2008/9



--------------------------------------------2008/9/29
あさって10月1日から両国寄席でかっ好改め好の助の披露興行が始まります。

とはいえ二つ目なので、午後6時開演と同時に出演しますので、遅れてくると見ることができません。
9日は口上がありますので後半にでます。なお4日はにぎわい座にいっているので両国にはでませんのであしからず。

よろしくお願いします。小泉元総理のごとく「親バカではありますが、息子をよろしく」というわけです。







ところで先日、裏通りを歩いていたら黒塗りのセルシオの窓があいた。

「すいません」と呼ぶのでそばにいくと、ゴージャスな箱に入った時計を見せられた。
「これ、あまったんだけどさあ、あげますよ」
「いりません」と言って私は去った。

まだこんな商売?があるのか、しかも「あげます」はないよなあ。普通は「5万のとこ1万でいいよ」なんだけど。
ただでもらうヤツはいないだろうな。

もらったらあの後どう話を運ぶのかちょっと興味ぶかかった。

マジシャンに声をかけるとはいい度胸だ。

「いまどきこんな商売」といったが、マジックのタネだって何十年何百年と続いている。
人がかわればマジックでも詐欺でもひっかかるというわけだ。――ちょっと例えが悪かったな。
マジックは詐欺ではありません。






10月19日(日)は毎年恒例のなあーじゅビッグバンド発表会があります。

森下文化センターで2時開演。ゲストにプロトランペッターの伊勢秀一郎さん、熱帯JAZZ楽団から西田幹さん。
ボーカルはジャマライブでお馴染みの吉澤紀子さんです。
ワンドリンク、食事付き、おまけにボナ植木のマジックショーがついて3000円です。

楽しいですよ。ぜひお越し下さい。

--------------------------------------------2008/9/24
↓こんな帯をしたオバサマが歩いていた。


答えは一番下。





「裏ホラー」というインターネット放送(無料・ドコモは有料)があります。

http://www.urahorror.com/

怪しいイントロ動画のあとの画面の左の「スプーン曲げ」をごらんください。期間限定です。





昨日は市川の仕事が早く終わったので、三鷹でおこなわれたカズ・カタヤマ主催のマジックショーを見に行ってきた。

ゲストのフミオの演技を久しぶりにみたが、英語と日本語の混ざった会話と実にばかばかしい演技が以前よりも洗練されて、とてもいいステージだった。まさにエンターテイメントだ。

カズさんのゾンビは私のゾンビとは対照的な動きの激しい演技だが、それもありだなあと納得した。

同じマジックでもそれをどう自分が昇華するかが問題なんだよね。演出はひとつではないのだ。
他のライブは勉強になる。





いいマジシャンはマジックのテクニック以外に色気がある。

と、かのシェークスピアがいったかどうか知らないが、確かに舞台に立つ人は色気がある。

色気というのはどういう意味か難しいところだが、雰囲気といってもいいかもしれない。

私は色気だけはあるんだよなあ。意味が違うかな。。。。





↓アップにするとこれ。

鰻屋のお女将かな。

--------------------------------------------2008/9/22
あっという間の一週間だ。

先々週の土曜はジャズライブだったがその次の日曜に元なあーじゅバンドのベーシストおおじろうのバンドが演奏するというので見に行った。聞きにいったのではなく見に行ったのだ。なぜなら場所がすごいところだったからだ。

↓ステージはなんとJR両国駅の貨物ホーム。後ろの建物は例の国技館。


一般の総武線ホームから見えるが、電車が来てしまうと遮断されるという不思議な空間だった。
ここでマジックするのも面白いと思った。

ライブ料金は130円なり。

イリュージョンだったらホームで可能かもね。
でも肝心な瞬間に電車が入ってきたりして。






その両国の両国寄席の10月興行が1日から始まる。
↓写真はそのチラシ。


そうです、息子の落語家・三遊亭かっ好の「二つ目昇進披露」です。
名前はかっ好改め好の助にかわります。

10月1日〜10日(4日を除く毎日出演。六時開演です。好の助は最初の方ですので遅く来るとみれませんよ)
(4日は横浜にぎわい座ですので出演しません。なお9日は好楽師匠を交えての口上があります)

