2012/1

●テレビ出演:メレンゲの気持ち
◎2012/1/14(土) 12:00〜 日本テレビ系
●ボナ・ペティ!★ライブ Vol 13
◎2012/1/23(月) at MAKOTOシアター銀座。18:30開場、19:05開演。¥4500(全席指定)
世界に比類なきマジック・バラエティー・ショー。今回は松旭斎すみえがついに登場! 芳醇なワインのような演技を堪能してください。
幸せになれますよ。そして今注目の若手の村田奈央。彼女のマジカル・パフォーマンスもお楽しみに。そして公開?ワークショップは忍者・獅子神。
一人語りの女優・三咲順子とひとりコントのモロ師岡。そしてエスパー熊五郎はまた暴走するのか?
では、ほどよくボナ・ペティ!(召し上がれ!)
出演:ボナ植木 獅子神 (シーサー) 〜赤坂忍者〜 村田奈央 松旭斎すみえ 三咲順子(一人語り 『仮面の裏側で……』 )
モロ師岡(ひとりコント『マジシャン寿司職人の臨界』)
〜予約のご案内〜
チケット申し込み予約はマジックランド→03-3666-4749
11:00〜18:30(月曜日・祝日定休) 『MAKOTOシアター銀座』、地図はこちら→★
●オブサンズジャズバンド+ボナ・マジック新年ライブ@三軒茶屋 オブサンズ
◎2012/1/14(土)
三咲順子さんがスペシャルで一人語りで出演します。
1st 19:30〜 2nd 21:00〜 ¥5000(フリードリンク、フード、ショーチャージ込み)
毎回、満員になってご迷惑をおかけしましたので、今回も限定30名とさせていただきます。ご予約はお早めにお願いします。
●ジャマライブ(JAZZ&MAGIC)@菊川 なあーじゅ
◎2012/1/25(水)
←驚異の超能力者・エスパー熊五郎、放送禁止ねたで大暴れ。レギュラー出演中!
予約が必要です。 (ADULT ONLY)
ライブにて震災の募金をしていますのでよろしくお願いします。
〜マイ日本復興ソング〜
---------------------------------------------2012/1/31
ある物体を絵もしくは写真の中で大きさを比べるとき、昔はよくタバコをそばに置いたものだけど、最近は禁煙ブーム?でそれもままならないね。
わかりやすいゲージはなんだろうな。
若い子はミスタードーナツかな。あ、文庫本というのもあるかな。
それはともかく、現場の近くで買った写真のラジカセは結構コンパクトだった。
写真でみると結構大きく見えるけど、幅は私の掌一杯にひろげたのより5センチほど多い――といってもわからないだろうけどね。
あ、フタがCDサイズよりちょっと大きいから、なんとなく大きさわかるじゃん。
で、なぜこれを急遽現場の近所にあったヤマダ電機で買ったのかということからお話しよう。(特価で¥3980だった)
以下はホールの担当スタッフとの会話。
昨日のホールはクラシックなどをやるアコースティックホールだ。500人ほど入る。
生音、生歌でよく聞こえるようにホール内が設計されているクラシックでは有名なところらしい。
唯一PA機材は曲の紹介などに必要なワイヤレスハンドマイクが1本あるのみ。スピーカーは天井にあるようだ。
というホールだとは知らずに私はスタッフの人に「CDかけられますか?」というと。
「ああ、うちはいわゆるPAがないんですよ、もし使うならそちらで設備を持ち込むことになるんですよ」
あらま。これは私の確認不足。ホールだからてっきりあると思った。
「司会マイクはありますが天井スピーカーでいわゆるPAじゃないんです」
「その回線をうちのCDにつなげてもいいです?」
「申し訳ありませんがそれはお断りしているんですよ。その場合はすべて音響機材を持ち込んでもらわないと困ります。マイクはあくまでも司会か曲紹介のおしゃべり用と決めているんです」
