2003/4

--------------------------------------------2003/4/28
いやー、やはり飛騨高山は遠いなあ。。。。。。電車に乗ってる時間が往復8時間近いぞ!
それはともかく、明日は川越プリンスホテルのブッフェショーだよ。きてね。
土曜の深夜に以前BSでやったマジックショーが放送されたらしい。NHKも急に放送するからみなさんに連絡いかなくて失礼しました。
ウクレレの校正がきたけど、まだコードの指使いの写真をとっていない、うーん急がないと、ウクレレは夏が似合うのに冬になってしまう。
以前女流カメラマンのバニーイエーガーの絵はがきセットを紹介したが、同じ絵はがきシリーズでエリック・クロールの写真集を買った。表紙の東洋人のヌードの強烈なこと。インパクトあるなあ。誰にこのハガキ送ろうかなあ。受け取って見たら返信してください。(意味ないか)

(C)エリック・クロール
--------------------------------------------2003/4/26
久しぶりに笑点の収録だ。
ネタはモナリザ。お客さんをランダムに選ぶ最終兵器がいよいよテレビに初登場する。
楽太郎師匠に「たかが客一人選ぶのにおおげさなんだよ」と笑われた。
放送日が決まったらお知らせしますよ。
マジシャン役は男性花形スケーターの二人(大島さん薄田さん)のコンビ。まるでナポレオンズののりでマジックを見せるのだが、ひとりが昨日のリハで足を痛めてしまった。
プロでもこういうことはあるんだなあと思った。なんとかマジックのコーナーだけでも出演してほしいものだ。
そうそう、この仕事をしたおかげで、一度は会ってみたいと思っていたフィギュアスケートの村主章枝さんに会えた!
いいねえ。
でもシャイな私は「一緒に写真とってください」とは言えなかったな。。。。。
最近よくアメックスのブラック・カードの話しを耳にする。みのもんたさんや占いの細木さんが持ってるらしい。あまり数がないと言われていたが、知り合いのXXXさんにも「入りませんか」と来ていたから、それほど珍しいことじゃないらしい。ま、年会費が16万というからまさにお金に余裕のある人しか使えないわけだ。カード会社にすれば年会費だけでかなりの額になる。
そのXXXさんは、入らなかったけど。
私にはUSプレイング社のバイスクルバックのカードがあれば十分。
これで稼げるからね。。
六本木のバー、サイド・ツーのバーテンダーの平山さんが退社する。「30才のターニングポイントです」といっていたが、少し寂しい。
6年いたから私の酒の上での醜態も知っているわけだ。他のところにいっても内緒でね。お疲れさん!
--------------------------------------------2003/4/23
仕事の帰り、錦糸町やきとりの小川にいったら、九重親方が家族とお仲間達と飲んでいた。以前、別のところでもお会いしたことがあるのでご一緒させていただいた。
写真はお客さん達。そして小川のご夫婦。
このあと親方は家族を帰し、友人のSさんと私と3人で嫌々Fパブにいった。
その時の写真はちょっと載せられない。。。。。
--------------------------------------------2003/4/21
あれ? いつのまにか、気がついたら私のまわりから女友達がいなくなっていた。。。。。
昔は結構たくさんいたんだよね。飲み友達も、結婚したり田舎に帰ったりして飲み屋でも会わなくなったなあ。。。。。もっと前のバブルの頃なんざあ、六本木にいけば必ず知り合いの美女がどっかの飲み屋にいたもんなあ。
みんな私に愛想つかしてフェイドアウトしていったんだろうか?
(フェイドアウトとは音楽でいうならだんだん音を小さくして最後には消えてしまうこと)
やばいな、ますますフィリピンパブに通いそう。誰か道連れにしようかなあ。
その話しのったという人、電話かメールください。
でも歳をとって遊びだすと、大やけどするらしいな。若いうちに遊んだ人は歳をとってからは遊ばないでまじめに人生をおくるらしい。T先生やN先生、気をつけようね。
あれ?でもマギー司郎さんは若い頃も遊んでいたけど、今も遊んでいるなあ。元気で羨ましい。
選挙が近いのでよく電話がくる。しかし電話は人の貴重な時間を奪うものだから、少なくとも「お忙しいところすいません」とか「お休みのところ申し訳ありません」とかいうべきで、昨日来た電話の候補者の応援団は、いきなり要件だった。絶対、この人には票をいれてやるもんか!
