2004/7

--------------------------------------------2004/7/30
コンビニで買い物して外に出る時、最近、自動ドアに身長表が貼ってある。
なんでだろうなと思ったが、防犯ビデオにコンビニ強盗の背丈がわかるようになっているのだ。
こころもち猫背で外に出た。意味ないけど。。。


キムラ緑子さんと長塚京三さんの二人芝居「偶然の男」を見に行った。列車のコンパートメントに作家とそのファンの女性が偶然向かい合って座る。女性の胸は高鳴る。そして彼女は買ったばかりの最新刊の彼の本をカバンから取り出して読もうかどうか迷う――いやぁ、楽しくて、そしてラストはちょっと感動しすがすがしかった。。。。フランスの女流劇作家レザの作品。

しかし、どうして役者ってよどみなく長ゼリフが言えるのだろうか?秘密を知りたいものだ。
キムラさんの楽屋に遊びにいって、いつものように楽屋見舞いにマジックの小ネタをプレゼントした。
8月15日まで天王洲スフィアメックス。


そうそうやっと例のマジシャンのURLの公開許可がでたよ。
その人は世界第2位でSFマニア(で大酒飲み)のYUMIさんのHPです。実生活が垣間見えて楽しいよ。
しかも新しい日記はビールジョッキの話しだ。やっぱのんべだ。
またこれから充実してくるであろう過去のコンベンションの記録も楽しみだよ。
<マジック紀行〜小さな魔法と遠い旅〜>



写真で顔を撮ると必ずその瞳には周りの景色が反射している。
そしてそれをコンピュータ分析すると、そのときの周りの情報がわかるというのだ。
つまりテロリストの撮った捕虜の写真の瞳から周りのことが判断できるという。
また大昔のポートレイトから、その時代の他の部分も見えてくるかもしれないのだ。なんかタイムマシンのようで、わくわくするね。
マジシャンは相手の選んだカードを、訓練すれば瞳の中から読み取ることが可能かもね。
さしずめそのカード当てのタイトルは<君の瞳に恋してる>、きゃー、歯が浮く、寒いーーー!
ま、夏だからいいか。
--------------------------------------------2004/7/28
とある人から「<美少女仮面ポトリン>ではなく<ポトリン>」です。とメールが来た。
その通りでした。ヤフー検索したら、5000件以上ヒットした。人気あるんだなあ…。


中島らもさんが亡くなった。52歳。同い歳だ。今、私が死んだら困るなあ、やることが一杯あるから…。やはり健康第一だな、とつくづく思う。
「ガダラの豚1・2・3」は面白かったし、トリックとカルトをよく研究していた。
というわけで、今夜、すべてのバーで、らもさんに献杯しよう。。。。ゆっくりおやすみなさい。


最近<だったんそば>のCMを見るたび「そうなんだよなあ、スタンダード曲の<ストレンジャー・イン・パラダイス>というのがロシア歌劇の<ダッタン人の踊り>とは知らなかったなあ…」と頭に浮かぶ。
ダッタンってモンゴル系遊牧民族のことらしく、彼らが常食していたそうだ……本当に知らないことってまだあるんだよなあ。
CMといえば、工藤静香さんが膝の入れ替えをやっていたなあ。


知り合いの編集者から本をいただいた。
安藤由紀・監修「SAY ”NO” ”やめて!”といおう」(岩崎書店)という子供向けの本だ。
悪い人から自分をまもる方法が書かれてる。
「道路で道をきかれたら」「身体をさわられたら」「留守宅に誰かきたら」など、さまざまな子供を狙う犯罪からのがれる方法が書かれている。中は絵本形式だから、子供と一緒に勉強できる。

こんな本が売れてるとは、いやな世間だなあ。。。。
でも本当に子供を狙った犯罪が多い。
そしてその手の犯罪者は無職が多い。いい歳して親が食わしてるから、暇なバカ息子どもが犯罪を犯すのだ。

