2008/5



★マジックジェミーのショー。エンターザナイト←どうも文字化けしてるので、表示→エンコード→日本語自動選択にしてください。

6月12日(木)銀座小劇場。ボナ植木がゲスト出演します。


★マジシャン必読?のボナ植木のエッセイ集1・「中華風マジック料理法」 発売中。マジックランドでのみ。
マジックランド住所:
103−0025
中央区日本橋茅場町3−5−2−3F ¥1100分の切手を同封してください。

あとはボナ本人からお求め下さい。

--------------------------------------------2008/5/30
スイートベイジルでのライブとジャマライブは無事終了。

お越しいただいたお客様に感謝。

二日つづけてのタイプの違うライブは少し疲労しましたが、お客様のさまざまな反応が面白く楽しくなおかつ勉強になりましたよ。

やはり刺身とマジックショーは生に限る。






最近のノンアルコールビールは結構うまい。

昔はなんとかバービカンとか外国製のもあって、飲んでみたけど、ハッキリ言っておいしくなかった。

今、でているもののアルコール分は0,1% 0,5% 0,9%があってそれぞれ飲んで見たが味はなかなかのものだった。
0,9%は結構、顔が赤くなるくらいになります。

あまり強くない人は0,5%でも、ビールを飲んだ気になるそうです。

法律的にはこの%はノンアルコールビールというんだそうです。

私の場合、これ飲んでも1勝したことにしようかなあ…。




作曲家の佐藤マサ雅一さんとジャマライブのピアノ――というかエプロンペペの野田ユカにエッセイ集1を買っていただきました。

お二人ともマジシャンではありませんが、ためになっているそうです。うれしいですね。
佐藤さんのブログに載せてもらいました。

--------------------------------------------2008/5/26
十代目・故・金原亭馬生の名演集2がでた。

(余談だけど、その馬生の娘が中尾彬さんの奥さん――池波志乃さんだ)



そのCDの中で、馬生さんが父親の志ん生から稽古をうけた時のことを話していた。

「あれ? 前にならった言い方と違いますが…」と馬生が問いかけると、オヤジの志ん生は、

いいんだよ、相手は素人だ、わかりゃしねぇ」と言ったそうです。

いいねー、このいい加減さ、よくいえばフレキシブルという。

多分いいまわしや話の運びがその時の雰囲気や気分で変わったのだと思う。

私はつねづねマジックもこうでなくてはいけないと思っている。

がちがちの手順通りでは色気も味もない。

本筋は変えずにその時の自分の気持ちでちょっとの部分を変えて表現する。

ジャズのアドリブと同じでコード進行、テーマは変えずに演奏するのと同じだ。

その為に生演奏のジャズマジックをやっているわけです。

私の常連さんは何度も同じ手順を見ているのだけど、少しずつ違うから飽きないらしいです。

志ん生とは違い、私のマジックの場合、常連さんには「手順を変えると、素人だから、ばれるよ」となります。

常連さんは細かく覚えているからね。「あ、そこ新しい」とか「あ、少し変えた」とか。

むしろやりにくいなあ〜。特に尾○さん、赤○さん。。。









マーク・ウイルソンに会った。

彼はアメリカのテレビ界で大スターだったマジシャンだ。

何しろビデオというのができた時、彼のマジックが初めてのデモテープになったくらいなのだ。

日本でもNHKでアラカザムショーやテレビ東京でのマジックサーカスなどで、私も見ていた。

1929年生まれだから、御歳、79歳。
足が少し悪いのか、ステージには上がりにくかったが、いったん上に立つとしゃっきっとしていたし、あの鼻にかかった声はまったく大昔と同じ。