池内了(さとる)さんの「物理学と神」(集英社新書)という本がでた。最近の本でまだ読み終わっていないが、以前私が書いた「NO:13物理は無慈悲な自然の法則」と同じような話し(テーマが同じという意味)だと思う。
この本に自然の真理の解明があるような気がする。
ところでマジックは「物理現象」を利用して「物理に反する」不思議を演出するのだが、例えばニュートンが万有引力を発見したころはおよそ1669年ころだ。そのころ日本でマジックはどうだったのだろう。
妖術ではなく娯楽としての日本最古のマジックの本は正確な年代はさだかではないが「神仙戯術」という本が1699年以前の発行といわれている。
ニュートンの引力の発見の約30年後のその本には「手ぬぐいに酒をそそいでもこぼれない術」が紹介されていたらしい。作者がニュートンのこと知っていたなら、そのタイトルは「無重力手ぬぐい」になったことだろう。あるいは「乳豚手ぬぐい」か?
マジックの歴史も物理の歴史とくらべてみるとおもしろいかも。なぜならマジックの現象は物理と相反するものだからね。本でも書こうかな。
あ、いかん、まじめな話しを書いたら眠くなった。。。。。
あ、携帯がなった。あーお願いだから夜の街に誘わないでくれ。
--------------------------------------------2003/4/20
金曜日は、まいったよ。イリュージョンの製作工場が新横浜にある。
東京駅の新幹線ホームにいくと、すぐのひかりがあったので飛び乗った。
15分後、ひかりは新横浜を無事、通過した。(無事じゃねぇ!)
新横浜に停まらない数少ないひかりに乗ってしまったというわけ、あはは。
つーわけで、静岡で降り、切符に「誤乗」というはんこを押され、Uターン。
料金は静岡までの分と帰りの分を払わなくてもいいことになっている。結構いるんだろうな、まぬけな人が。駅員さんも手慣れたもんで「あんたもかい。よく見て乗れよ」といいたげだった。
でも、また通りすぎて東京駅にいってさらに東北新幹線で郡山までいったらどうしようと思いながら、打ち合わせに見事2時間遅れで到着。
先方とはアシスタントのNが話しあっていたので、なんとか切り抜けた。
私はデザインを打ち合わせた。
あの紙の模型がみごとアルミ製になっていた。塗装はあとから塗る。写真は担当責任者のI氏とデザイナー兼作業員の女性。綿密な打ち合わせをしているところ。(たぶん)
あ、そうそう、21日でHP1周年だ。早いもんだなあ。この1年、楽しいことも悲しいことも出会いも別れもいろいろあったけどこりずに訪問者30000人を超えた、ありがとう。
去年の4/21を見ると、プリンスホテルのブッフェショーの宣伝だった。
ことしもあります。
4/29、みどりの日で祝日です。
川越プリンスホテル・ゴールデンウイークショー。
12:30〜ブッフェ
13:45〜ナポレオンズショー
60分のワンマンショーです。
家族で、恋人同士で、お友達と、おいしい食事と楽しいショーをいかがですか?
大人¥12000、子供¥6000(3−12才)
お得な料金!
マジックは生が一番。私が見たいくらいだ!ぜひぜひ見に来てね〜。お願いだー!
問い合わせは
川越プリンスホテル、049ー227−1111
--------------------------------------------2003/4/18
うーん、どうも最近外国から「ボナからウイルスがきた」というようなメールがくる。
断じて私ではないので注意してください。
しかも題が「new web site」とか「magic tricks」になっている。マジック関係者が出したとしか思えん。
自分のところにも頻繁に来る。誰かがウイルスメールを開けてしまったんだなあ。
先日とある方の古希の誕生パーティにいってきた。おいしいフランス料理だったが帰りの車の中でその御仁が「あー、寿司くいたい!」と大きなひとりごとを言うので、旬のしんこを食べに行った。寿司は別腹だった。フランス料理は前菜かい!
