2008/1

--------------------------------------------2008/1/31
ジャマライブ終了!
今回もいろいろ学ぶこと多々あり。毎回やるごとに反省した部分を資料として書いているが、かなり蓄積してきた。
反省あってのショービジネスだし、チャレンジあってのショーマンであると思う。
いろいろ理屈をいって何もしないのは単なる怠け者。
若いマジシャンはどんどん恥をかきながら成長していったほうがいいね。あ、若くない私もね。
知り合いの人が劇団四季の「ウイキッド」のチケットがあるというので誘ってもらった。
後ろの席だったが舞台の床に当たる照明や、全体が見られて充分楽しんだし勉強になった。
魔女が力を得て、空中高く浮き上がる時には圧倒的な歌唱力と相まってやはり場内全体がどよめき感動する。
先日、歌舞伎の海老蔵さんが不動明王のスタイルでの完全空中浮揚をやったらしいが、ストーリー上で起きるその手のエフェクトにはマジシャンはかなわないかもしれない。
マジックとして感動を与えるには「どうやって浮いているんだろう?」という考えが観客の頭によぎらない演出が必要なのだ。
だからD・カパーフィールドはストーリー取り入れたんだろうなあ。
ウイキッドの魔女が浮いても誰も「どうやってるんだろう?」とは思っていないからね。
マジックをするのは難しい、でもしがいがある。。。。
2月のジャマライブは16日(土)。ひさしぶりの土曜日です。
ボーカルはジャマライブ初登場の門馬瑠依(もんまるい)さん。

←かおりと和香をまぜたようなお顔です。歌も元気ですよ。
予約はなあーじゅへ03-3635-8366
--------------------------------------------2008/1/28
マジックランドのママさんから「クロースアップ習いたい人がいるからよろしく」
というので先日、その方をレッスンをした。
私より年上で会社社長だ。
3年ほど本やらDVDやらで独学したらしいのだが、やはり習いたいというので、私に頼んだのだ。
初回は2時間ほど休みながらカードの基本からレッスンした。もともと知識がある人だから名称などを説明する必要はないが「え、そういう意味なんですか」とか「そうやってやるんですか」とか「話が大事なんですね」とか、「目から鱗」の連発であったようだ。
確かに芸ごとはプロに習うのが会得するのにむしろ近道で確実なのだ。
ひるがえって自分の事を思えば、確かに若いころはお金を出して講習会にいったり、個人的に教わったことがあったなあと思い出した。
それはマジックだが、ジャズの歌も最初は習いに行っていたんだよ。
また行くかなあと考えた。ギターもまじでやるかなあとも思えてきたよ。
そのマジック・レッスンにきた人の反応をみてこう思った――初心忘るべからず、と。
つねに新鮮な気持ちで芸をする、それがお客さんに爽やか気分を提供することになるんだなあと思ったからね。
うっかりしてたけど、明日、ジャマライブ・41だった。
ほんの若干の席がありますので、なあーじゅに予約してください→03-3635-8366
ボーカルは吉澤紀子さんです。よろしく〜。一応私も、新鮮な気分でマジックをしますが。あ、歌も。。
↓写真は大阪のPさんから贈られたチロルチョコのナポ・バージョン。ありがとうね〜
--------------------------------------------2008/1/22
メタモルフォセス――変態という意味だが、私のことではない、あたりまえじゃ!
