★★ゲームソフト・プレイレポート2000★★

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2000.1.25
前回に引き続き『デジタルフィギュア・イイナ』のプレイです。その後私の努力もあって(笑)住人のアイドル志望の女の子2人とアイドルグループを組んで順調にチャートを伸ばしていたのですが、「よしよしランキングも上がってきてさーこれからやー!!」とケロちゃん風に盛り上がっていたのもつかの間。「わたしたち、解散します!!」こっ、こらー!!誰がそんなこと許可したんじゃー!・・わたしはまっしろになってしまいました・・まぁ、それで終わりって訳じゃなくて、ちゃんとそのあと個人として活躍していくんですけれど、特に他のメンバーと仲が悪かったわけでもないのに突然解散させられるあたり納得の行かない展開・・う〜むむむむ。まぁ、いいけどさっ。とりあえずもうちょっと進めるべ〜・・とか思いつつ続きをプレイ。おっ、今度は人気タレントの羽田クン(声は上田祐司さん)をいきなりビンタしてそれがフォーカスされてしまったぞっ!何すんねんなもう〜。この事件でイイナはマスコミの取材攻勢にあい、行方をくらましてしまいます。あ〜もう!!なんて手間のかかるタレントじゃ!仕方がないので住人に相談。さてここで!我らが新城先生大活躍っ!顔の広い新城先生はいろいろ手をつくしてくれて、イイナがケネディ空港にいることをつきとめてくれます。(ここらへんでちょっと喋ってくれます。ああっやっぱり頼りは先生だけですわ〜)しょーがないのでアメリカへ向かうわたし。(けれどこれ、マネージャーが私だったらきっとほったらかしにしてるな・・)持っている携帯に電話がかかり、イイナは、グループ解散後に渡米したメンバーのアパートにいることが判明。「何やっとんじゃこんなとこで!さっさと帰らんかい!」・・とはゲームの中の主人公は決して言わず(笑)私やったら言うてるけどナ(爆)・・日本へ帰って、どう釈明したもんかな〜と帰りの飛行機の中で思案しつつ帰ると、住人の女性週刊誌記者が上手く釈明の記事書いてくれ、世間の目はイイナに同情的に。記者会見も上手くこなし、元通りの生活に。この後、ソロシングル2枚をリリースして好調だったのでアルバムの制作に。プロデュースは勿論新城先生(でもセリフがないんだよ〜こういうところでこそ喋って欲しいのに〜)アルバムも爆発的売れ行きでとうとうドームコンサートを開くことに。やれやれ、これでイイナも一人前のアイドルだよな・・とか思っていると、ちょうどコンサートがまさに開かれんとする時にイイナの故郷からのお迎えが。このまま連れ去られてしまうのかっ!と思いきや、侍女のドラレスが身を張って助けてくれ、ドラレスは身代わりに故郷の星へ。かくてイイナは主人公とずっと地球で暮らすことになったのでした・・・
 ストーリー的にはよくまとまってると思います。ただ、不満な点がいくつもありますねぇ・・育成なんだからパラメータが上下してもいいはずなのに、体調以外のパラメータは上がったらもう下がらない。それと、アイドルグループを組むことになる女の子二人がライバルなんだか友達なんだか・・一応、この二人を含める住人たちには「友好度」というのが設定されてますけれど、これが増えることによってのメリットっていったい何だったんだろう?私は前回のレポで新城先生のもとばかり通い詰めましたけれど特別目立ったイベントはなかったしなぁ・・女の子二人にしても、ライバルだったら彼女らのパラメータ設定もあってよさそうなモンだけれどそれもないし。やっぱただの友達ってことなんでしょうか。それと、休日のイベントのバリエーションのなさには閉口。外出する先は確かにいろいろありましたけれど、行ってもイイナの反応は似たようなものばかりだし。上手く住人が誘いに来てくれればいいけれど、そうじゃなければ誰かの部屋へ遊びに行くくらい。(せめてこの時にもう2,3種類だけでも会話としてセリフがあればねぇ・・)イベントのクリア率は65パーセントだったので、もう一度やればもうちょっとセリフも聞けるのかも知れないですけれど、また一からやるのは大変そう。それに、選択肢で分岐が発生するみたいですけれどやった感じではだいたい一本のストーリーに順じている気が・・なのでもう一度やってみるかどうかは、ちょっとわかんないですね〜。声優さん的には、イイナの声を演じていらっしゃる桑島法子さんのファンの方は買ってもいいかも知れない。特別ラブラブな展開になるわけじゃない(というか、はっきり「結ばれました」という結末にはならない)ので、その種の期待はしない方がいいですけれど。男性声優ファンにはあまりおすすめしない。前回も書きましたがプレイヤーには恐らく男性を想定してあるので、「もっと喋って欲しいのに〜」と思っても女性の声の方が優先されているから。各男性声優さんのセリフの少ないこと・・新品で買うには(つってももう新品では見つからないでしょうが)ツラすぎ〜の一本といったところでした。
2000.1.18.