このミス1位の「半落ち」を読んだ。最後まで一気に読ませる筆力は見事だ。
でも、どうも結末を早く知りたいと思わせることが大部分を占めるミステリーというのは、マジックの種を早く知りたいと同様に、なるほどなあ、とうならせる結果か、味わい深い印象を期待していたので、ちょっと拍子抜けだった。
でも、感動する人もいるから、受け手の感性の違いだろうね。
各章それぞれは実におもしろかった。その分、何か過分な期待をしたのかもしれないね。
と部外者は勝手なことを言えるが、小説を書くのは大変なことだということは重々承知しています。
専門誌のエッセー「者つくり大学構想VOL8」の原稿を送る。もう一本の「中華風マジック料理法」はまだ書いていない。
うーん、いっときよくなった肘の痛みがまた出てきた。
また医者にいかなくてはならないくらいだ。
今日、先日の模型のイリュージョンがおおまかにできあがる。
イリュージョン製作の第2工程だ。仕上げる前に実際にやってみて不都合や改良する点があればその工場で直すのだ。あの模型がどうなっているか楽しみでもあり不安でもある。
オレの肘もなおしてもらいたいもんだ。
--------------------------------------------2003/4/16
来た来た来た来た、やっと来やがった!(あ、下品で失礼)
イスラエルから来たぞ!
どうもこの様子だと戦争が終わりそうなので送ってきた感じだな。
おまけのマジック道具もついてきた。(はっきりいって大したもんじゃないけど、うれしいね)
ぶつがガラス製の大きな砂時計なので頑丈な包装で送られてきた。
しかも写真を見ればおわかりのように立派なケース付きだ。タバコを置いてみたから、大きさが想像つくでしょう。
世界限定150個というけど、売れたらまた作るんだろうな。シリアルナンバーが135だった。あぶねー、売り切れ寸前じゃん。(でもあと134個というカウントダウン方式の書き方かもしれんからね)
どんなマジックかというと、この砂時計をひっくり返して、砂が落ちきると上の部分のガラスの中にお客さんから借りた紙幣が現れるというおしゃれなマジックだ。
デフォルトは90秒だが、60秒用の砂もついてきた。親切だね。
砂時計は確かにロマンティックな素材だ。
マジックでは、ポール・ガートナーの「客の指輪がくびれの部分の入ってしまう」という衝撃のトリックを見たのはもう20年くらい前だろうか?
最近ではルディー・コビーが巨大な砂時計でイリュージョンをしていた。
SF小説では小松左京の「果てしなき流れの果てに」の中に砂時計がでてくる。
砂が落ちているのだが、いっこうに砂の量が変化せず、ずうーっと落ち続けるのだ。それが話しの導入だった。それ自体マジックだ。
もう30年以上前に読んだものだが、そのスケールの大きさに感動し、興奮したものだった。
人間にとって時とは、不可解でなおかつ魅力的なものに違いはない。
たぶんそれぞれ個人の砂時計があって、落語の「死神」のロウソクの長さのように、その砂の量も決まっているんだろうか?
