2008/2



--------------------------------------------2008/2/29
ボナ・ペティ!★ライブ、終了。

当日にもお客さんが沢山いらしてくれて感謝。

新しいショーの出演、プロデュース、ホスト、そして脚本――やはり疲れた。
でも1回やれば大丈夫。
また画策しますので見に来てください。

みなさんの笑顔に会いたいから…。


熱心な堀内君がレポートしてくれていますので読んでください。(褒めてるからね)

とにかく何事にもやり続けることが大事。

プロデューサーとしてはこれからショーの決算の仕事がある。
なんとか赤字にならないようにしないとショーは続けていけないからね。
テレビ、映画のプロデューサーは大変だというのがよくわかるよ。

この歳になってその部分では初体験だ。まだまだ勉強することが一杯ある。





ジャマ・ライブは次回、3月26日(水)です。
場所は銀座シグナス。
ボナ・ペティ!★ライブでは歌わなかったけど、ここでは歌いますからね〜覚悟して来てください。


ああ、もう2月おわりじゃん。

今月は2勝しかしてない…
--------------------------------------------2008/2/26
土日は交通機関が大荒れで大変だったね。

風の強い土曜日の2トロンボーンライブ――M&Uは大盛況だったよ。

私もマジックと歌を少し披露。大阪に転勤してしまったもとなあーじゅバンドのコンマス、S久間さんも仕事で東京に来ていたので見に来てくれました。
「東京はいいなあ…」と懐かしがってました。またもどってくるのを待っていますよ。


日曜は富山だったけど羽田で2時間も遅れて、出番時間にはまさに飛び込みだった。
とにかく衣装に着替えて舞台に出たよ。
出てから舞台袖を見るとアシスタントの中村がせっせとネタを作っていた。

こういうときは、スライハンドマジシャンでなくて助かった。


写真は韓国に行くスタンバイをしている政府専用機。いつもは千歳にあるけど気象状況を考えて多分数日前からきていたんだろうね。

マニアが同じフィギュアを2台買うように(?)1機は予備機です。




↓さてその富山でご馳走になった鍋。

鰻を輪切りにしたような魚だ。ぷよぷよしてコラーゲンたっぷり。

名前は「げんげ」という魚。よくきいたら「下の下」という意味。つまり昔は食べなかった深海魚だという。
まあ、確かに深海は海の「下の下」の方にあるけどね…

帰りに、富山のアレマー玉井くんが高岡の「味の山匠」の鱒寿司をくれた。ありがとう。これってうまいんだよね。






地方の仕事でよくホテルにとまるけど、いつだったかなあ、かなりだいぶ前のこと、「ペットボトルを利用した加湿器」があればいいなあと思ったことがあった。

するとなんとANAの機内カタログを見たら、それをちゃんと商品にした人がいたんだね。

必要は発明の母だ――特許とっとけばよかったなあ。







――はっきりいうと今このHPを更新している場合ではないのだ。
この時間にボナ・ペティ!ライブの進行表を作らないきゃいけないんだけどね。

あしたもあさっても仕事が入っていてね。これを専門用語で――逃避という。。。



でも、新しいショーが始まる数日前って、結構ワクワクそしてどきどきしている!
ああ、この緊張感と期待感と不安感が――うーたまらないほどの、快感!!

…オレって、自虐マジシャン?

--------------------------------------------2008/2/21
無性に餃子が食べたい今日この頃ですが、家にはまだあの小龍包があります。

ジャマ・ライブも終わり、いよいよボナ・ペティ!ライブの準備に入っています。

ボナ・ペティ!ライブの情報がネットの新聞――銀座ニュースにでています。

指定席はソルドアウトですが、丸椅子の補助椅子が若干ありますので、マジックランドにお問い合わせください。
→03-3666-4749

その前にM&Uライブがありますから、遊びにきてくださいね。

あしたは秋葉原でアニミュージックの公開イベントがありますのでこちらもお時間のあるかたは見に来てください。
あまりマジックはしませんが。。。。


今回は宣伝ばかりで失礼しました。ではまた。。。
--------------------------------------------2008/2/18
ネットは確かに便利だが、その反面怖いこともある。

HPをみて中傷メールを送ってくる暇な人もいる。

しかしそんな人ばかりではなく、暖かいお手紙を送ってくれる素敵な方もいるのだ。

ちょっと前のこのコーナーに『「ボナちゃん」とよべるのはマジシャンの深井洋正&キミカのキミカさんだけだ』と書いたら、なんとその方からお手紙が届いた。メールでないところがいいね。

↓しかも昆布も一緒だ。――大阪の昆布ってすごいうまいんだよね。ごちそうさま!!