「なるほど。確かに素人がなんかして壊すこともあるでしょうからね」
「はい、以前、ピアノの発表会で司会マイクを使って突然ピアノ演奏の途中で歌いだした人がいたんですが、ルール違反なので音を絞りましたよ」
――マイクでは歌えない?と言われた瞬間、こう質問した。
「あの〜実は〜私の演技の中で、腹話術のクマが歌うパートがあるんですが……」
「ええ! 腹話術で歌う……うーん……」
「ま、私じゃなくて人形が勝手にうたってるんですけどね……」
「うーん、わかりました、じゃ、それはセリフということにしましょう」
「ありがとうございます。で、たとえばラジカセを買ってきてスピーカーの前にマイクをおいて流すのはどうですか?」
「ああ、それは駄目ですねえ。音は生音か、持ち込み機材じゃないと」
「なるほど。ではそのラジカセは小さいけど、持ち込み機材になりますよね? それを舞台に置いてCDを流すのはどうでしょう」
「うーん……まあ、小さいけど音響機材ですから、それはいいですよ」
という長いやりとりの結果、ラジカセを買って来たというわけ。
とはいえいくらなんでも舞台にラジカセがあるのはせこいと思うので、それをどうしようかと出番直前まで熟考した。
で、出番直前に突然思いついたことがあった。
それは、まずラジカセを黒い布で包み、舞台中央に置いてもらった。
そして司会の紹介があったあと、私が舞台にのそっと出る。もちろん音楽などはない、全くサイレントのマイムだけだ。
ここはどこだ?という動きで観客やら舞台まわりを見回す。なぜかお客笑う。
舞台中央に黒い物体があるので「なんだろう?」という感じで近寄り
布の中をちらっと覗いてニコリと納得する。お客も笑う。
布をとると――ラジカセだ。お客笑う。
そして人差し指をじっとみつめ……やおらスイッチを入れると軽快な音楽が鳴り、シルクのマジックに入った。
――マジックが終わると、音楽を自ら止め、おしゃべりに入った。
このイントロは、自分が見た過去の経験の中でよく外国人のピエロとかパントマイマーがやるようなパフォーマンスだったと思うけど、観客には実によくうけた。
いいお客様だったのだろうし、ある意味、いろんな演劇やらパフォーマンスを見て体験している人たちなのだと思う。
観客はまさかCDが使えないつまり音響設備のないいわゆるアコースティックホールだとは意識していないから、普通の演出に見えたことだろう。
ナポレオンズのボナ植木を知っている人はいただろうが、いつものナポレオンズの演技の入り方ではないから「何をやるんだろう?」というつかみにはよかったのかもしれない。
――しかし面白い経験をしたなあ。。。還暦カウントダウンのこの私でも舞台にはいまだ未知のものがあるんだと思った。
勉強になった――熊五郎のやつはあんな立派なホールで歌ってしまったけどな。
あれ? ラジカセのカセってカセットテープのことだよな。CDなのにその名称はいまだ存在してるのか。
---------------------------------------------2012/1/30
乾燥してるなあ〜――乾燥していいのは牛の糞くらいだ。毒素乾燥糞(読書感想文のシャレ)――あーいかん。週明けそうそう下品で失礼しました。
きつつき・好の助のヤ鳥会が2/10にありますがエスパー熊五郎が出る予定です。
19時開演。中野ブロードウエイ奥の「なかの芸能小劇場」です。
木戸銭¥1500(当日) 「好の助に来いと言われました」と言えば前売り価格になるそうです。よろしく〜。
これから青葉台という家からは遠いところでお仕事。いってきゃす。
何? 短い? 時間がないのよ。
---------------------------------------------2012/1/26
あの船上のマジシャン――豪華客船・飛鳥Uの斉川さんも、なんと風姿花伝を読んでいたとは!