「小人閑居して不善を為す」(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)。

仕事に忙しい、食うのに忙しい、健全な趣味に忙しい、そんな人は犯罪に走りにくいのだ。



いい話もある。近所の人が株で儲けたので、友人を集めて飲み食いただの宴会をひらくという。実に景気のいい話だし、その勢いにあやかりたいね。


最近、山上兄弟との番組が多い、コンビ同士でキャリアが違うからテレビネタとしては作りやすい。
一時うれなくなっていた美川憲一がものまねのコロッケのおかげで仕事が増えたように、我々も山上兄弟のおかげでますます仕事が増えた。これからも頼むぞーーーー! あと20年は食わしてもらおう。

おっと、今度の30日の中居正宏の「金スマ」に二組でるよ…でもメインは彼らで、我々は引き立て役だ。見てね。


本の原稿書くのに追い立てられてるぞ。
ああ、時間がない…。でも飲みたい…ああ、不善を為したい。

--------------------------------------------2004/7/25
●ヤンキースの四番打者アレックス・ロドリゲスの年俸から換算した一試合のギャラは約800万円ときいて、気絶したよ。
一日の生活費にしたら約400万円弱。
つまり80歳生きたとして、一日5万円ということになる。へたすりゃ将来もらえる自分の年金の額と同じかもしれん。
しかし毎日5万円は使えないなあ…。
あれ?なんかこの計算おかしいか?


●昔のSF小説やSFマンガを見ると近未来はメカニカルな世界に描かれているけど、現実はそうではない。
2004年の日本だって藁葺き屋根の家もあるし、麦わら帽子に虫取り網を持った子供だってまだいる。

電気蚊取りだって写真のようなブタの形をしているが、数年後の子供は「何でブタの形をしているの?」と思うに違いない。

でもこれが人間のゆとりでありユーモアなんだよね。


●仙台の七夕まつりは8月6日から8日。いつも雨が降るそうです。
「遊びにきませんか?」と仙台に住んでる美女からメールがきた。
「泊まるトコは心配しないで♪」とある。なんとなく涼しいメールだよ、ありがと。
(ちょっとうれしいけど、その気になっていったら、ただ旅館を紹介してくれるだけに違いないが…)


●健康はいいなあ、この暑い時にビールはうまい!
ところで時々、陶器のジョッキでだしてくれるところがあるけど、酒飲みの私はどうもいけない。そういう所にいったら小声で「悪いけどグラスジョッキにしてくれる?」と要求する。だってその方がビールが見えてうまそうなんだもん。温度も違うかもね。
先日いったバーでそういったら、店のスタッフが「私もグラスのがおいしいと思います」といった。
じゃあ!そうしてくれ!

また別の店では「実はグラスの方が量が多いんですよ」と告白していたよ。
「夏にビール、ジョッキはグラス!」のキャンペーンをしよう、ってワタシだけかい!


●またまた急なテレビの仕事が入った。
7月26日の月曜日の朝8時から。あ、つまり明日じゃん!テレビ東京「朝は楽しく!」に出演します。。山上兄弟と一緒だよ。
--------------------------------------------2004/7/21
FISM世界第2位でSFマニア(で大酒飲み)のYumiさんから「マリンコングは単独のドラマですよ」とメールがきた。
サンキュウ。。。。

●血液検査の結果を聞きに行ったが、東京は観測史上初の39.5度!
病院に行くまでに倒れそうだった。ここで倒れたら救急車で他の病院に連れて行かれてしまうので、ややこしくなるから耐えた。
しかし、「あついあつい」といっても仕方ないので、「おれは修行してるんだ、この炎天下の中を…」とぶつぶつ自分に言いきかせながら、黙々と歩いたよ。端から見たら変質者そのものだ。

で、病院では。

医者:「えーとですね。ガンマ-GTP、コレステロール、肝機能、糖尿、痛風、全部大丈夫ですね」
ボナ:「え!マジかよ!」 
(医者:「ため口かい!」)
ボナ:「あんなに飲んでたのに? そんなにぃ? ほんとうにぃ?(ここはCM撮影中の白石美帆ふうに…)」
医者:「ま、肝臓のアルコールを分解する能力が十分あるということです。しかーし!歳とともにそれは衰えますから、飲み過ぎないように!

