2006/7

--------------------------------------------2006/7/29
先日、あまり使っていないパソコンを掃除してみました。
2000年のウインドウズMEです。
起動してみて驚いた。遅いのなんのって、亀がスライムの中でもがいているようです。
CPUも遅いけど、メモリを調べて驚いた! 64メガ! まさにメガ点です。
そりゃあ十年以上前の自作のDOSパソコンのころなら64で大いばり。
そのころ8メガとか16メガで満足していたもんね。とっても高価だったからね。
というわけでヨドバシにいって256メガのメモリを買ってきました。
1万円ちょっとくらいの値段。なんという安さだろう。
昔はゲームだってワイヤーフレームといって飛行機なんかも絵が線でできていたもんね。
ぱらぱらマンガの世界だった。
時代を感じるね。
とあるホテルでの企業パーティーでシャンペンタワーがあった。一番上のグラスに注ぐと下のグラスまで流れていくというもの。
写真はその裏側。ソムリエ?が台の上に乗るわけだけど、ガムテープで大丈夫なんだろうか?
前にバランスを崩したら、この頼りないガムテープでは無理だろうね。
本番はもちろんうまくいきましたよ。
ホテルによってはグラスがくっついているのもあるらしいが、ここのは確認したけど全部バラバラにセッティングするそうだ。
さすがプロのお仕事!
あしたの日曜日からFISMスウェーデン・ストックホルム大会。仕度しなくちゃ。
そういえばストックホルム症候群ってあったな。
犯罪者と一緒にいると感化されて共感をもってしまう症状だ。
感化されて私がりっぱなマジシャンになったらどうしようかな……こまるな。。。それにマジシャンは犯罪者じゃないし。
つーわけでしばらくHPの更新はおやすみです。
ではまた帰国したらね。
(注:海外に行っている間、時効は延長されます、 ってなんのこっちゃ!!)
--------------------------------------------2006/7/24
まずは報告から、といっても、いまさら遅いんだよねー。
先週の月曜日から東京スポーツでナポレオンズの記事が連載されていました。
私も知りませんでした。人から教えてもらいましたよ。
金曜日で連載5だったので土曜日までだったかも。
もっとも他の記事の内容がいやらしいので、女性は買いにくいかもね。
浅草キッドにいわせれば「東スポは日付以外、全部誤報」といってたけど、この連載の内容はほぼ本当かも。
今月の30日から来月8月8日まで、3年に一度開催されるFISMスウェーデン大会に行きます。パソコンは持って行きませんので更新はありませんし、メールのやりとりはできません。
世界中のマジシャンからパワーをもらってもどってくる予定ですので、お楽しみにね。
先日ひさしぶりにMUNOバンドのライブをやりました。
無能という意味ではありません。ますだ、うすくら、にわ、おおじろう、という名前の頭文字です。
私はプロデューサー兼マジシャンのゲストです。
今回はバイオリンの水谷美月さんをゲストに迎えてのライブでした。
彼女はかわいくて歌もうまくてもちろんバイオリンも素敵。
会場の――特に男性客は目にハートマークがでていましたよ。
写真はまじめにリハーサルしているシーン。
ひだりのピアニスト、丹羽ちゃんの衣装がおかしい?
実は、足を骨折して病院から一時脱走してきたのだ。
靴がはけないので着物のピアニストとなったわけよ。

←別名:若頭のピアニスト。胸元にはドスを持っている。メンバーが間違えると指をつめるらしい。
おおじろうのブログと水谷さんのブログにもレポートがありますよ。
昨日は酒抜いたぞー!
