横田<miskij>萬や 居合道 2003


京都会館からの景色

初夏の京都会館からの景色

所属:無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)英信館 1999.Dec〜
清澄会(きよすみかい)1997.Nov.〜2000.Aug.20
山下道場 2000.Aug.27〜

Jan.1st(Wed)
山下道場の奉納演武、なので新年早々に早起き。
雑煮に一口つけてクルマで送ってもらって千葉駅近くの護国神社。
雰囲気が少し変わったなと感じたのは景観保護判決の波及、デフレ経済で
マンション建設がお流れになったせいか。
社務所で挨拶してから屋根続きの本殿へ移動。
小雨なので社の中での演武のみにとどまり3本。
お神酒を頂戴して直会で少し話し、9時半にはお開き。

Jan.3rd(Fri)
前夜の準備:清澄会・以和貴会の合同web siteのコンテンツ構築。揮毫があがるまでの仮看板、妙に手間が掛かってしまった。
13時に出発。東京駅で自由席をのぞみ71号に変更し差額を支払ったら釣りを間違えられてしまう。
名古屋の手前からかなりの速度なのにもう無線LANのAPを拾ってる。
16時半京都着。初詣で東福寺、桃谷に臨時停車のみやこ快速、発車時刻が数分繰り上がり。
奈良線沿いにもぴこぴこ無線AP。
17時半、雨の奈良。三条をちょい歩いてホテルへ。トレードマークが京都祇園の山車なんだ。

近所で夕食を済まして珍しく21時に就寝。風邪の感じがしてたのもあるが。

Jan.4th(Sat)
寒い朝に出かける気がせずバイキング朝食。
8時過ぎに出て近鉄で生駒へ。ぱらぱらと粉雪が舞っている。
生駒線に乗り換えてMZさんと合流し、一分駅から徒歩で生駒(往馬)神社、と思ったらちょっと変な回り道。
さらに社務所が階段の上なのかと思って10kgのトランクを持って上ったらすっかり体が暖まる。
結局、坂道の迂回路で麓に戻って社務所で先生がたと合流。湿った長袖シャツを諦めて着替えて羽織まで着込む。
見た目にはジャンパーより薄くて寒そうな羽織だけど、案外そうでもない。
今度は身軽に階段を上がり境内へ。少なくとも正門からの入場ではある。
社の前には十分な広さの舞台。使用しないときは跳ね上げてある格子窓を降ろす構造。
上席に5席、縁側に15余の円座を並べて正装姿で座って神主さんを待つと雪がだいぶ本降りになる。
屋根が縁側にもせり出してるので、じかに雪を被らずに済んでるけど、寒中ならぬ雪中演武…
祝詞を述べ終えるころに雪が止み、陽が差し込んでくる。山形の楯岡で見た天気がここでも再現されるとは。
まずはK先生の四方祓い、T先生の神霊剣の奉納。左手を棟に添えて刀を持ち上げる所為に荒木無人斎流を惹起させる。
続いて、若い段位から2人ずつの演武。羽織を脱いで順番を待ち、本身で本番さながらに5本。
偶々地元のTV局の取材があり、K先生の演武からY先生とT先生の締めくくりをじっくり撮影される。
奉納が無事に終了し、太鼓の音とともにお開き。と同時にまた雪がぱらつく。
早速というか冷え切った剣士は焚き火を囲んで、その中で取材を受けている。
下に戻り着替え、電車で生駒に戻り直会。といっても料理屋。
共同でホームページを立ち上げるため掲載内容の確認も行う。
4時にはお開き。途中の空中通路の屋根にはかなりの積雪。
5日は初稽古だけど行かないの?と誘われてしまったが、泊めてもらうKさんとの都合で辞退。
翌週の大会での再会を約束して駅ごとに別れる。
近鉄奈良駅の無線LANスポットで接続を試みるがどうも繋がらず1時間も粘ってしまった。

Jan.5th(Sun)
PCの設定ボランティアをしながら談話。
ビデオメールをいきなり送る癖は相変わらず…ファイルという概念をどう説明したらいいのかな。
昼にいったん外出して携帯電話をやっと機種変更し、店番をしてる高橋さんへ昼ごはんを調達。
小一時間ばかりと思ったら接客で長引いて3時半すぎ。その間にも久しぶりのお客さんが見えたりする。
戻るなりPC操作の説明の続き。
18時に送ってもらい、がら空きの奈良線快速で京都。
車内では食べられなくなったカレーを夕食に、20時過ぎののぞみに乗り込んで15分遅れで東京着。
日付が変わる前に帰宅。

Jan.11st(Sat)
前日の準備:メール送信フォームの仕上げ。次いで「戻る」ボタンの機能追加を試みるが、
どうもreferrer情報が思うように取得できず断念。サンプルでは取得できるのに。
荷物を詰め込んでのんびりひかり号で移動。東京駅では小銭がなくサンドイッチを購入しそびれ、
車内で購入したらこっちもお釣りがなく後から持ってきてもらう顛末。
暇つぶしにナビソフトで遊んでると後ろのシコメがマニキュアを塗りたくり異臭を放つ。煙草と一緒だよ、それって。
その前からテーブルの出し入れでガタガタ鳴らすあたりはなんだかねえ…。
京都でワッフル1箱を購入しカイロで保温を試みる。
しかし連日の睡眠不足といった不摂生を土曜朝の朝寝で回復しようとするのは無理があるもので郡山に着くころには頭痛。
駅前のコンビニでT先生と合流。
道場に入ると強いオレンジ光。何かと思ったらY先生が最近はやりの扇風機みたいなハロゲン灯を持参し、この照射光をもろに受けてたのか。
着替えを済まし小一時間ばかり自習し、Y先生のチェックをいただく。
合間に私の本身を実際に振り下ろしてみていただくと意外にも刃音がしない。
私が振ると少し鳴る。
先生の刀を私も振らせてもらったら鳴るけど、柄への響きが少ない。
やはり私の刀自体の問題か。
ほぼ揃ったところで通し稽古。新入生が一人増え、T先生が久しぶりに手本を、Y先生は新入生との1対1。
ハロゲン灯の近くには白髪の入った夫婦が見学。
休憩時間にワッフルを振舞い。前よりは冷え切らずに済んだのかな。
とはいえ頭痛は収まらず後半の稽古はハロゲン灯の近くで見学。
終わりのころになって少し先に着替えて片付けがやっと終わる頃に皆さんの稽古も終了。
体育館を出る間際になってもまたトイレに駆け込んで、先生に心配かけてしまった。
たしかにJR郡山駅のトイレで戻した時に鏡を見たら完全に蒼白になってる。
奈良からはさすがにタクシーに乗り込んでKさん宅へ。
床暖房の家だけあって暖かいのは助かった。事情を話して頭痛薬を分けて貰ってすぐに寝かせてもらう。

Jan.12nd(Sun)
とはいうものの0時くらいまでうんうん言ってた気がする。その後、ぐっすり…という所で、6時過ぎにはすっきり起床。
すっかり忘れてた関東大会の申込を千葉のT先生へ携帯電話のメールで連絡。
7時過ぎに発ち、近鉄奈良から。途中、以和貴会のHさんに連絡したら1本後の快速急行だとか。
途中でKくんの後輩のTくん(2段)と合流。Kくんは卒論に掛かりきりで無理みたい…
具合を聞かれて、「まずます。少しふらふら感はあるけど。自信ある?」「えーと、まあ」「大丈夫だよ」と励ます。
難波で南海に乗り換えて先頭列車に乗る。南海の電車って運転席すぐ後ろにも席があるのは乗客サービス、なのかな?
途中でY先生が他の先生と一緒に乗り込んできたのに気付く。堺で降りてあいさつ。
喫茶店の先客はT先生、他の道場の先生がた。さっそく恒例の朝食をごちそうになり、ぼちぼちの所で大浜体育館へ。
前夜の私の体調を見て、すっかりインフルエンザだと思ってたとか。高熱がないだけで、確かにそれっぽかった。
シャツが丸首だったのはちょっとまずいかな、襟元をきっちり合わせたら見えないかな、などと案じつつ着替えて開始の挨拶。
私の番は5段で117番…午後からだっけ?昼休みにちょっと出来るかな、とのんびりカメラを構えて、 以和貴会のO先生からの課題である「刀を振っている瞬間」を捉えてみる。
もう4段が待機してるなあ、と思ったら近くにいる5段のNさんが刀を抱えて待機場所へ。ありゃ。
演武から戻ってきたHさんにカメラを預けて、私も待機場所へ。
5段は少ないから3人ずつだって、もっと参加してきて欲しいなあ。