よろしくお願いします。

(あいつは楽屋で育っていたんだ、知らなかった……)







最近は自分が車を運転して買い物移動することが多い。日用品やマジック用の素材の購入のためだが。

コンタクトをよく見えるようにしたために運転が楽になったからだろう(そのぶん至近距離は老眼鏡が必要だが)

もっとも私は目隠し運転が出来るから視力は関係ないんだよね。
私の運転免許には『眼鏡等使用、ならびに目隠し使用許可』と書いてある。








昨日は三越劇場であの世界のシマダハルオを見た!

島田晴夫の歴史を語るにはこのスペースでは足りない。
(いつか書きますが)

鳩だしの手順はほぼ40年以上、ずーと変わらない。
彼が編み出したワザは世界中の若いマジシャンを刺激した。
いまラスベガスのスター、ランス・バートンも影響を受けたひとりだ。

その独特なステージングと動きと技はシマダ・ムーブと呼ばれ、昨日もまったく健在だった。

彼の手順は、マジシャンからすればものすごい数の仕掛けを身体にセットする。
御歳68歳!! しかし手を抜かず妥協せずフル手順を見せてくれた。

そして指の間すべてにボールが出現するビリヤードボールの手順も完璧だった。

さらに和傘の手順とドラゴンイリュージョン!!
実に圧巻だった。まさに敬服するしかない――会場は当然スタンディングオベーション!!

ひさしぶりにマジックショーを見て興奮したよ。

↓島田晴夫は実に格好いい!!


ラスベガスのスプラッシュというショーに5年間メインをつとめていたとき、見に行ったことがある。
フィナーレで最後に紹介されたのが「シマーダ!!」だった。
センターの高いセリからの登場は実に見ている私が誇らしかったのを思い出す。

昨日いた若いマジシャンが「ラスベガスに行ってシマダさんからマジックを習ったことあります」
というので私も彼に言った。
「オレもラスベガスでシマダさんに教わったのがあるんだよね」

「なんですか?」

「秘密なんだけどなあ、いっちゃおうかなあ」

「なんですか、教えてくださいよ」

「しょうがないなあ、秘密だよ。それはね――おいしいフライドチキンがある店とそれと一緒に飲むビールの飲み方だ。あれは為になった。タバスコで味付けしたそこのチキンはうまいが実に辛い、そこでクラッシュアイスを入れたグラスにビールを注いで飲むんだよ、これが実にうまかった! そのあとさ……あれ?」

――若い彼はすでにその場を去っていた。








とある女性がこんなことを言っていた。

「この間ちょっとヤケドしちゃってね。熱い鍋をうっかり掴んで持ち上げちゃったのよ。手を離さなければいけないんだけどむしろ危ないと思って離せないのよ」

するとなあーじゅのマスターが「俺もやるよそれ、手を離したいんだけど危ないから鍋を元にもどそうとするんだよね」

「……熱いうちは手が離せないなんて、まるで燃え上がっている恋と同じだな」と私。

すると「――なるほど、だから恋でヤケドをするんだ!」とマスター。

マスターは鍋でも恋でもヤケドをしている。



注)郭公(かっ好)の別名は閑古鳥。
注)いうまでもないが運転免許のくだりは嘘である。
--------------------------------------------2008/9/15
久しぶりに歯医者にいった。

治すとこ山積。いまの政治のようだ。

しかもツケがあった――飲み屋だけじゃなくて歯医者さんにもツケとは。とほほ。






前にもご紹介した高橋幸輝さんの新刊が出ました。
モチベーション〜「ビジョン」と「時間の管理術」〜(同友館)


中にあった自分の弔辞を書いてみる、というのは面白い。
それによって自分の「核」が見えてくるという。

みなさんもやってみたら?

