2006.04.12 ZuTTO,松本英子,amin,加藤いづみ,篠原ともえ 横浜BLITZ

人にやさしいコンサート2006

マルサンアイ主催の招待制ライブが今年も開催されました。会場の横浜BLITZへはこの日初めて
入場しましたが、内装はかつての赤坂BLITZと同じようなデザイン。奥行きが若干ないものの、
全体的な印象はまったく一緒でした。

東京から出向くにはちょっと不便な会場。そんな関係もあってか、観客席の入りは6割ほど。
幅広い年齢層の人が集まっています。定刻より10分ほど遅れて、今年も篠原ともえさんの前説
ビデオの上映から始まります。

◇ZuTTO
Bs,Dr,Key,Gt(カワイ進)のサポート。松本英子さんのライブではお馴染みの2曲を披露します。

1 フワフワな午後
2 思いの花束

◇松本英子
篠原さんだけが下がり、そのまま松本さんのステージになります。
今回の募集の際「心に残る童謡は?」という質問項目があり、松本さんは財津和夫さんの作詞作曲に
なるというM5を披露。観客にも1番の合唱を求めていました。
この日の松本さんは珍しく高音が窮屈そう。いつもの伸びやかさはあまり感じられませんでした。 ..

3 Squall
4 十六夜
5 切手のないおくりもの [財津和夫]
6 喝采

◇amin(アミン)
セットチェンジがありました。Gt 古橋一晃さんのサポート。aminさんもM9-10以外はGtを弾きます。
上海から来日し、日本で音楽活動を始めて12年。私としても夜総会バンドのインストアライブで
拝見してから8年が経っていますが、披露された楽曲は中国語詞。流暢な日本語で歌の大意を説明して
くれましたが、やはり「言葉」としてではなく「音」として耳に飛び込んでくるのはやむを得ない
ところでしょう。高く澄んだ柔らかな声が心地よく響くので、余計にそう感じたのかもしれません。 ..

7 大きな河と小さな恋
8 Across〜楼蘭の少女〜
9 上海ブギウギ
10 「海は私のふるさと」(中国童謡)
11 Smile again

◇加藤いづみ
サポートはVn 中井一郎、Gt 狩野良昭 両氏。月末から全国ツアーを控えていますが、それとは全く
別のメンバーによる登場です。
「人に優しくするということは、イコール自分に優しくするということ」。そんなMCを挟みつつ
この季節ならではといった選曲で、M15まではしっとりと歌います。童謡のM15は狩野さんの弾く
コードに若干違和感があったものの、いづみさんの優しい歌声にかかると歌詞の光景が目の前に
浮かんでくるようで、その世界に浸りきってしまいました。一転してM16では手拍子を求めて賑やかに、
そんなメリハリのあるステージ構成でした。サポート二人の伴奏がとても効果的に絡み合って、
いづみさんの世界観を巧みに表現していたと思います。 ..

12 坂道
13 Moon River
14 好きになって、よかった
15 朧月夜
16 Zero

◇篠原ともえ
最初のカワイさん始め4人のサポートが戻ります。動→静→動とテンポが入れ替わり、そのたびに
観客を立たせたり座らせたり。場の雰囲気を盛り上げようという気持ちは伝わってきましたが、
多少無理も感じました(時間の都合もあるのでしょうが、席を立つ年配者や家族連れがちらほら)。
篠原さん曰く「今回は懐かしい曲。27歳になって人間的に深みも出たし(笑)曲の詞を読んでも
分からなかったことが分かるようになってきた」とのこと。アップテンポの曲でも丁寧に無理なく
歌っていました。 ..

17 anything
18 ココロノウサギ
19 レインボー・ララ・ルー〜手のひらを太陽に

◇ZuTTO
篠原さんと入れ替わりに松本さんがステージへ。衣装替えの間をつなぎ、再登場した篠原さんと
二人で詩の朗読を行った後、そのままZuTTOとしての発表曲を披露します。二人の掛け合いは
声質の違いもあって華やかです。M21では篠原さんもGt&ブルースハープ。

20 明日へ続く空
21 恋につづく街

◇フィナーレ
アンコールの拍手はかなり控えめでしたが松本・篠原両人にaminさん、いづみさんも呼び込まれて、
このイベント恒例?となったセッション曲を歌います。

22 世界で一つだけの花 [Smap]

3時間近くの長丁場。子供が騒ぐ場面があって多少気にはなったものの、いずれ劣らぬ歌巧者の競演は
聴き応えがありました。
#退場時にはこれまた恒例のお土産(味噌・豆乳×3)を頂戴しました。
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