手の汗を気にしつつ位置に着いて〜と、進行さんはお気に入りのF先生。位置は前列の中央。
1本目は刀法の四方切り。一刀目の袈裟懸けで柄が袖口に入らないようにするのと、 前後の切り下ろしの位置がブレない点を留意して、まずまずの出来。
2本目は八重垣。一文字を高めに意識したらちょっとハネたかしらん。あとはいつものように演武。
3本目は附込。しっかり間をおいて。4本目、颪。袴の中の裾もすんなり追従してて問題なし。袴の裾上げをやってて正解。
5本目、鱗返。抜き付け直後によくあるふらつきもなく万全。
終了、と思って立っていると、え?左右の二人が演武を始めてるのが目に入る。
まだ4本しかやってなかったっけ…とっさに刀法・順刀その2を繰り出す。ちょっと歩幅を詰めたかなあ。
息もそれほど上がらずに終了。出来としては、基本業の八重垣を飛ばしたと思い込んでたのもあり、万全、という感じではなかったのだが。
いつもの場に戻り、Hさんに聞いたら良かったって。でもカメラは暗く撮れてしまったみたい。これは補正でどうにかなるかな。
5段には、ここ数年5段に留まっている荒木無人斉流のDさんがおられるので、この熟成の長さを考えても、1位は期待してなかったのだけど。
6段の演武がすみ、やっとお昼休み。
食堂の混雑待ちに2階のロビーでTくんと少し談話。と思ったらM先生が私を見つけて、指一本を示される。まじ、って聞き返してしまった。
はにゃ、参ったなあ、といったん道場に戻って談話中のY先生がたに御礼を申し上げて、昼食へ。
また小銭を切らしてて、売店でジュースを買ってTくんにあげて、やっとジンジャーエールを所望。
午後は錬士以上の演武。O先生とNさんが並んでの演武に、思わずカメラを左右に振ってしまったけど、O先生のは良く撮れたかな。
1/30秒なので、手元が「ブン!」という感じで綺麗にぼやけている。さすがに大血振りを全部入れるにはもっと延ばす必要がありそうだけど、 今度は手元がブレてしまうから難しい。光学手ブレ入りの松下FZ1の出番になりそう。
カメラの連写を使ったので、Nさんの表情の細かな変化も見えたのは意外。
8段のY先生の番では、Y先生持参のカメラも携えての撮影。連写モードかな、と思って撮ってみたけど、これはベストショット機能だったT_T
やむなく、次善策として動画モードで撮影。おかげで、わりと撮れたとは思うけど、一緒に演武されてたT先生のが全然撮れなかったT_T
後に、再生して眺めるY先生いわく「この程度でも充分に業前の確認ができるねえ」と感心された様子。
続いて、準範士のF先生。魅了される演武、という理由を追求するべく撮らせてもらって…
荒木無人斉流の家元さんの神霊剣を意識してる感じのある演武も少し撮らせて貰って、カメラ越しでなく実際に見なくちゃ、 と思ってカメラを下げた後の演武が、偶々なのか私のいる角度へ向かっての演武が2連発だったのにはびびった…
9段からは趣向を変えてか、通常は並行線になる演武の方向を、Λ字型に変更して、英信流と、無外流の同時演武。
私の所からは無外流のT先生がすぐ、側面から見る形なので、ビデオカメラを構えてるの無外流の門下生に「撮らせてもらっていい?」と聞いてしまった。
このように(語弊はありそうだけど)正確で美しい演武をじっくり観させていただけるのはありがたいものです。
締めくくりはご宗家の演武。

表彰を経て、閉会の挨拶。後半はなんとなく語気を強めていたので、後で聞いたら「もっと参加してほしい」というものだったそう。
Kくんも、都合をつけて参加してたら、メダルを狙えたかもしれなかったのに、残念。
大所帯の以和貴会からは、ほぼ全員が入賞とはさすがでした。
清澄会は私を含めて3人だけの参加だったけど、いずれもメダル付き、なのだから大したものです。
そのうち最優秀道場賞が以和貴会へ授与されることもあったりするのかな?

清澄会の先生は祝賀会へ、以和貴会の殆どは難波へ打ち上げ、ということで難波へ付いていって、軽い胸焼けを抑えにソルマックを服用し、念のために頭痛薬も所望。
昨夜は、眼精疲労もあるけど、過労が胃に出てたんだ、きっと。それで消化不良→偽の満腹信号→頭痛→吐き気、となったのか。
今回は551は満席らしく、隣の地下にある居酒屋の奥をほぼ占領。幸い、電波はちょっと入ってる。
牡蠣フライも出てきたので、身体にいいのだし、と滋味を我慢して1つ。
Hさんも苦手だそうで、タルタルソースをたっぷり使って滋味を隠して1つだけごっくん、という秘伝を教授。
酔いの進んだO先生が祝賀会へ出てる先生と連絡がしたい、でHさんとで連絡作戦。電話番号を知ってる先生と繋がり、19時半に合流。
改めてY先生と乾杯(私はウーロン茶)。私の採点はぶっちぎり、だったそう。
21時過ぎまで長居し、近鉄で帰宅。Y先生だけは歩いてJR難波から帰宅だとか、一人で淋しくさせてしまって申し訳ない…
と思ったら近鉄難波駅でもエスカレータ組と階段組にはぐれて、後発の快速急行に乗るつもりだった私はエスカレータ組と無事に合流。
夜景モードに慣れてきたので、山を駆け上がるにつれて展望が広がる夜の東大阪の夜景を撮りまくる。うん、良く撮れた。
生駒、学園前と別れて、一人近鉄奈良に戻り、知人宅へ。遅くなって、と恐縮してたら、二次会に行っても構わなかったんだって^O^;
ま、病み上がりだから控えるのも肝要だしね。風呂を頂戴して就寝。

Jan.13rd(Mon)
例によってPCの説明ボランティア。大体済んだところで、ネットワークプリンタの設定に手を焼いてしまい、奈良を出たのは15時半すぎの快速。
京都駅には16時半に到着し、10分の乗り換え時間の合間に、舞妓さんの踊りを暫し拝見。綺麗なものでした。
のぞみ号で飛ばして東京19時着、すたこら駆けて京葉快速に乗り、20時着。これが特急だったら4時間ちょいだったなあ。

Jan.18(Sat)
前日にかなりめげるような連絡があり、体調が思わしくないまま、その関係の某所へ。
さっさと帰ってきて、稽古に行く時間はあったけどお休み。

Jan.19(Sun)
粉雪が舞う中をクルマで公民館の道場まで走らせる。ロビーは暖房が効いてぬくぬく。
ちょっと早かったかしらん、と思ったら時間ちょうどにT先生がお目見え。
床を掃除したら結構な綿埃。去年から使われてなかったのかな、まずは実質的な初稽古。
床の寒さよけに足袋を履いてたとはいえ、後半からはつま先が痛かったなあ。

Jan.25(Sat)
のどの調子が悪く、大事をとって休み。本当は振り下ろしの確認をしたかったのだけど。

Jan.26(Sun)
千葉道場の合同稽古。さすが大型施設だけあって予熱してあるのかどうか、床からして全然冷えてない。
一通り稽古…と思ったけど附込、やってたっけ?
後半から分かれて奥居合のグループでおさらい。最後に昇段審査を受ける数人の演武で締めくくり。
今度の稽古刀、T先生が振ったように右腕だけで軽く振ってみると軽く響く。こんな感じで両手で振ると固くなるのかな。
稽古の前に右腕だけで振るようにしてみるか。
近所の蕎麦屋さんは満員で駅近くへクルマで移動。鴨鍋セットが切れてたのが残念。

Feb.1st(Sat)
あまり渋滞もなく早くついたと思ったら入り口の車止めが抜かれてない。あれ?よく見ると武道館の照明が切れてる。
たまたま使えない日だったのかな。あっさり回れ右。

Feb.2nd(Sun)
午後からの用事の都合があり着替えも持参してクルマで道場へ。
もうちょっと左手を意識…帰ったらすぐにメモしなくちゃなあ。
10時頃から別の道場の人が見えてきたと思ったら1階でもまた別の居合グループ(3人)が稽古。
初めて見かけるグループだったけど、剣道着からして神伝流かな。去年11月の剣士会で見た円陣型稽古も一緒。
土曜日の件はT先生も知らずに行って回れ右、だったそう。
早起きのおかげで夕方は結構眠くなってしまう。

Feb.8(Sat)
電車で道場へ。自習時間は正確に振り下ろすのに専念。それでも正座などだと刃音がろくにしないので、 うーん?と、思い出したのが右手の7時あたりの膨らみ(鉛筆を握ると机上に当たる所)を柄に寄せるって点。
2年前に言われてたんだ、これ。この時はその後から調子よく鳴ってたんだ。
たしかに8割がたは鳴るようになってる。
でも本当は生命線に沿って柄を寄せるはずだけど、それだと全然鳴らないんだけどな。柄糸を自分で巻き替えるといいのかな。
TV番組で、ラケットを正しく持つ治具(ATOK13にこの熟語が登録されてないとは意外)が紹介されてたけど、この刀版もアリ?
T先生は9日のご宗家講習会の接待でお留守。見学OKと言われてるけど、別件もあるのでどうしようかな。

終わった後、肘の内側が凝ったのを感じる。少し無理がある振り方or握り方なのかな?