優秀なマジシャンは読んでいるみたい。とはいえ私は読み始めたのは遅いが。。。
あ、携帯壊れたのではくて通信障害でした。今は大丈夫です。
昨日のなあーじゅジャマ、ほどよい人数でアットホームでまったく楽しいジャマライブでしたよ。自分も楽しんでいいのかなあ、っという感じ。
次回もよろしくお願いします。
家の冷蔵庫に今年の私の干支の龍ケーキがあった。
私と違って胴が短い。。。
抹茶味だった。
---------------------------------------------2012/1/25
げっ! 携帯壊れたみたい。。。つながりません。
↓写真は、一昨日のボナ・ペティ!★ライブの楽屋。マスク姿のすみえ先生が覆面姿のシーサーにお説教しているところ。
ふたりともマスクマジシャンです。
言葉がくぐもっていて、二人とも何いってるかよくわからなかった。。。。
もう十年以上もハガキやメールでやりとりしているファン?が地方にいます。
先日こんなメールをいただきました。読んでなんとなく私が元気になったので紹介します。(本人の許可済み)
昨日は雪でしたね。
外は寒くても、心は楽しく暖かくできるのが
ボナ・ペティライブですよね。
行きたいなぁ。
ゆっくりお風呂に浸かってぐっすり寝てください。
あ、永久に眠りにつかないでくださいね。
私が行くまで待っててください。
お願いします。
私は「普通の生活をする」ことが希望でした。
今やっとその希望までたどり着きました。
でもまだ油断するとすぐに落っこちます。
だから次の希望「ジャマライブ、ボナ・ペティライブに行く」を叶えるまでそこにいてください。
植木さんは希望の星です。
あ、星はマズイか・・・。
このかたボナ・ペティ!★ライブを実際に見ていないのに、私のショーの本質が書いてあります。
外は寒くても心は楽しく暖か。エンターテイメントってそれだよね?
いつもメールをありがとう。K.A.さん。
今日はなあーじゅでのジャマライブ。いつか見にいらしてください。
あ、ご近所の方、お時間がありましたらお越しください。少し席がありますよ。
外は寒いけど、暖まりに、ぜひ!
やつ、エスパー熊五郎も手ぐすね引いてまってます。あ、やつの手はまさに熊手じゃん、お札挟んでください。
---------------------------------------------2012/1/24
雪かい!
昨日は寒い中、ボナ・ペティ!★ライブにお越しいただきホントに感謝。
みなさん無事帰れたでしょうか?
村田奈央のガラス細工のような演技、忍者シーサーの不思議コント?、熊五郎の生意気な演技、三咲順子のしっとり語り、モロ師岡の放送禁止コント、そしてすみえ先生のこれぞエンターテイメント・マジック――みなさんご満足だったようで私もうれしいです。
次回をお楽しみに。
さあ、これからひと仕事。。。。。雪だるま、作らなきゃあ――違うだろ!道具の後片付けしろ!
---------------------------------------------2012/1/23
イタリアで船は傾くは、国も傾くは、ダルビッシュは想像できない金額で契約するは、パルト小石ではなくバルトが優勝するは、福原愛がやっと優勝するは、雪は降るは、ライブの準備をしなきゃいけないは――で、そんな中、私は芸の本質をかいた「風姿花伝」をゆっくりじっくり読んでるよ、といいたいところだが、やはり今日のライブの準備があってその続きはあとで読むとして、今日はボナ・ペティ!★ライブだよ。
しかも夜は雪かも。私のライブらしいね。
さて、我が家は以前も書いたけど、断捨離からはほど遠い生活をしているが、本はやはり捨てずにとっておこう。
そして暇をみて過去のものをとりだして読むと、なかなか興味深い。読んだ時の年齢の違いで感じ方が違うからね。
読売新聞のコラムに「名作うしろ読み」というのがあって過去の本を再びとりあげている。「わたしが・棄てた・女」だとか「ライ麦畑でつかまえて」とかだ。