「えーボナ植木さんは、長年、マジック界に貢献することなく、勝手気ままに生きてきました。それによって周りの人は偉い迷惑をこうむりました。マジックショーだと思ってライブに行けば、歌を聴かされるし、しかも10曲も!

ボナペティライブというライブに行けば本人はあまりやらずに打ち上げでは大騒ぎするし、まるで打ち上げのためにライブをやっているようでした。
若い女の子には酔っぱらった振りをして、抱きつく始末。
酔って誰でも抱きつくのかと思えば、ババアには直前で抱きつきません。実に失礼なやからです。
世の中のセクハラという行為は彼の為にあるようなものです。

しかし、そんな彼にもいいところはあるはずだ――と過去を回想しましたが、残念ながら何ひとつみつかりませんでした。ここに彼は永遠の眠りにつきますが、明日、万が一、蘇ってくるかと思うと恐ろしくてなりません。どうぞ、どなたか心臓に十字架を打ち込んでいただきたいと思います。

では葬送の曲は生前の本人の歌でスターダストです。トイレに行きたい方はいまのうちのどうぞ。
――おい! みんな行ってどうすんだ!」

しかし失礼な弔辞だ。しかも俺はドラキュラか!!!
おくりびとに失礼だろ!






「必要な時、必要なものを、必要なだけ」

――サラ金のキャッチコピーではありません。

話は変わるけど、TOYOTA生産方式というのがある。

上の標語がそれ。
これにより無駄な作業や在庫がはぶけるというもの。

それから派生したものに「後の工程が必要な分を前の工程が部品を補充する」というシステムがある。

簡単にいえば、車を作る時に次にとりつけるボルトが4本必要ならそれを用意してコンベヤに送る作業をするというわけだ。

このやり方はとあるアメリカの航空機会社でも、飛行機を作る時に行われている。

ある部分を製作するのに必要な工具、部品、ボルトなどがひとつの箱に入っている。

工具もその形に凹んだ部分に入ってるし、ナットやボルトもそれぞれ個々に凹みがあるところに埋まってる。

コスト的に複数の工具が必要になるが、人の命を預かる航空機だからそれぐらいのコストがかかってもいいわけだ。

その作業を行う作業員は、それらすべてを使い切れば、間違いなくその部分の手落ちがないというわけ。

箱にボルトが一個ポツンと残っていたら、「いいや一個ぐらい」というわけにはいかないのだ。
どこか付け忘れていることになるし、また反対に作業箱のボルトがあるべき個々の凹みの型の部分に入ってなければ作業前にわかるというわけだ。

大工さんのがちゃ袋(工具入れ)のように大量のボルトを持っているというより、確実に作業が各部分で行われる。


私のマジックテーブルの中は実はこれになっている。

ひとつのマジックのネタは小分けした箱に入っている。箱といってもフタがあるのではない。仕切といってもいいかもしれない。ただ仕切より箱にしたほうが、使わない時、保存がしやすい。

トランプマジックでもそのマジックでワンデックしかつかわない。その時に使うシールやペンはその箱にある。

あるいは別のトランプマジックでは別のワンデックとハサミなどを箱に入れてある。

それによって忘れ物をしないし、すんだら片付けやすい。そしてまたそのマジックをする時に一から道具や部品を集める必要がなくなる。

これはマジシャンだけではない。他の業種でもやると間違いが起きないと思う。

会計の決算済みと未決などの箱に領収書や請求書や伝票を入れておくシステムが、大昔からあったのと同じ原理だ。

自分の仕事などでも箱ごとやファイルごとにしておくと理解しやすくなるかもね。

「必要な時、必要なものを、必要なだけ」は、ダイエットにも有効な言葉だし、酒やお金も同じだな。







M&Uライブ終了。たくさんお越しくださりありがとうございました。

私の歌なんぞは1曲でいいのに、鬼のバンマスが「2曲歌わなきゃあだめだよ!引きずりだしても歌わせる!」と脅すので?2曲も歌わせていただきました。お客さんに申し訳ない。