前回の検査発表の時は、うれしさのあまり診察イスの上で喜んでツイストを踊った妄想を見たが、今回はうれしさのあまり頭の中の映像はその場でイスに飛び乗り、一回転したあと山上兄弟の「ハイ!」をしていた。
それはともかく、またビールを飲み始めたぞ。


●「コヤニスカッティ」という映画があった。

渋谷に「黒い月」というバーがある。東急本店前のビルで看板がないから知ってる人しかいけないという所だ。以前はテレビモニターが置いてあって、音はだしていないが古い映画などを流していた。

10年以上前の話しだが、ある時、実に魅力的な画像が流れていた。いまでいう環境ビデオのはしりのようなものだった。
スタッフのN田さんにきくと「コッポラのコヤニスカッティ」という映画だと教えてくれた。

その時点でβテープだったから古いものなんだろうね、探してみたが手に入らなかった。

なぜか昨日、急にそのタイトルが頭に浮かんだのだ。「まてよ?アマゾンならあるかな」と検索すると、驚いたことになんと去年、DVD化されていた!!
迷わず購入したよ。
で、さらに驚いたことにお昼にネットで注文したら、なんと夕方7時に届いた!え、マジでこんな早いの?。
へたすりゃ、近所にある120歳の老夫婦がやってるそば屋の出前より早いかも…(たとえ話ですので探さないように)。
 ←正確には「コヤニスカッツィ」。失われた文化を収めた「ポワカッツィ」との2枚組だ。

現代音楽の巨匠フィリップ・グラスの音楽。そして全米14州にわたるロケを行い高速度撮影、微速度撮影を駆使し、斬新なテクニックで編集し、7年の歳月をかけて完成させた文明ドキュメンタリー。日本公開は1984年とある。
じっくり見よう。。。。。

●とあるマジシャンの工事中のHPを教えてもらった。でも本人から、未完成なのでまだ公開しないようにと言われた。
ひととなりがわかる日記はおもしろいなあ。。。
あー、URL書きてぇ〜〜。(許可がでるまでお待ちください)

--------------------------------------------2004/7/19
芥川賞とった人――電撃ネットワークかと思ったし、テレビで一瞬見たカルロス・ゴーンはミスター・ビーンかと思った。。。
暑さでぼけた。
確かに毎晩暑い。クーラーはあるけど健康を考えて扇風機をタイマーで稼働させてるが、汗はでるね。
でも明け方はすずしいことがある。

子供の頃、朝のすずしい過ごしやすい時に夏休みの宿題をやりなさいといわれたことがある。
確かにそのころやった方が効率がよかったと思うけど、それはそれでいい気温だからマンガを読んだり、朝からやってるテレビマンガやドラマをみたりしちゃうもんだ。
ドラマといったって子供向きのやつだ。「海底人ハヤブサ」「七色仮面」「少年ジェット」「マリンコング」「少年ケニア」などなどもう40年前の話しだ。
あれ?マリンコングって単独ドラマだったかな?ハヤブサにでていた怪獣だったかな?記憶が定かでないや。

でもちょっと昔、私の子供が見ていてつい私もよく見てしまったものに「美少女仮面ポアトリン」があったな。
誰だ!コスプレが好きなんだな、と言った人は!
そうではなく、主題歌が好きだっただけだよ!まじでいい歌だった。ついでに全部見たけど…。


さてテレビ大阪の演芸番組でテツ&トモと一緒だった。写真は直筆の「なんでだろう、なんでだろう」のコード進行。



ひさしぶりに風邪ひいた。暴飲暴食がたたった。好きだからやめられない、愚かなことだ、それを専門用語で<暴飲愚マイウエイ>…なんちってる場合ではない。西司のライブにも行けなくなった。

いつものN沢医院にいった。ついでに採血をしてもらい血糖値と肝臓を調べてもらうことにした。前回調べたのは一昨年の11月ぐらい。どうなっているかは来週の楽しみだ。

ここに来ていつも不思議に思うのは、ビルのワンフロアの医院でさほど大きいわけではないのに、いつも看護婦さんが4人ほどいる。
そんなに雇っているところをみると儲かってるんだろうな。