もちろん持ってない本もあるから、買ってみようかと思うし、家にある本が紹介されると、おお、持ってるぞ――とうれしく思い、また読んでみるかなあと思う。
そのコラムはタイムマシンだな。
本もいままで捨てられずにいて満足だと思うよ。
最近ビートたけしさんのテレビで熟睡するには寝る前の風呂が大事で10分〜15分に湯船につかっていないと体温が上がらないという。
体温が上がった状態で寝るとぐっすり眠れるらしい。
で、試しに10分浸かってみようと試みた。しかし5分もたなかった。いままで、いわゆるカラスの行水だったのだ。子供の頃、百数えて出ろといわれたが猛スピードで数えた記憶がある。江戸っ子はゆっくり風呂につかるのは苦手なんだよ。
で、頑張って10分入って、寝てみたら確かに永久に起きないかと思うくらいぐっすりだった。
ではボナ・ペティ!★ライブにこれから出かけます。若干の当日席もありますよ。お待ちしてます。
---------------------------------------------2012/1/20
雪とは。。。寒い。。。
↓ちょっと前に近所の飲み屋にいったら「白戸軒ラーメン」があったので写真をとらせてもらった。
ソフトバンクにいって携帯を見せればくれるそうだ。他の機種でも大丈夫。ただしお一人様ひとつ。
そうやって店内に入り安くする作戦は、なかなかいいかも。ただし店内で食べてはいけないという。お湯を持っていって食べた奴がいるのかな。
日清食品製だ。
白戸軒という屋号から、かなりむかし博多に行ったとき高倉軒というラーメン屋がほんとにあったのを思い出した。今もあるのかなあ。
大橋ツヨシの漫画にでてくるのはアキレス軒という定食屋。志村軒はテレビ番組にある。。。。。。不毛な話しで申し訳ない。
さて明後日が任天堂の3DSの収録。かなりの本数をこなすのでこれはハードな仕事だ。
↓こんな感じで収録。カメラは2台とも3Dカメラだ。かなり小型になった。
バックがグリーンなのはあとでCGで絵をつけるため。したがって緑のマジックの道具や物体は使えない。
もう慣れたはずなのに、物を見せると「緑じゃん!!」とスタッフともども大声で叫ぶことがしばしばある。あほかいな。
で、これからその道具のセット。
そして月曜日はボナ・ペティ!★ライブの準備もある。
今日明日といろいろ大変だ。
でも「まだ明日もあるなあ。あした準備しようかな」と思うとだらだらして本を読んだりおやつつまんだりしてしまうのはどんな人間にでもある性(さが)だろう。
しかも寒いしね……。門前仲町のO上ちゃんちのおはるラーメンか近所のらーめん花月・嵐で出前してくれないかなあ。。←ほんとに来られても困るけど。
さ、まずはコーヒーでも。(仕事しろ!)
---------------------------------------------2012/1/18
昨日は二年に一回の江東区の大道芸人達の審査。
これに通過すると江東区からあるいは地域の町会から要請がくることがある。
江東区の芸人カタログに載り、芸人を選んだりすることができる。
長時間にわたってエントリーされた映像や音源を見たり聞いたりするので結構、疲れる。でも行きも帰りも歩いたよ。片道40分くらいだった。
応募するというからには自分に自信があるのだろうが、これで選に漏れると「なぜなんだ」という人もいるようだ。
マジックのコンテストや小説の懸賞でもそうだけど、その作品を自分が客観的に見ることができるかどうかが大事だ。
――客観的に見ることができて、「結構いい線いってるな」と思えばそれはいい作品だし、「これはよく見たらいまいちだなあ」と感じたら応募はまたの機会にして、腕を磨く努力をして再チャレンジすればいいだろう。
しかし芸人をやっていたりする人は(私もそうだが)プライドと自信があるから、コンテストに漏れたりすると自己反省することなく「審査員の見る目がない」と外部批判に転じる。それはカタルシスとしてはいいだろうけど、自分の為にはならない。
何にしてもチャレンジャーには自分を客観視できる能力と、批判を受けられる素直さが必要不可欠だと思う。
