2006/2



--------------------------------------------2006/2/27
うーん、最近、「イナバウワー」という言葉が耳について離れないな。

あの金メダリスト、亀井静香――じゃなかった荒川静香さんの影響だ。

とある昔話の絵本にウサギがブリッジのように反っくり返っている絵がある。

これが本当の―― いなばうわーの白ウサギだ。(さむ〜い! スケートリンクより寒い〜!)





さて、アド街っく天国のスタッフが、我がジャマライブを撮影しにきてくれた。
といっても「なあーじゅ」というお店がメイン。
放送は4月15日(土)。なにせランクが30位もあるから、どこに何秒でるかわからない。
かなりの時間撮影しても1分あればうれしいよね。
時間があったらみてください。

今回はなぜか私も観客もみんなテンションが高かった。というのも例の金メダルの日だったからね。

世の中、みんな興奮していたというわけ。もちろんオリンピックネタをやってバカうけしたよ。

そのテレビクルーの様子は数少ない友人の中原まことさんのブログと、ライブの写真は<なあーじゅバンド>メンバーのOhjiroのブログにありますよ。






ところでそのライブで私はつたないジャズを歌っているのだが、譜面を見ながらは歌いたくないのだ。
憶えないと格好悪いと思っている。

しかし「スターダスト」のような長い歌は苦労する。

Verse(バース)の部分――メインのフレーズの前にその歌の内容を説明するかのような詞がつらなっているものだ。
バースの本来の意味は<詩>であるから、語りのようなものに節がついていると思えばいい。

そうそう、わかりやすく、日本の演歌で例えてみると、あの玉置宏さんの名調子のようなものがバースと思っていいかもしれない。

こんな風に…

『…かなわぬ恋を心に秘めて、世間に背くこの身体。みんな許しちゃくれないが、足の向くまま旅がらす。
お届けしましょう! 氷川きよし、「箱根八里の半次郎」でっすう〜』

♪まわし合羽も 三年がらす〜ぅ、意地の縞目もほつれがちぃ〜♪
♪やだねったら〜やだね〜♪

こんな感じです。




さて、私の場合、歌詞は譜面で憶えると印象が残らないので、写真のように手書きで写す作業をする。

字は私のように汚い方が印象に残って憶えやすい。


<G>はキー。親指のところに重なっているが囲ってVerseと書いてある。
そこが玉置宏エリア。


発音を忘れがちなStealsの最後のSは赤くチェックしてある。単語の意味もちょっと書いてある。

そして下から3行目の「Sometimes I wonder〜」からが本編の歌になる。



もちろん私がひとりで歌うのだから、「ひとり玉置宏&ナットキングコール」になるわけだ。

うーん、ちょっと解釈が違うかなあ…。ま、なんにしても書くのがいいよ。

マジックのセリフでも書くと憶えるからね。





話は違うけど、スポーツライターの長田渚左さんのコラムは的確な文章でとても素敵だ。

今回(第5回)の荒川静香の分析もわかりやすいが、第2回のスピードスケートの分析もすばらしい。

マジックのコンテストに出る人は、この文章を噛みしめるといい。
そして力をつけて出場してほしい。




で、私は自分に負けて、6勝20敗――、先月の8勝はむずかしいかも。
お医者さんが悪いんだよ、どこも悪くないっていうんだもん。――と人のせいにする私。

--------------------------------------------2006/2/23
ぬふふふ、喜んで連敗街道まっしぐら!!!

検査の結果をききに病院に行った。

「あらゆるアレルギーの検査はほぼ大丈夫です。杉の花粉だけ数値2がでていますが、大したことはないですね」

「え、本当ですか?」

「はい、ただ、女性アレルギーがきついですので、近づかないでください」(このコメントは嘘)

「はい、私はもともと女性には近づきませんので大丈夫です」(このコメントは嘘)
「で、内臓は?」

「すべて大丈夫ですね」

「え、肝臓もですか?」

「はい大丈夫ですね」

「うれしいなあ」

「あ、ただ、腹黒いですね」(このコメントは嘘)



↑猫やら犬やら項目がある、下の方にはサバ、マグロ、カニ、エビ、肉と続く、鶏肉にアレルギーがあったらヤキトリ屋にはいけない。

というわけで喜んで飲みにいっているというわけよ!




