2002.03.10 Junior Size 新星堂DiskINN吉祥寺

3/8にアルバム「青空」をリリースしたJunior Sizeこと稲田光穂さんのインストアライブです。

開演予定時刻になりお客さんも増えてきます。今回もKey弾き語りです。

MC>こんにちは、元気でしたか? 私は花粉症だったので春は辛かったけれど、今年は
  レーザー治療のおかげで素直に春を喜べるようになりました。
  前回は夏にお邪魔させてもらいましたが、半年ぶりに吉祥寺にやってまいりました。
  3月に初のアルバムをインディーズでリリースしました。発売後初のライブということで、
  自分の中では気合が入っています。(CDの)中の音を再現するのはGtもDrも必要なので、
  今日はPfの弾き語りで聴いてもらおうと思います。
  今21歳ですが、1曲目は18歳の時に作った曲です。

1 淡い夢
  メロディアスな旋律。声の伸びも上々です。

MC>もうすぐ春なので原宿での曲プレゼント活動をまた始めようと思います(4/7〜)。
  人生で3枚、マキシシングルをインディーズでリリースしています。中学生の頃から
  アルバムを出すのが夢でして、遂にできました、インディーズですけど。嬉しいんですよ。
  新星堂のフリーペーパー「pause」にも載せてもらって、鬼束ちひろさんの隣にいきなり
  出ていたので「おぉーいいのかなぁ」(笑)って。新星堂にはいろいろ応援してもらって、
  試聴機にも入っているみたい。CDとピアノの弾き語りとを聴き比べてもらえたらな、
  と思います。

2 思いは空へ

MC>バラードを2曲聴いてもらいましたが、次はJunior Sizeには珍しい激しい曲。
  全部バラードっていう訳じゃなく、私が高校生なら「バンドでやりたかったな」という
  曲もあるけど、ピアノの弾き語りでは再現できないものもある。(CDには)収録
  できなかったけど、「アルバムの話しててどういうこっちゃ?!」と怒られそうだけど、
  スミマセン次回頑張りますが(笑)、皆さん落ち込んだり自信をなくしたり自己嫌悪に
  陥ること、ありますか? 「あるんだよ、多分誰にでも」と思っていますが、自分が
  自信を喪失したときにできた曲で、自分のことを好きになりたいなと思いながら歌いました。
  いつもどん底の曲を作っても、詞を書いているうちに前向きになっていくのですが、
  この曲は珍しくどん底のまま終わるという、「そんな夜もあるさ」ということで。

3 深海
  この曲も結局バラードの範疇でした。

MC>半年前にもここでインストアライブをやったけど、その時よりお客さんの数が多い。
  ありがとうございます。(新星堂のみの購入者特典のバッチの話。売れれば売れるほど
  赤字になるのだとか)アルバムは11曲入り2000円とお得なんですが、Junior Size
  だけだと思っていたらZoneに先を越された(笑)。
  次はアルバムのタイトル曲。3年間かけて作ってきたアルバムの最後に、どうしても
  感謝の気持ちを表したくて、この曲に託して作った。聴いてください。

4 青空
  アルバムの締めにふさわしいスケール感あるナンバー。

MC>このまえ京都でのライブの際アンコールをした時『手のひらに』がいいと言われて
  嬉しかった。いろんな所で歌っているがすごく好きな歌。
  どんなにピリピリしてどんなに辛くてどんなに悲しくても、この曲を歌うと救われる
  ような気持ちになって、優しい気持ちになれる。ファンの方の中にも同じ気持ちに
  なってくれる人がいるということを実感してさらにこの曲が好きになった。

5 手のひらに

MC>ずっと聴いていてくれた人、ありがとうございました。
  空にまつわる歌が多い。何故なんでしょうね。悲しいときはいつも空を見ていたし、
  授業中ずーっと空を見ていて先生に定規で叩かれたし(笑) 空を見ていて救われる
  ことが多い。地球ってちっぽけな星で、地球みたいな星がいっぱいあるんだなって、
  想像しながら−ちょっと妄想癖があるんで(笑)−じゃぁ私ってどれくらいの大きさ
  なんだろうって考えたりするんですけど。東京ばかりでなく遠くにも大切な人がいて、
  その人たちのことを思って作った曲です。これも感謝の気持ちを歌った曲です。

6 遠い空の向こう

MC>どうもありがとう。アルバム、良かったらお供にしてください。またどこかで
  お会いしましょう。

45分ほどのステージでした。ライブ後の購入者もまずまず多かったようです。

基本的にすべてバラード系のナンバーで、すんなりと耳に飛び込んできます。しかし
残念なことにこの日は調子が良くなかったのでしょうか、M2〜M5あたりでミスタッチが
頻発し、歌声も撚れてしまうなど急にバタバタしてしまいます。情感豊かに歌い上げた
M6でも何度か「おやおや」と感じる場面があり、もったいなく思えました。全体的に
もう少し丁寧に歌ってくれると良いのですが。 .. ..
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