しかもマジックもしっかり披露していた。
今のテレビのマジックの形を作ったのは彼がいたからだと思うと何か考え深い。








桜木町にいったので、30周年の時、チラシを貼らせてもらった居酒屋に久しぶりにお礼がてらいってみた。

金曜日だったので満員だったが、カウンターがたまたま空いたので座った。
しばらくすると横のサラリーマン二人が帰った。

するとタイミングよく女性の二人連れが入ってきてそこに座った。

私は居酒屋ではあまり他のお客さんとは目を合わさない。
女性とわかったのも見たのではなく声をきいたからだ。

その二人が注文を終えるとすぐ横の女性が「失礼します」といって私の目の前の割り箸を取ろうとしたので、顔を見ると、お互い「あれ!」との声。

荻野アンナさんだった。作家でもありダジャレ好きの慶応大学教授だ。

数年前、横浜での行事には結構、ご一緒させてもらったことがありました。

話をきくと、その日、そばのにぎわい座で今の馬生師匠の会があったのだそうです。

で、彼女はその馬生師匠のお弟子さんで金原亭駒ん奈という。

連れの女性は踊りのお師匠さんで、アンナさんは「駅に送ってきます」といって一杯飲みにきたそうです。

いいのかなあ、まだ公演中だったというのに。。。。









アメリカが母体の世界的マジック団体のIBMにはRING(支部)を作ることができます。

まずは10人からで、最近、CENTRAL TOKYO RING(NO:374)が承認されました。

この支部で将来いろいろ勉強会とか、活動をしていこうと思っています。

東京リングの会長は大酒飲みで世界2位のゆみさんにお願いしました。

今のメンバーは、ゆみ、私、柳川幸重、KYOKO、都々、小林洋介、山本さとる、小野坂さとし、古山光、カズカタヤマの10名です(敬称略)。オブザーバーにトンさんがいます。。。酒飲みばかりだなあ、光ちゃんもいるし…

↓写真はその証明書。









先週の土曜日の夕方は知り合いの結婚式での余興。
その夜はM&Uライブに出演。おかげさまで今回も満員でした。
近所のゴルフ屋のオヤジの息子も来てくれて、「ボトル入れるけど、オヤジにつけといて」とマスターに言っていたなあ。。

↓写真はゲスト・ボーカルの吉澤紀子さん。



5/29のジャマライブは満員になりました。来月の6/27(金)をよろしく。ボーカルは上の写真のレディです。


5/28のスイートベイジルはまだ受付中ですよ〜

--------------------------------------------2008/5/21
今日の読売新聞のUSO放送には笑った。

――「サザンが休






先週の日曜日は斎藤ネコさんのネコカルライブが我がホームタウン、なあーじゅで開催された。

ジャズとは違うお客さんで満員となった。

近所のゴルフ屋さんのH氏がアメリカに行っている間にしようというネコさんの魂胆?だ。

ネコさんが店にくると、座席表にあったH氏の名前を見て驚いた。「え、くるの!」
というので「息子さんですから大丈夫」というと、安堵の表情。
H氏とは長いつきあいだから気を使わせたくないのだろうと、多分、思う。

店が狭い、じゃなかった、客が満員なので、前にいる人に譜面を持ってもらってる写真。人使いがあらいバイオリニストだ。


私もちょっと出演。楽しい時間でした。
生の弦楽四重奏の迫力はすごかった。






月曜日は事務所で打ち合わせ。そのあと好楽師匠におよばれしてドジョウ鍋をいただいた。
横にはかっ好がいたけど。
かっ好の秋の二つめ昇進の内輪話でした。






水木プロの稽古場が神保町にある。
↓そばにこんな大きなものがあった。

日本野球発祥の地と書いてあった。
この握りはストレートかな。

東京に住みながら、まだ知らない場所が一杯あるね〜。
東京タワーは2度昇ってますが。





5/24(土)はM&Uライブがなあーじゅであります。
私はちょっとのマジックをしますよ。
遊びに来てね〜。


5/28のスイートベイジルにも来てね〜。

5/29のジャマライブはほぼ満員になりました。あと2席ほどです。

--------------------------------------------2008/5/18
水木プロデュース公演の高嶺ふぶきさんのマジック指導が昨日で終了。
あとは本番を待つばかりです。