先日はまたいっこく堂さんと飲んだよ。



私の口がおかしいのは『本音マイク』という彼の道具。
マイクに口がくっついていて唇が動くようになっている。これで腹話術をして私がしゃべっているように本音を言うという持ちネタだ。すでに特許をとっている。そうしないと外国でコピーされて売られてしまうからね。

芸を守るのも大変だな。

いっこく堂さんの首にぶらさがっているのは空気清浄機だ。先日風邪をひいたらしい。
喉を守るのも大変だ。

ボーカリスト?の私も買わなきゃいけないなあ…。






さて私がジャズマジックのライブをやっている「なあーじゅ」がテレビ東京系の「出没・アド街っく天国」に出ることになった。

明日のジャマライブを撮影に来るよ。あした雪らしいなあ。私の時はそれが多い。
台風だったり大雨だったりでね。

でも今回も満員だからライブは熱くやるぞーーー!




あ、その前に昼のNHKスタジオパークがあるから、見てね。
--------------------------------------------2006/2/20
いまのところ、5勝14敗。
なんとか先月の8勝は越えると思う。





確定申告の準備に忙しい。
領収書を整理していると、時のたつのは早いなあと思う。ああ、アレ買ったのはこの日かあ、とか、あそこで打ち合わせしたのはこの日かあ、と余計なことを考えるからなかなか作業が進まねー。

ずいぶん飲んだなあ…と使えない領収書を丸めるとなんか虚しいね。





今ラジオで堺屋太一さんがおもしろいこと言っていたなあ。
「『オレオレ詐欺』はあるけど、じいさんが若者を騙す『ワシじゃワシじゃ詐欺』があるぐらいじゃないといけない。若者に金やってどうするんだ」と。



さしずめこんなやりとりかなあ…。

「ワシじゃ、ワシじゃあ(泣きながら)」

「あ、じいさん?どしたの?」

「いま、仏壇屋で品定めしていたらつまづいて高級仏壇を壊してしまったんじゃあ…えーん、えーん」

「え、いくらくらいの?」

「金箔製で五重塔タイプで700万なんじゃ、うえーん、年金じゃ払えんのじゃあ」

「どうすればいい?」

「うえーんうえーん、振り込んでくれ。会社名は極道仏壇店

「なんだよ、やくざの店ってわかりそうなもんだろうよ」

「今思えば、極道がやくざとは思えなかったんだよ、<極楽への道>かと思ってな…」

んなアホな!






NHKのスタジオにあったお願い。



ホリゾントとはステージなど後ろの白い壁のこと(写真の左の白い部分、実際は左側に巨大な壁が続いている)。

白いからライトで様々に色をつけられるわけだから、汚れると照明さんが困るわけだ。

最初のフレーズは悲痛なお願いだけど、後半は怒っているね。。。。。






今日は英語のレッスン――といっても英会話ではなく、ジャズの歌の発音練習だよ。

--------------------------------------------2006/2/16
チョコは私のお願いの通りあまり送られてこなかった。
みなさんの気持ちだけは充分受け取りましたよ。ご協力ありがとうございました。

写メールで送ってくれた人がいたけど、なかなかエコだなあと思った。
包み紙も残らないしね、





昨日は打ち合わせの後、トリノ小川――もとい、鳥の小川にいった。

深夜、そこで惨事が発生。

常連の男性が熱いスープをスーツのズボンにぶちまけたのだ。

パッチをはいてるためそのままではかなりのヤケドになるのですぐさまその場でズボンとパッチを店主の小川が脱がせ、水をかけたり氷を当てたりして大変な騒ぎになった。



ひとりで帰ろうとするので私が送るはめになった。

上はスーツにネクタイ姿。下はパンツ一枚だからカシミヤのコートを腰にまき素足に靴。なんとも異様な姿で送っていった。
なんか昔の谷岡ヤスジのマンガの主人公みたいな格好だ。

すれ違う人やタクシー待ちの運転手さんにじろじろ見られたよ。

本人は酔っているからあまり痛くないだろうけど、大丈夫だろうか?

