雑談(9月分)

11、平成10917

研修の機会が多くなったとは聞いていたが、予想以上に多い。青年司法書士会・近畿司法書士会連合会・兵庫県司法書士会・支部会がそれぞれ研修を企画している。内容は、不動産の税金・要件事実論・渉外登記・成年後見制度・商業登記のコンピュータ化・クレサラ問題・不動産に関する行政法規など多岐にわたっている。

できるかぎり参加しているが、参加者の人数の多さには驚かされる。ベテランの司法書士の先生も多く参加されており、非常に熱心である。負けてはいられないなあと思う。

10、平成1097

補助者時代の失敗について(失敗を糧に)

細かい失敗は、忘れてしまったが、いまだに記憶に残っていて、夢でうなされた失敗としては、

・中小企業金融公庫の抵当権設定で、非課税なのに登録免許税を納めてしまった。

・管轄の異なる、時間ぎりぎりの申請が2件あり、互い違いに申請してしまった(管轄間違え)。これは司法書士としては前代未聞の失敗といわれ、当然2件とも取下げ。取下げの際、登録免許税の収入印紙は、再使用証明をしてもらったが、再使用証明の収入印紙は、その証明をしてもらった法務局でしか使えないため(しかも1年以内)、管轄違いの場合、後日うまくその法務局での登記案件がなければかなりの損失となってしまう。

登録免許税はかなり神経をつかう。

9、平成1093

書士会などの会費請求の文書に「経費節減で苦慮されている折り」とか「不況というより恐慌の領域に足を踏み入れたのではないかとさえ言われている状況の折り」というようなことが必ず書いてある。他人事ではないのであるが、大変な状況なのだなあとつくづく思う。

開業して、4ヶ月が過ぎた。開業当初覚悟していたよりは仕事の依頼はあるが、生活できるというところまでにはもうすこしという状況である。しかし、サラリーマン時代にはできなかったことがいろいろできたと思う。この仕事は、水商売なので、今後どのようになるか不明であるが、依頼のあった仕事は誠実にこなし、プロとしての実力を磨いていこうと思う。

zatudan.htm