あとどのくらいの量なのか、ちょっと見てみたい気もするが。。。。。
あ、そうそう。外国からきたものを開ける時はできれば戸外で開けた方がいいようだ。
マジシャンのヒロサカイもよく外国からネタを買うが、あるとき箱を開けたら、でっかい蜘蛛がでてきたことがあるそうだ。ま、輸入ものは気をつけて開けたほうがいいかも。注意深く開けたけど、あやしいものはなかった。
SARSが入っていたら、目に見えないが。。。。
ゴホン、ゴホン。。。。。
--------------------------------------------2003/4/14
マジックランド主催の箱根クロースアップ祭にいってきた。
ゲストはスウエーデンの若手トム・ストーンとアメリカのマックス名人。私も一人で新作マジックを披露。まず自分の本を使った予言マジック。あの書斎の本のP136はページ数も文字もないまったくのブランクページ。そこに予言をしておくというもの。
もうひとつは江戸時代のトランプという設定の予言もの。
和紙でできていてバックの模様は我が家の家紋の鷹の羽ちがい。表はすべて漢字。ハートのAは「心一」クラブの3は「棒三」スペードは槍、ダイヤは金。絵札は兵、姫、殿となる。
スペードのQは「槍姫」となる。なんか隠微な感じだ。
久しぶりに趣味としての?マジックにどっぷりつかりました。
トム・ストーンのレクチュアもおもしろかった。
特にスポンジボールの消失が不思議だった。
消えるのが見えている(厳密には視界に入っている)のに、消えたように見えるというなんとも人間の視覚の弱さを実感したしだい。やはり人間の感覚はいい加減だとわかる。
下の写真は一緒の部屋のとある漫画家がかぶっていた帽子。
その彼が劇画のさいとうたかおさんとゴルフにいったとき、車の帽子をさしだし「ここに13と書いてみて」とホワイトを渡したそうだ。さいとうさんが13と書いてしばらくすると「ボルボ13か!」と、ウケてサインもしてくれたそうだ。
オレもほしいなあ。。。。
女性の参加者が少ない中、某大学のマジックサークルの女子大生がきていた。いろいろ話をしておもしろかったけど、マジックのせいで留年はしないようにね。
と、楽しい話ばかりではなかった。
この会の常連のKさんがの姿が見えないのである人に聞くと、、先月亡くなったそうだ。
お酒が好きでマジックが好きで嫌みのないほんとにいい人だった。
海外でもよく一緒になって写真もとった。
ああ、
人間はなぜ死んでしまうのだろうか?
春になってきたね。
深呼吸して
胸をはって歩こうよ!
空気おいしいよ。
--------------------------------------------2003/4/12
雑誌ダ・ヴィンチでてますよ。
そうか、日本で食えるマジシャンは10人くらいしかいないのか。。。。
よく、イリュージョンはどうやって作るのですか?と質問されることがある。
外国で発表された、いいものは購入するという手があるが、オリジナルあるいはまったくクラシックなものは自分たちで作らざるをえない。
最近、アイススケートでのイリュージョン製作を頼まれた。
まず現象を考える。
思いついたのは「胴切りしたあと、下半身だけがリンクを滑っていく」という現象だ。
次にメカニズムを考える。しかし、スケート靴をはいているため隠れる箱が大きくなってしまう。
そこでいくつかの試行錯誤をへて、ある構造に落ち着いた。
次は実際に入る人間と段ボールの箱を使って実測していく。
そしてラフ設計図を書き、それにもとづいてスチレンボードと板目紙で1/100の模型を作る。
この模型を作るか作らないかで、出来が違ってくる。
若いころは自分たちで作っていたからラフスケッチでも大丈夫だが、木工所に頼むようになってからは確実に模型を作る。なにせ作る人はマジシャンではないからだ。あるとないとでは雲泥の差がでる。
たとえば別のイリュージョンで、土台に人が入っていると疑われるのがいやなので、薄い土台に設計したのに、作った人は自慢げに「土台が貧弱だったんで分厚くしときました。これなら立派でしょう!」
しかし、そんなに厚かったら象でも入りそうだと思われてしまう。
模型を使って理屈を言えば大丈夫。
この模型の土台の長さは21センチ。実寸でいうと2m10pということになる。
それから模型や図面に書く寸法はすべて内寸。
つまり内側で必要なサイズを書いておけば、外側は多少大きくなってもかまわないというわけ。
イリュージョンの場合は、外寸で設計図を書かないのだ。
どう?なんか作ってみます?
あ、そうそうイスラエルのネタが遅いのでメールしたら、そば屋のような返事がきた。
「いま、メールしようとおもったところです。もう送りましたのですぐ着くでしょう。ついたらメールください」
ほんまかいな。
--------------------------------------------2003/4/10
女子高生マジシャンの能勢さんの話だが、楽屋で彼女にアドバイスをした。
「あなたのような逸材を目の当たりにすると、マジックの先輩達、それはアマチュアだろうがプロだろうが、アドバイスをしたくなる人が多いと思う。だけど、その人達のアドバイスを『はい、わかりました』ときいたふりして、まじめに実行しなくてもいいからね」
よく、新人がこれらのアドバイスでつぶれることがある。
今の彼女がいうことをきくのは、師匠の言葉だけでいいのだ。
そうアドバイスすると彼女は「はい、わかりました」といった。ん?