今回からは2000年以降のゲームプレイになります。最初のプレイは、年明けに手に入れた『デジタルフィギュア・イイナ』から。このゲームは、プレイヤーは男の子という設定のようで、ある日どっかの惑星からアイドルを夢見てやって来たお姫様、イイナをアイドルにする為、時にはマネージャー、またある時には恋人となってイイナのスケジュールを管理、指導し、励ましつつ共に頑張る・・とでもいった感じでしょうか。イイナは故郷の惑星にいる侍女の制止を振り切って地球にやってきたのですが、侍女も結局地球へ来て、自分のかわりにイイナについていてくれる人物を探していたらしく、その白羽の矢はプレイヤーに立ったということのようです。
 それでですね。早速やってみました。イイナと主人公は共にこれから暮らすアパートへ向かいます。そこの住人は何故か芸能関係の人物ばかり。アイドルを目指す女の子二人、おカマっぽいダンサー、写真家、作曲家、ピアニスト、ジムトレーナー、声楽家、週刊誌編集員・・というのが住人のすべて。イイナはここで日頃はレッスンを受け、オーディションなどに挑戦しつつアイドルを目指すわけです。で。秀幸さんはどの役かというと、数々のヒット曲を世に送り出した有名な作曲家、新城晶役。外見はモロ秀幸さんキャラで、サラリーマン風のメガネかけた優しげな紳士。早速引越しのご挨拶をと真っ先に新城氏のお部屋へ挨拶。と、いきなりお声が聞けたよ・・感動。「このアパルトマンには、どういうわけか芸能人を目指す女の子が集まってくるんだ・・」なんておっしゃったりして(^^)(でも「アパルトマン」って呼び方、めっちゃ恥ずかしいです(笑)
 で、ゲームの流れとしては、一週間単位でスケジュールを組み、日曜日は外出したりして過ごすという感じで進んでいくわけなんですけれど、平日はだいたいレッスンが主で(有名になってきてオーディションにも受かるようになれば平日に仕事が入ってきます)日曜日や祝日などは外出(アパートの住人のもとへ遊びに行ったり、外へイイナとデートしに行ったり・・)したりします。こちらの予期しないイベントなども起こるようです。(住人が尋ねて来たり外出のお誘いに来たり・・)そんな訳で、自分の意思で新城氏に会いに行けるのは休日だけのようなので、休日になると足繁く新城氏のもとへ通い詰めました(でも声は聞けなくなっちゃった・・喋ってくれるのは最初の訪問のときだけだったようです。イイナが「なんだかオトナっぽくなったみたい・・」というだけ。住人と話すことは、イイナの性格形成に影響が出るのです。新城氏と話すと、「冷静さ」が上がります)「何かイベントが起こるかも」とずーっと新城氏のところばかり通い詰めた結果、イイナの「アイドル度」はゼロに!これが低いとオーディションに受かりにくくなってしまうんです。仕方がないので他の住人のところにも行くことにしましたが・・寂しい。で、これだけ通ってイベントが起きたかというと・・まぁ、一応2つほど見れたんですけれど、一つは新城氏のもとを尋ねた作詞家が来たイベントと(新城氏が「じゃ、またいらっしゃい」と言ってくれた)地下のスタジオへ見学しに行き、「収録中だから」と怒られてしまうものだけ・・ううう、もうちょっと楽しいのが見たい・・
 他の登場人物に関するイベントだと、ダンスの先生(声は岩田光央さん)がクラシックバレエ観劇に誘ってくれたり、写真家の先生(声は龍田直樹さん)が写真展に誘ってくれたりとかするのに!!もっと頑張ってやれば、新城氏も誘いに来てくれるのかも知れないのでもうちょっと頑張りますけれど・・しくしく。
 それはそうと、休日になると自由に住人のもとへ訪問しに行けるという設定は非常にボンノーをかきたてられるものだったりします(笑)アイドル志望の女の子が有名作曲家のもとへ足繁く通うなんてなんとなくスキャンダルな匂いがしますよね(^^;; 普段は「精神感応」とかいってプレイヤーとイイナは同化しているので、イイナがプレイヤーでもあるわけなんですよね。なので私は「さっ、今日も新城先生のところへいかなくっちゃ!」とか思いつつ通ったりするわけです(^^;; そのうちに愛が芽生えて・・なんていう展開にはきっとならないんだろうな(^^;; 恋愛シミュゲーじゃないし(爆)まぁ、とにかくイベント目指してもうちょっとがんばってみます。EDを迎えると、イベントクリア率というのが表示されるそうなのでわかりやすいですし。
 はー。それにしても。プレイヤーを男性に想定してあるみたいなのでしょうがないですが、もうイイナとそのライバル的存在2人ばかり喋る・・得にイイナはもうべらべらと・・まだ性格が確定していないという設定のせいなのかどうかわかりませんが、なんだか間の抜けた喋り方で可愛くなくて閉口しました。ライバルの子たちの方がかわいいよなー・・それに演技はやはり脇の方々の方が光ってますね♪侍女役の伊倉一恵さんのオトナの女!って感じの艶っぽい声に感激(^^)伊倉さんというと少年声とか元気系の声が多いですけれど、オトナの女性を演じたらこんなに色っぽくてステキなんだ〜(^^)と思いました。それからダンサー役の岩田光央さん。おカマイケてます!!うん。笑っちゃったけれど上手い!他筋肉なジムトレーナーに郷里大輔さん。もうお約束なキャストですけれどこの手の役は郷里さん、お手のものって感じでやっぱハマッてました。
 秀幸さんのセリフは、きっと少ないだろうと思っていたのでまぁ、覚悟(笑)はできてましたけれど、ちょっとだけ嬉しい誤算が。それは「取り扱い説明書」。秀幸さんのお写真がカラーで載ってました(^^)やった!ちっちゃいお写真だけれどもやっぱめっちゃうれし〜♪ちょっと今よりもお痩せになってて、なんか精悍な感じ・・ああああ〜ステキですわ!!やっぱ秀幸さんってばかっこいいなぁ・・(はぁと)