「気にかけてくれてありがとう」というのだ。

そんなキミカさんがやさしいのは、きっとご主人の深井さんがいい人だからなんだろうなと思ったよ。
(注:あ、深井さん、何か送ってほしいという意味ではありません…)

いつかまたお会いしましょう。






土曜日のジャマライブ42はまたまた生の楽しさがでた。

ボーカルの門馬瑠衣さんのドレスはストリートファイターのような中華ドレスでサイドスリットもばっちり入ったものだ。

お顔もそんなイメージだったし、体育会系の筋肉体質はまさにそのものだった。

ジャマライブの女性ボーカリストはビジュアルでなければいけないというのがプロデューサーである私の持論である。
(誰だ、好みだといったのは!)

お客さんとのやりとりも若いのに嫌みにならない程度に面白かったよ。またお願いしますね。


私は実験的にスライハンド(手わざのマジック)のテンポをかなりゆっくりでやってみた。
だいたいいつも5分の手順が8分ほどになった。

見慣れたお客さんにはある意味刺激を与えたようだよ。私もむしろ丁寧にできて面白かった。

それからメンタル系の新ネタをひとつ初公開。

初めて人前でやるマジックは緊張感が走って、全体的にまったりとしたジャマライブの中ではスパイスになっていいと思う。

いろいろ芸事は試すことが一杯あって、無限な楽しみや課題があると実感した。

ひと月ぶりに日本にもどってきた近所のH氏も息子さんと一緒にいらした。彼らは夕方から別の店で飲んできたのでテンション高いままライブが始まったが、私との掛け合いが面白かった。またお待ちしてますよ。

生ライブは楽しい。次回はなあーじゅではなくて銀座シグナスです。3/26(水)です。よろしくね〜。


今週の土曜日はM&Uライブがあります。私もちょこっと友情出演します。お楽しみに。



ああ、税理士さんとこ早くいかなくちゃあ。。。

↓写真は「世界の車窓から」〜山口宇部編〜犬の独白――『早く降りて〜な、吐きそう。。。』


--------------------------------------------2008/2/13
ビッグコミックで山上たつひこの「中春こまわり君」が始まった。
あの少年警察官の小学生こまわり君が42歳になった設定だ。

相変わらずばかばかしい。

寿司屋の名前が「猫又」。そのシーンには板さんが猫で登場している。
しかも握った寿司を猫手でだしている。

シュールだなあ。。。これからが楽しみだ。







家の電話が鳴った。非通知だ。

どうせ勧誘だろうと思い、無言ででると…

「…すみえです」と聞き慣れた女性の声――といっても昔別れた女ではない!

松旭斎すみえ師匠からのお電話だ。

「あ、おはようございます」

「あのさ〜、○○整形外科の電話おしえてよ」

私は番号案内ではないが、教えて差し上げた。「どうされました?」

「腱鞘炎よ! まったくマジック出来ないのよ。『腱鞘炎のマジシャン』って思ったらいろいろくだらないことが浮かんだのよ」
「といいますと?」
「『高所恐怖症のパイロット』とか『赤面恐怖症のストリッパー』」
「なるほど」
「『ベジタリアンの焼き肉店主』とか『対面恐怖症の面接官』とか『方向音痴の添乗員』」

「なるほど。じゃあ『無口な落語家』、『スピード恐怖症のF1レーサー』つーのはどうです。
あ、そうだ『不器用なマジシャン』はどうです」

「それは私だから、普通よ、あはは、じゃ、手が痛いから切るね〜」――がちゃん!

おい!と大師匠に突っ込んでみた。










ただいま、ボナ・ペティ!★ライブに向けていろいろアイデアを画策中。

とはいえ、気張らず、今風にいえばゆるゆるでリラックスしてやりますので、お客様もリラックスしてお楽しみください。

とかくマジックショーは見る方もやる方も片意地はる傾向がありますが、私のショーはそんなことはありません。

すんごいマジックは私はしませんのでご安心(?)ください。餃子のマジックもしません。残念ながら歌もこのライブではありません。(誰だ、よかったと思った人は!)