私のような先輩マジシャンは若い子を育てるのが義務だと思う。もう少し歳をとったら積極的に若いマジシャンを養成してみようかと思う。若い人にはいろいろなマジックをやらせて、どんな可能性があるかみてみたい。
私の気がつかない方法や手順に驚くこともあるかもしれないからね。
実に楽しみだ。
「書斎がいらないマジック整理術」の中の星新一さんのハガキの文字から、とあるSFマニアが「柴野」さんという名前を見つけたらしい。するどい。虫眼鏡でみたら見えたけど。
その人は柴野拓美さんといい、SFの翻訳や評論の時は小隅黎というペンネームを使っている。
その人が昔主宰していた「宇宙塵」という同人雑誌をどこで手に入れたらいいのか星新一さんに伺ったハガキだったというわけ。
うーん恐るべしマニア!
さて
春は出会いが多いが別れも多い。ある人ともう頻繁に会えなくなることも、もうすぐだし、「トラの闘猫日記」も3月日記でお別れします。
悲しいね。。。。
そろそろイスラエルからネタが来てもいいころだが。。。。
--------------------------------------------2003/4/7
昨日はレッツマジック女性編だった。
そこに出演した能勢裕里江さんは16歳の女子高校生だ。もちろんプロではない。
いや、驚いた。演目はクラシックの6枚ハンカチ、そして四つ玉だ。派手な演出はいっさいない。テンポもスローだ。しかし実に新鮮に映った。
それはハンバーガーやフライドチキンのファーストフードに対してのスローフードの出現と似ている。
もちろんそれはファーストフードの対極ということだけではなく、
消えゆく食材を守り、質のいい素材を生産する人をまもり、後の時代に味ということを継承していくというのが大きな理念らしいが、それらを今のマジック界に当てはめることは容易だろう。
でるべくしてでたまさに今のマジシャン。つまり時代が要求したマジシャンといえる。
知的で端正な顔立ちと大きな眼。媚びを売らない笑顔。
もし芸能プロダクションのスカウトがいたら即、アイドルにさせられてしまうだろう。
私は舞台袖から見ていたが、この不思議な魅力から眼を離すことができなかた。
「魅力とは魔力だ」と実感したのだ。
うーん、何度でも見てみたいそんなマジシャンの出現だ。
若いマジシャンは短い時間でどんどん変わっていく傾向にあるから、この演技は今見るしかないと思う。
師匠は、スライハンドの名手でテレビ番組「しあわせ家族計画」でのカード投げやロープの先生だったスピリット百瀬さんだ。うまいのも納得する。
彼女は今年の世界大会にコンテストで出場する。
各国の審査員がこの演技にどう反応しどう評価するかが楽しみでもある。
今度の彼女の出演は5/30の鎌倉芸術館小ホール「チャレンジFISM2003」
問い合わせはマジックランド:03−3666−4749(月曜日は休み)
追っかけしてみようかな。。。。
でも勘違いされて
「ボナ植木、女子高生マジシャンにストーカー行為」
なんて、新聞にのらないようにしよう。
--------------------------------------------2003/4/5
自分の誕生日に宅急便がきた。
誰かからのプレゼントかなと喜んで玄関にいくと、前に通販で頼んでおいた「ぼのぼののDVD」じゃん。
しかも代引きだから自分で払った。
自分で自分に贈った誕生日プレゼントとなった。へんなの。
仕事のアイデアが一個浮かばなかったが、今朝おきたらその概要らしきものが浮かんだ。
まだ形にはならないが、見通しがつく感じがする。
こういうパターンはままある。
寝ている間、誰かが耳元でささやいているのかなあ。
そんなアイデアを出せる達人がいたら、寝ている時じゃなく、昼間会ってみたいもんだ。
あしたは銀座小劇場レッツマジック女性版だ。我々も出るよ。
問い合わせは
マジックランド 03−3666−4749
(あー、今あぶなかった。無意識に自宅の番号をアップしそうになった。電話番号間違いはよくある。
以前、アシスタントのNと車で移動中、信号待ちで彼が携帯電話をした。かかった先方のもれてくる声はうちの女房だ。Nがかけ間違えたのだが、その旨を言うまえに女房の「あれ、、一緒じゃないの?」の声。Nはあわてて「あ、横にいました。し、失礼しました」
なんじゃその不自然な会話!