5/20は岡山公演(さん太ホール)。5/22は名古屋公演(名古屋市青少年文化センター)。
東京の博品館は5/28〜6/2です。

『眠れぬ夜の電波ハイジャック〜LAZY MIDNIGHT〜』

ぜひ見に行ってください。笑って泣いてアクションあり。楽しいですよ〜。








ボナ植木のエッセイ集・1という小冊子がでています。

「中華風マジック料理法・中国故事でマジックの心理、コツ、要がわかる」


というものです。

これは社団法人、日本奇術協会の専門誌に連載されたものをまとめ、加筆修正したものです。

以前、あるかたから「ボナさんのエッセイ、まとめて読んでみたいね」といわれたことがありました。

やっと実現できました。

76ページの小冊子です。以下は目次です。

〜中華風マジック料理法・目次〜

  第一回 教訓はマジックの知恵- 3 -
  第二回 ドアを「おす」か「たたく」かそれが問題だ- 8 -
  第三回 ね、そなえあれば憂いなしでしょ?- 13 -
  第四回 酒はうまい、でももっとうまいのは水!- 18 -
  第五回 ああもし胴切りで本当に切ったらどうしよう- 24 -
  第六回 完璧な演技は存在するか?- 27 -
  第七回 うーむ、どっちもどっちだなあ- 32 -
  第八回 ごまかすのが上手いのは、いい人か?- 37 -
  第九回 うーん、どうも納得しないなあ- 41 -
  第十回 剣も腕も磨きすぎてもなあ- 44 -
第十一回 怪しいのはマジシャン?- 49 -
第十二回 道をきわめるのは、難しい- 52 -
第十三回 鏡で練習?- 56 -
第十四回 三年は長いか短いか?- 60 -
第十五回 こんな自分は尊敬されるのか?- 64 -
第十六回 いまだ迷ってるのよ、このわたし- 68 -
第十七回(最終回) 昔はよかった?とは違う- 72 -
●あとがき●- 76 -


エッセイ集・1とあるからには、続けて出していくつもりですのでよろしくお願いします。

といっても、一般書店にはありません。

今のところ茅場町のマジックランドだけに置いてあります。¥1000(税込み)

千社札とサイン入りです。

あるいは¥1100分の切手を同封して、マジックランド・ボナエッセイ本宛にお送りください。
ママが喜んで発送してくれます。(ママに感謝)

あとはボナのジャマライブなどでも販売します――そう、ミュージシャンが自分のCDを売るかのように。。。

自分でいま読み返しても、なんとよく出来たエッセイだ! と自画自賛しております。ぜひお買いもとめください。

マジックランド住所:
103−0025
中央区日本橋茅場町3−5−2−3F

です。


あ、それから、上記の5/28の六本木スイートベイジルのナポレ・オン・ステージのご予約もよろしくお願いします。

--------------------------------------------2008/5/15
すいません、今回もまじめな話になってしまいます。あしからず。




先日の「きつつき、かっ好のヤ鳥会」にボナは出演しました。

かっ好が「見に来るならネタ持ってきて」というので持って行くと、寄席の最後の出演者――主任(とり)前――いわゆるひざでの出番になっていた。

この日のとりはかっ好だ。

親をひざに使うとは、なかなか親孝行?だ。すねはもうかじられて細くなっているから。


落語の世界をみると、いたるところで勉強会が行われている。お客さんも若い落語家を育てるという気持ちがあるのだろう。結構見にきている。

落語会は自分さえやるきになれば、どんなところでも会を開くことが可能なのだ。

満員にはならなくても、会場費の安いところなら文化センター系などで、やってみればいいのだ。

いわゆる人前で練習する勉強会だ。

自分の勉強にもなって、徐々にお客さんも増やしていく。

いまをときめく志の輔師匠だって、落語会の最初のころはほとんど数人しかきていなかったのだ。

いまやパルコや国立大劇場だ。



ひるがえってマジックの世界を考えてみるとどうだろう?