途中、錦糸町のラブホに入ろうとする某有名外国人力士と目があった。
向こうはギャル連れ。こっちは異様な男連れ。

私達はホモ仲間ではありませんので、相撲協会で言わないでください。



やはり酒は身体の動きを鈍くするなぁと、まさに「人のふり見て我がふり直せ」を実感したよ。

…というわけで4勝11敗だ。わっははは!

あの力士は昨夜、何番勝負したのだろうか?

--------------------------------------------2006/2/13
おお、美しい…

顔の発疹はすべて完治!!
美貌?がもどった!

でも、なんだか腕とか肩とかがざらざらするんだよなあ…。といっても赤くなっているわけじゃないんだ。
サンドペーパーの荒さでいえば220番くらいかな。気のせいかなあ、やっぱりアレルギーだろうか?


結果はあと一週間かかる。




そうそう、昨日は飲まなかったから、4勝8敗だぞ。


しかし、オリンピックって難しいもんだなあ。日本勢はいまのところ全滅だ。
金メダルを取るということは安定した実力がないとダメだということがよくわかる。




これはマジックのコンテストでも同じだ。

では安定した実力というのはどういうものか。

例えば、トランプを一枚、手で消すということができるとしよう。
これはある程度練習すればできる。では2枚3枚増やしていってある部分でできたりできなかったりする枚数がある。


過去最高で20枚消せたとする。しかし、うまくいって20枚だ。ということは安定実力は20枚ではない。

16−7枚はだいたいうまくいく。しかしそれではオリンピックに勝てないのだ。

12枚なら確実に消せる、というのがその人の安定実力なのだ。

しかし競技で12枚は勝負にならない、では、20枚が安定実力になるようにするのが練習と努力だ。

しかし、30枚できる人がいたら、残念ながら練習と努力だけでは到達できない。
もはやその人のセンスにかかわる問題なのだ。

センスは、素質ともいえるしある意味メンタル面での度胸や生き方、性格まで入る。

そこで金と銀と銅の差がでるのだ。


コンテストに出るマジシャンは、自分の安定実力がどこにあるのかを見極める必要があるし、金メダルではなくても銅狙いでその安定実力をより安定させる手順に組み替えるという手がある。

とはいっても最低参加ライン――つまり予選通過ラインが20枚だとしたら、それ以下の人はもっと修練してから出場するのが得策だろうね。

私のショーでもスライハンドは冒険はしない。ミスしないできれいに見せるのが肝心だからだ。
お客さんに心地よく見てもらうのがエンターテイメントだからね。競技ではないのだから。






さて鬼のバンマスから、1月にやったMUNOバンドのリハの写真をもらった。

なあーじゅバンドのメンバー4人とプロドラマーとプロデューサーの私でMUNOバンドというのを作っている。
私とドラマー以外の頭文字をとってのバンド名だが、みんな無能バンドと呼んでいる。



この写真の時は、ドラマーがなかなか来なかったので私がブラシのみでリズムを刻んでみたが、難しいもんだね。
真剣な顔に見えるベースのおおじろうは寝ています。









書店で、ちくま新書の「大人がいない…」を購入。世の中、大人がいないという、私もそうだから耳が痛いかも。
よく芸人は大人じゃなくて子供の自由奔放さがあったほうがいいと言われるが、しかしそれも歳相応でなければ、ただの無知と同じだ。気を付けよう。