Feb.9(Sun)
3月下旬なみの小春日和。かなり迷ってたけど、ご宗家が上京されるのに私が行かないでええんのかいな、と思って関東地区の高段位者講習会を見学。
快速で品川まで乗り通して蒲田から東急。刀袋を携えたH先生二人を見かけるが、私は見学ってことで刀袋を持ってなかったのもあり、
(紹介いただいたことはあるけど)私を覚えてらしてるか判らなかったのでつい素通り^^;
武蔵新田駅で降りたら、二人は降りて来ない。あれ?別の用件で寄り道なのかな。改札の地図を見て覚えててくてく。
去年と同じ所だっけ?どうもそうみたい。降りた駅も違うし…9時20分に到着。余裕ありすぎ。先の二人の先生もいらしてる。
着替えて、入り口でぼけっとしてると受け付けの先生に声を掛けられる。T先生に見学に来なさいと言われてと説明。
この日は40人くらいの参加者。東京南の入門生Oさんと並んで、ご宗家の登場。
去年の進行を覚えてたので、Oさんに説明したりしながら抜刀法の稽古を後ろから見ていると、四方刀で「近間」と板書される。
関東ではあまり馴染みがなかったのか、左後ろへ突き刺すはずが真後ろになってしまう方も見かけたり。
昼になり、お弁当の時間。やかんに湯を入れて準備して迅速に対応と。
日溜まりの中で知り合いに声を掛け、近くで見た精彩を欠いたような先生は腰痛だとか。納得…
午後は正座の段。近くで見て良いようなので移動しながら動作を確認。
休憩の時間に席に机の上を片づけてたら、目の前にご宗家。隣のOさんにフォローいただいたけど、なんで稽古しないのか、だったそう。
もっとも、肘の筋肉痛がいつもより酷かったので、2日連続で稽古しなくて正解だったかも…
3時過ぎに、ご宗家の奥さまを東京見物に案内してたT先生とK先生が来られる。
3時半に上がり、着替えてるとご宗家のお通り。来週の堺の講習会はどうするねん、って聞かれたみたい…しくしく。
T先生は送迎があり、各自で帰宅。同じ方向の先生と乗って行って品川で別れて帰宅。

その後、肘の内側の筋肉痛は火曜夜に至ってもまだ残っている。

Feb.15(Sat)
電車で道場へ。T先生がいらしてて、着替えが済んで加わったところでお揃いの通し稽古。
どういう吹き回しなのか、段位順で真ん中になるので、いきおい真ん中に位置してしまうわけで、 T先生が示すお手本も中央でほぼ向かい合わせ。
最初に数回の空振りをしてからでないとどうも鳴りにくいみたい。一通り済んだところで、自習。
そのうちT先生が私の稽古を見にこられ、何か気付いたらしく近寄ってきて私の刀を取って握り方を示される。
握った時、小指側から見て、柄が手のひらに密着してる!
そこだったのかあ、私の握り方との違い。握り直して振ってみると、軽く振っただけでぶんぶん鳴る。
おかげで先週ほどひどい筋肉痛にならずに済んだといえるかしらん。

Feb.16(Sun)
去年は講習会で堺へ出かけてたけど、手の内をじっくり稽古したかった(という口実?)のでお休み。
夜、ネットであれこれ調査しててつい夜更かししてしまい、8時過ぎまで寝過ごしてしまった。
幸い、朝食をすぐに済ませられたので10分遅れで到着。
向かい合わせで稽古…同じように握ったつもりなのにあまり鳴らない。
途中の休憩ではたと気付いたのが、手の湿り具合。T先生の手のひらはいつも湿ってるけど、私のは乾いてる。
昨日はT先生が握った後だったので少し湿っててしっかり握れてたみたい。
大会の時は緊張から来る汗のおかげもあったってことか?
久しぶりに奥居合をおさらいしておしまい。
夜はNHK大河の武蔵をチェック。柳生の景色を借景したんだろうか、それにしても、雰囲気が良くでてる。

Feb.22(Sat)
今日は2振を持っていって道場へ。
本身は片腕で軽く振る分には刃音はするみたい。力を抜いて遠心力で振る…とはいっても、手の中を緩める感じとは違うよなあ。
今ひとつ会得できず。後半は稽古刀に持ち替えて自習。
夜、清澄会・以和貴会の合同web pageの掲示板に早速画像入りの投稿を頂く。感謝!

Feb.23(Sun)
T先生が海外へお出かけでおやすみなのに乗じてレポート書きで稽古には行かずじまい。
もっとも、このレポートが出来上がったのは夜中の2時過ぎだったけど。

Mar.1st(Sat)曇りのち雨
前日の準備:カメラ電池2個充電、大会参加申込書。なんやかんやで2時就寝。
6時間睡眠が癖になってるらしく8時半には目がさめる。
手慣れた?もので荷造りも済んで10時には家を出て駅で指定席を購入。
こんどは特急が臨時でないのをしつこく確認。15分以上も前に発車した快速を追い越して東京10分間の乗り換えを急ぐ。
今度は小銭もあるのでサンドイッチが買える、と思ったのに11時だったせいかいまひとつ食欲が出なくて見送るT_T
珍しく保温してるご飯付弁当を食し、午睡を挟んで新大阪。14時の大阪駅は意外に空いてる。
今度も数分の差で加茂行き快速に乗れなかったが環状線で座れたと思ったら新今宮で追いついてる。
もっとも、高田行きなのと今回は堺行きなので見送り。
天王寺では始発快速の前にはるか号、関空快速があるというのでまた回り道、16番ホームに降りたら刀袋を背負った先生。
声をかけたら京都のM先生。関空快速は難波始発だったのか、がらすきで着席。
阪和線の連続立体化はほとんど繋がったように感じる。
追い越した普通電車に乗り換えて14:50に上野芝着。
駅を降りるところで岡山のM先生。
雨が本降りになり靴の中に水がしみこむが春雨なのかそれほど冷たくない。
英信館のドアを開けて貰ったら奈良のNさん。1階は結構な人数を伺わせる靴。
着替えて道場に上がったらちょうど霞の稽古が始まったところ。
十人程が並んで稽古してる中に見覚えのある後ろ頭…千葉のK先生?
同じくT先生も見えてる。日曜は千葉道場の合同稽古だけど、どうするんだろ?
実際にご宗家のお手本を見るとT先生のとは異なる。
3交代したところでちょうどぴったりだったらしく私の稽古ができにゃい。
虎一足と似た脛囲の稽古でやっと場所が確保でき3交代目で稽古したら、
うっかり虎一足と同じようにやったらしく、ご宗家が解説を加えられて再度稽古。
小指の具合があまり良くなくて棚下の抜きつけに戸惑ってしまった…
18時前に上がり、聞いたらT先生は明日の合同稽古でお帰り、と。恐縮です。
ホテルに移動し部屋で一息ついて懇親会へ。20席くらいあり私の席は…

      ご宗家と向かい合わせの席。

緊張・・・、と思いつつも乾杯してたら少し楽になり、春の会食をいただいて隣の先生と話したり、 千葉のK先生に所作のことを聞いたらT先生の癖だと説明してもらったり。
コーヒーをいただいてお開きになり、私は"FREESPOT"との接続を試みにロビーへ。
…んが、2種類の無線LAN、2種類のOSをどうこうしてもまったく繋がらない。
電波自体は十分に感知してるのに。1時間近く粘って諦めて部屋に戻り、 ダイヤルアップで接続し情報収集してるとWindows2000のセットアップ途中でヘマして、 ThinkPad s30が起動不能になってたKくんから私信、やっとUSB-FDDを入手したので状況打開を図る。
FREESPOTはメルコが主催してるせいかどうかメルコの無線を推奨してるようなきらいがあるのに、 そのメルコ製品ですら繋がらない事例が出てる。
うーん、チャンネルが違うのかと思ってデフォルトのchを13、14に変更。
1階に戻り(なぜかハングアップしたので)再起動。
w2kの進行ダイアログで珍しくネットワークに接続と出てる。
おや、と思ったら2つともIPアドレスが採れてる。やった、接続した!
部屋に戻り、そろそろシャワーを浴びて寝ようとしたらKくんから連絡、まだ解決せず。
翌日の夕方に見てみることにして、やっと就寝。