そういった会をマジシャンがやればいいではないか。

前田知洋さんだって、ふじいあきらさんだって、小さい場所でこつこつやっていたではないか。


大昔、我々と藤山新太郎さんとマギー司郎さんとで3人会をやっていたが、そのような会がマジックの世界でもっとあればいいと思う。

自分が仕掛けることが大事だ。

先日の、ボナプロデュースのボナペティライブで私のギャラは数十円だった。赤字にならないから偉いという人もいた。
が、努力すればいつか報われるのは間違いない。

月一のジャマライブだってチャージだからギャラは数千円の世界だ。しかし確実に新しいネタは増えている。
それを営業に還元するのだ。
そしてお客さんを確保するのだ。

勉強会や独演会はギャラを稼ぐところではないのだ。



若いマジシャンはどうやってこれから純粋なマジック好きなお客さんを得、自分の技術を向上させるのか。

やはり落語のように自分の勉強会をするしかない。しかも定期的にだ。

老いては子に教えられ、とあるが、かっ好は月一でとあるところでひとりで勉強会を始めた。
ヤ鳥会も頻繁にやるかもしれないということだ。

えらいもんだなあと思う。親の顔が見たい。

それはともかく、その時大事なことは、私のショーの時もそうだが、なるべく一般の人が見に来るようの努力するし、そのお客さんが別のお客さんを連れてこれるような、いいショーをするようにしている。



落語の勉強会の案内ハガキは、落語家さんは結構、まめにだしている。一枚50円の広告だが、それが大事なのだ。

私も自分のライブの時はDMをだす。その時来れなくても、記憶に残りいつか見に来てくれるからだ。

若いマジシャンにいいたい。どんな狭い場所でも、頻繁にマジックショーをやるべきだ。


もちろんベテランの私も若手のためにはいろいろ考えている。

ボナペティライブの主旨のひとつは、若手に場を与える意味もあるのだ。

先人が、そうしてくれたように…。







こんどはお客さんのことを考察してみよう。マジックの会だとどうしても同じ顔ぶれのお客様が多い。いわゆるマジックを趣味にしている人達だ。

先日書いた二通りのマニアというのはある意味、深いところまでマジックを追求している人をいうが、
マジックを趣味にしている人はいわゆる「旦那芸」という性格の人たちだ。
ちょっと宴会でやれる芸を身につけた人だ。

マニアとマジック趣味人とは少しニュアンスが違う。


趣味人が見に来てくれるのは、それはそれである意味ありがたいけど、落語のお客さんとマジックのお客さんとの違いは、落語は一般の人は出来ないが、マジックは出来てしまうというところが問題なのだ。

すごい落語通の人でも本人は演じることはできない。

だからそのお客さんに説教されてもプロの落語家は参考として聞く耳を持つかもしれないが、落語家とお客の関係は保つことができる。

結界があってその境界線は、お互い犯せないのだ。

伝統芸の落語がある意味栄えているのもうなずける。

歌舞伎もしかりだ。歌舞伎ファンは純粋にその芸に惚れて、見に来てくれて、いわゆるご贔屓(ひいき)になるのだ。

家で歌舞伎をお客さんがやっているとは思えない。
(七段目という落語のように若旦那が歌舞伎役者にかぶれるという笑い話ならあるが)

しかしマジックの場合はマジシャンとお客ではなく、マジシャンとマジシャンになってしまう。


マジックショーを見に行くパターンとしては

1)純粋にマジックという不思議体験を味わいたい人
2)マジシャンその人が好きだという人
3)マジックをやっているから参考にしたいから見に行く人
4)自分のがうまいからと優越感に浸りたい人

1)2)は素晴らしいお客さんである。こういうお客さんを増やしたい。

趣味人の中には、マジックショーの時に「あのネタは使える」とか「今度自分の発表会でやろう」など思う人がいるのだ。
純粋にマジックを見に行くのか、プロの若手マジシャンを育てるつもりでいくのか、自分の参考のために見に行くのか、お客さんの分かれ目である。