マジックの世界では、イリュージョンの人体交換のことをいうが、学術的にはさなぎが成長して変わっていく様をいう。
ザ・マジックという専門誌を出している東京堂出版にいった。
この雑誌をより魅力的なマジック専門誌に成長していくには今後どういう風にしたらいいか、意見をききたいとのことだった。
呼ばれた人はマジックランドのトンさん、さとし。大酒飲みの世界第二位のYUMIさん、マジックもできるイラストレーターのカズ・カタヤマ、歯医者の宣伝をしているヒロ・サカイ、ジャズ・シンガーのボナ植木、洋書翻訳者でクロースアップもできる小林洋介。
部外者はああでもないこうでもないといろいろ言える。でもそこから何かがでてくるに違いないのだ。
今後の「ザ・マジック」という雑誌はさらにより楽しいものにメタモルフォセスしていくだろう。
東京メトロのポスターがいつもおもしろい。子供を大人に見立ててのマナーキャンペーンなんだけど微笑ましいよ。
子供が大人の格好をしているのがおかしいよ〜。
↓もっとちゃんと見たい方はこちら。ポスターは拡大できて楽しめるよ。
--------------------------------------------2008/1/18
いまだ無事。切腹せずに生きております。
さてスケジュール帳をまだ買っていないのであせっていたが、今朝、あれ?一太郎のソフトにカレンダーつーのがあったなと気がづいた。
あるじゃん! なんでいままで気がつかなかったのだろう。フォントも換えてタイトルもボナスケジュールにして、
厚口のA4にコピーしてつなげたらりっぱないつものスケジュール帳になった!
そうなんだよなあ。「なんでいままで気がつかなかったのだろう」と思うのはマジックのアイデアがそうだね。
人のを見てそう思う――その裏には「あいつが気がつくくらいなのに」というへんな自尊心があるんだ、人間には。
なんであんな男にいい女がついているんだろうなあ、というのも同じ心理。
それはともかくスケジュール帳の話だが、このサイトの整理術のコーナーをみてもらえばわかると思うが、その12枚をセロテープでつないで蛇腹にする。
さらにふと本棚を見ると、使っていない革製のブックカバーがあった。
これがなんとA4の二つ折り、つまりA5のカバーにぴったり。
それに納めると、うふ、思わずニンマリ。なんとりっぱなスケジュール帳に変身したではないですか!
汚れないし、しかも蛇腹システムも生かせる。
なんとなく得した気分になった。これでいろいろスケジュールをこなすぞー
↓宮崎空港のロビーでギターの見本市のようなものをしていたよ。有名なギターが山ほど展示されていた。

上の垂れ幕に「どげんかせんといかん」と書いてある。
宮崎に向かう飛行機に、出発ぎりぎりに黒っぽいスーツに短い髪型、そしてまっくろなサングラスで機内に入ってきた人がいた。
おいおいヤクザかよと思ったら、なんと私の隣に座った。
げっと思ってよくみたらもと巨人で大リーガーの桑田選手だった。大変失礼しました。
向かったホテルも同じでした。ホテルの人に聞くと自主トレーニングで宮崎に滞在するんだそうです。
ご活躍をお祈りします。
さてボナ・ペティ・ライブのご予約はお早めに。なにせ90席しかありませんので。
ついでになあーじゅのジャマライブVOL41は1/29(火)です。これもお早めにご予約をお願いします。
なあーじゅ→03-3635-8366
--------------------------------------------2008/1/14
恒例の志の輔パルコ落語にいきました。
相変わらずこの空間でも師匠の落語は素晴らしい。
今回のメイン落語は映画になった「歓喜の歌」。
前半の2席は新作と古典。
終わった後、楽屋にいくと目の前の人が振り向いた。な、なんとあの哲学者でジャズピアニストの土屋賢二先生だあ!
ああ、びっくりした。お互い再会を祝して自然と握手。
なんでも初めて志の輔師匠の落語を聞いたのは巣鴨のライブハウスだという。
あらら、あの元GS――ガソリンスタンドではない――グループサウンズのドラマー籠利さんの関係か!