オレが横にいないと思われるじゃん!)
--------------------------------------------2003/4/3
あ、4月3日はオレの誕生日だ。
あ、ホワイトデーかえしてない。もうちょっと待っててね。
あ、もうすぐこのHPも一年だ。お礼はその時書こう。
先日、キムラ緑子さんがでている「奇跡の人」を見に行った。主演はヘレンケラーに鈴木杏、サリバンに大竹しのぶ。感動的でおもしろい舞台だった。
キムラさんはNHKのドラマまんてんの食堂の関西おばさん。でもこの舞台はヘレンの若い母で上品な美人奥様役だ。やはり役者もイリュージョニストだと思う。楽屋を訪ねると明るく陽気で素敵な女性です。これも演技だろうか?
楽屋見舞いに花ではなくワインでもなく、現金でもなく、マジックの小道具をあげた。打ち上げに使おうと言っていた。そのときはマジシャンに変身するわけだ。
役者にはかなわん。
ヘレンケラーの話だが
指文字が物体の名前だとなかなか彼女は気づかない。
これはある物事の<コツ>を「教える」「教わる」の関係に似ている。
マジックのコツは口では言えない。同じ動作でもその動きがなんのためなのか具体的に生徒に口で言うのは難しい。
長くやっていると、あるとき生徒は「その動きの理屈」がわかってくる。それはまさにヘレンケラーさんが、物には名前があると気づくのと同じだ。
世の中の理屈や法則もそうかもしれない。
仕事がうまくいったり、お金を得ることができるコツも案外、気がついていないだけかもね。
あ、それからギターもね。
もうちょっとなんだよな。
ヘレンが水を「ウオーター!」と気づいて叫んだように私が「ギ、ギターーーーーー!」と叫べる日はいつのことか。
誰かサリバン先生になってくれ!。。。。(除く:鬼のバンマス)
--------------------------------------------2003/4/1
春になると変な人が日本中に現れる。
通り魔だ。
マジな話、道を聞こうとした人がいたら少し離れて対処しよう。無灯火の自転車や車がきたら神経をとがらせよう。駅のホームは線路側から離れていよう。上から何が落ちてくるかわからないからビルのそばを歩かないようにしよう。
今時の道路は細心の注意をして歩かなきゃならないのだ。
小学生の頃、おまわりさんが交通指導にきたことがあった。
さんざんうんちくを話したあと、標語を言った。
「出るな歩くな家にいろ」
これで結構ばかうけだったな。
でもそのあとに「それでもダンプがつっこんでくるから、気をつけましょう」と言っていた。
いったいどうすりゃいいんだ。
私の生まれた場所は、子供の頃から繁華街というか歓楽街だったから、車も多かったし変な人や怪しい人がいっぱいで事件やいざこざもあった。だから変な人はすぐわかるし、挙動不審な人も私の目に入りやすい。
電車での不審な動きやあやしい人もだいたいわかる。マジシャンだから特にわかる。
(同業者かい!)
昔、パリの市場で品物を見ていると、右側にきた男がたばこの火を私の右手にちょこんとつけた。
「あつ!」と思った瞬間、あ、反対の左側が危ないと思ったので左を見ると、別の男が立って明らかに左ポケットを狙っていた。気がつかれたと思ったのか、右の男は謝って(たばこのことを)二人去っていった。
スリの標的がマジシャンとは相手が悪かったね。
よくお酒の席やパーティの司会者が「今日はマジシャンがいるのでみなさん財布に注意してください」なんていうことがよくあったが、最近きかなくなったなあ。ダサイ司会者は淘汰されたんだろうな。
とにかく、ボーとして歩くのは危険な世の中だよ。
でも私が近づいても離れなくてもいいよ。
デスクトップを紫にしたよ。彼女を顔をみると清々しい気持ちになるね。
あれ、私のヘアスタイルに似てるな…。