Mar.2nd(Sun)
6時から明るくなり7時過ぎにやっと起き出す。幹事担当のF先生とエレベータで鉢合わせ。朝食を採り、着替えてロビーで待機。
再度接続してみるが繋がらない。無線カードからはしきりに発信してるのに受信がまったくない。
8時半には移動。腹時計もちょうど良い。
抜刀法、正座の途中まで丁寧に説明されながらの講習会。
昼食をはさんで久しぶりにF先生とお話。今度の新作は帆船が題材。
手磨きでここまで光るとは。
1月の初抜き大会で6本目を指示されてたのを聞いたら、気づいてなかったみたい…
引き続き立膝を稽古し16時前に終了。奈良へ帰るNさんの車に便乗。
湾岸線の大浜ICの入り口ってどこだろう?
喋るカーナビで堺線から入り、ちょっと混んでた環状線経由で第二阪奈道路。途中でKくんに連絡。
本人の運転の要素も大きいけど流れが良くて1時間足らずで西大寺。
地下通路を抜けて南口でKくんのクルマでファミレスへ。
夕食を済ましてから私のvaio U のxpでDOS FDを作り、起動パーティションをやっと変更してやる。
ここまでこればあとはw2k のERD 、ブランクFDがないので帰宅してMeで起動FDを作ってもらえばほぼ大丈夫、としてお開き。
夜は奈良町のKさん宅に泊めていただく。
そろそろ寝ようと思ったらKくんから、作った起動FDが満杯でほかのソフトが入らないって連絡。
もう1枚作って、要らなさそうなのを消して入れてみて、と返事。

Mar.3rd(Mon)
床暖房で寒い思いをせず快眠して8時に起きる。
9時前に富雄の整体院へ出かけてみる。
どうやら小指の筋を痛めたようで、氷袋をあてて冷やし、電気マッサージと手マッサージを経て湿布をあてて包帯を巻いてあまり使わないようにと指示。
暖めるのではなかったのかあ。
次はいつ来るの?って、15日午前?
奈良に戻り、いくつかPCヘルパーを済まして春雨の中、15時過ぎのみやこ快速で帰宅。京都は速達ひかりに乗り込んで19時前に到着。
11時までに着くとなると朝7時には家を出ないといけないなあ…
その後、Kくんからはほぼ完調になったとの連絡。

Mar.8(Sat)
夕方から近所の整骨院へ。固定してるせいか却って痛みを感じてきたし…。
ここではレントゲン写真を撮ってくれるのだけど、やっぱり骨には異常なし。
週3回通院してね、って、帰りが早くなっちゃうなあ…ともあれ23日の大会まではすっぱり休もう。

Mar.9(Sun)
お休み。
やっと、お世話になっている清澄会・以和貴会の合同ホームページの公開の許諾が出ました。

Mar.15(Sat)
前日の準備:早起きのための早寝
の甲斐があってか(?)5時半過ぎには起き出して6時過ぎには出発。地元の駅では先客が不慣れ&新顔の駅員なので指定席の購入を見送る。
いつもと違うのは刀袋を携行してない点。駅のエレベータがやっと使えるようになったので階段をえっちら下らずに済む。
特急で時間を稼いで東京駅。7時台は窓口が半分くらい閉まってて列が出来てるのでいったん改札を出る。
さすがここはがら空き。と思ったら東海の窓口で現金支払い。
休日運休、という判りにくい注意書きのせいか、他のひかり号より空いてる(指定席も空いてた)。
京都には10時半前に到着。右手が使いにくいので荷台から荷物を降ろすのに少し戸惑う。
土曜午前の近鉄ってこんな具合だっけ…お水取りを終えたとはいえ少しひんやりした空気。
西大寺で乗り換えて富雄着。今度の処方はお湯で温めて電気・超音波・マッサージで湿布+伸びない包帯。
あまりきつく巻かないんだ。小指の付け根の手のひら側(猫の肉球に相当?)が腫れてるみたいで、モミモミ。
再度、近鉄に乗り生駒山を下って鶴橋から上野芝へ。鶴橋では意外にも列を作って待ってる。
上野芝に着いたのは13時半過ぎ。帰りの切符を予約して、駅前の寿司屋さんで肉丼を昼食にする。
ほぼ予定通りの時間に英信館の前に到着。途中で警備員が辻ごとに立ってて何事かと思ったけど、近くで地中管の電話線工事だったみたい。
14時半過ぎからカード入力。途中、お茶を買いに近くを歩いてみるが前にはあったはずのコンビニが見あたらない。
仕方ないのでバイク屋の前にある自動販売機で所望。ここだったんだけどなあ、という店は工事衣料品の店になってる。
やっと所定の分量をこなし終わった所で戻ってこられたN先生に状況と今後を相談。
19時にH先生の運転で宿まで送っていただく。コンビニの事を聞いたら、流れが速くて駐車しにくいせいもあるみたい。
東向きの部屋なので少しカーテンを開けておけば大丈夫かな、というところで就寝。

Mar.16(Sun)
早起きの余韻かどうか、また早起き。朝食を済まして8時にはロビーへ。H先生のクルマに乗せていただいて体育館。
荷物運びと設営を少し手伝って着替えて昇段審査の始まり。筆記試験を後ろで見る風景って初めてかもしんない。
今回は応援の立場なので点呼に呼ばれることもなく落ち着いて後輩の番の時だけカメラを構えてみる(フラッシュは使わない)。
舞鶴からの剣士が気合いを入れていい演武をされてたのに感心してたら、その後の組の演武にも迫力が出てきちゃったのはご愛敬?
昼前には3段の部が終わり、4段受審のKくんは出番が早いので先に昼食へ。
Kくんが戻ってきた所で仕上げに付き合ってみる。前夜の稽古ではY先生からは特に指摘されておらず、理合を考えろと、だそう。
目付を一部確認したのち、遅い昼食。
以和貴会の大半は午後からの審査なもので、さすが先生の指導が行き届いてるなあ、と感心ひとしきり。
最後の5段審査の進行さんを清澄会のT先生がやってるよ、と言われるまで気付かなかった…もちろん、数点撮影。
そういえば最年少のTくん、4段の審査には来られなかった。
とすると先に4段に上がったKくん、以和貴会のTさん、来年の初抜き大会ではいい勝負が見られるかな。
同じく4段の英信館のMさんという強敵もいるけど。

3時前には上がり、どっちの打ち上げへ行く?と聞かれて、以和貴会のHさんに未練顔をされちゃったものの清澄会へ。
心なしか疲れが出たのかどうか、私は無口になってしまった。
残念だったのは4月の柳生合宿が1週間繰り上がって情報処理試験の日になってしまったことか。

17時にお開きになり、難波を経て新大阪で指定席を18時半発に変更してもらって、みやげ店を冷やかす。
変わったプリン大福、PHP文庫「こんなに違う京都人と大阪人と神戸人」(3月17日初版!)を所望。
18時半前にのぞみ88号に乗り込んで21時着。余裕で22時に到着、雨天なので気を利かせてくれた家人のクルマでやっと帰宅。

Mar.22(Sat)
昼間は魚の餌を探しに右往左往。夕方、久しぶりに散髪に寄ってから2週間振りの稽古へ。
おっかなびっくりだったけど、小指から握るような技を避ければ良さそう、ということで自習を繰り返す。

Mar.23(Sun)
7時40分に家を出て9時半前に到着。着替えを済ましてちょっと練習。場所がなかなか空かなくて大変。
ちょっと冷えるかな、という感じの中、先生の特別演武として太刀打之位にて幕が明ける。
5段の指定技は切上と受流。あと3本は正座と抜刀法の基本のみ。
八重垣は肩囲いの時に小指に負担が掛かるのでどうしようかと思って、前・附込・四方刀2。
各対戦ごとに同じ5本を繰り返すそう。(去年は不本意に終わったので細かく記さなかったのだ)
全国大会と違って左右に並んで競演するせいか、大技は遠慮とある…それで刀法四方切が指定されてない。
4会場が設置され、初段から4段で始まる。今年の初段はいつもより少な目だなあ、と思ったら、 卒業式と重なったのかどうかB大が全く参加してない。
5段の対戦表を見るとMさんが見あたらない…あれ、4段に参戦されてる。
んで私の初戦は…大船のHさん。去年秋の1位。変に意識してしまう。2週間も稽古できなかったのもあるか。
2段には、2年前に少し話してた入門したてのおじさん剣士が善戦。
4段といえばやっぱりMさん。
オール勝ちとはいかなかったようなものの、それだけ他の剣士も(基本技だけを稽古してるだけあって) 磨きが掛かっているというべきか。
準決勝では大船のTくん。髪を脱色した今風の背の高い若い人。
どっちかなあ、と思ったら判定は赤2だったと思ったら、間違えたか白2に訂正されたような・・・。
11時半前には2〜4段で決勝を残すまでになり、小休止の形で十段の先生の演武。
正座がきつかったなあ。先生が退場して入れ替わる間に少し腰を浮かしたりして。
昼食をいただいて、ちょっと自習してみる。
1時から再開。4段の決勝の行方は前に会ったことのある鎌倉のAさんと、例のMさん。
どちらも優劣付けがたい。強いて言えば正面から見たかったなあ。
判定は2回戦から3−0勝ちを続けてたAさんに旗3本。

