・湘南空豆03プロジェクト(2009.6竣工)
「空豆03」プロジェクトは
岡村泰之建築設計事務所設計による、
建て売りプロジェクトです。

敷地は、閑静な住宅街の
北西側には桜並木、南東側には緑の山並み
を持つ豊かな環境です。

その特性と
二戸同時に計画することができることを活かし、
豊かな住空間を目指して設計しました。

  ※「空豆03」は販売終了いたしました。
   
これまで多くの方に、見学に来ていただきました。
   ありがとうございました。



現場実況日記→  
  
※工事中の様子から、担当者の裏話まで、
    プロジェクトの熱気が伝わってきます。
外観・内観写真(内観写真は西棟となります。) All photos : michiho 
(左)建物外観
(右)玄関から、中庭と寝室が見る
(左)寝室から 中庭と階段を見る
(右)寝室と中庭
(左)1階階段から、中庭を見る

(右)2回階段から、右手に中庭上部の様子、  
   左手に裏庭を見る
(左)キチン側からリビングの様子を見る
(右)夕方のリビングスペース
全体構成について
通常の建て売り住宅や、マンションの配置ですと、お風呂の横に、お風呂があり、リビングの横にはリビングがあります。
そうすると、どうしてもお隣の生活の音や気配を感じてしまいがちです。

そこで、この「空豆03」では、図面上の赤い星を原点として、二棟のプランが点対称の関係になるように
機能を配置しました。 リビングやお風呂が互いに もっとも遠い場所にあるのです。
そうすることによって、普段の生活行為が重ならないように 工夫しています。

これも、二棟同時に建てるからこそ生まれる、メリットです。
模型を真上から見た写真です。
プライベート空間である中庭、隣家との隙間のセミパブリックスペース、外部空間の
パブリックスペース。
住宅内部と外部が、いろいろな空間を経て、まちと繋がっています。
内部空間について
東棟のリビングからは、秋の紅葉の山々の景色。西棟のリビングからは、満開の桜並木が望めます。
外部の美しい風景は、積極的に取り入れ、その他の開口部は、中庭を介してつないだり、
東棟は西棟の壁、西棟は東棟の壁をお互いに 利用しあうことで 実際の敷地以上に拡がりを感じられる
空間となっています。
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