その書店のワゴンセールにシナトラのCDが1000円で売っていたのでこれもついでに購入。

偶然、私の好きな曲――I'll never smile again.〜もう二度と笑顔は見せないわ〜というバラードが入っていた。

この女性作曲者の彼氏が急死してしまい妹にいった言葉がタイトルになっていて、作詞作曲をその日のうちにしたという作品らしい。

♪お互い愛し合ったのは過去。キスでときめいたのはもう終わり。約束するわ。もう微笑まないし、大笑いもしない。もう誰にも心をときめかない。。。。あなたに笑顔を見せられるまでは…♪




暗い世の中だから、せめて私が皆さんにマジックで笑顔をさしあげましょうか?
私のショーを見て、笑ってください。

次回のジャマライブは2/24(金)です。
満員の時はごめんなさい。また次回に来てください。

予約がないと入れません。
問い合わせ:なあーじゅ→03−3635−8366

--------------------------------------------2006/2/10
連敗街道まっしぐら! 3勝6敗だ。相撲ならもう負け越し決定パターンだな。




昨日は個人的に知り合いのプロデューサーの水木英昭さんが「今度の舞台に少しマジックエフェクトを入れたい」というので話を聞きに行った。


稽古場では、その舞台のヒロイン役の元Winkの鈴木早智子さんにあった。

Winkという名前は知っているけど残念ながらこのオジサン(私)には年代的に離れていて歌は知らない。

ファンなら抱きついたところだが、鈴木さんすいませんでした。(あ、むしろ助かったのか)

でも素敵な女性でしたよ。ただし問題はマジックをまったくやったことがないし、一度テレビで教わったことがあるが、さっぱりできなかったという。「タネを聞いてもよくわかりませんでした」とのこと。

…はて、何をやったらいいか、難しいところだ。



その場にいた共演者の高橋花衣(たかはしはない)さんはジャマライブのことを水木さんから聞いていて、そこで歌いたいと申し出てくれた。今度チャンスがあったら歌ってもらうことにしたよ。

彼女は「アニー」とか「フットルース」とか「マッスルミュージカル」などの舞台にたっているから歌は間違いないでしょう。

その水木英昭プロデュースの舞台『眠れぬ夜の電波ハイジャック』は3/7〜/12まで池袋シアターグリーンエリア171にて。ぜひ見に行ってください。





その帰り、とある店で食事をしているとコックさんが私のサインを求めにきた。韓国の若者で「あなたのマジックはよく見てたよ、韓国で」とうれしそうに言った。

うーん、よく言われるんだよね、韓国の人に。一体誰がどこで放送しているんだよ我々のマジックを。

先日FISMチャレンジにきた韓国のキャサリンもその先生のアレキサンダーも「ナポレオンズは韓国でいっぱい放送されていて有名です。でも今はヒロサカイさんが韓国でテレビ撮りしているので有名ですよ」

おお、あの銀髪の天空のマジシャン――ヒロサカイがいま有名なんだ。彼、うちの近所だけど。

じゃあ二人で錦糸町のコリアンパブにいったらもてもてかあ。。。


しかし、私は韓国に仕事にいったことないんだけどなあ…。







神保町を歩いていたら東京堂出版の名和さんに偶然会った。
「これから行くところですよ」というと「え、私のところですか?」というので「いえいえ書店で買い物ですよ」と返事。

心の中で「だって東京堂って本屋さんじゃないの」と言っていたよ。

しかしマジックの会なんかでは普通の格好なのに、編集者の時は実にラフな格好でいるんだなあ。サンダルだったし髭もそってなかったよ。。。

とあるメンタルマジックをするために今年の日記手帳を買いに来たのだが、もうさすがに撤収されていたなあ。
オリジナルのそのマジックにひと味くわえてより不思議にすることを思いついたのだ。

そばの文具店に少しだけ残っていたのを購入。

なにせ365日にトランプの名前をペンで書き込むわけだから、誤字脱字などで記入に失敗するといけないので複数冊買うと、店の人が「同じものですがよろしいんですか?」と言う。


思わず「失敗するといけないから」と言いそうになった。

日記帳なんだから失敗なんてありえないからね。
「2006年という一年を失敗するのかしら」と思われるかも。(そうはなりたくないね…)