入れ替わりに5段の部。
1本目、刃筋はまずまず。2本目。左45…じゃない、受流の右45度っ。ここでつまずいたらしいT_T
関東の受流は21代目のを踏襲されてるけど、私はとりあえず22代目のを踏襲。
3本目は正座の前。と思ったらHさんも一緒とは意外。
4本目は附込。ちょっと切っ先が震えてる…柄を逆さまに持ち替える時、鯉口を寄せすぎて鳴らしてしまった。
あかんな、と思いつつ5本目の四方刀その2。近間の動作を入れて左後ろを突き、足運びを正確にやって終了。
判定は0−3。まー、しゃーない。
続く千葉道場の剣士は、一人は初戦敗退ながら1−2を貰い、もう一人は不戦勝でいきなり準決勝、の運が加わって3位。

後で聞くに、やっぱり附込の「柄を逆さまに持ち替える」があかんかったらしい。
秋の関東大会では他に正座の振り下ろしの踏み込みも目立ちそうなので、八重垣、月影、颪、鱗返、順刀その2か?
もっとも立膝の段も納刀時に少し造作が異なるのだけど。

7段では神伝流の剣士が、最有力候補・O道場の二人を準決勝、決勝と続けて破って1位とは驚き。
そういえば6段も参加者は少ないけど、若い方に上位候補が結構いるので気を引き締めなきゃ。

続いて演武の部。自分なりに稽古を重ねてきてる様子が伺えるだけでなく、 なによりも諦めずに続けていただいてるのを嬉しく思う。

夕方から懇親会。右手の小指回りに貼った湿布を見て色々聞かれてしまう。
終わりの方になり、入門2年目の湘南のMさんがあまり他の剣士を知らないということで、 8段のH先生が閑そうに座っているのを見て話をしに連れていってみる。
同じく怪我をしたこともあるけど、私の右手を見て「冷やしながら稽古を続けてね」とのお言葉。
たしかに鈍ってしまうと回復するのにちょっと時間が掛かる。

6時半にはお開きになり、品川で成田空港行きの快速に乗り換えてT先生とデータベースの扱いについてやっと相談^^;

Mar.29(Sat)
JR千葉が間引き運行ストのため、クルマを借りて都内の用事を済まし、帰りに稽古へ。
新木場の一般道の渋滞がなかったら20分早く着いたかなあ。
T先生はお休みで、Oさんが代わりに一通りの稽古をおさらいして、それから自習。
しっかり身体を動かすと結構なまってるのを実感。

Mar.30(Sun)
T先生は月末の講習会へお出かけみたいで、いつもの道場には来られないようなので、場所を替える。
ひさしぶりに、鏡を前に点検したかったところだったし。
附込の水平納刀、すっかり忘れてた。
遅れて剣道教室が始まり、今度は別の先生がお手伝いに見えられる。
教室が始まる前に、私の稽古を見て近づいてきて少しばかりお話。
稽古刀を振らせて欲しいということで預けてみる。剣道型の抜き付けを披露いただく。
振り下ろしの時に握りすぎてたのを見直してみるが、時々小指の付け根に力が入ってしまうようだ。
終わる頃にはすっかり固くなってきちゃった…
鏡で自分の演武を見て少し自信回復した気もしたのは良かったのかしらん。
後日、T先生は風邪で動けなかったと連絡がありました。

Apr.5(Sat)
朝から横殴りの雨。クルマを一日借りて午後の用事のち夕方には道場へ。
道路が混む土曜の夕方のせいか、天気のせいか、がらあきのマクドに寄って軽く食べてから稽古。
握りより振り方を意識してみる。こんな感じかな、と思うとわりと響く。
右手が追いつかなくて鍔からかなり離れた位置で握り込んでしまうようなのが気になるけど。

Apr.6(Sun)
夜中に知人からチャットが入り、寝不足状態+_+
納刀の時に緊張感が途切れがちになってたのを指摘される。
近畿のO大先生の納刀には一種の凄みを感じたのを思い出した。
霞はもう少し修正が続きそう。

さすがに午後は眠くて午睡してしまった…

Apr.12(Sat)
1週間も空けると忘れてる…別件で頭一杯だったのもあるか。ええと、手の平の肉球な所の皮が新陳代謝とともにむけてる。
自習の後、奥居合・立膝をいくつかおさらい。

Apr.13(Sun)
余裕を持って道場へ。通し稽古を反復。最近、正座の段がすんなり進んでた気がする。
その分、奥居合の稽古が増える。振り下ろしで右手が追いつかないのは相変わらず。

Apr.19
20日の情報処理試験に備えてお休み…と思ったけど、なんだかんだで模試の見直し程度。
日中は日中で部屋の掃除を久しぶりにやってしまうし。一種の現実逃避。
紙が一杯出たなあ。数年前はファクスで連絡をしてたけど、最近はそうでもなくなってる。

Apr.20
模試の効果は絶大らしく、意外に良い結果になりそうな予感。
これであとは柳生合宿と京都大会の昇段審査だ。でも、この学科試験って…あれかなあ。覚えるの大変。

Apr.26(Sat)
朝5時半の始発で行こうと思ったけど、睡眠時間を優先して特急+のぞみを選択。
朝6時過ぎに出発。みやこ快速では駅の構造に興味があるのか舶来さんが一部の駅に近づくたびに写真を撮られる。
JR奈良には10時35分着。久々に4時間ちょい。
Hさんのクルマに乗せてもらって、以和貴会のO先生から案内いただいてる宝蔵院槍術の稽古が行われる鴻池の道場へ。
かつてのなじみの道だっただけに独特のものがある。古くからの店や、武道具店2軒は健在。
最近の店舗ほど長続きしないのは、大黒様の居心地のせいもあるのかな。

道場は400畳の広さで2階には観望席があつらえられており、外を見ると生駒山近辺まで見渡せる。
O先生はというと片隅で防具を装着しての組稽古を始める模様。
時々、組稽古を小休止し話し合うたびに両者は槍を縦に持ち替えるのだが、この長さときたら3mもあり観望席の柵に届く。
十文字槍はそれより短めではある。さすがに先端の穂と呼ぶ十字剣は木製だが。
横に生えている剣は相手の槍に掛けて引けばそれで槍を途中から切れるのだろうし、それを意識した組型もあるように見える。
O先生は槍の先端に球状の玉止めを付けた槍で突きの勘所を稽古。体の左側が前を向くのが、居合のとは逆だ。
締めくくりは道場いっぱいを2往復しての槍さばきのような基礎運動。
さすがにO先生の相手をしてたMさんはかなり疲労の色が強い。
O先生はお面のせいもあってかすっかり紅潮した顔。
家元(宗家)の話の時、居合の行事でよく見る顔に初めて気づく。あれ、無外流のK先生。

解散まで少し間があるのを見つけてHさんと近辺を散策。あまり変わらない閑静な住宅地はそのまま。
レストランへ移動し、昼食をいただいて3台のクルマで柳生へ向かう。バイクで来たかったなあ〜
柳生に到着したところではバイパスが完成し、前と違うためか先頭のO先生は曲がるべきところを行き過ぎて、 一番後ろの私が気づいて道場への小坂に一番乗り、と思ったら最後の道場の入り口をうっかり行き過ぎて後の二台にゆずってしまった^O^

今年は曇空なので布団干しは略。もっとも、後で思うにカメムシはほとんどいなかったようだ。
早速着替えて稽古開始。実質、2週間ぶり。
今年は岡山からE先生を迎えており、休憩時間には名物の饅頭をごちそうに。
一通りの稽古が済んだ後の自習時間には番外4本をO先生に教えられてるのを眺める。
5時に上がり、恒例の鶏鍋。
紅一点のHさんは一足先に風呂を頂戴し、先に準備して乾杯。
なかなか上がってこないので、広い湯船で溺れてるんかいな、と噂した頃にやっとお上がり。やはり言霊の国だわ。
(正確には広い湯船にお湯が張るまで待機してらしたのでしょうね、ごめん)

