ジンボーの子守歌 わたしはジンボーとねむる 夜の間もジンボーとあそぶ 朝めざめると いっしょにかえってきたジンボーが となりでねている 雪だるまさんみたいにいなくなったりはしない あたらしいひかりがへやにさしている ジンボーもめざめたばかりのまぶしそうな目で じぶんのながいはなをみている 「今日はなにをしてあそぶんだい?」 パパは大人になると夢のなかでだってお仕事してるっていう シューシューはあそべていいなって ジンボーはアフリカ産まれのアフリカしらず こどもといるのがやくめの布で出来た象さん 夜おそくまで仕事するパパが 本を読んであげられない心からのいいわけに買ってきたその夜 「まるでペットショップの象さんね」 とママはパパをみて笑った それからわたしはジンボーといっしょに早く寝て 夢のなかであそぶようになった おかげでパパはお仕事じゅんちょう ジンボーもほらちゃんとおしごとしてますって 今朝はパパにいうつもり |