●2000.2.18…00.3.7…00.3.15
■研修資料「電子化と情報化の概略」PDF(45KB) ■プレゼン用電気紙芝居PDF(66KB)(容量削減版)
1.コンピュータはメディアである。人文の場が、印刷技術依存から電子メディアに移行していく。
2.電子化によって実現されるのは、ハイパーテキストである。ごく最近になって利用可能になってきた。
3.電子化の動機は、埋文情報へのユニバーサルアクセスである。
1)情報入手手段の改善(書棚や資金やコネにとらわれない)
2)情報のワイド化とリッチ化を図る
3)情報デザインの改善等による、情報伝達効率の改善
4)メタデータの整備
5)情報のユニバーサルデザインの実現
4.マルチメディアよりも、まずドキュメントの電子化を実践すべきである。
5.写真のデジタル化は有効である。写真保存の観点からも、スライドのフォトCD化は急務である。
6.報告書電子化には基本的な4要件がある。これを満たすべきである。
1)報告書のレイアウトを再現するフォーマット…PDF(完全版)
2)電子時代のハイパーウェア…HTML(テキスト主体でよい)
3)互換性の高い生データ…Excel 4.0、JPEG等
4)インデックスデータ …(いわゆる報告書抄録+α)
7.PDFは印刷会社に発注すればよい。その仕様には、高解像度版、閲覧版、オンライン版の3種類が必要。
高解像度版 | 中解像度版 | オンライン版 | |
写真 | 300〜350dpi | 150dpi | 100〜150dpi |
JPEG圧縮 | 最高画質 | 標準圧縮 | 低画質 |
2値画像 | 800〜1200dpi | 600dpi | 300dpi |
互換性 | 任意 | 3.0互換 | 3.0互換 |
8.マークアップ言語、特にXMLが、情報のデータベース化や高度な利用の決め手となる。