[02.12.7]


コンテンツの仕様案;ガイドライン

  1. デジタルコンテンツとして、報告書本編を収録する。報告書本編とは、一般的な本文・図版・写真を一体的に含んだ「文献」であり、文献参照の対象になりうるものである。その開始ページと終了ページ(※)は明らかであること。
  2. 前項の「本編」の他に、付編的コンテンツ、付録的コンテンツを収録する。
  3. 図版や写真等の元データは出来る限り収録する。遺跡に関する調査データの全収録を目指す。
  4. HTML版をメインとする。
  5. 一般的なWebアクセシビリティ基準[一例:http://jp.fujitsu.com/webaccessibility/]に準拠し、シンプルなHTMLデザインとする。下記に、その一部を示す。
  6. 本編用のコンテンツのオリジナルデータを、XMLあるいはデータベースに格納し、自動処理でA4判の簡易組版を行なう(これには、ノンブルと目次は必須)。これで制作した本編の組版をPDFで提供する。デザインは、HTML向けを優先し、ワンソース・マルチユースとする。紙印刷のための最適化は原則として行なわない。
  7. 前項で制作したPDFを、オンデマンドプリントで極少部数印刷し、紙媒体での届出用提出物、超長期保存媒体等に宛てる。希望者には有償で提供する(発行前に受注する)。
  8. 原則として、データをCD-ROMないしDVD-ROM(いずれもR可)で出版する。
  9. できる限り早期に、地元自治体のWebサイトで公開する(期限は無期)。公開対象は、本編コンテンツのみでもよい。
  10. CDかWebかに係わらず、データ保全のため、正本とみなせるディスクを、地元自治体の外の機関3カ所以上に寄託する。寄託分については、超長期保存を主眼とした正式の依頼書を付ける(通常のCD-ROM配付分については、注意書きに記す程度にする)。

※「ページ」とはHTMLのページを指し、冊子体の「頁」とは区別して用いる。


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