3)4)の人がご祝儀などくれることはないし、若いマジシャンを育てようとはしないだろう。

「おれはよ、ナポレオンズにネタ教えてやったんだよ」というお客さんもいた。

マジックはある意味簡単にできてしまう芸だから、勘違いしてしまう人が多いのだ。

とはいえ、困ったことに今のマジック界ではそのようなお客さんも大事なお客様なのだ。
だから、プロマジシャンも彼らをむげにはことわれない。

それが問題なのかもしれない。

習い事は、先生がいてその生徒が見に来る場合が多い。

踊り、民謡、バレエ、クラシックの楽器。それらの生徒はよほどの人材ではない限り、先生よりうまいということはまずない。

つまりマジックの場合は、プロがよほどのカリスマ性があるか、マニアや趣味の人ができないようなことを見せつけるしかないのだ。

お客にすべての責任を押しつけてはいけないのだ。


もちろん、マジックができる趣味の人もマニアでも、そこをわきまえて見に来る人がいる。
そんな奇特なお客さんは、さらに全く一般のお客さんを一緒に連れてきてくれる。
こんなお客さんには、足を向けて寝られない。

しかもご祝儀やプレゼントをくれる人がいるから素晴らしい。(誰だ、結局、ご祝儀か!と言った人は。――そうです)

くどいようだが私はマニアや趣味の人を批判しているわけではない。
その人達がいることでマジックの世界が成り立っている部分があるのは否定できない。

そして、わきまえている人たちもたくさんいることには間違いないのだ。

私も昔は同じようにマニアや趣味の人だったのだから。

そしてプロは(自分も含めて)日々勉強に励むべきだろう。



あ、ここ数日はまじめな話が多かったかな。
それに頭に浮かんだまま書いてるため、支離滅裂、論理的で無い部分もあるかもしれません。

…歳のせいです。ごめんちゃい。





↓写真は、マッキー型のマッキーケース。


マジシャンなら、これを改造して、他のマジックに使えるのは、わかるよね。

--------------------------------------------2008/5/12
水木プロの舞台稽古は続く。
元・宝塚のトップスターの高嶺ふぶきさんは、やはりカンがいい。

シルクの扱いや仕込みのちょっとした変更など、すぐに理解できるからすごいなあ。
やはりいろいろな修行をしている人は、何でもできる。

本来、マジシャンもこうあるべきだろうな。芸事あるゆることを身につけて、マジックをする。

マジック文化の成長はそういうマジシャンが複数いれば、底上げになるだろう。

マジックはタネがある。はやい話が「種明かし」だけでも座が持ってしまうし、職業としてもなりたってしまう。
さらにお金のかかった衣装さえ着ればね。

しかし一流のマジシャンは、そのバックボーンにあらゆる事が身についているからまさにエンターテイメントを披露することができるのだ。



話は少しそれるが、そして以前にも書いたが、「マニアを相手にショーをしてるんじゃない」とか「マニアは邪魔ですよ」などと話すプロマジシャンがいた。

私はマニアや研究者は大事だと思っている。マジックの発展にはかかせないからだ。

昔、マニアを揶揄する言葉に「彼らは人前じゃできない。仲間や家でひとりでやっている」というフレーズがあるが、マニアは人に見せる必要はないのだ、しっかりマジックを仲間内で趣味として楽しんで、新しい手順や技法がうまれればいいのだ。

それがある意味使命だろう。


へんな言葉だが、マニアにもプロとアマがある。

プロのマニアは自分の事を知っていて、友人に見せたり本を書いたりとにかくマジックの研究に喜びを見いだす。

困ったのはアマチュアのマニアだ。なまじ知識や経験があるから、一般の人に見せまくる。

昨今はマジックブームだから一般の人も大きいマジックをイリュージョンというくらいのことは知っているし、クロースアップマジックの意味もテレビの影響で理解できる。

しかもそこそこできるから見せるのだ。
それがエンターテイメントになっていればまだいいが、へたをするとタネがばれたりすることもある。

先人達が築き上げた世界遺産であるマジックのタネが、崩壊する瞬間だ。


私もマニアを経てプロになった身だ。アマのマニア、プロのマニアも実は体験している。

だからこそ、マジックマニアになっている人は、自分がどっちのマニアか認識して、さらに自分のやっているマジックがエンターテイメントをしているか、しゃべりはどうか、手順はどうか、じっくり考察する時間も必要だね。

趣味とは一気に情熱的に突き進んでしまうものだから、熱病を1回さまして、考える瞬間があっていいかも。

たとえば熱帯魚にハマってでっかい水槽を買って、熱が冷めたら、その巨大水槽に愕然とするわけだ。

もはや水中息止めの世界新記録を作って、家庭で尊敬を得るしかない。

家族にとってはそれに失敗して水槽に浮いていた方が喜ばれるだろうが。保険も入るし。




私もジャズをやっているが、そこをわきまえて行動しないと、アマのジャズマニアになってしまうから気をつけようと思うよ。自戒をこめて…。

その落語でいう寝床ライブのジャマライブは5/29です。

しかもチャージとるぞ!

