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夢を見たわけではない、、、


最近はブログでもいろいろな文章を書いています。「心の癒しと意識の目覚めのために」もご覧下さい。

ちょっとおもしろい体験をしたので報告しますね。

みなさんは夢を見て感動したことってありますか?夢の中で、あるいは夢を見たあと目が覚めてからその夢を思いかえした時、身体全体にじわーっと震えるような感覚が拡がるとき。わたしの場合は、音楽を聴いて感動したときと同じ感覚ですね。そんなときは、何か大きな変化が自分の中で起こったように感じます。

ユング流に言えば、これは「大きな夢」を見たときに起こることが多いようです。「大きな夢」というのは、心のより深い層からのイメージが意識に登ってくるときに見る夢です。

わたしは、10数年前の大変動からしばらくの間はそんな夢を頻繁に見ていました。ここ数年はほんとにたまーにしかないですね。

ところが、先日の夜、ちょっと不思議な感覚がありました。その日は片付けないといけない仕事があって、かなり夜更かししていました。わたしは布団に入るのが2時半あたりをすぎると、頭がさえてしまってなかなか寝付かれなくなってしまうので、できるだけ2時頃までには寝るようにしています。でも、その日は3時近くになってやっと横になりました。

でも、暑いこともあってなかなか眠れません。何度も寝返りを打ちながら、もんもんとしていたのですが、これから起き出して何かやっていると夜が明けてしまいそうなので、なんとか寝ようと試みていました。

そんな状態の中で、横を向いてしばらくじっとしていたとき、急に最初に書いたような感覚が身体の中に拡がってきたのです。うつらうつらしていたかもしれないけれど、眠ってはいませんでした。夢を見ていた、という感覚はありません。何かイメージを見ていた、というような記憶はぜんぜんないのです。それなのに、あの感覚だけがやってきた。

ひさびさのその感覚はとても心地よいものでした。しばらくそれを味わっているうちに、いつしか眠りに落ちたようです。

最近、自分の中で何かがつながっていく感覚がよくあります。前回書いた身体の不調もそのプロセスの一部だったように思います。

まあ、何はともあれいい気分です。(^_^)

【まほろば通信】vol.45掲載2000/06/06)


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Written by Shinsaku Nakano <shinsaku@mahoroba.ne.jp>
Last Update: 2001/06/10