話しは違うがときたま「スライハンドの練習はどうやってるんですか?」ときかれることがある。
もちろん基本テクが身に付いていればあとは手順の練習になるのだが、ある程度手順が確定したら、何時間でも何回でも繰り返し練習したいところだが、実はそれは無駄なのだ。
なぜなら、実際のステージでやるのはその場限りの1回だ。
したがって1日1回やって失敗したらもうやめる。そして次の日にやる。そうやっていくと本番でも1回でオーケーということになる。

私は最近ボケ防止?のために、朝起きたら四つ玉手順を一回だけやっている。落としたら、もうやらない。
コインの手順だって、納得するまでやるんじゃなくて一発できめなければならないのだ。
そういう意味では、手順を完成させるのには時間がかかるというわけだ。いまからならFISM2006には間に合うよ。

ところでBSマジックの新聞番宣をみてください。


これを見ると、マジックも世代交代を感じる。3組以外は「ほか」になってしまった。そろそろ我々も引退しなければならないかなあ。。。。。。。四半世紀もやればもういいか、ああ、働かないで遊んで飲んで暮らしたいなあ……。

この歳になると、ふと思うことがある。「お世話になった人に感謝の気持ち」を忘れていないかということだ。今日ナポレオンズがあるのはたくさんの人のおかげ…。食えるようになってしまうと、感謝の気持ちを忘れてしまうもんだ。
親し過ぎると忘れてしまうことがあるから、あの人とあの人に…暑中見舞いでも書くかな。。。。。

--------------------------------------------2004/7/15
●うらやましさも人それぞれ

つい先日、松井のことがうらやましいと書いたが、フジテレビの名監督のM野M夫が、ニューヨーク赴任になった。うらやましい!
彼は最近、天海祐希の「離婚弁護士」を撮り終えたばかり。それが日本での最後の作品になった。
(彼のことは以前の日記2003/2/26を参照してください。)

私と同じような年齢だったら、日本で安定した仕事をしたいと思うのだろうが、彼はそうではなかった。なんと20年前から赴任希望をだしていたという。といっても、そのころから今にいたるまでバラエティやドラマや映画で忙しくなっていたから局も簡単に赴任はさせなかったんだろうね。

ささやかな送別会を錦糸町のやきとりの小川でふたりきりでやった。

彼がぽつりと言った。「あー、この焼き鳥、もう食えないのかあ…植木がうらやましい」
…オレはあんたの方がうらやましいと思ったよ。。。。。

最低2年、長くて4年はもどってこない。
そのうち会いにいくから、それまでジャズクラブのブルーノートやビレッジ・バンガードの常連になっておいてくれよ。

元気でな!
--------------------------------------------2004/7/12
日本はどうなるんだろう?
 ←暗雲たれこめる国会議事堂


いやーヤンキースの松井はすごいなあ。17号ホームランを打った。
以前、「あの姿を見てると元気がでる」と書いたが、最近は「うらやましいなあ」と感じるようになった。何が?と問われればそれは、あの大観衆の前でプレイでき、そしてみんな応援してくれる環境だ。
それをマジック・シーンにおきかえたらうらやましいと思うのだ。
日本ではマジでマジックが盛んだが、まだ大リーグの環境にはおよばない。といっても、日本のプロ野球でも足が地についてない状態なんだから、無理からぬことだ。(あれ?比べる対象が違うから話しがおかしい)

さてもう一つ感じることがあって、松井秀喜のはつらつとしたプレイを見ていると、業種は違うが「オレも若かったら、外国に住んでマジックを勉強して一旗あげてみたかったな…」と最近は頻繁に思う。
ニューヨークの高級アパートに住み、仕事を終えてもどると、玄関の顔見知りの警備員が「お帰りなさい、どうでした?今夜のお客様は?」「よかったよ、でも日本の団体が来て、うるさかったよ、あはは!」とチップをさりげなく手渡す。「先ほど、美しいレディがいらして手紙をあずかりました。相変わらずおモテになりますねぇ」「いやー、いい男はつらいな、あはは!」――なんてね……いかんいかん、動機が不純だな。。。。