といっても今月は2勝22敗だああああ。
あ、明日はジャマライブ――準備しなくちゃ。
--------------------------------------------2006/7/21
なぜ人をあやめる事件が多いのだろう。
自分の子や他人の子をも殺す。子供が親をも殺す。
何十年前のことか忘れたが、大学生がバットで親を殺した事件が衝撃的でめずらしい時代があったのだ。
それがいま当たり前の事件になっているのが嘆かわしい。
この話題は結構、このHPで過去にも書いているけど、それが相変わらずの世の中になってしまったのが悲しい。
以前、バレリーの詩で<人生は後ろ向きにボートを漕いでいるようで、過去の映像しかみえない>と書いたが、
自分の存在が無くなった後のことを垣間見てみたいと思うのは誰でも思うことだろう。
自分の葬式には誰が来て誰が来ないのだろう。それを見てみたい。香典はいくらなのかも知りたいところだ。
あのやろうは散々おごったのに3000円かよ! とか突っ込みたいね。
しかし――残念ながら、それは不可能なことなのだ。
しかし、大昔滅んだ恐竜の化石を見たり、ダビンチの絵画を見ることができたり、夏目漱石の文章を読んだりすることは今の自分には可能だ。
他の亡くなった人のものを見たり読んだりすることは、可能なのだ。
つまり他人の人生を何十人、何百人と味わえるのだから、自分の人生――ひとつぐらい後年に味わえなくてもいいだろ? と神様はおっしゃってるんだよ。
亡くなった人は、みんな自分の生きてきた様子を死んでから知りたいと思うし、芸術家なら作品をみんながどのように味わっているのかを知りたいと思うのだ。
でもそれは不可能なこと。
だったらそれらの人の立場になってその作品やらを味わうのもまた生きているものの特権だろうね。
その人にいっときなればいいのだ――ピカソや芥川竜之介本人になって、その作品を味わうのもおつなもの。
ホテルからダイブした故・チェット・ベイカーのトランペットやボイスを今味わうのは、彼本人はできないけど、今の私には可能なのだ。
チャニングポロックの鳩の演技も今の自分なら見ることができる。
誰にでも過去の偉人や天才になれるのだ。その作品を味わうことは、今できるのだ。
他人の作品や生き様はいいとして、自分の死後は自分で見れないことは決まり切ったことなのだ――だったら、いま生きている自分の人生をスルメを噛むようにじっくりと味わおうじゃないか!
それは神様も許してくれていることだからね。
(スルメという表現が陳腐かもしれないけど、他に浮かばなかったもんで。 酢昆布は?)
なあーじゅに遅くいったらいつものバイトの友美ちゃんとその友達のマナちゃんがいたよ。
か、かわいい!!
その日のライブは志賀聡美さんというトロンボーン奏者。
なあーじゅバンドの鬼のバンマス(トロンボーン)もマジメな顔。

志賀さんは酒飲みだ。。。(グラスを持つ雰囲気でわかるね)
ところで、G楽とんぼのY本にならないようにみんな気を付けて生きろよ!!
(誰だ、お前がいちばん気を付けろ、と言ったヤツは!!)
ジダン頭突き事件。
「イタリア人なら普通に使う程度の言葉で、人種差別ではない」との結論。
さしずめ日本なら……
「お前のかーちゃんデベソ!」
「うるせー、お前のカーちゃんなんかドブス!」
「なにいってるんだ、オカチメンコ!」
「うるせー、お前ーのカーちゃん、大豚!!」
「なんだと、お前のカーちゃん歩くチャーシュー!!」
母登場――
「やめなさい! 兄弟げんかは!!」
--------------------------------------------2006/7/16
ぬふふふ。まだ筋トレは続いているぞ。
赤坂見附のマジックが見られるレストラン「NINJA(忍者)」のすぐそばにスウェーデン料理ストックホルムというのがある。
以前から気になっていたのだが、今回のFISMはストックホルムだからというわけで、どんな料理か食べにいってみた。
スモーガスボードという、まさにバイキング形式の料理だ。
主にニシンがメイン。いろいろなタイプの味付けのニシンがあり、なかなか美味しかった。
なんだか日本酒に合いそうな感じ。
お店の人が「本場よりこちらの店の方が口に合うというお客様がよくいらっしゃいますよ」とのこと。
もちろん日本人に合うような味付けにはしているんだろうけどね。
本場の料理が楽しみだ――あ、マジックの大会にいくんだったな。
今回のスウェーデンは初めての訪問だけど、すぐ隣のノルウェーのオスロには一泊だけしたことがある。
確か1988年のオランダ大会の帰りだった。もう18年前の話。
マジック好きな俳人の江國滋さんも一緒だった。もちろん江國香織さんのお父様だ。
その時の紀行文は確か本になっていたはずだ。
江國さんは絵も得意でいたるところでスケッチをしていた。
帰路のオスロの空港の待合室で、向かいに座った江國さんがスケッチブックに滑走路を見ながら何やら描いている。
しばらくすると私に向かって「できたよ」とおっしゃった。
何がですか?というと絵を見せてくれた。
なんと私のポートレイトだ!!
