・一戸一戸が独立したタウンハウス | |||||||||||||||||||
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お互いの生活音や視線を
気にしない生活。 「独立性の高い住宅」が 集合することで、 できる事の可能性を追求した 住宅の提案です。
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「皮膚呼吸」 | |||||||||||||||||||
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・住棟の皮膚呼吸
この計画では住棟を分節して、 南棟・北棟の2棟に分棟します。 そのことから、住棟間に隙間(Void)が 生まれ、住棟の表面積は大きくなり、 その空間自体は天空通路となります。 このVoidが、風や採光を確保し、 これに付随するように各住戸のVoidが 葡萄の房のように繋がっていきます。 住戸が、Voidを介して連続する 配置計画にのため、建物全体は櫛となり、 表面積がさらに増えます。 VoidとVoidは接続し、風が通り抜け、 スリットから光が差し込み、 敷地に建物がいっぱいに建つのではなく、 住棟、住戸の間隔が生み出す空間が 各戸にも、周辺環境にも、良い環境を 作り出すのです。 ・住宅の皮膚呼吸 住宅の住環境を内部から考えるとき、 性能は外的な要因で決まってきます。 大きく影響を受ける通風・採光・眺望。 住宅はまず物理的な外接面の束縛を受け、 次に、周辺環境の束縛を受けます。 各住戸においては、 ・室内の機能を限定することなく選択肢が 多く用意されていること ・きちんと開口部が機能すること が、多様な住まい方の要求に対して 必要な前提条件となる。と考え、 住宅の皮膚とも言える外接・周辺部分を 設計しました。
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「壁所有」 | |||||||||||||||||||
「壁所有」とは、住戸が連続する中で、
隣接住戸の壁面を利用するという考え方です。 この提案は、複数住戸が集合し、 空間の相互提供(持ち出しあい)を することによって成立しているのです。 各住戸は壁面の境界線までの所有でき、 壁面までが自分の領域として認識できる為、 空間を広く持つことができます。
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同時に他人の視線を気にする事なく開口を
開く事ができ、開口部を100%使う事が 可能となります。 その代わり、自分が開口部を設ける分は、 背面の1面を閉じるこになります。 また、今回の計画では、 住宅へ光をより多く供給する為、 境界とした壁面に傾斜をつけました。
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これは、連続しての相互提供関係でなければ
成立しない空間構成です。 1つの住戸は立体的な平行四辺形の空間を 占有でき、地上で設けたVoid分の面積を 地下で増やすことによって、 法的最大限の床面積を確保しています。 このことで、さらに占有できる壁面までの空間を 占有できるのです。
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