しかも第一部ではプロの吉澤さんのあとに呼ばれたので、急遽、まじな歌をやめてコミックソングに変更して歌いました。
そうじゃなきゃあ歌の素人の私は太刀打ちできないからね。
パフォーマンスのプロである私はいろいろその場で考えるのですよ。

そんな私の素人の歌でお金はとれないのでその分、マジックはしっかり新ネタまぜてマジモードでやらせていただきました。
そうしなければチャージを払って見に来たお客様に失礼。

プロのパフォーマンスをしっかり披露出来てよかったです。

はっきり言ってナポレオンズのボナ植木という世界的なプロ・マジシャン(誰も言わないので自分でいう)のソロでまじなマジックが見られるのはここ、なあーじゅだけ。

これで私のギャラはお酒代! みんなと同じチャージ割りだから仕方ありませんが。

あはは、私は実にいい人だ。いや、人がいい、というのが正解だろう。

プロデューサーは誰なんだと思ったら、気がつかなかったけど自分でした。

――自分の好きな場所で好きな仲間とジャズが楽しめればいいのですよ。




人間、親しくなりすぎて甘えがでたりなあなあになってしまうのは、どんな世界でも要注意なことだから、自分はしっかり気をつけようと思う。

歳上のバンマスに向かって「ちょっと、バンマスさあ……譜面台とってよ」なんていうのは甘えの証し。
大変失礼しました。
バンマスから言われた「酔っぱらって歌うな!」とか「ボサノバじゃないのにシェーカー振るな!」などの教えはちゃんと守ってますよ。

かく言う私は実は甘えてばかりの人生だ。これからもみんなにがんがん甘えますのでよろしく。
甘えついでにジャマライブにもぜひお越し下さい。次回は10/16(木)です。
必ず予約が必要です。

なあーじゅ→03−3635−8366
毎度、申し訳ありませんが、25名で締め切らせていただきます。






鍵はいまだ見つからず。今度の鍵にはGPSつけるかな――と思ったら、電話がきた。

「車に置いてあった仕事用の衣装鞄の中に落ちてました」――中村・談/電話取材

新しい鍵のキーホルダーをばかでかくしたばかりだ。
もっとも、あまりにもでかくて、玄関から外に出せなくて、はて、どうしようかと悩んでいたところだったから、ちょうどよかった。



↓写真はお団子ならぬ、マシュマロお月見セット。今こんなのが売っている。
かわいいね。
--------------------------------------------2008/9/12
くっそー、鍵、落とした。

仕事先の駐車場やら楽屋などにないか電話できいてみたが、ないとのこと。

まったく同じ行動をするので無くすことはないと思っていたんだけどなあ。

家の鍵を閉め、持っている鞄に入れる。鞄がない場合はポケットにいれる。
この作業中に落とすことはないんだよなあ。

しかも酔ってない昼間だし。

不思議だ。








町を歩いていたりすると嫌な人間にも出会うことがある。

それは知人でも他人でも嫌な人間は同じこと。

電車で割り込んで入って堂々と座るやつがいるだろう。
あるいは仕事のお得先でも嫌なヤツと話さなければならないこともあるだろう。

そんなときは、ムキになってカッとなったりしてはいけない。
無駄な時間であり無駄な感情だからだ。

かなり昔、何を考えているか分からない若者を「宇宙人と思え」といった会社の偉い人がいたが、それもいい対処法だ。

以前、書いた。「口くさーい」というのも手だが、そういえない相手だっている。

その場合の心の平静の置き場としては、相手のことを見下すのではなく、怒るのでもなく、

――『かわいそうな人なんだなあ』と憐れむといい。

理不尽に怒っている人なら、そんなに怒って自分をコントロールできないかわいそうな人なんだなあ、と思う。

自分勝手なことを言う人には、ここでしか威張れないかわいそうな人なんだなあ、と思う。


そう思ってる自分は、きっと菩薩のように穏やかな顔になっているに違いないのだ。

心が平静になってなおかつ自分は菩薩になる――人を憐れむという行為は時として自分にとってはいい健康法でもある。





ところで誰か鍵知らない?