他の方を見ながら私をスケッチしていたのだ。
「この方が自然な姿が描けるんだよ。マジックだよ」とニコリ。
来月で江國さんが亡くなって9年。。。。今のクロースアップ・マジックの盛りを見たら喜んでいただろうね。
↓写真はそのときのスケッチ。NAPOLEONSの片われ、とある。
★15日発売の「東京生活」(エイ出版)が錦糸町特集です。私が出ていますので買ってくださいね。
--------------------------------------------2006/7/12
最近、急にテレビにでるのでお知らせがままなりません。
前田君へのコメント録りだって急だし、知らぬ間にBSでマルコ・テンペストを再放送している。
自分が驚くよ。
このテンペストの特番だが、第二弾を撮っている最中で我々ももちろん参加しています。
今はロケのシーンだけですがスタジオ撮りは来週。放送が決まったらお知らせしますね。
先日とった「笑いがいちばん」は9月17日(日)13:05〜NHKでの放送が決まっています。
7月25日のジャマライブは満員ですのでごめんなさい。 m( _ )m
8月23日の銀座シグナスでのジャマライブ。8月分のプログラムがでていますから見て下さいね。
ミュージシャンに混じってなんで私の写真が?と思う今日この頃です。
あるバーでカシス・ソーダばかり飲んでいる客がいた。
バーテンダーがどんどんおかわりを勝手に作ってだした。お客もカシスが好きだからさらに飲み続けた。
するとお客は急性アルコール中毒になって死んでしまったのだ。
もちろんバーテンダーは逮捕。罪状は「業務上カシス致死」だった。
というわけで暑気払いのギャグがばっちり決まったところで(決まってねーよ!)今日も一日テキトーに頑張ろう!
--------------------------------------------2006/7/10
さて、夏が近づいてきて体力消耗するから、そろそろ筋トレを始めるか。
カイロの先生にも「筋肉つけてください」と言われたんでね。
というわけで今朝から開始。
といってもダンベルはむしろ筋肉痛めるから、腹筋とかヒップアップとか膝をつけたままでの腕立て伏せを始めたよ。三日坊主にならないようにしよう。
先日名古屋で泊まりだったので、ジャズの店を探すと、なんと中本マリさんが出演しているところを発見!!
彼女は去年の暮れに、なあーじゅに出演していたのだ。
店で目があったのでお辞儀をすると彼女も怪訝な顔をしながらもお辞儀をした。
私もよくあるけど、いつもいるところではないところで会うと誰だかわからなくなることがある。
我がナポレオンズの滝沢マネージャーと、伊勢丹ですれ違えばわかるけど、場外馬券売り場であったらわからないだろうな。いるとは思わないからね。
(注:実際に馬券売り場で会ったことはありません)
きっと彼女もそんな感じだろうと思っていたが、案の定、後で突然思いだして満面の笑顔を見せてくれた。
「ぜったい、名古屋にいるとは思わなかった!」とのこと。
「酒とバラの日々」なんていうスタンダードでも私と歌い方が明らかに違う(当たり前だ)。身体の底から詩を表現しているよ。。。素晴らしかったよ。
ずうーと聴きたかったけど、あんまり飲み過ぎると次の日が仕事だから1stステージだけで帰りましたとさ。よかったよかった。
15日発売の「東京生活」(エイ出版)が錦糸町特集です。私が出ていますので買ってくださいね。
我々マジシャンはいたるところでマジックをする。
思えば業界で、「全天候型マジシャン」と言われて久しい。
スケートリンクや夏の海辺、温室ドームや野外ステージ、果ては列車の中でも車両を移動しながらマジックしたことがある。
残すところは宇宙ステーションぐらいかな。
写真左は「にぎわい座」という寄席の舞台。右は個人の家のパーティでの場所。
いろいろな所でマジックは可能なんですよ。
今日は「笑いがいちばん」の収録ですよ。