基本はエンターテイメント――楽しくなくてはマジックもただの不思議な現象のみ。
理科の実験じゃないんだから。
ヘタすると楽しい先生にかかれば理科実験の方がよほどエンターテイメントになります。

とにかくその時間その空間を思う存分、笑い、心が動き、幸せを感じ、暖かい気持ちでお帰りいただく――そんな舞台を考えていますよ。お楽しみに。








チケットがあったので『横山大観』展を見にいった。六本木の国立新美術館だ。
↓快晴でしたが、すんごい寒いです。


だいぶ気候は寒くなっていますが、これが本来の冬ですね。

肌に寒風がしみますが季節を感じて冬なのに心が暖かいですよ。
人間の感性はへんなものです。

ところで昔の実家の応接間にあった絵が横山大観でしたが、子供の頃、私が飛ばしたヘリコプターがそこに激突して凹ましたのを覚えています。
怒られなかったからたぶん偽物だったのでしょう。そういえばあの絵いまどこにあるんだろう。

もしやそれと同じ絵が会場にあって、なおかつ凹みを補修した傷があったらどうしようとドキドキしましたが、その絵はありませんでした。――あれ?つーことはもしや本物? なんてね。
そんな思いで見ていましたよ。

お土産に屏風を買いました。

↓といってもミニチュアです、ちゃんと折れて、ハガキでだすこともできます。

ジオラマに最適かも。(どんなジオラマじゃい!)
干支のねずみが見てます。

横山大観の屏風を持ってるって言えるから、ちょっとリッチでしょ。

それにしてもこの展覧会場、なんとおじいちゃんおばあちゃんの多いこと。
加齢臭のイメージ。
しかも絵画をやっているような人達ばかりです。

しかし上の階でやっていた入場無料の文化庁メディア芸術祭は対照的になんと若者ばかりの若年臭が充満していました。
この中で映像部門奨励賞をとったEffie WUのSuperSmileの映像がある意味おかしくある意味恐ろしくも感じる作品でした。
この女性は5分ほどカメラ目線でまばたきしないのです。家の中を笑いながら歩き回り皿を洗ったり歯を磨いたりしてベッドに入るまでずーっとカメラ目線なのです。夢に出そうです。。。




今月は2勝。
--------------------------------------------2008/2/8
さて、おかげさまでボナ・ペティ!★ライブは現時点でほぼ満席になりました。
あと4席ほど残っていますが、それも売り切れたら、後は当日の若干数の補助椅子しかありませんのでご了承ください。→マジックランド。03-3666-4749

早々と予約のお客さま本当にありがとうございました。
今回タイミングが合わずにお越しになれないお客さまは次回をどうぞお楽しみください。







私は五十歳半ばであるが、時々、「ボナちゃん」と呼ばれることがある。
もちろん私より歳上の人からだが、そんなに親しくない人から言われるとちょっと違和感がある。

先方は私をテレビやマジックショーでみていて親しみを覚えてそう言うのに違いないのだが、言われた方はちょっと変な感じがする。

この話題はだいぶ昔にも書いたことがあるのだが最近もそう呼ばれて「あれ?」と思った。

ま、私なら文句は言わない性格だろうと思ってのことだろうし、その人と一緒にいる人には「そんなに親しいんだ」と思わせて優越感を味わうということもあるだろう。

ただ逆に私の回りにいる人にとってみれば、その人はボナ植木の師匠や先輩に当たる人なのかなあと勘違いする可能性があるね。

あのマギー司郎さんに言われるのは年齢的に不自然ではないが、マギーさんは「ボナさんさあ…」ときちんと「さん」付けをする。

翻って自分を思えば、いくら相手が年下で親しいとはいえ、「〜ちゃん」とは言わない。
呼び捨てか、「〜君」はありえるが、まだ「ちゃん」よりはまともな呼び方だと思う。

大酒飲みの世界第二位のYUMIは「ユミちゃん」と呼ぶ。やはり女性や年少の子供につけるものなのだろうね。

マジック界で唯一、私を「ボナちゃん」と呼んでも違和感を感じない人は「深井洋正&キミカ」のキミカさんだけだよ。
久しくお会いしてないが、元気かなあ。。。キミカ様。。


そういえば漫画家の巨匠、T井研一郎先生は女性から「研ちゃん」と呼ばれていたが、これは本人がそう呼んでもいいよと許可した場合だけである。ゆめゆめ調子にのって男性が「研ちゃん!」と呼ばないように気をつけましょう。

ところでその漫画家のT井研一郎先生が「カクテルセレクション」(株フォーサイト)というのを買った。
64種類あるうちの相手の思ったカクテルを当てるというマジックだ。

だが字が小さいというので、なんとジャンボカードで作り直した。
しかも写真まではいってる。

そしてより馴染みのあるカクテルに書き直しているのだ。


これを巨匠はバーで女性相手にマジックをするという。

しかし、相手の思ったカクテルをすぐに当てずにコースターに書いてそれを内緒でバーテンダーに渡す。
しばらくするとまさにそのカクテルが登場するわけだ。

もちろんくだんの女性にご馳走するというなんとも実に劇的でお洒落でダンディだ。

――ただしカクテル代がかかってしようがない
とぼやいているが、それも演出だから仕方あるまい。。。。ね、研ちゃん!

