで、8分弱に及ぶ大作に仕上がっています。
ミッキーが自分の半生を振り返って、思い出の曲たちをカバーしたアルバムです。デイビーの死後に発売され、ブックレットの最後にデイビーとのツー・ショットがクレジットされました。


"Live at B.B. King's" ('13 )

2012年10月19日、ニューヨークのBBキングでのライヴです。デイビーやマイクのレパートリーを含む往年のヒット曲に加え、新たなソロ・アルバムなどからもカバー曲を数曲取り上げ、2004年のライブ・アルバムとは一味違うレパートリーになっています。

IMAGE NO. TITLE TIME WRITERS NOTES
1 Introduction by Jim Kerr 0:09
2 (I'm Not Your) Steppin' Stone 2:56
3 That Was Then, This Is Now 2:42
4 She 2:58
5 Words 3:12 このボーカルが追いかけるスタイル、ライブで聴くとまた盛り上がりますねぇ。ベースが心地いいです。
6 Sometime in the Morning 2:58
7 D.W. Washburn 2:42 ボードヴィル・スタイルは、モンキーズには不似合いでしたが、こうしてミッキーがリラックスしたムードでライブで歌うのにピッタリですね。
8 Last Train to Clarksville 2:55
9 Johnny B. Goode 2:22 1970年代にStarshipでシングル発売したほか、"Remember"にも収録したチャック・ベリーのロックン・ロール。
10 Purple Haze 3:26
11 Blackbird 1:47 "Puts You to Sleep"でも取り上げていた、ビートルズの作品です。
12 Crying in the Rain 3:33 "King for a Day"に収録されていた、キャロル・キングの作品です。
13 Different Drum 2:52
14 Sugar, Sugar 3:18 "Remember"収録のアーチーズ全米ナンバー1ヒット。
15 Randy Scouse Git 4:43 モンキーズ作品ですが、これも"Remember"に収録された、マイナー・アレンジです。
16 Daydream Believer 3:00 デイビーのリード・ボーカルを2曲。
17 A Little Bit Me, A Little Bit You 3:04
18 Oh ! Darling 2:16 ビートルズのナンバーです。ちょっとレイジーなブルースが、ミッキーにはよく似合いますね。
19 White Rabbit 2:25 ココがマイクを握ります。
20 Goin' Down 3:07
21 Pleasant Valley Sunday 3:15
22 Listen to the Band 1:24
23 I'm a Believer 1:49



The MGM Singles Collection ('15-9-4 7A Records)

IMAGE NO. TITLE JAPANESE TIME WRITERS NOTES
1 Easy on You イージー・オン・ユー 1:59 Micky Dolenz
2 Oh Someone オー・サムワン 2:17 David Price
3 Unattended in the Dungeon アンアテンデッド・イン・ザ・ダンジョン 2:13 Bobby Jones
4 A Lover's Prayer ア・ラヴァーズ・プレイヤー 2:12 Randy Newman
5 Johnny B. Goode (feat. Starship & Michael Lloyd) 2:54 Chuck Berry
6 It's Amazing to Me (feat. Starship) 2:47 Micky Dolenz
7 Daybreak (Mono Version) 2:08 Harry Nilsson
8 Love War 2:25 Micky Dolenz
9 Buddy Holly Tribute: Peggy Sue / Every Day / Maybe Baby / That'll Be the Day 2:49 Petty - Allison - Holly - Hardin
10 Ooh She's Young 2:20 Micky Dolenz
11 Daybreak (Alternate Mono Mix) 2:01 Harry Nilsson
12 Daybreak (Stereo Version) 2:05 Harry Nilsson
13 Daybreak (Alternate Stereo Mix) 2:09 Harry Nilsson
14 Amanda Nazario Interviews Iain Lee On Wmfu 18:10 -
15 Iain Lee Interviews Micky Dolenz (March 21, 2015) 24:38 -


A Little Bit Broadway, A Little Bit Rock & Roll ('15-9-25 Broadway Records BR-CD54B-018)

IMAGE NO. TITLE JAPANESE TIME WRITERS NOTES
1 Intro: Hey Micky 0:59 Michael Donald Chapman - Maria Da Graca -  Meneghel Xuxa - Nicholas Barry Chinn
2 D.W. Washburn DWウォッシュバーン 3:04 Jerry leiber - Mike Stoller
3 "A Little Bit Broadway, A LittleBit Rock & Roll" 0:48 -
4 Last Train to Clarksville 恋の終列車 3:15 Tommy Boyce - Bobby Hart
5 "My Party Piece" 1:34 -
6 Don't Be the Bunny 2:44 Mark Hollmann - Greg Kotis
7 "To See Or Not to See" 2:43 -
8 Mister Cellophane 3:44
9 "Russian Clouds" 1:34 -
10 But Not for Me 4:16
11 "Brilliant Brill Building" 1:45 -
12 As We Go Along アズ・ウィ・ゴー・アロング 3:56
13 "Hey Monkee Man..." 2:53 -
14 Oh! Darling オー・ダーリング 3:02
15 "I'm Told I Had a Great Time" 2:34 -
16 Randy Scouse Git ランディ・スカウス・ギット 2:26
17 "You Should Be So Lucky..." 2:12 -
18 Some Enchanted Evening 2:51
19 "Shrek Schmek" 2:31 -
20 I'm A Believer アイム・ア・ビリーバー 3:00
21 "Run Silent, Run Monkee" 1:44 -
22 Pleasant Valley Sunday プレザント・バレー・サンデー 3:20
23 "Don't Sing Along; It Puts Me Off" 0:27 -
24 Daydream Believer デイドリーム・ビリーバー 3:46
25 "One Foot on the Dock, One on the Boat..." 3:01 -
26 One of the Good Guys 4:59
27 "These Guys Are Really Good, Too" 1:14 -
28 Goin' Down ゴーイン・ダウン 6:00
29 Pure Imagination 3:35





    

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