--------------------------------------------2006/7/6
「好楽、ナポレオンズのW親子会」は無事終了。
雨の中でもたくさんきていただきありがとうございました。
息子の落語は4月の好太郎師匠の「うたたね会」の時に初めて聞いたけど、その時より親の自分がどきどきしなくなったよ。
楽屋のモニターで聞いていたが途中舞台袖にいくと、演芸を撮り続けているカメラマンの橘蓮二さんが袖から寝転がってかっ好を激写。
お、あの名カメラマンの被写体になっていてうれしかったね。ありがとうございます。
そのあと好楽師匠と王楽さん達と野毛の洋食屋――キムラで打ち上げ。ハンバーグやポークカツがうまかったなあ。

←
洋食キムラの店先。着物の女性は三味線の弥生さん。
私はその足で今度は好太郎師匠の独演会に向かう。前座でかっ好が出るのだ。
そのかっ好だが、話のまくらで
「…落語にでてくるのは、八っあん、熊さん、そして横町のご隠居さん…」と言ってから、なにやら演目が違うことに気づいたようで「…え、今日はご隠居さんは出ませんが…」
観客全員、ずっこける!
その後、仕切直して「たらちね」の一席。そう、たらちねはご隠居ではなく大家さんが出てくるからね。
なにやら忙しい一日だった。
見に来てくれたみなさんに感謝。
★お知らせです★
前田知洋さんがNHKスタジオパークに出演します。コメントでナポレオンズも出演しますのでみてください。
7月7日(金)午後1時5分〜 NHK総合です。
--------------------------------------------2006/7/3
今年のIBMコンベンション・マイアミ大会のコンテストで、日本から出場のKyokoと古山光がファイナル6に入賞!!
さらに決勝でKyokoがグランプリを獲得!!!
よくやったね、FISMでも期待してるよ〜。
あ、二人ともナポレ・オン・ステージのゲストじゃん! 関係ないけど、なんかいい気分だね。。。。
おめでとう!! Kyokoさん!
(以上の情報はその大会の招待演技者のYumiさんからです)
昨日、帰りの新幹線の同じ車両でトランプを口から出している変な男と遭遇。
「ふじいあきら」だった。
久しぶりだけど元気そうだったね。
「あんたにしちゃあ、道具のトランク大きいねー」と失礼なことを言うと
「わたしだって、旅にはこれくらい持って行きますよ〜」と笑っていた。
土曜日、仕事の帰りにイヤイヤ仕方なくフラっと「焼き鳥の小川」に寄ったら美女ばかり!
そういう所ではあまり飲みたくないんだけど、イヤイヤ、一緒に飲んだよ、まったく…
みんなの携帯を電波の入りやすい入り口側に並べてみたところ。
待ち受け画面も人それぞれ。左から2台目は林家パーぺー師匠だもんなあ。
ところで、酔いがまわるのは早くなったんけど、なんだか最近だらだら飲んでるなあ…。
ここで告白すると、6月は3勝27敗。情けない。カイロに行った日しか酒を抜いていない。とほほだ。
でも量は減ってるぞ! たぶん。
新聞にフランスの詩人バレリーの文章が引用で載っていた…。
湖に浮かべたボートをこぐように、人は後ろ向きに未来に入っていく。
目に映るのは過去の風景ばかり、
明日の景色は誰も知らない。
つまり、人は何がなんでも未来に向かって漕ぎ続けなければならないのだ。
去りゆく風景である過去を見つめ、時には悔やみ、時には楽しみ、時には学び、そしてそれを噛みしめながら…未来へと向かうのだ。
でも先行き不安なことばかりではないよ。
大切な人が、向かいに座っていさえすれば、その笑顔が未来への道しるべになるのだから。。。。。
(注:あんまり乗せると、沈没します)
さて先日のジャマライブの写真をアップしておきます。

←店のママとホールの支配人ではありません。ピアノの野田さん。

←右は、ちーママではありません。ボーカルの峰村泉さんです。
次回は7/25 なあーじゅ。
8/23は銀座シグナスです。よろしくねー!