マジックの場合は映像にとって自分で客観的に見るといい、が、自分で手順を知っているからなかなか難しい。
誰かのアドバイスを受けるのが間違いないけど。
文章の場合、私は三咲順子さん用の朗読台本を書いているが、一度完成させたら、しばらくは放っておく。
数日経って、パソコンモニター画面ではなく、縦文字でプリントアウトして読む。
こうすることで多少は客観視できる。そこで校正して赤ペンを入れる。
マジックにしても文章にしても客観視は非常に難しいね。
一昨日の月曜日は我がバンドのバンマスの会社の新製品展示会でオブサンズバンドが参加。
自社のCMで使用する曲のお披露目だ。なんと作曲はバンマス。編曲はあの斎藤ネコさん。
↓日本経済新聞に載った我がバンマスの写真。本人が新聞持ってます。
顔が知られているので、下町でお互い飲んだくれるのは気をつけましょう。。。別写真はこちら→
★
ところでその日バンドメンバーの打ち上げ食事会は、TFTホールビルのそばにあった加賀屋。
同じ名前の居酒屋が、私もよくいく錦糸町とか両国とか新橋にありますが、値段が違います。
そうです、あの和倉温泉加賀屋の料理店です。正式名称は加賀屋東京有明店。
着物の仲居さんがいるからまさに温泉旅館気分でした。
↓写真は海鮮サラダ。大量の海鮮がのってます。
安い居酒屋で海鮮サラダを頼むと、葉っぱをかきわけ捜索しないと海鮮が見つからないことがあるからね。
下にご飯があったらゴージャスなちらしだ。
(誤解のないように言っておきますが、よくいく加賀屋の海鮮サラダはしっかり海の幸がありますよ)
美味しかったので酒が進んだな。。。
さらにその帰りに地元のビストロに寄ってワインを結構飲んだ。
で、昨日はさすがに酒を抜きましたよ。――ビストロのマスター、常連のK籐社長、Y崎社長、みんなもたまには酒を抜かないと身体に悪いですよ〜。
これから大阪です。今日も酒抜くかな……無理かな……。
---------------------------------------------2012/1/16
先日、携帯をオンにしたらメールのマークが見えた。
新しいのが来てるのかと思って受信BOXを見て驚いた。過去読んだメールが全部未開封になっていたのだ。
げ。
いろいろ調べたけど未開封を開封済みにする方法がない。何百通もあったメールを一個ずつ開いて、いらないのは削除していくか。
それもまたいろんな過去のことがわかっていいかも。
土曜日は三茶のオブサンズでのジャズライブ。三咲順子さんも来ていただき私の作品の一人語り「いつもレモンを買う女」を演じてくれました。
そしてなんとあの斎藤ネコさんも飛び入りで出演。いまNHKの朝ドラのテーマ曲「カーネーション」の編曲をした方です。作曲は椎名林檎さん。
そのネコさんだけど、ブルースでアドリブ回しの時、ピアノのジャスミン松岡にバイオリンを持たせ自分はピアノに。
困ったジャスミンはバイオリンを弾く真似をしたあと、スキャットでアドリブに参加しました。頑張ったなあ。
↓写真はそのジャスミンの勇姿? そして左で笑ってピアノを弾いているのが斎藤ネコさん。ドラムのカゴトシさんも苦笑い。。。。
さて来週23日のボナ・ペティ!★ライブで、松旭斎すみえ先生は、珍しい季節限定のお正月バージョンのマジックとトークです。必見ですよ。
まだほんの少し席があります。ぜひご予約を。これから歯医者に行きま〜す。それから午後はとある会社の新製品発表会の余興に。。。
今週も寒いけど、いろいろやっていきましょうね。春はもうすぐ……。
---------------------------------------------2012/1/13
たまには、自分を自分自身で値踏みするといいかも。
値踏みというと自分はいくらなのか?という意味もあるが、そうではない。
いつも誰がそばにいるのか? どんな人間がいるのか?――ということだ。
「類は友を呼ぶ」という諺があるように、自分はどういう人間なのかを判断するには自分の回りにいる人を客観的に見れば、自分のことがわかる。