Apr.27(Sun)
6時前に起床、布団に荷物を片付けて道場を清めた後に座禅。窓を開けて空気を通して感覚を研ぎ澄ます。
半眼にて薄く視界を確保しながら背を伸ばし続けたせいか一度も叩かれず。
住職さんは座禅を組んだ前を往復するだけでなく下がって全体を見渡すので、気が抜けてるのも見通せてるみたい。

周囲を少し散策し、朝食をすましてまた稽古開始。
通し稽古の後に6人ずつの巡回稽古。どの業前からやるか戸惑ったけど、 F先生には前後切りの反転時の微妙なブレを指摘してくれた。一息ついたあとE先生。
こういう微妙なところも見逃さないんだ、と内心驚く。
O先生からは戸詰をリクエストされる。顔全体での目線の切り替えが一歩遅れてたんだ。
締めは久々にY先生。霞はやっぱり難しい…。

最後に数人ずつの演武を撮影。
昼まで時間があり、有志による試し斬りの時間。メモリスチルカメラで連写してたら100枚以上撮れてた。
それでも明るさの問題やシャッタータイミングが機械任せなのもありベストショットは少ない。
そのうち観光客も増えてきて入り口のガラス越しに見学される。

昼食のち、片付けて解散。またHさんの車で近鉄奈良の近くまで送ってもらう。
そういえば柳生では携帯電話がほとんど通じなかった。大柳生でやっとJが圏内。
ツーカは東大寺の屋根が見える頃にやっと圏内。

夕方は知り合いのお世話になる予定が、連絡不備&不慮の事態でホテルに変更。
連休の谷間で翌日が平日だったせいか部屋を確保できたのは幸いだった。

Apr.28(Mon)
例の和菓子屋さんとこでPCのアップデート失敗を調べて解決したところで、 昼過ぎに近鉄奈良を出て15時ちょい前に上野芝駅。千葉のK先生と合流。
英信館に着いてみると結構な靴の数…稽古の入れ替わりがうまく読めなくて2本ばかり抜かしてしまった。
18時前に上がり、懇親会。今度は和室。ホタルイカの沖漬け(醤油漬け)は初めてだった。
しかし懇親会に来られるのは殆ど教士以上。段が若いのは隣のYさんと私の5段。
日数が過ぎててあまり覚えてない。先代の息子さん(といっても還暦)が隣のYさんと話されてて、 Yさんを通して聞いたら先代が元気でおられたのは1999年までだったそう。
本当に僅かな接点。
近くの赤提灯での二次会で中国地方の先生たちと軽く酒をいただく。
ホテルに戻り、ロビーで無線LAN の接続を試みるがまた失敗T_T

Apr.29(Tue)
大浜体育館へ移動して講習会。
以前に力が抜け掛けてると言われてたのを意識する。とはいえ力を入れすぎると丁寧にならなくなるので、配分が難しい。
みどりの日らしく陽射しが強かったんだっけ。
16時前に上がり、Iさんのクルマ(キャプテンシートな6シーター)で英信館へ戻る。
今度の京都大会の準備に関する打ち合わせを傍聴。50周年で祝賀会があるそう。
範士以上の参加なのかな、と思ったら京都大会参加者全員(5段以上)が対象。10人掛けの丸テーブルが70も並ぶ大部屋。
処遇に細心の配慮を持て、と。
夜更けに終了し、舞鶴からのY先生のクルマでホテルへ。部屋に通された後、もう一度ロビーで無線LAN に挑戦。
今度はすんなりつながってる。OSはXPで、IEで諦め半分でリロードして、FREESPOTの広告も出たんだっけ。
この時、Y先生から「部屋で飲まへん?」と誘われてたので、とりあえずmy BEER 持参で部屋へお邪魔に。
刀の話には驚かされ、納得もしたりする。私も鞘を早いとこ誂え直さなくちゃ。

Apr.30(Wed)
9時半に英信館へ送っていただいて、データ入力。部屋の照明のスイッチがどこにあるのか10分ばかり探してしまった^_^;
慣れてきたものでわりと捗る。途中、今後の方針を確認したり、製本会社の人が冊子の山を搬入してきて手伝ったり。
18時にデータ入力がきっかり完了。
19時53分発のぞみ号に間に合うかどうかやきもきしながら天王寺で1922発はるか号に乗ってみる。
西九条までは先発に抑えられて焦れったい速度だったものの、追い越してからは速度を上げて余裕で間に合う。
大阪駅の裏を通って新大阪までノンステップ、310円の特急料金。時間調整するんだったら堺市か三国ヶ丘で連絡接続して欲しい気も。

May.3rd(Sat)
前日の準備:4月末までに撮った画像のインデックス作成
夏物に切り替えたのと本が入ってないので荷物は心持軽い。
5時半前のひかり号でゆっくり京都入り。夏の気配を漂わせる稲荷で降りて鴨川疎水としばしの散歩。
宿の前ではおばちゃんが迎えてくれる。部屋に入り一息ついてるとベランダに飛び降りてきた猫がスタスタ。
近くの薬局で少し調達して戻り、さっと風呂に入って就寝。

May.4th(Sun)
7時に起き出して近くの鳥羽街道(R24)の交差点にある牛丼屋の牛丼で朝食。
宿へ戻る途中にある床屋がもう営業してるとは驚き。顔をきれいに剃ってもらおうかと迷ってしまった。
荷物を持っていくかで勘案するが念のため、で全部。
京阪一本、三条駅のエレベータ出口からてくてく…日差しも強くちと暑い。
受け付けにあがるともう会場へ移動開始。間をぬって受付をすまして着替えて会場の一番後ろに並ぶ^^;
ほぼ直後に会長のご入場。
5段の未審組の後なので少し余裕。指定の刀法2本の後は八重垣・颪・鱗返・真向。
真向だと先に終了してもそのまま正座して待てばいいので落ち着ける。
続いて後の5段の演武を見て、6段に替わる前に会場を出たところで「撮影があるよ」と言われる。
昼前に全員並んでの撮影なのかな?と思い、着替えないでとりあえずトイレ…が思ったより長引く。
会場に戻り演部を観てると5段のNさんが戻ってきて、撮影が終わったよ、と。
あれ?と思い事態を半分察知し、受け付けの事務担当に聞いたら「えー、どこ行ってた?」
段別ごとの撮影だったそうである。
よく考えると500人が一同に撮影するのならそれなりの念押しが入ってるんだった。
私の不注意とはいえトホホになってると「会長と一緒に撮りましょう」となだめ?られ、 成り行きで6段の集合写真にも入れられてしまう。すみませんでしたm_ _m
その合間に「錬士の後に演武しといで。進行さんには話してあるから」と指示される。
とりあえず並んで、会場に入ったところで念のため「もう1度演武する理由に心当たりがないのですが」と聞いたら、 私が遅刻して5段の演武に出られなかった、という誤解まで発生してた--;
しっかり説明して再演武を取り下げて、関係者へ謝りに奔走。
一息ついて残りの演武をじっくり観る。四国のTさんはやはり違う。
それにしても暑い。弁当を平らげて午後。教士の最後まで観たかったけど、事務の手伝いなので受付で待機。
しかし5月なのにかなり暑い…腕まくりができない紋付だけに尚更。そういえば毎年絽の先生もいるんだった。
会場へ先に移動、なので着替えて午後の陽射しの下をてくてく歩く。三条の緩い坂道を登りながら、路面電車の最後の日、偶然かバイクで京都を散策したのを回想。
都ホテルロビー手前の石畳の急坂にキャリーの車輪も悲鳴をあげてやっと入場。
推定500人が参加するので荷物一時預かりも中部屋クラス。
バス3台で移動の話だったけど、各自がいったん近くのホテルに寄って荷物を預けて徒歩で来られたのかどうか、ポツポツという感じの入場で、俄かクローク組は少し楽。

時間がきたところで4階の会場。よもや、連盟50周年記念祝賀会に参加するとは思わなかったなあ。
私の隣は無外流・大阪のOさん。いちばん端っこのテーブルに同じHさんが見えるので聞いたら隣の人も同じ道場。
あ、昇段審査でHさんを撮ったときに一緒に写ってたんだ。
Oさんには一度私に勝ちたいといわれ、Hさんも一目置かれていると伝言されて内心どきまぎ。
そのうち会場を歩き回る人が増え、ビールを注がれっぱなしになるので、今度は私が歩きまわってーと、千葉のT先生はほかの先生と談笑中。
一枚失礼して、次は関東の神伝流の範士。途中、以和貴会のO先生のテーブルで捕まり、一杯付き合う。
どこかちょっと判らなくて東京の先生に聞いたりしながら、ちょっとの挨拶が色々話し掛けられちゃう。
写真も撮らせていただいて、無外流のテーブルにきてみるとほぼフルキャスト。
先生が先の範士とどことなく似てるので、ちょっと紹介したかった^O^
こちらは意外な縁に話し込んだりしながら、宴もたけなわの頃に終了。
先に失礼してクロークのお手伝い。