この場合の心の対処法はどうすりゃあいいんだ。
お金なら、誰か拾ってその人の為になるだろうと思えるけど。鍵はなんにもならんからなあ。

--------------------------------------------2008/9/10
ハリケーンの名前はグスタフというが、この言葉ですぐ浮かぶのは「グスタフ・アドルフ」。
世界史専攻していたからすぐ思い浮かんだね。スウェーデン国王だったな。

試験のために覚えていてもなんの役にも立たなかったな。
何十年後にハリケーンの名前から思い出してもなんにもならない。

勉強というものはそんなもんだ。
数学だって実生活では役にたつものはない。

ルートなんかコンビニの支払いの時に使うこともないし、円錐の体積だってバーでカクテル飲むときには必要ない。

ある容積のプールに水をためるのにあるホースを使ったら一杯になるのに何時間かかるか?
などは、将来、プール業者になった時に勉強すればいい。

――じゃ、学生の時、勉強しなくていいや、と、思うだろうが、実はそれは違う。

いろいろな勉強は、頭を柔軟にするため――それが勉強の第一の目的なのだ。

頭を使ってシワを増やし(目尻ではなく脳みその)、血流をよくし、将来すべてのことに対応できるように賢くするため、が勉強の目的なのだ。

そうやって頭を賢くしておけば、大人になってもどんなことにも対応できる人間になるれるというわけだ。

もっと勉強しておけばよかった……








事務所に向かう途中、渋谷の街をあるアーティストのアルバム発売の大きな宣伝カーが二台走っていた。

この二台の大型トラックというかバスは、ただ宣伝のために道を走っている。
CO2を排出しながら、トラック2台分は、走ってはいるが道を占領しているようなものだ。

このアーティストは環境とかエコって考えてないのかなあと思うのは私だけか。

むしろ逆の宣伝をしているようで、可哀想だな。









読売新聞に長年の秘密が暴露されていた!

なんていうとおおげさだが、私の数少ない友人のひとりである漫画家・高井研一郎(今回は本名)先生が、実は赤塚漫画のほとんどのキャラクターを創作していたという記事だ。

もちろん奥ゆかしい先生自ら発言したわけではなく、記者のインタビューでのこと。

「いままで自分からは言わないようにしていたんだけど……」

イヤミ、ちび太、ニャロメ、バカボン、などを創作したという。

そして月産300枚の鉛筆下書きをほとんどしたという。

同胞の古谷三敏さんはうまいことをいう。
「赤塚漫画は大繁盛店の寿司屋と同じ。とてもひとりじゃ握れないから優秀な職人をあつめたようなもの。それでも赤塚漫画にはかわりない」という。

しかし高井先生は偉いなあ。人を押しのけていくのが世の常なのに。
きっと、地位や名誉ではなく、漫画を描けることが好きでたまらないんだろうな。

いままでそんな偉大な先生とはつゆ知らず、あんなことやこんなことやああしたりこうしたりしてしまって失礼しました。

ただ漫画では奥ゆかしいけど、マジックをするときは人を押しのけてするよなあ、時には人の演技中に客席でマジックやっているよなあ。
漫画での奥ゆかしさはどこ行ったんだ。


最後に記者が聞く。自分の作ったキャラクターが赤塚漫画として知れ渡っているはどういう気持ちですか?の問いに。

――「いいものですよ。僕は友達として彼に協力したんですから…」

謙虚とは、ある意味ダンディズムだ。格好いいと思う。
自分の周りがそんな人たちばかりだといい気分だろうな。


数少ない友人のひとりが高井先生で――私は誇りに思う。


(注:高井先生は健在ですのでお間違いなく)