もちろん、セレブがいるかどうかというわけではない。セレブに囲まれてもどうでもいい人間はいるからね。
価値観、そしてもっとも大事な倫理観。それらは同じな方がいいに決まっている。
翻ってマジシャン人生を考えた時、自分の回りにはどんな人物がいるのか時折り考察するべきだろう。
マジックは人柄がでる。長くマジシャンとして生きて行くには、みんなが認め応援してくれなくてはならない。
その為には好かれなくてはいけないし、回りに誰がいた方がいいのかを考えるべきだ。その部分は打算的になってもいいと思う。
そういうことを他のマジシャンを見て、判断して勉強するのもいいだろう。
あの人の会にはよくあの人がでてるなあ、とか、あの人とあの人はよく会ってるなあ、とか。
それらはきっと「類は友を呼ぶ」というか「類が類を呼んでいる」の諺のなせる技?に違いない。
自分はまず裸だと思えばいい、自分の気に入った自分好みの服を選び、好みの服飾品を身にまとう――それらが人間的な仲間といってもいいだろう。
もちろん、負の力を持ってる人の回りには居るべきではない。
↓写真は京王プラザの控え室から撮った都庁。石原さんのそばには誰がいるんだろう。
↓写真はとある方からご馳走になった韓国の蟹料理。
韓流スターの、誰だったかな〜私に似ているというチャンなんとかが日本に来たときこれが美味しくて毎日この店に来たそうだ。
私は初めて食べた。旨かった。
ご馳走してくれるこういう人のそばには向こうが「いい加減ついてくるな!」といってもしっかりついていこう。。。。しっかり打算的ではあるが。
ところで明日はオブサンズでのライブですよ。三咲順子さんが特別に「一人語り」で出演してくれます。ぜひ! ご予約を!←あ、満員だったらごめんなさい。
そして明日の昼は「メレンゲの気持ち」出演です。しっかり先にいっておきますが、まったく同じことしかしていません。「面白くない!」は受け付けませんよ。
---------------------------------------------2012/1/10
世間ではなんとなく今日から仕事っていう感じですね。早速大掃除の続きをしたいと思います(掃除かい!)
今年のスケジュール帳は写真のものに。
基本の手帳は能率エクセルの見開き1ヶ月のもの。このサイズでは一番安い。余分なものはついていなくて薄くていいです。
私のスケジュール帳は仕事があるかないかがわかればいいんですからこれで充分。
それにクリップをペンホルダーに。
黒いのはシャーペン、ボールペンは4色です。
ひとつ工夫したのは扉をあけるとメモ帳がペンホルダー兼用のクリップで付けてあります。アイデアやメモを切って誰かに渡すのに使います。
結局、震災以来、手ぶらで出歩くことはなくなりました。ペットボトルは必ず持って出るから小さいバッグは持つことになりますのでこの手帳もそこに入れておきます。
ここ何年かは自分のソロの仕事も多いので、ダブルブッキング防止にはつねにこの手帳を持ってないとまずいですね。
しかし、いまだ書店にいくと大量に手帳が残っているけど、どうするんだろう。
当然再生するんだろうけど、いくらなんでも作り過ぎじゃないかと思うくらいまだ大量にあるよ。
で、4月になれば4月始まりフォーマットの手帳もでるんだよね。それでまた大量に残る。ま、手帳屋さんが考えるから別にいいか。
ここ数ヶ月、毎朝練習しているのはロープのワンハンド・フリップ・ノットだ。
あのスピリッツ百瀬さんが得意としている片手でロープを持って、振ると結び目ができる技だ。
もちろん誰かに教わったというわけではないが、なんとなくやってみたら10回に一回は偶然?できたことがあって、それから毎朝試行錯誤を繰り返して、右手はなんとか3回に一回はできるようになってきた。コツを会得する今一歩手前まできている。
で、欲をかいて、左手に挑戦している。こっちは確率がわるい。――将来、両手同時でやってみようと思っている。
百瀬さんは両手できるのかな? 聞いてみよう――能勢裕里江ちゃんに。。。(本人に聞け!)