ほとんど引き払った頃は9時前。すっかり夏の夜風が流れる三条をゆっくり下り、宿に戻る。

May.5th(Mon)
ベランダでと挨拶。顔を撮ろうとしたけど花にピントが合っちゃった。
同じところで朝食を済まし、今度は地下鉄。地下鉄の入り口=何かしらのビル、という印象があるのに、ここのはなんか違和感。
ステップレスでホームに降りたら1分前に出てた。
烏丸で乗り換えようとしたらエレベータ前でおばさんが上へ行くボタン操作に迷い、おばさんが中へ入ったら間違えて下のホームへ行ってしまう*_*
一緒に乗って案内してやるんだったか。で、また1本遅らす。
東山駅で降りて平安神宮の前、と思ったけど少し離れてる…到着、開始15分前。
なんか、大会はこんな時間にきてばっかり。
着替えて、開会式を経て学科試験。4問を順次回答するものだけど、微妙な言い回しがどうしても出てこないのはなじぇ?

程なくして実技試験。順番待ちで湘南のA先生が声をかけてくださる。
奈良のK先生が手で合図してくださり、滞りなく完了。とはいえ、両脇には湘南の二人なので少し緊張。
あまりの暑さに先に着替えて、残りの演武を観る。そういえば清澄会は私だけ、以和貴会はO会長とO先生の二人の受審だったのか。
昼食は近所を物色して、喫茶店。そしたら昨夜の無外流の一団もやってきた^O^
最後は教士の8段受審の演武で締めくくり、結果発表のち閉会。
片づけの手伝いでうっかりしてご宗家に御礼を述べ忘れてしまった…T_T
最後は荷物を運び出すのに付き合って、荷物番をしてたため会場に残ってたNさんが私の荷物を持ってこられてしまい、 「重いねー」「すみません、軽い方なんですが」…そりゃノートPCも詰めてるもんなあ。
ご宗家が休憩されてるホテルに寄るには時間が足りなく、伝言をお願いして三条まで送っていただいて別れる。
京都駅八条口にある抹茶専門店で抹茶アイスと抹茶最中を所望。
ドライアイスは3時間分以上は詰められないと言われたけど、衣料品で保冷できるかな、とちょっと冒険。
帰りのひかり号はさすが満席。比叡山に見え隠れする夕陽を受け、ひたすら東へ。
さすがに帰りはノートPCをつつく気力もなかった。新横浜では結構降りてがらがらになったのが意外。
22時に帰宅。抹茶アイスはというと霜まで降りるほど冷やされていてカチンコチンのままでした。

May.10(Sat)
朝早くから奈良入りし、用事を済ました後、知人宅に寄って、徹夜だったので少し仮眠させてもらってから、 知人のクルマに乗せていただいてこれまた久しぶりのならやま大通りで高の原に寄って行き、それから郡山へ。
交差点の前の小道で左折、という事を聞いていたので、ここかな、と案内したら違う道で、行き止まり。
クルマを誘導して、どこから入るの?と先に歩いて見ると本当にすぐ前の小道へ左折するとは思わなかった… そこにはちゃんと入り口の標識が。
休憩時間の所へ、用事の時に会った御所のKさんからお土産に、と、きびだんごを戴いてたのをお供にする。
朝のうちに売り切れてしまうそうで、確かにキューっと来る絶妙な甘み。今度は私が買いに行きたいくらい。
ぼちぼち稽古を再開する所で、少しばかり撮影。
少人数精鋭指導、だなあ、ここって…
そういえば颪の時、猫背っぽくなってた。

May.11(Sun)
例のPCボランティアの後、富雄へ。O先生に承諾をいただいて、暫く入院中というFさんが見学に見えてたので、 撮影を少しお願いしてみる。
知人の都合で、11時くらいにお先に引き揚げるつもりが、つい熱が入って12時過ぎ、皆さんと一緒に終了。
昼は喫茶店でランチでのんびり〜と久々の奈良時間を過ごしてたら、催促の連絡が来てる^_^;
PCボランティアの続きを数点済まして16時半の奈良線快速で帰宅。京都駅では筍が旬。

May.17(Sat)
私的な3週連続近畿通いの翌週くらいはゆっくりしたいと思ったけど、それとは無関係に別件1点。
これが午後だけならまだしも、午前からというのは難儀。しかも職場と全く同じ方向では休日出社。
これがバイクなら少しは気分転換にはなるのだけど、天気が今ひとつで電車。特急で気分転換。
高速道路を使えば早かったかもしれないのに、渋滞してるかが読めなかったため30分ばかりの稽古。
この日は6段以上の剣士のみの稽古になってた:)

May.18(Sun)
・・・休みました。プログラムを書いてると、つい没頭してしまう。

May.24(Sat)
昼はNHK技研公開を見物。
京王線はやっと複線が高架に持ち上がり、今度は複々線としての機能を持たすための残りの高架工事中。
壁には防音設備。急行なのに眠気を催す揺れの少ないゆっくりした速度は近鉄京都線か。
随分様変わりしたなあ、と感心してたら成城学園前駅はなんと地下駅になってる。
夕方に戻り、クルマで道場へ。T先生が京都大会で購入された刀法解説蔵書を紹介。
刀礼も含め、連続写真による丁寧な説明の他、時流に合わせてDVDまで付いているという至れり尽くせりのもの。
蔵書というだけあって価格も相応なものなので、私は少し迷っているのだけど。
私はピカピカの6段、ということか、自習。途中、私の振り下ろしで、両手の間隔を確認される。間延びしてたんだ。
指2本くらいだと刃筋がよく通るみたい。そういえば左手の平にも柄との密着感がある。
残り20分くらいの所で、T先生から番外を3人へ教わる。
うち1人は初めてだったので、私とOさんが前後に位置して稽古。

May.25(Sun)
土曜の稽古の帰り際に、合同稽古と聞かされ、四街道へ。
いつものつもりで時間ぴったりに着いてしまい、満車寸前の駐車場で駐車に難儀。
T先生がずっと手本をされるのではなく、正座、立業、立膝ごとに先生を代えての稽古。
途中、番外も入る。大技なので、身体を良く動かせるのが気分良かったりする。
12時前に上がり、昼食を食べに一斉移動^O^
久しぶりに会うHさんは四街道で3人の先生と稽古されており、移動距離は私と同じくらいだけど、 日曜朝もあってかそれほど時間は掛からないそう。
家に戻るなりばてたのか少し昼寝し、夕方は大型電気店へ散歩。
キヤノンのPowerShot S50の展示品を初めてじっくりいじったけど、かなり処理が高速化され、 今のS30よりずっと使い勝手が良くなってる。
下取りするかなあ、と迷ってしまう。S30のウリはISO800の力業に任せてのフラッシュなし撮りなだけに。
動画撮影時間も320x240が30秒だったのが180秒に延びてる。
本当は640x480も欲しいけど、ようやくIXY-D30 で実現してきたので、S50の次を待つべきかどうか?
連続撮影の能力も確認しないといけないか。その前に鞘をなんとかしなきゃ。

May.31(Sat)
午後は台風の余波で断続的な雨。クルマがないのでやむを得ずバイクで用事先へ。
戻るなりクルマで道場へ。台風の影響で行楽帰りの車がほとんどなく20分ちょいで着いてしまった。
T先生はお出かけだったけど、大丈夫だったのかな。
一通りの稽古の後はすっかり自習。番外を少し復習したりする。
稽古が終わった後、Kさんから「明日はどこでやる?」と聞かれたけど、T先生がお休みなので、と説明。
帰りはまた雨。それもかなりの激しい雨。

Jun.1(Sun)
膝の感じがあまり良くなくお休み。
PCの調子が今ひとつなので思い切ってリカバリを掛ける。やっぱり半日掛かりだなあ。

Jun.7(Sat)
ワークショップ(といっても発表会みたいなんだけど)で早稲田へ。
半分は時間が来たら稽古に帰ろうと思ったけど、熱が入ったもので時間が長引き、欠場。
前もって連絡してたら、8日はT先生が留守なので、こっちも空いちゃった…

Jun.8(Sun)
休みだとつい気が抜けてしまうのか、膝にも力が入らなかったのか休んでしまった。

Jun.13(Fri)
京都大会で範士になられた先生宅へ、デジタルなお祝い品を持参して訪問。
大阪でもこの辺だと窓を開け放せばそれほどでもないかな。
気楽に近所の店でご馳走してもらって早々と就寝。