冗談はともかく、それだけ若い時の私には情熱がなかったんだなぁ、とちょっと悔やんでもいるよ。
その点、十代の若さで海を渡った島田晴夫さんは、偉いなあとつくづく思う。
マジックランドのトンさんが言っていたなあ。「オフ・ブロードウエイの小さな劇場を借りて、一週間くらい公演すれば?評判がよければ客がついて、スポンサーがつけばロングランだよ…」
ちょっと心が動いたが、あぶないあぶないトンさんの別名は「火付けジジイ」だった。


昨日は常滑(とこなめ)競艇の仕事にいってきた。つねにすべると書いて常滑。ボートにはいい地名だがギャンブラーやタレントにはよくない。でも我々はちゃんとすべらず、ウケて帰ってきたよ。。。。


先日とある放送局にいったら、スタジオにこんな看板があった。あれってオーディションがあったんだ!
何を基準に選ぶのかなあ。あらためて出演している人達を見てみようっと。

--------------------------------------------2004/7/10
さすがにおとといの「みなさんのおかげでした」の昼の外ロケにはマイった。
炎天下、もちろんテレビスタッフもご苦労様でした。車の外気温センサーはなななんと!「43℃」を表示。もちろんエンジン熱も影響してるだろうが、この表示は初めてみたよ。
マスクマジシャンなら熱中症で死んでいたことだろう。
夜飲んだビールがうまかった!


伊勢丹でひさしぶりにサングラスを買った。プラダで35000円なり。いつもなくしたり壊したりしてしまうんだよなあ。気を付けよう。ついで?にプリンさんのいるテンヨーマジックコーナーにいったらマジックが趣味の高校生がいた。彼はなんと三味線もひけるという。多趣味は実にいいことだ。
サインを頼まれたが、ナポレオンズのサインはいつも小石がしているので実は私は書けないのだ。
といっても仕方ないので、書いたが、はっきりいってうまくない。へたなナポレオンズのサインがあったら、それは私が書いたものか、幼稚園児が書いたらくがきにちがいない。

ファンはサインをもとめたがるし、あこがれの人に同調したがる。同じようなファッションをしたりメイクをする。
アメリカの野球ファンはその同調の仕方がおしゃれだったよ。同じユニフォームを着るのは当たり前だが、先日の子供二人の映像は面白かった。
ヤンキースのジーター選手がその前々日の試合にファールを取ろうと観客席飛び込んで、顔面を打った。
次の試合にはアゴに絆創膏、目の下は黒いアザができていた。

そしてそのジーターファンの子供二人は、なんとアゴに絆創膏、目の下を黒く塗って応援していた。実にほほえましかったなあ…。


明日は選挙です。必ず行きましょう。私は昼の仕事だから夕方にいきます。次回のFISM開催国のスウェーデンの投票率はなんと毎回80%を越えるそうだ。りっぱなもんだなあ。
あと2年でFISMです。今度はコンテストでるぞ。。。アイデアはもうある。あとは今年中にアウトラインを作って、来年で具現化し、なおかつ人前で見せ改良を繰り返して、本番に望むという作戦だ。

今年は夏に「世界マジックシンポジウム福岡大会」があります。
外国からの出演はノーム・ニールセン。デビッド・ウイリアムソン。フィールディング・ウエスト。他に日本人マジシャンが多数出演。もちろんナポレオンズもショーとレクチャーにでますよ。
8/6〜8/8まで。会場はゼップ福岡。参加費は25000円(7/20まで)。サングラスより安く、なおかつ楽しめます。
問い合わせはSAMジャパン:03−5378−2882まで。
夏は福岡でマジック三昧もいいかも…。

--------------------------------------------2004/7/7
七夕かあ。。。それで思い出すのは、だいぶ前にSFマンガの「七夕の国」(岩明均・小学館)を読んだな。良くできたストーリー、わかりやすくきれいだが奇妙なテイストを感じさせる絵。なかなか面白かった。