---------------------------------------------2012/1/7
突然気がついたことがあった。
赤いトップハットを買ったのは、今年還暦だったという深層心理からだ!。
「何か赤いものを身につけなきゃあ」と思っていたからだね。
昨年、結婚のためフランスに行ってしまったあの中国人女性からメールがあった。
私の還暦にふれ、中国では本命年という大事な歳だそうだ。しかも1年間、赤いものを身につけるといいという。
――なあーるほどね。でも一年中、ずっとトップハットはかぶってられないな。ちゃんちゃんこにするか。
先日、本屋さんにいったらいろんな自己啓発書や経営の本があったなあ。
そういえば『人に購買意欲をおこさせるテクニック』という本があったらしいが、売れずに絶版になったという――それじゃだめじゃん。
落語を聞いていて、一文字でも違うと意味がえらい違いになると思った。
「猿回し」と「皿回し」――これはだいたいジャンル的にはあってるが、以下のはずいぶん違う。
製氷機と性病気――これなどは濁点を付けただけ。
もっとすごいのはこれ。
「不倫したい」と「腐乱死体」
これは一文字違い。
二文字違いでこんなのが。
「松下電器の場所」と「幕下元気の場所」
今年もばかばかしく生きよう。。。
↓地下鉄ポスターが変わったよ。
迷惑だけど……暖かそうだ。
---------------------------------------------2012/1/6
初めにお断りしておきますが、先日の「元旦早々、気分が一瞬悪くなった年賀状」ですが、●ジックラン●のT●Nさんではないですよ(笑)。
――そう誤解している人がいたので……。T●Nさんはいつも「面白くない」といってますから慣れてます。。。
昨日は銀座のマコトシアターで打ち合わせ。
いまだいろいろ改装中で、劇場内の椅子の配置などが変わってました。
そして2階に新しいトイレが二つ増えました。でも女性のみ。この劇場は女性ファンが多いんですよね。
その帰り、銀座通りを歩いていると「私を買って! あなたに似合うわよ」という声がウインドーの中から聞こえてきました。(去年の靴の時もそうだけどね)
↓そちらを見るとこれが。
赤いトップハット。早速、店の中へ。
¥13500なり。ロンドンのクリスティーズ社のもの。ウールなのでこの値段。店内にあった別のトップハットは10万円以上のがあった。
それは兎の毛でできているもので、実に光沢があって美しかった。
でもこの赤い色のも綺麗だったよ。ライブで使おうと思う。
さて飲み屋への新年挨拶をしたあとその帽子店をのぞきにいくと、今度は白いトップハットが飾ってあったよ。
さて並木通りを歩いて帰ろうとするとまたどこかのガラスケースから声が。
「私を買ってよ〜」
↓そちらを見ると。。
トランプケースが。横から見るとトランプが入っている。
値段は¥42000。
「お願い行かないで〜」という声を無視したまま黙って歩いて去りました。
するとまた別のガラスケースから声が。「ご協力ありがとうございました」と。
↓そちらを見ると。。
「ご協力ありがとう」じゃなくて「自首ありがとう」じゃねーのか。
懸賞金があったんだ。。。。本人が通報したということで本人にあげたことにして――それを東北へ回せよ。
---------------------------------------------2012/1/4
年賀:新年の祝い。年始に祝賀。――・じょう(年賀状):年賀のために出す書状。年始状。
これは広辞苑に載っている意味だ。
今年もいろいろな年賀状が来た。自分の報告、そしてこちらの一年の平穏を願うもの。
その中にこんなのがあった。
印刷された新年の挨拶のあと、手書きで「NHKで見たが、面白くない」と書いてあった。
ええ? 年賀状に?