↑バカボンのパパが楽しそう! やはりうまい。これでいいのだ!!(ボナ植木・所有)
--------------------------------------------2008/9/8
いやー、カイロに久しぶりにいきました。

一ヶ月以上、忙しくて、いくチャンスがなくて身体がたがたでしたよ。
いつもよりかなり長く施術してくれて、生き返りました。

さらに健康の知識をいろいろ授かって、先生には感謝します。
本人は沖縄の海に四日間もぐっていたらしく絶好調でした。バキッ!!
(四日間、海底に生息していたわけではないようです)

お酒をよく飲む人にはつねづね100%のグレープフルーツジュースを常用していたほうがいいとのことです。
(ただし、高血圧を押さえる薬を飲んでいる人はだめだそうです)

早速、飲んでます。ヨーグルトも飲んでます。酒も呑んでます。

先生はどうも今度はフェイシャルマッサージの講習にもいくそうです。ああ、気持ちよさそう!!









奄美大島のマンゴーいただきました。うめー!

銀座たちばなのかりんとういただきました。うまい!

山梨から種なし巨峰いただきました。あまーい!

かかりつけの医者から薬もらいました。まずーーーい!!







落語の話で申し訳ないが、古今亭志ん生の「火焔太鼓」は十八番だが、録音が一杯あって出来不出来がある。
出来不出来というのは失礼だが、いい時の状態を知っているものにとってはそれがわかる。

さて、マジシャンの場合はどうだろう。完成されたマジシャンの手わざのマジックの手順はほとんどかわりがない。
演技の時代によって年齢が違うのはわかるが手順はあまり変わらない。

落語は話があっちにいったりこっちにいったりして話す内容が随分違うことがあるし、またそれができる芸である。
本題は変わらないからいろいろなバージョンの「火焔太鼓」が存在することになる。

それはジャズも同じで、テーマの曲は同じだが、毎回ノリが違うしアドリブも違うことになる。

私のマジックのめざすところはそこであって、まさに生での楽しみである。

今度50回目を迎えるジャマライブでは手わざ手順の骨子は変わりないが、毎回、少しずつ違う。

常連さんはそこを見に来るし、楽しみにくる。つまりその時のボナ植木の時間を共有していることを味わうのだ。

マジックの見方としては、タネうんぬんというより、その現象と時間を楽しむことができる実にりっぱなお客さまである。

そのお客様に感謝しつつ、50回目のジャズ&マジックのジャマライブは10月16日(木)です。限定25名様です。
予約はジャズ・バーなあーじゅに。→03−3635−8366


今月はジャマライブがありませんが、以下のライブがあります。

9/13(土)にM&Uライブというのがあります。私はゲスト出演で少しマジックとボーカルをします。
ぜひお越しください。




とあるブログに女の魔法使いは魔女というけど男はなんていうんだろう、というのがあったな。

まおとこ、じゃないよなあ。

--------------------------------------------2008/9/3
あるマジシャンの記者会見にて――

「すいません、マジックニュース新聞社のボナです。どうしてマジシャンは相手の選んだカードを一組のカードの中から当てることができるんですか?」

「私はですねえ、カード全体を客観視できるんですよ。だからすぐ見つけられるんですよ。あなたとは違うんですよ!」


むかっ! なんという不遜なマジシャンだ!!