新聞の復活ではぶちあけた話し2部使うからこれもキオスクでよく言われる言葉だ。「同じ新聞ですが?」と。

でもやきとりの小川で「ぼんじり2本ね」と注文しても「同じの2本でいいの?」とは言われない。当たり前である。


今日は白星をあげられるかな。。。。


写真はジャマライブでの心霊カメラ現象。カーテンを開け何もない外を撮影すると犬が相手のカードをもっている。
実際の撮影現場には犬もカードもありませんよ。


まるで窓のさんに置いてあるように見えるから、我ながら不思議だなあ。





あ、今ワープロソフトの「〜太郎」の最新バージョンが送られてきた。(寿司太郎ではない)
でもすぐにはインストールしないんだ。

新製品は何があるかわからないから、しばらくたって世間の様子を見てから入れるんだよ。

--------------------------------------------2006/2/7
大相撲六日目。渋ノ谷の強引な「浴びせ倒し」をかわし、見送って慕名ノ海の勝ち!


これで3勝3敗のタイになる。
NHKのテレビ撮りの後だったから本当は一杯飲みたかったところだが、雪が降るかもしれないという好条件に助けられて辛勝したよ。

だれかタニマチにならんかなあ。。。。(結局、飲むんじゃん)






さてトリノオリンピックが始まるが、トリノというと昔見たテレビ映画を思い出す。

昔といってもかなり昔だ。母の膝枕でごろごろしながら見ていた記憶があるから多分小学3−4年だと思う。40年以上前のことになる。

その歳で膝枕は甘えん坊だったが、茶の間で自分の興味のないテレビを見る時はごろんと寝ころんでいたから必然的にそういう体勢になったのだと思うよ。


タイトルはなぜか憶えている。
トリノの母』という映画だ。たぶん白黒だと思う。

何階建てのアパートかも忘れたが、上の方の階で、ベランダの柵越しに母が外に落ちかけた我が子を片手一本で支えているのだ。

大声も出せない状態だとおもう。下を時折、通る人々はまったく気が付かない。だんだん手の力がなくなっていくという状況。


最終的には通りかかった青年が階段を駆け上がり、二人を助ける。そして、階段から駈け上がってくる近所の人々とすれ違いながら、自分は去っていくという話――だと思う。

なぜ「だと思う」という言葉が多いかというとあまり記憶がないのだ。

頭の中にある映像はふたつのみ。「母が柵越しで子供をつかんでいる」シーンと「助けた後の青年と人々の階段でのすれ違い」だけだ。

でももう一度見てみたい気もするね。せっかくトリノという町が今、オリンピックで脚光を浴びているのだから。

(まったくの記憶違いということもあるのでその時はごめんなさいね)








顔の発疹で病院に行ったのが一週間前。先生にまた一週間後来てくださいというので行ってきた。
見た目はよくなって来てるのだが「体質変化でアレルギーができたのかもしれません」というので血液検査をすることになった。

結果は2週間後になるが、支払いで驚いた。7400円!! 保険がないと24670円!になる。

バーでボトルを入れられる!!(それがイカンというのだ)

医療費というのは体感しないとわからんもんだね。








居酒屋でホッピーというと、なんか大昔のオッサンくさいイメージがあったけど、運搬している車はなんと派手なこと!

写真は青山通りで停まっていた大型車。そしてしばらくして疾走している小型に遭遇。
   

経営が変わったのかなあ、それとも痛風の人が増えて「プリン体ゼロ」のキャンペーンがきいて売れているのかな。

目に付く車というのはそれだけでりっぱな宣伝になるんだね。











あ、そうそう、去年も書いたようにチョコはいりませんのでよろしくね。気持ちだけ受け取ります。

--------------------------------------------2006/2/6
先日、遊郭吉原のネタを書いたがくどいようですが<私は上客>ですので、行ってませんのでよろしく。