あ、その前にM&Uジャズバンドライブがあった。

5/24です。こちらもチャージとるぞ!

くわしくは5/2のSOMETHINGのコーナーを見てね。




あ、あした、三遊亭きつつき、かっ好、のヤ鳥会がある、こちらは寝床ライブではなくほんとの落語会でした。
東大島文化センターです。7時開演、1000円です。

都営新宿線東大島駅、大島口5分です。

--------------------------------------------2008/5/7
六本木のスイートベイジル139というライブハウスで「ナポレ・オン・ステージ」があります。

5月28日(水) ドアオープン18時。ショウタイム20時から。

共演者は、ピアニストに光永浩一郎さん、オンド・マルトノという珍しい楽器の奏者、原田節さん。

開演まで食事とお酒をお楽しみ下さい。

注:ピアノはありますが、ナポレオンズのショーですので、私は歌いません。あしからず。
(誰だ、よかったと言った人は!)

ショーチャージは5000円です。

● STB 139 tel 03-5474-0139●
予約、受付時間 月曜日〜土曜日 11:00AM〜8:00PM







↓ある雑誌に植田正治さんというカメラマンの写真が載っていた。

砂丘で撮ったファッション広告写真だ。この時、彼は70歳。
亡くなる87歳まで写真活動を続けたという。

素敵な仕事を続ける人に年齢は関係ないんだなあ、と思ったよ。


↓カードの写真ついでにこんな写真。


もうだいぶ前にジャケ買いしたブルーオイスターカルトというバンドのCD。
もちろんLPからのCD化だろうが、発表年は1976年。

問題はこの絵のマジシャンのカードさばきだ。

まさかマーカテンドーがモデルではあるまいが、画家がこんなカードの挟み方をイメージしたのが面白い。

--------------------------------------------2008/5/2
おいおい、もう五月ジャン!

で、お酒勝敗――4月は4勝。週1回の感じか、ま、いいか。

雪山ロケから命からがら生還してきたモロ師岡さんは、銀座小劇場の出演が可能になりました。

これで朗読とコントは確定。ボナペティライブにはこの二人が不可欠ですからね。

8/18、/19です。





キャスターの鈴木久美子さんの計らいで、三遊亭かっ好がFM江戸川にださせていただきました。
息子の声をラジオで聞いてへんな気分だったな。

三遊亭きつつき、三遊亭かっ好のヤ鳥会のお知らせをしてくれました。

その会は5/13(火)東大島文化センター二階(都営新宿線東大島・大島口5分)。夜7時開演。木戸銭は¥1000です。

時間のあるかたは聞きに行ってください。よろしくね〜




NHK「アインシュタインの眼」は5/6放送です。ただしハイビジョンです。再放送は何度もあると思います。






今、発売中の雑誌BXで取材してくれたあかりさんのサイト「小明(あかり)の秘話」に私の写真が載ってます。

そして私が今回紹介した人のことも書いてあるよ。覗いてみてくださいね。


不定期公演 M&U(マスダ、ウスクラ)ライブ5/24(土)です。
なあーじゅです。
私はゲスト。
他にベースはプロの細川正道さん、もとGSの――ガソリンスタンドではない――ドラマー籠利達郎さん、
ボーカルは吉澤紀子さん。






今月のジャマライブはなあーじゅにて。
5/29(木)です。予約はなあーじゅへ→03−3635−8366

ピアノは我が相棒の野田ユカさん。

↓ボーカルは久々に門馬瑠衣(もんまるい)さんです。







今日はこれから結婚パーティで余興です。