そういえば土屋ライブの時も籠利さんだったなあ。
以前、送ったマジック道具を授業で使ってるとのこと。うれしいね。
帰りのエレベーターで先生が「しかしナポレオンズはすたれないですねえ。いつか見なくなると思っていたけど…」とのストレートな発言。
理由を聞くので答えました。
「大いなるマンネリがあるからですよ。でも力はいつも底上げしてないとマンネリを保てませんから、努力はしてますよ」
との返事に、大哲学者が納得……したと思いますよ。
その日の客席には永六輔先生、落語通の漫画家――高信太郎さん、山本益博さんもいらっしゃいましたよ。
★↓注:以下の文章は明らかに誰が何と言おうと、自慢話になりますので、読まなくてもいいですよーだ。
山本益博さんは「去年の30周年ライブとてもよかったですよ」との言葉。うれしいなあ。
さらに永先生が隣にいた高信太郎さんに「年金のマジックはすごかったですよ。年金手帳が宙に浮くんですよ、そしてそれが消えちゃうんですよ」
すると高さんが「えー、話だけでもわくわくするマジックだなあ!」との返事。
さらに永先生が「あのライブは私の中で去年のベスト3に入ってますよ」とのうれしいお言葉。
それだったらメールくれればいいのに、って永さんはメールなんぞしないか。
でも褒め言葉は励みになるからまじでうれしいですよ。この歳になっても褒められた小学生の気分でした。
…いつも、上を向いて歩こう。。。。。
↓家になぜか「切腹最中」なるものがあった。切腹のさいちゅうではない、もなかだ。
お店は新橋にあって、仕事をしくじったサラリーマンがよく相手先におわびに持って行くらしい。
ちょっと見方によってはぐろいけどね。。。
ん?、オレに食えっていうのか?
あれ、な、なんかしくじったことあった???
こえーよー。
--------------------------------------------2008/1/11
酒の勝敗表はいまだ変わらず2勝のみ。
ちょっと年末年始の仕事の?(暴飲の?)疲れがでた感じがする。
養生しないとね〜。
2月28日(木)の銀座小劇場のDMづくりをしている。
メンバーはホストの私、ボナ植木、赤坂忍者のげっとうとふくろう。そして銀座十二時の喜代野さん。
若手ばかりなので〆はベテランの北見伸さんがスペシャルで登場します。
スライハンドをやってくれるそうです。わくわくしますね。
マジックの合間に三咲順子さんの『ランスのテーブル』という朗読。
ランスというのはあのランスバートン。どんな物語なのかはお楽しみに。
そしてモロ師岡さんの『新人手品師の憂鬱』というコント。
まさにバラエティショーです。
18:30開場、19:00開演。全席指定で¥4000。マジックランドに行って購入すると座席表から選べます。
銀座小劇場は銀座松屋3本裏通り。
予約はマジックランド、月曜祝日休み、11時〜18時30分。03−3666−4749
プロデューサーは私。そしていろいろアイデアや意見を出してお手伝いしてくれるのがマジックランドの小野坂さとしくんです。
よろしくね〜
--------------------------------------------2008/1/9
先日はお通夜だったけど、お酒抜いたよ。今月2勝目。
やっと¥39800(モニター別)のパソコンセットしたよ。ああだこうだで2時間かかるかなと思ったけど、他のソフトのインストールもしたから3時間かかったね。
ノートンのファイルチェックも全部してみたから時間かかったね。
このパソコン、キーボードとマウスは付いている。
USBポートが裏に4つ。表に4つある。裏の2個はキーボードとマウス。
しかし今のパソコンはUSBでなんでもつなげるし勝手に設定してくれるから便利なんだよなあ。
あのDOSの頃の一晩かかって朝やっとうまくいったなどというのは過去の話だ。
とはいえそんな時代のパソコンよりもスペックでかなり劣るPCでも月に行ったと思うとすごいね。。。。
昔は、動け!と念じながらリセットボタンをよく押したものだよ。
エレクトロニクスでも精神論に頼るところがおかしい。
――とりあえずインターネットとバックアップ用にしようと思う。
FISM2006のDVDが届いた。英国のテレビの90分の中に何があるか楽しみだね。
表紙は韓国のスターマジシャン――リー・ウンギョル。
2月28日の詳細がでたよ。
出演は
ボナ植木、月桃(赤坂忍者)、梟(赤坂忍者)、喜代野(銀座十二時)、北見伸。
三咲順子(朗読『ランスのテーブル』)
モロ師岡(ひとりコント『新人手品師の憂鬱』)
です。よろしくね〜。
