木曽御嶽山林道ツーリング、御嶽林道、鞍掛峠、白州峠、信州最後の秘境

H19・8月制作

今までの数々の御嶽山ツーリング、キャンプ等で得られた名嘉真流御嶽山の魅力を紹介いたします。

おそらく現在信州での一番の秘境であることは確かだと思います。特に王滝村に関しては車では木曽福島からでしか入るルートがなく、通り抜けできないため信州でも特に開発が遅れていると思われます。しかしそれがこの自然の宝庫を作りだしていることだとおもいます。長野県西部地震で一部地形が変わってしまいそれが又ダイナミツクな景観を作り出しています。
ベストシーズンは5月のゴールデンウイークでしょうか。残雪とカラ松の新芽が美しい。ただ標高が高いので、ひょっとしたら「雪」になることがあります。寒さはかなりきつい。

悲しいかな現在バイクで王滝村に入るルートは木曽福島方面からのルートのみとなりました。下呂温泉方面より鞍掛峠を越えて入るルートがありますが、峠のゲートをいかにして越えるかが問題です。中津川から付知、白州峠のルートは頂上のゲートは越えられそうもないとのことです。
王滝村のゲートではテレビカメラまで付けて監視しているところがあります。なぜここまでする必要があるのか、木材の盗難を防ぐことと事故防止とのことだが、ゲートの形状から見て横の隙間も作らずバイクも閉め出すことに疑問がある。しかし人や自転車は簡単に入れてしまうこれはどういうことか。「俺たちの管理しているところによそ者は勝手に入るな」という営林省の親方日の丸が見える。

 

敬神キャンプ場と王滝村最深部

キャンプ場は木曽駒ヶ岳の麓の敬神キャンプ場

王滝村最深部の滝越しまでの景色の写真。温泉情報あり。

 

御嶽林道

御嶽山ツアーのハイライトです

ここでは大滝村中心部から滝越の集落まで紹介いたしましょう。

全長は約20kmです。ルートは大滝村から滝越に向かうルートがベストです。ダイナミックな自然を満喫できるルートです。

 地震で崩れてできた大渓谷です。ここへは御岳林道と下の舗装路から濁川をさかのぼる道があり、この道(ダートです)からでも行くことができます。平成10年8月現在ゲートができて入れなくなりました。

 濁川を渡る舗装路、入り口はこの橋を渡った右側(ゲートあり)

 渓谷内の濁川。非常に鉄分の多い水で飲むとすごいサビの味がします。

 カラ松林より御嶽山を望むメルヘンです。

 林道より終点の滝越の集落を望む。いい池があります。側にはいわなの塩焼きをやっている施設がありいいところです。又森林鉄道を展示していますので一度ご覧下さい。

地図

御嶽山開発道

岐阜県小坂町(国道41号線)より入ります。濁川温泉までのルートです。途中は断崖絶壁のスリル満点のルートです。道は全線舗装。断崖絶壁から見る眼下の林道は原生林を巡る道です。

ここから見る御嶽山は山の全容が見られます。

地図

濁河林道

御嶽山の北側の道です。開田村日和田高原から濁河に通じるルートです。残念ながら全線舗装されてしまいました。しかしその景観は負けません。

日和田高原は名鉄のキャンプ場がありますが白樺の森は素晴らしい。途中乗鞍山も見えごきげんです。途中で「胡桃島キャンプ場」があります。標高1600mの原生林の中の良いキャンプ場です。

    御嶽山を望む

 乗鞍山を望む

地図

鞍掛峠

岐阜の下呂から入る峠です。国道41号線を下呂の南側の国道257号線を加子母村方面へ舞台峠の西側手前約1.5km付近緩やかな右カーブの手前、目印は左側の大きなレストランこの当たりを左へ、山の谷に峠らしい景色が見えます。

かなりハードな峠です特に頂上付近が怖い。頂上にはゲートがあります。バイクは倒せば通れると思います。しばらく進むと、岩で車止めがあったりします。王滝村の滝越の集落までは約25km位でしょうか。

 

白洲峠

国道257号線付知町から付知川を登り渡合温泉から入る峠です。峠は頂上に頑丈なゲートがあります。

峠から南側を見た景色です。

峠から滝越を見る

 
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