なんで上客なのに行っていないのかというと、落語のマクラにこんな話がある。
客のランキングのことだ。

上中下(じょう・ちゅう・げ)で表すとこうなる。

1:上は来ず。(郭に足を入れない)

2:中は昼きて昼帰る。

3:下は夜きて朝帰り。

4:下々は居続け

5:そのまた下々が居残りをする。


とうわけで上客なのですよ。



でも飲み屋――やきとりの小川とかなあーじゅでは居残りしているから、マスターには下々の客だろうね。ごめんね。
早く帰ります。

ところでその小川で試作品を食べた。
串カツだ。これがうまい。
ネギ間揚げには「すきみ」(鳥の首部分の肉)を使っているのでさくさく感と柔らかさが相まって実にうまい。

鴨南蕎麦もうまかった。ともにメニューに定着するといい鴨ね。(さむー)











さて休肝日星取り表だが、今、2勝3敗。今日、渋谷NHKの仕事帰りに飲まなければ3勝3敗のタイになる!!

四股名:慕名ノ海(青音符(ブルーノート)部屋)●●○●○ 

本日、六日目の対戦相手は、井の頭三両目渋ノ谷(半蔵門線部屋)

数々の誘惑を「見送って」慕名ノ海の勝ちか、渋ノ谷の得意技、お酒による「浴びせ倒し」で4敗目になるか。
注目の一番です。







さて我が下町ジャズバンド・<なあーじゅビッグバンド>の今年の練習がスタートした。
今回は新人も参加した。

これから10月の発表会に向けていろいろ試行錯誤するわけだが、私はギターもやるが今回は歌うことにもなった。
ジャマライブの実績を買われて? 鬼のバンマスからご指名をいただいたのだ。

曲目は決まっているが詞が長ーーーーい!!

憶えられんかも…。




それから去年の発表会で観客で来ていた女性――と○え(仮名・24歳・独身)さんが演奏を聴いてその場でバンドに入りたいと申し出た、その新人さんも来たよ。

「あの程度だったら私もできる」と言ったという噂があるが、それは私が吹聴した冗談です。

中学の時にトランペットをやっていたというので早速吹いてもらったが、10年ぶりなのによく音がでた。
なんといっても譜面が読めるのが立派だ。あとはテキトーにがんばってください。

在籍しているメンバーの先輩レディス達は、と〜っても優しいから頼りになると思いますよ。
それに男性メンバーはみんな実力のある人達ですから何でも聞いてください。

ただし私とバンマス以外はみんなスケベだから注意するように。
←おっさんの間だと目立つなあ…
Photo by Kato






事務所に打ち合わせにいったら市ヶ谷にできる「センタータワー」のマンションの広告があった。
38階建ての超高層マンションだ。
最近いたるところにあるね。芝浦にあるのは47階のマンションだ。

高層マンションの上に住むと外に出るのが億劫になるだろうな。
自分が今いるのは9階だけどそれでも外出するのは面倒な時があるね。


そうなると途中の20階あたりにはコンビニがあったり郵便局や本屋さんやレンタルビデオ屋さんがあってもおかしくないと思う。昔のSFにありそうなネタが今、現実になるかもね。

バーとか居酒屋があったら大変だ。
飲んで帰ると家で奥さんに『あーた!、どこいっていたの!』
『いやー、1階からエレベーターに乗ったんだけど、つい、20階ボタン押っしゃってさあ。気が付いたら飲んでんだよ』
『あまり寄り道すると、10階に引っ越しちゃうからね!』



新聞屋さんはもっと大変だ。朝刊を配るのにまずエレベーターで最上階の38階に行って、その足で階段を下りて一軒一軒配ることになる。
1階にへとへとになってもどってきたら、夕刊がどさっと置いてある、なんてことにもなりかねない。

ま、実際、何億も出して買う気はないからいろんな妄想を楽しんだよ。


漫才のおぼんこぼんさんのネタで

「我が家は2億だよ」
「すごいね」
「奥から2件目だから」
「2奥かい!」






で、誰かセンタータワー買わない?