--------------------------------------------2008/1/7
写真は先日のジャマライブに来てくれた福井さんという方が作ったもの。
両面裏模様のカードをS字に切ってそれが1回結ばれているという不思議なもの。
もちろん切れ目は一カ所もありません。
今月のジャマライブは1/29(火)です。
予約はお早めに「なあーじゅ」へ→03-3635-8366
暮れからお正月はまじで仕事をしていたけど5日からは新年会シーズン?の始まりです。
でも今日は私にとって大変お世話になった人のお通夜。
酒は抜こうと思いますよ。。。。合掌。
というわけで今年も健康に気をつけていきましょう。
あ、そろそろ、¥39800のパソコンを動かしてみようかな。。。。
--------------------------------------------2008/1/5
昨日(4日)の昼間NHKの金曜バラエティに山上兄弟とでていましたが、これは生放送風ですが年末に撮った録画です。
専門用語で疑似生といいます。
これによって何がいいかというと編集しなくて済む。
スタッフもタレントも時間通りに終わるため経費が削減されること。
また年末年始には編集室が満員で予約がとれないという事情もあるし、なんといってもその時間のテープだけあればいいわけですからやはり予算的には楽です。
ただし屋外からの中継はできません。生でも影響のない内容なら可能なわけです。
ラジオなんかではちゃんと「録音ですが生放送風にお送りします」という場合があります。
それは商店街からの中継などです。「現在、放送は現場でされていない」旨を伝えないとそこに行ってしまう人がいるからです。
クレームが発生しそうな場合はちゃんと言うわけです。
数年前にやったマスクマジシャンとの対決の時、我々ナポレオンズは地下鉄に乗って東京タワーに向かいました。
その地下鉄内の様子もスタジオとのやりとりで生中継かのように放送されていましたが、これも疑似生です。
地下鉄のホームから電車内に我々とカメラが一緒に入って映像を送るのですが、実際には電波は届きません。
しかしわざと編集の時に映像にノイズを入れてそれ風の演出していたのです。もしビデオなどをお持ちの方はチャックしてみてください。
もちろん生放送と言ってはいないのですから欺いているわけではありません。
ドキュメント風の演出によってはらはらどきどき感が増すわけです。
それもマジックの番組のある意味トリックの部分でしょうね。
そう、つまりテレビ自体がイリュージョンの世界なのですよ。
だから逆に、生放送なのに『いまのセリフカットしてください』という逆パターンのギャグも生まれるわけですね。
ちなみに元旦と3日の放送は絶対に生放送ですからね。。。現場にいた私がいうのだから間違いありません。
NHKの生放送はすべて何秒か遅らせて放送しているといううわさがあります。
つまりテロか何かによって放送局が占拠されたり誰かが生放送中に乱入してきて何か言う場合があるからだ、と言われていますが真偽のほどはわかりませんね。
今度、NHKに行ったら聞いてみます。
――といってもその事実をここに書くわけにはいかないから、報告はできません、あしからず。
ところで今日は酒抜きました。まずは一勝――これ偽報告ではありません。ひっく!
--------------------------------------------2008/1/1
今年も始まりましたね。よろしくお願いします。もう飲んだので一敗です。ひっく!
今年は、去年の初めに公約にあったボナプロデュースのバラエティ・ライブをようやくやることにきまりました。
銀座小劇場で2月28日(木)です。詳しくはまたお知らせしますね。
マジシャンは若手中心。ベテランはひとりくらい。
マジシャン以外の出演者には舞台女優の三咲順子さんの朗読、モロ師岡さんのひとりコントを頼みました。
もちろん彼らの内容はマジックに関わること。おたのしみください。
私はホストです。
タイトルは――ボナ・ペティ・ライブ
私がお勧めのパフォーマー、どうぞ召し上がれ!――つー感じです。
もちろん毎月やっているジャマライブは継続します。継続は力なり――を実感していますからね。
あとは酒の勝率をあげることとカイロにいって身体のメンテナンスも続けます。
クロースアップパーティも合間にいれていきます。
――もうなんだかすでに忙しいなあ。。。
というわけで今年もいろいろよろしくお願いしますね。
夜はNHKにいってBS生放送に出演しますよ。じゃあね。

