横田<miskij>萬や 着物道楽
9月 北野天満宮の骨董市でお買い物
毎月25日に北野天満宮(天神さんとも言う:上京区)の境内、周辺で骨董市が開催されます。
悪天候の下、足を棒にして丹念に吟味して収集した一式は以下の通り。
巻尺は必携ですな。
- 長着2着 1000円+800円
茶色はサイズがほぼぴったり。緑色はちょっと小さいけど、裏地を取って直してみようかな。
- 長襦袢 2000円
よくみたら虫穴がぽつぽつ。左袖の上端も少しかじられてた。回して付け直そう。
- 掛け衿布地 540円+300円
1mと90cm。これはほとんどおまけしてくれたようなもの^^
- 羽織 2500円
じっくり吟味して選んだ1着。丸めて入れられて皺だらけT_T
- 行灯袴 1000円
大雨で慌てて包んで貰ってしまい、少し腰板が歪んだT_T
- 絹兵児帯 3500円
ちょーっとだけ染みあり。他の店では500円なんてのもあるけど、穴だらけ。
- 黒足袋 1000円
安さにつられて思わず衝動買い。表面は丈夫な綾織なんとか。木綿。ネル裏、晒底。新品。
他の出物
・大島4点セット(上下+ふとい羽織紐+兵児帯)3万円
ただし大島といっても本大島かどうかは良く分からない。
・上下一式 1万円前後
・本絹青長襦袢 1万円前後
・羽織 2000〜4000円
・角帯 5000円前後
・袴 1000〜2000円
単衣の長着は、全く見なかった。プロが先に買い占めていったのかしらん。
羽織は、羽裏を見せるために裏返して吊るされている。
気になるものがあったら出して表に返して布地をチェック。
・袖口などについたしみ
・紋を抜いた跡
・穴
なお、「五三桐」といわれる紋は、元は秀吉の紋ですが、現在では普遍的な紋として使われているそうなので、
「どこの家紋?」ということはあまりないらしいです。
というわけで購入した羽織はこの紋が縫い付けられています。
白麻が束ねられている店もあります。話せば束を解いてみせてくれるのでしょうけど。
これを見ると、ン〜万円、ってな白麻物は眉つばかもしんない^^;
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