--------------------------------------------2008/2/7
仕事柄、台本やら資料をもらうが、そのほとんどが裏の白い紙だ。
もったいないので丁寧にホチキスをはずして、FAXの受信用紙にしている。

時々、先方もエコに協力しているから両面印刷の台本なんかもらうと思わず「ちぇ!」と舌打ちしてしまうこともある。
台本が悪いのではないのであしからず。

新聞のチラシも裏が白いのを探すが、意外と少ない。
チラシは何かのメモに使うことがある。

そういえば大昔、子供のころにはチラシを切ってメモにしていた家庭がかなりあったと思う。
凧糸で縛って電話のそばとかにあったようだね。

ペーパーレスの時代になるといわれて久しいが、そんなことはない。

いまだ紙は増え続ける一方だ。

昔はそうやって節約していたというのを思い起こすのもいいかも。

でもマジシャンが汚いカードを何年も使うのはエコではないよ。

ある意味演出としては、おもしろいかもね。誰も汚くて引いてくれないが。

最近、名刺をもらうとき、指を舐めてから取り出す人がいるが、それももらいたくないね。
その癖は多分本人もわかっていないんだね。
箸でつまんでもらおうか。

アマチュアマジシャンのおじさんでカードをやるときに指を舐める癖の人がいたけど、選びたくなかったなあ…。

歳とると肌が乾燥するからね。

緊張するといい汗がでます。

NHKの科学マジックで習ったけど、緊張の汗は物にくっつく成分があるようだ。
だからボールのマジックやカードのマジックでも手から落ちない。

しかし冷や汗は成分が違うらしい。

絶壁でロープ一本でしがみついている時の汗はくっつく汗なのに、絶壁の上から女房が顔を出した瞬間、冷や汗がでて手からロープが離れて、落下してしまうのだ。。。。










ANAに乗ったとき思い出したことがあった。昔みたホームページのことだ。

ANAのホームページは
http://www.ana.co.jp/

だけど、anaとcoの間のドットをうっかり抜かしてしまうと、とあるHPに行ってしまう。

さっそくみたら、いまだあった。一体誰が作ったんだろうなあ。2004年と書いてあるが。。。

http://www.anaco.jp/



--------------------------------------------2008/2/3
●とあるブログに、「節分の豆まきセットを買ってきたら、その豆の原産国があの国だった」という。
鬼退治には効くと思うが、食べなくてもいいかも。。。

で、家の冷凍室を見たら、原産国があの国の「小龍包」があるんだけどどうしようかなあ。。。。


●先月の勝敗は3勝のみ。。。。正月は飲み会が多いから、、、と言い訳。
↓写真はチョコレートビール。香りはいいが度数がかなり高い。

こういうのをお店で特別に出されたら、飲んじゃうんだよね。意志が弱いし。

あ、チョコレートといえば、バンアレン帯――じゃなかったバレンタインデー。
毎年告知しているように、お気持ちだけで結構ですよ〜

↓このワインは「スッチーに人気のものですよ」という。いわゆるCA(客室乗務員)にだ。

飲んでみたがフルーティで飲みやすかった。でもお酒好きのスッチーには向かないかもね。




●川上弘美・著「センセイの鞄」、読了。

たしかテレビのドラマにもなっていたからご存じの方もいらっしゃるだろう。
淡々としてしっとりとして大人の文章。。。最後はじんわり泣いてしまうんだよな。

未読の方にはわからないと思うが、「センセイの鞄」なる「物体」は、私の立場に置き換えたら何だろうなと考えさせられたよ。





●2月のジャマライブは16日(土)。ひさしぶりの土曜日です。

ボーカルはジャマライブ初登場の門馬瑠依(もんまるい)さん。
←かおりと和香をまぜたようなお顔です。歌も元気ですよ。

予約はなあーじゅへ03-3635-8366