この人は私よりかなり年上でなおかつマジック業界では有名な人だ。
一瞬、「なんじゃこれは?」と思ったが、すぐさま「あ、もしかしたらこの人、私の年齢がわからないのかも(見ため若いし)。ナポレオンズはまだ若造と思っているのか」と思った。
年賀状の意味は上に書いたように祝いの手紙だ。。。後輩にハッパをかけるなら年賀状ではなく、メール、もしくは後日、手紙を書くのがいいと思うけど。
この人はマジックに携わる人だから、マジックはエンターテイメント――つまりお持てなし心が基本、当然それを充分熟知している人だとばかり思ってました。
そう思ったのは私のイリュージョン(幻想)だったのですね。。。。マジック人間にその心が無くなってしまったとは。
が、しかーし!、そう思ったけど、あ、もしやこの方のそのマジシャンにあるべき良識、常識、見識が、実は歳とともにわからなくなってしまったのかもしれないと思った。
つまり加齢がそうさせたということなんだと思うとなんとなく納得してきました。
しかしそう思えば思うほど、そしてあのかくしゃくとした姿を思い浮かべれば浮かべるほど、むなしくて、悲しく思えてきましたよ。
――むしろ今度お会いしたときは『年賀状でハッパをかけられましたよ、あはは。いつもありがとうございます』と声をかけようと、とても優しい気持ちになっている自分がいました。←なんせ、優等生だから。
さて――とある別の方の年賀状は面白かった。
この方は某大学教授をお辞めになって東京から地方に引っ越した。
もう隠居したいのだろう。その後の文面にこう書いてあった。
『この年賀状は100年有効とさせていただきます、わがままをお許しを』
――つまり、もう書かないということだ。
この年賀状、なんといさぎよく、なおかつ笑いを誘い、おしゃれじゃないか!――そんなじいさんに、なりたいものだ。
ところでとある人に「ボナさんのシンブル(しんぶる・裁縫の指ぬき)アクト、教えてくださいよ」と言われた。
「シンブルアクト? そんなのどこでみた?」と聞くと「ユーチューブでみました」とのこと。
それを見てみると、明らかにシンブルアクトをやっている。他にシルクやステッキのアクトもあった。
何よりも驚いたのはそれらは実に美しく演技していたということだ。
シルクの手順なんかは、なんと合理的でうまい。再認識したよ。温故知新。ためになった。
その映像は「マジック道場 シンブル」で検索できるけど……テレビ画面だから著作権の問題で、いつか消される可能性があるな。
今日のこの文章は、かなりの推敲を重ねた。。。。疲れた。
---------------------------------------------2012/1/1
本年もよろしく!!お願いします――今年は60歳になる。
あ、その前に、今年は年賀状を出してません。すいません。なんとなくそんな気分でなかったので。あしからず。
ところで若い頃から、「早く60歳くらいになって、タキシードを着てクロースアップマジックをしたいなあ」と思っていたが、とうとうその歳になる。
若い頃はあのプロフェッサー、ダイ・バーノンがタキシードを着て年相応のスタイルでカップ&ボールをしているのを見て、早くそうなりたいと思った。
つまり、技術も円熟していて、話しもウイットに富み、きっとその年代になれば、観客を楽しませることができるのだろうと思ったに違いないからだ。
残念ながら今の自分にはそんな円熟さはまだないと思っている。
というわけで今年は久しくやっていなかったクロースアップ・パーティでもやってみるかな。。。
そして数少ない友人の中原まこと先生の提唱している「黄金の10年」にならって、
とりあえず「黄金の5年」でなにかといろいろ活動し、ステップアップ、レベルアップをしていこうと思う。
そんな優等生みたいなコメントが最近多いが、私は基本的には――子供の頃から――優等生なのだ。
そしてそのような生き方が、悔いのない生き方だとおもう。
生きていくうちには、いろいろ不平不満も積もるだろうが、そうなったのは自分にも責任があると思えるのは歳を経たからだ。
だからこそ、はっきりいうがまだ60歳なのだ、やることやりたいことを実践するには遅くないと思っている。
ところで、例の世阿弥の「風姿花伝」の一番目に、好色、博奕、大酒は三重戒だそうだ。人間の本質は昔も今も変わらない。
博奕と大酒はなんとかなりそうだが、、、それはともかく「ボナ流・マジック風姿花伝」として今年はエッセイを書くか。
↓写真はプロフェッサー、ダイ・バーノン。この写真はそんな歳ではないが、格好いいよね。
格好よさとは何だろう? タバコだろうか? 白髪だろうか? ←違うと思う……。
さて、明日(2日)は静岡の清水エスパルスドリームプラザにナポレオンズが出ますよ。中の広場ですので入場無料です。1時と4時から。観に来てね〜。