マジックランドのトンさんがある一冊の本に惚れ込んだ。
Eberhard Riese 「FUNDAMENTE」(エバーハルト・リーゼ著「基礎」)
ドイツの本だ。このリーゼさんはドイツもしくはその周辺の若いマジシャンをかなり育てた人だ。しかも、みんな個性的なマジシャンばかり。
トバス、フランクリン、ユンゲユンゲ…

マジックをどう作るか、どう演じるか、どういうマジシャンになるのか…照明や衣装や音楽、マジックに必要なあらゆるテーマについて書かれている。(トンさん自腹のドイツ語訳付)
 ←トパスの各国語のキューシート。日本語用もある。

そういえば、先日紹介した光文社新書・齋藤孝著「座右のゲーテ、壁に突き当たったとき開く本」は実にいい。

人間はいつも壁にぶつかってる。そんな悩んだ時はこの本を読んだ方がいい。
また読み方によれば、趣味や芸道に通じるものがある。
ゲーテは偉大だったのだ。

時代は違うものの二人のドイツ人からいろいろ教えをこうことになったが、このマジックの先生にもゲーテ以来続いてるドイツの芸術魂があるに違いないのだ。


昨日、本の打ち合わせで、とある出版社の女性編集者K村さんに会った。どういういきさつからか「ぶらさがり健康器」の話しになった。すると彼女が「私、小学2年生の時それにぶら下がって遊んでいたら、窓に突っ込んで大ケガしたんです」
「へー、なんでぶらさがり健康器から窓に飛んで行ったんだろう?」
「憶えていないんです。ただ親からは、私の人の形にガラスが割れたとよく言われてます」
その絵を想像して一同大笑い。

ゲーテは壁に突き当たらなかったが、彼女はガラスに当たりながらもみごと打破したことになるのだ…いや、ならないか。

--------------------------------------------2004/7/5
志の輔師匠のライブを見に行った。NHKの小野文惠アナが目の前に座ったので先日の受賞パーティに来てくれたお礼をした。
内容は狂言と落語のコラボだった。生で初めて見る狂言は実にわかりやすくおもしろかった。この歳になってもまだ知らないことが多すぎる。「こぉれはぁ〜こぉれはぁ〜太郎冠者あ…」というフレーズまわしがやみつきになりそうじゃ。
知らないことといえば、キリンのチューハイってウオッカとは知らなかった。

その落語会に早くついたので近くのケーキ屋さんで時間をつぶしていると、後ろの席のおばさま4人の会話が耳に入ってきた。
「この間の映画よかったわよ。音楽もよくて、感動したわ」
「へー、なんていう映画?」
「えーと『中落ち』だったかしら」
「…『半落ち』でしょ?」
マグロの中落ちが頭に浮かんで笑いを抑えるのに苦労したぜ!
笑いは街中にいつもある。。。。

知り合いのご夫婦がニューヨークに松井を見に行った。残念ながら雨で中止だったそうだがスタジアムの雰囲気は味わえたそうだ。。
お土産にオードリーの絵をいただいた。うれしいね。結構大きいよ。
 いい女だなあ。。。。。これから仙台だよ。
--------------------------------------------2004/7/2
もう7月になってしまった。
いろいろやりたいことがあったけど、後半戦に向けてテキトーに頑張るぞ!!!

昨日の飲み会ではかなり飲んだなあ。今日は酒抜く。
その席で「黒いバイスクルデック」をいただいた。普通のクラブの3と斜めになったスペードのAがおまけでついてくる。
  
さらに別の人からは偶然だけど「黒豚」をいただいた。この黒豚の尻尾を引っ張るとメジャーになって、いろいろなものが計測できる。ちなみにそばにいた女性が親切にも?計らせてくれたら92センチだった。(何が!)

ちなみにポーカー(poker)をしている豚のことをポーカー(porker)という。(うそ)


東京堂出版から奇術研究の復刻版のパート2がでる。結構なお値段だが、日本のマジックの歴史を知るうえで貴重な資料となるに違いない。それだけの価値はある。7月中旬発売。

光文社新書から齋藤孝著「座右のゲーテ、壁に突き当たったとき開く本」を買った。まだ読んでないが、私の目に狂いがなければ、かなりいい本だと思う。