98.01.31 夜総会バンド TowerRecords新宿ルミネ店

たまたま通りがかったらミニライブとのこと。ほんの時間調整の
つもりで聴いていたのが、どうしてどうして、vocalのa-minさんの
歌声にいつしかしっかりと引き込まれていました。

ファンキー末吉(AG)、寺内茂(tp)、そしてa-min(vo)という構成で
『夜総会−8バンド』なんて笑ってました。
曲調はジャズ、ブルースを基調にしたバラードが中心。
ただ、これは「今日のメンバーでやるとこうなっちゃうね。
フルメンバー(11人)だと全然違う音楽です」とのこと。
「レパートリーは50曲ほどもある。全員でのリハーサルはやってない。
 新曲でも、当日譜面を渡されてサウンドチェックで初演しちゃう。
 平均年齢37歳、紅白出場経験者が何人もいる新人バンドだが、
 なんとか今年は『新人賞』がほしい(笑)」
などと、ファンキー末吉氏の巧みな話術に観客も大喜びです。

1 人魚の靴
2 北京の恋
3 上海ベイブルース
4 Let me be free
5 when you wish upon a star(中国語詞)
6 アマニ....

a-minさんの声はとても艶があります。表現力が豊かでのびのびと歌います。
陰というか憂いというか、なにか華やかさの対極にあるものが共存していて、
それらが合わさって独特の強さと暖かさを醸し出しています。
何とも甘く切ない歌声。聴いていて背筋がゾクゾクしたのは久しぶり。

ライブは45分くらい。そのあと即売会。シングル『人魚の靴』購入者には
ジャケットにサインするほか、クリアファイルをくれました。
かなり大勢の人が購入していました。

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