Jun.14(Sat)
早く寝たもんだから5時頃には目がさめる。
朝の微睡みを堪能して、ちょっとパソコンの説明をしたりして9時半には駅でお別れ。
駅の案内所の無線スポットで接続テスト。IEを立ち上げてリロード、で簡単につながる。
ちなみにメールはセキュリティから使えないのでweb からどうぞ、とのこと。
ビデオはどうなのかな、とチャットソフトを試したら受信はOK。仕事中なのにお相手いただき感謝します。
天王寺で映画を見るには少し時間が半端なので、久しぶりに床屋へ。20分待ちだけど、ここのは回転が早いなあ。
さっぱりした頭でがらすきの阪和線に乗り、上野芝で降りたらまた千葉のK先生と合流。ここから雨。
2時半くらいからがちょうどいいみたい。やっと上期館費と英信流大会の参加費を納める。
少なすぎず多すぎずの人数でお手合わせ2時間。
舞鶴のY先生のクルマで宿泊場所へ…と思ったらいつもの所を素通り?別の所だとか。
部屋に荷物をおいて、やっと気づいたのはネクタイ。家を出る時に何か忘れてると思ったら。
懇親会では霞の切っ先の動きは扇とは少し異なるようですが、と聞いてみて納得。
続いて喫茶でコーヒー二次会。ちょっとうたた寝^^;
さらに有志7人での三次会。座ったら、偶然か戦中・戦後に分かれていたのもあってか、M先生の戦争の話で持ちきり。
NHKの朝ドラマの再放送で、何度か戦争に関する話を見てたとはいえ、先生にとっては実体験なんだなあ。
お燗を何本あけたのか忘れてるくらいつき合ってしまったけど、なんともなかったのは意外。
締めくくりはY先生の部屋で論語の話ほか小一時間。

Jun.15(Sun)
大阪の暑さでちょっと寝不足かな、と思ったもののまずまずの目覚め。
雨は降らず、風が吹いていてまずまず。…同じ表現を繰り返すの、芸がないか。
僅か、という文字は「月半」に置き換えて考えよ、って。
寝不足は後から響いてくるなあ、身体を動かすと眠気が払えるのだが。
4時過ぎにあがり、片づけを手伝って堺駅まで送っていただいて少しずつ別れながら新大阪駅。

と思ったら先に帰られたK先生に本屋で遭遇。切符を見せたら後の列車で帰るとか、一足先で失礼をば^^;
17:21発はちょうどいい具合に帰宅できるパターンといえそう。

Jun.21(Sat)
市内での会合にクルマで出かけてたので、距離的にもそのまま直行すれば良かったけど、 一式を取りにいったん家に戻って、ハイビジョンの巨人・阪神戦を予約。
混雑してたのもあり道場に着いたのは7時前。今度は持参していこう。少しなまった身体を動かす。
帰宅したら7回裏を経て8回表の2桁得点。最後まで見てしまった。

Jun.22(Sun)
久々の日曜稽古。前日にメールで体育館の1階の半面が使えるとT先生から連絡。
公民館に来てみると昨夜も来てたOさんが待ってる。いよいよ本格的に取り組んでらしてる。
クルマを停めてるとT先生が時間を測ったのかのように到着。
家で着て行ったのだけど、帯を腰に巻いたせいか鞘が動きすぎ。
久しぶりに掛け軸をステージ背面の幕につるして、技名を列記した横断幕を掛ける。
えっ?と思うような私の癖を的確に指摘されたなあ、1つ1つの型をそろそろ正確に表記して復習する頃合いかしらん。
10時過ぎに別の道場の先生が見えられ、こちらは今まで使ってたロフト型2階の場所を全面使用。
10時半くらいに個別指導。私が指導を受けてる間、Oさんはステージに張り出した技名幕を書き写してる。
ここでも私の気付かない造作を拾ってくれてしまう。もうちょっと気を付けよう…
11時に上がり、家に戻るなりやっぱりまた昼寝。
来週は英信流大会。

Jun.28(Sat)
前日の準備:メモリスチルカメラのバッテリ2個充電、256MBのCFカード、CardBus方式CFアダプタの動作確認など。
要するに仕事帰りに秋葉原に寄ったのだけど、結局夜更かし。この習慣、いいかげん夏に向けて直さねば。
8時に起き抜けて朝食だけはしっかり摂りシャワーを浴びて東京へ。
10時丁度のがなく1本前ながら、のぞみ号ということもあってかあっさり発券。JR東の窓口なのでカードOK。
乗り込んでみると博多行きのせいか新横浜でもう満席。
うつらうつら気分が隣のお姉さんに移ったなあ。名古屋をすぎると肩に頭を預けてきちゃった。
12時過ぎに京都着。1階に降りて目当ての抹茶もなかアイスを8個所望し近鉄。
御所の知人と連絡し、橿原神宮へ直行。通訳現場に赴いてみると、知人の依頼者は手話サークルで会った人だった。
11月の奉納演武で何度となく見る運動場の管理室を初めて覗いたりしながら、うねび駅近辺を紹介いただく。
用件が済み、また神宮の中を通り抜けて御所へ。神宮付近には鼠が生息せず、原因物質を分析した結果ナラマイシンとして鼠避けとして活用されてるという。
稲作もされる知人いわくあぜ道に穴を掘るので分けて欲しいそう。
そういえば去年に津久野まで送ってもらう途中で見た千早赤坂ではコンクリで壁を固めた段々水田があったな。

家に着き、一息いれたのちPCのトラブル解決に小一時間。以前よりもADSLの速度が向上してるようだ。
5時には稽古へいったん橿原神宮駅まで送っていただき、九条へ。
途中の高速道路の橋脚を見やり、どういう景色になるのか考察。騒音を抑えるのに防音壁が付くのだけど、 名古屋の三河安城で新幹線と交差する第二東名はどうにもあまりいい景色に見えない。
九条で降りてみると結構なバリアフリ設備。極めつけは改札内と改札外を共用した前後にドアを備えたエレベータ。
今度、どういう風にドアを開閉するのか確認してみよう。

明るい時間に道場となる郡山北小に来たのだけど、校舎の外観っていかにも70年初頭の雰囲気。
体育館もそういえば天井も大阪万博を模した気がする。
聞いてみるとやはり30年目だそう。
この日は久しぶりのF先生と入門したてのTさんで3人。
6時半から稽古…と思いきや私が手本をやれと。F先生に見られつつ平常心で一通り済ます。
休憩時に抹茶もなかアイスをご提供。4個持ってきたけど3人だけだったのが勿体無い。
後半は自習しながらF先生の指導を受けて点検。
正面の斬りつけが正座と立業で微妙に異なっていて、視界の中では水平だと思っていたのが実は少し跳ねていたという。
見てもらいながら修正してみると微妙な上がり加減になってる。
切っ先までの距離から来る視差のせいだったのかな?
稽古が上がりJR郡山まで歩いてみるが思ったより長い。古い家並が続く所もやはり静寂な生活圏。

知人のクルマで御所まで戻る途中の麺屋で夜食。結構いける。

Jun.29(Sun)
橿原神宮まで送っていただいて準急にまったり40分。車窓の自然に富んだ景色に羨ましくもある。
大阪の石川で景色が広がったところで富田林のPLタワーまで見えたのは驚き。
阿倍野駅で乗り換えてのんびり津久野まで。
駅で帰りの切符を予約し、歩くこと数分、体育館では中学生の体育行事。
中学生がだべっている中を入り口まで歩いていくと、私に気づくや立ち上がり会釈する数名。
軽く会釈した後に、私の後ろに人がいたわけではなかったのに気づき、しっかりした生徒たちだと感心してしまった。

ご宗家の正面に位し、1本目は床をしばいてしまうが2本目からは落ち着く。
のちに奈良のY先生から以前より変化してきたと言われる。千葉の水なのかなあ。
千葉で教わっているT先生が来られたら、表現の形容のしようがあったのかも。

昼食は進行の都合で演武が済んだ人から先に済ますことになり、その間の演武を見ることが出来なかったのが残念。
午後の演武ではY先生とよく話をされているI先生の演武を真横で見る。
ただ正確なだけでは何か物足りないというのを感じるのだが、I先生にはそれがなく、むしろ何かを感じるものがあった。
もしかすると、この機会に恵まれたという幸福感がそう感じさせたのかもしれない。

去年と同じ店で奥座敷を借り切っての打ち上げ。
もうちょっと落ち着いて飲みたかったけど、指定席を購入してたので一足先に駅へ。
そういえば私の右手の肉球な部分、やはり微妙に厚くなってる。

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