--------------------------------------------2006/2/4
2月に入って2連敗だった。
ともに深酒だった。

相撲とちがって3日以降カレンダーに「ややややや」と書く訳にはいかないし「今月は休場します」という訳にもいかない。

といっても昨日は飲まなかったから1勝2敗、初日が出た、なんとか持ち直すぞ。

顔の発疹もまだあるけど沈静化してきたようだ。月曜日にまた医者に行ってみよう。





先日飲み屋でお客さんがピスタチオをくれた。
浅草で有名なお店のものだそうだ。

袋を撮らしてもらった。
太田垣商店。ピーナッツのスペルがいい加減なところがいいね。




大きく但馬屋(たじまや)とあるが、但馬屋は同じ台東区でも御徒町にある。ふたつの関係はよくわからない。

その太田垣商店の住所は浅草四丁目だからいわゆる昔の遊郭のあった吉原あたりだ。

私の住んでる近くにある南北の道路は「大門通り」(おおもん)という。

もちろんその名前は北に向かっていけば言問橋に行き隅田川を越えて、昔あった遊郭吉原の入り口である大門に行き着くところからきている。別名「親不孝通り」ともいう。もっともこれは道路の看板には書いていない。俗称だからだ。

なぜかというと、北にいくと吉原、南にいくと「洲崎」という――こちらも遊郭のあった場所だ。

若旦那は北に通ったり南に通ったりして親に迷惑をかけるからそういう名がついたのだ。

ちなみに私も飲みに行ったりするのはその「親不孝通り」のほんの一部を使います。




私はもちろん昔の吉原は知らないし、今の吉原も遊郭のような?ソープランドがあるらしいがまったく知らないし行ったこともない。落語の中で知っているくらいだからね。


ちなみに今の吉原にブルーノートという店があるけど<なあーじゅビッグバンド>のメンバーは、決してジャズの店と間違って入らないようにしてください。――そこはソープランドだからね。

--------------------------------------------2006/2/1
なんと1月は8勝23敗だった。
近年にない酒の抜きかただった。負け越しているが、これを奇跡と言わずなんといおう。

その分、いろいろな時間に当てることができた。
実に有意義だ。
このペースは守ろうと思う。今年の最大の目標だといってもいいだろう。


そのせいかもしれないが、顔に発疹ができてしまった。
美貌が台無しだ。

医者に行って薬をもらった。他の人にうつらないようだから私に接近しても大丈夫です。なんのこっちゃ。

で、先生に、
「お酒を抜いたからですかね?」ときくと「まったく関係ありません」とバッサリ!
まったく、にかなり力が入っていた。








先日、俳優の橋爪功さんがラジオでサスペンスの話をしていた。
何気なく聞いていたしラジオだから音でしか耳に入ってこないから何の意味かわからない言葉があった。

「…そうなんですよ、必ずザンゲバではね……」

ザンゲバ?

外国語か?日本語か?

するとアナウンサーが「ザンゲバというのは断崖とかで告白する場面ですね、懺悔するシーンですね」
と補足してくれた。


おお、なるほど! あのテレビ・ミステリーでの断崖のシーンを懺悔場というのか!
なんという専門用語!初めて知ったよ。


ちなみに、酔っぱらって遅く帰って来た時の私のザンゲバは、玄関の外です…。





マジックでも専門用語がある。
「踊るステッキ」のことを「ダンケン」という。ステッキが手から離れ空中を踊るように浮遊するマジックだ。
正式には「ダンシング・ケーン」 

ケーンはCANEと綴って、本来はむちのようなものらしいが、タキシード姿の紳士が持ついわゆるステッキもそう呼ぶようだ。

だから、空中に出現するステッキはアピアリング(出現)ケーンで「アピケン

消えるステッキはバニシング(消失)ケーンで「バニケン」となる。




ちなみに「ダンケン」のマジックをサンバのリズムでやるのを「マツケン」という。