Last modified: 04/09/01 00:41:09 JSTマウント解除可能なスライスをマスターデバイスとしてトランスメタデバイスを構成します。
以下のスライスを使用します。
| master device: /dev/dsk/c0t0d0s5 (2.00GB) (mounted as /export) logging device: /dev/dsk/c0t1d0s4 (64MB) |
metainit コマンドでトランスメタデバイスを構成します。以下が書式です。
| usage: metainit [ generic_options ] trans -t master [ log ] |
以下がオプションです。
| generic options | notes |
|---|---|
| -f | 対象デバイスがマウントされていてもコマンドを強制実行します |
| -n | 実際のメタデバイス設定を行わずに構文チェックだけ行います |
| options | notes |
| trans | トランスメタデバイスを指定します (デフォルトで d0 〜 d127 が使用可能です) |
| master | マスターデバイスを指定します |
| log | ロギングデバイスを指定します |
以下はトランスメタデバイスを構成する例です。
/export としてマウントしている /dev/dsk/c0t0d0s5 をマウント解除した後、トランスメタデバイスを構成し、再びマウントしています。必要に応じて /etc/vfstab の書き換えを行います。
# df -k
ファイルシステム kbytes 使用済み 使用可能 capacity マウント先
/dev/dsk/c0t3d0s0 1245975 816821 366856 70% /
/proc 0 0 0 0% /proc
fd 0 0 0 0% /dev/fd
mnttab 0 0 0 0% /etc/mnttab
swap 644400 0 644400 0% /var/run
swap 644412 12 644400 1% /tmp
galley:/export/home/tachi
38467555 26373938 11708942 70% /home/tachi
/dev/dsk/c0t0d0s5 2053096 111593 1879911 6% /export
#
# umount /export
# metainit d0 -t c0t0d0s5 c0t1d0s4
d0: トランスがセットアップされます
# metastat
d0: トランス
状態: 正常
サイズ: 4195314 ブロック
マスターデバイス: c0t0d0s5
ロギングデバイス: c0t1d0s4
マスタデバイス 開始ブロック MetaDB
c0t0d0s5 0 いいえ
c0t1d0s4: デバイスのロギング d0
状態: 正常
サイズ: 132466 ブロック
ロギングデバイス 開始ブロック MetaDB
c0t1d0s4 514 いいえ
# mount /dev/md/dsk/d0 /export
#
# df -k
ファイルシステム kbytes 使用済み 使用可能 capacity マウント先
/dev/dsk/c0t3d0s0 1245975 816837 366840 70% /
/proc 0 0 0 0% /proc
fd 0 0 0 0% /dev/fd
mnttab 0 0 0 0% /etc/mnttab
swap 644008 0 644008 0% /var/run
swap 644016 12 644004 1% /tmp
galley:/export/home/tachi
38467555 26373938 11708942 70% /home/tachi
/dev/md/dsk/d0 2053096 111593 1879911 6% /export
#
|
トランスメタデバイスは以下の特徴を持っています。
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