殺人狂のあだ名をもつキラー・コワルスキーというレスラーが亡くなったと新聞の死亡記事欄に。
81歳。
ニードロップというワザには子どもの頃興奮したなあ。ロープ最上段からの膝落としというワザだ。
机の上の乗って飛び降りるというのをマネしていたよ。
これで耳がそぎ落とされたレスラーがいたという。懐かしいなあ。。。

キラー・スワロフスキーなんていうレスラーがいたらおしゃれだな。







いつものお医者さんにいったら言われたよ。

「前から言ってるようにお酒飲み過ぎですよ」

「そうなんですよ」

「ビールならジョッキ一杯、お酒は1合、水割りならシングル2杯ですよ」

「先生、確かにそれらは量は少ないですけど、でもそれ全部飲んだら混ざっちゃってかえって酔いますよ」

「…はいはい」

「それに昔から言うじゃないですか、酒と女は二合(二号)までって…あはは」

「……とにかく、処方箋もらってお帰り下さい」

無視された。。。。








大好評(またまた当社比)のボナペティ!★ライブ。
その第三弾は年も押し詰まった12月29日(月)を画策中。

帰省するのはこれを見てからにしてください。

正式発表は後日――こうご期待!








↓写真は近所のパーキングのマーク。なんか力強いいやらしさを感じるのは私だけか……








ジャズとマジックのコラボショー「ジャマライブ」は今月は遅い夏休みということで、やりません。
ご了承ください。


9/13(土)にM&Uライブというのがあります。私はゲスト出演で少しマジックとボーカルをします。

予約は「なあーじゅ」に→03−3635−8366

--------------------------------------------2008/9/1
げっ、もう9月じゃん!――と、恒例の書き出しで始めましたが、さすがの私も昨日、体調不良でダウンしました。

8月は自分のライブもたくさんあったし、ゲストの出演もありました。
30日はパーティの営業。そのあと少し飲み過ぎました。
疲れがなかなか抜けなかったのに、いろいろ無理しましたね。そのツケです。
で、先月は二日酒抜きました。

つーわけで、昨日は少し風邪気味でしたが、とある方のライブに客席からサプライズゲストで出演が決まっていたので薬などを飲んで行きました。

場所は本厚木のCABINというライブハウス。

エレクトーンのライブだったのですが行って驚きました。今のエレクトーンの凄いこと。
ベンチャーズが出来ると思ったらオーケストラも可能なんですね。感動しました。

エレクトーンといえば35年くらい前かなあ、NHKの音楽番組「ステージ101」でミニスカート姿で弾いていた小島秀子さんの演奏が好きでしたね。
(エレクトーンが好きなのか小島さんが好きなのかミニスカが好きなのかはわかりませんが…)

ちなみに私のジャズでピアノを弾いてくれている野田ユカさんはエレクトーン業界では知る人ぞ知る超有名人です。
しかし彼女のエレクトーンは聞いたことがありません。むかし「お母さんと一緒」とか朝の番組の「ルックルック」のレギュラーだったのにね。

さて、そのエレクトーンライブは夕方に終了。
元気になったので「小腹が空いたなあ…」とつぶやきながら(危ない人だ)本厚木駅の改札に入ると、目の前に「箱根茶屋」というソバ屋さんが目に入った。

↓誘導されるがごとく、ホームにいかずにそこに入って、暖かい汁蕎麦を注文。

これがまたうまかった!!
お酒も飲めるからきっと仕事帰りのサラリーマンはホームに行かずにここで一杯飲むんだろうなあ。

終電なくなるまでやっていたら罪な店だよな。
なんのために改札に入ったかわからんことになる。




29日のジャマライブにはたくさんお越しくださりありがとうございました。
写真はなあーじゅのレジ。タイのあやしい店ではありません。
←ユミちゃん。

雷雨の中、マジシャンのゆうきともさんが見に来てくれましたよ。
ありがとう。

彼の知的でスキのないマジックは私は好きですね。
つーわけで、次回の銀座小劇場でのボナ・ペティ!★ライブに出演をお願いしました。



宣誓:今月はお酒の量をへらし夏の疲れをとる月間にすることを、ここに誓います。。。。


体調悪いのに、カイロの先生は休暇で海にもぐっているし、いつ帰ってくるんだ!