横田<miskij>萬や 居合道 2002


橿原神宮奉納演武

橿原神宮奉納演武・颪の引き倒し

所属:無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)英信館 1999.Dec〜
清澄会(きよすみかい)1997.Nov.〜2000.Aug.20
山下道場 2000.Aug.27〜

Dec.31

と思ったら、24日の切符の取得で運を使っちゃったのかどうか、部屋のISDNのターミナルアダプタが壊れてた…
買ってきた中古のTAで、止せばいいのにちょっと遊んでたら年賀状を書く時間がなくなっちゃったT_T

Dec.28
千葉では21日で稽古納め、でした。
奈良では29日が稽古納め&忘年会。

Dec.24
前日に調べたら、4日の京都→東京の指定席を5日に変更しようと思ったら、普通席は満席で、残ってるのはG席か最終のぞみだけT_T
諦めて24日の朝、駅で変更を申し込んだら、なぜか普通席を照合しようとしてる。え、G席って書いてたけど…
「ありませんねー、朝10時ならありますが…」
「(ううむ、G席と言い直すのも大変だし、このままで)その後はどうでしょう」
(入力して照合、の繰り返し…)「ありました、20時発で良いですか」
「(えー、普通席に空席が出たの?)それでお願いっ」
どうやらキャンセルが出たのを端末がすかさず取得してくれたらしい。
情報処理的に見ても、この排他処理を考えると、奇跡的なものがある…

Dec.21st(Sat)
注文した袴が到着。いい色だけど、少し丈が長め。
某所でのやり取りに疲れきって金曜はついダウン。
私が出られない会合では、仲間が説得してくれるということで委任。
朝10時には出るつもりが7割風邪で寝過ごし、11時前に延びる。
11時の特急に接続するのぞみの切符を購入し、ホームに降りて確認したら、
この特急、先週と同じく臨時なのを見落としてた;;
せっかくのぞみの指定席なのに自由席はやだなあ、と後続を調べて、 次の駅で指定席を30分後に変更。この緊張感で風邪気分はどこへやら。
用紙の欄外に「接続するはずの特急が臨時なのを見落としてた」としっかり記入。

雨なので景観は諦めてvaio U でデータベースアプリのデバグ。
極小画面に極小キーボードながら、違和感なく使えてしまった。

16時前に到着した新大阪では、特急が連絡してるが停車駅が合わないのが残念。
そこそこの接続で上野芝に到着したのは17時前。雨が本降りなのとヘビーな荷物にタクシー。
あれ、後席の足許が広いんだ、ピギーケースがそのままおける。

道場ではどなたがいらしてるかな、と思えば出てきたのは東北のT先生。通されると北海道の先生とご宗家。
少ない時間ながらお稽古を付けていただく。後ろからT先生の勢いのいい刃音。
一通りの型を続けてやってると結構汗ばむ。
目線を意識してと、私の休憩時には番外の稽古が行われる。
T先生の縦振り横振りのたびに響く刃音には圧倒される・・・
のちにT先生から私の構え方と振り下ろし方を少し直していただいて、こんな感じかな…
着替えて荷物を、と思ったらT先生が気遣って持っていただいて通された先は初めての宿泊室。
いいのかなあ、私も泊めてもらって…(以下、ちょっと略)
お食事、お風呂を頂戴して、部屋から携帯電話+vaio U3を使ってメールチェック。
合間にviavoiceをT先生にクイックエンロールを試していただいたら的確な声。任意に話してみると「堺市」がいまひとつ。

Dec.22nd(Sun)
朝食は先生方と近くのホテルへ。10時過ぎに戻り、私は入会者のデータ入力。話は聞いてたけどもう少し入力を支援しないと大変。
私のは出直しだな…
夢中になってると12時にストップが掛かり、昼食。いつもと変わらぬ先生方が揃っておられる。
着替えて納会開始。扇子を開いて奥義を読み上げ。
ほどなくし、演武。独特の雰囲気で緊張して息遣いが荒くなるなあ。
錬士の3人が揃って演武する様子を後方から見るとそれぞれの体の動かしかたが良くわかる。
途中、最近入館された先生の鮮やかな演武に隣のY先生と誰?と話したりして。
最後は休憩の後、進行のO先生に「私は?」と確認されてたI先生の演武、ついで幕を張ってご宗家の演武でしめくくる。
夕方、また荷物をえっちらおっちらしながら忘年会会場のホテルへ大型バスで移動。
テーブルに並んだのは新顔のY先生。どことなく職場の部長と雰囲気が似てる?
錬士の演武をみて気づいたことを清澄会のY先生に聞いたらご宗家が先ほど話された内容をかいつまんでと。
新年の奉納演武は初めての生駒神社で、4日に変更になったって、泊まりはどうにかなるけど、帰りの切符を変更できるかが問題か。キャンセル待ちか、こりゃ。
8時にはお開き。
自制心が効いてか酔い過ぎもせず見送り、フロントで無線スポットのことを聞いたらそこのロビーでどうぞ、だって、無線カードを持って来なかったのが惜しい!
とりあえず4日夜は泊まれるらしいので仮予約。
部屋に戻り、メールチェック。私が欠席した某所の会合は多少波乱があったものの数値の点では無事にパスしたことが告げられる。

Dec.23rd(Mon)
7時過ぎに起床。効き過ぎ気味の暖房で風邪はどこへやら。
朝食を済まし、着替えてフロントで待機。名簿を見たら、私は延泊?申し込みの葉書にどう書いたんだっけ、ともかく今日のチェックアウトで訂正。
次いでお土産を所望してたら隣にご宗家が会計確認に来られる。すかざす御礼。
数台のハイヤーと先生のクルマで分乗して大浜体育館。私は丹後からのクルマに便乗していただく。
大浜体育館は出入り口の改修中。
今回の講習会は再確認した所が10点くらい出てきたなあ。
ご宗家は途中から身体が痛くなったか、代わりに弟子(といっても範士)に手本を示させてる。
中部のF先生の演武を初めて近くで見たためか、この印象がとても強く残っている。
昼食はカツカレー。前よりは味が良くなったみたい。
15時過ぎに終了。
帰りはNさんが駅まで乗せてくれるのでお願いしてみたら私を含めて4人。一応乗れたけど、エンジンが掛からない?
うっかりスモールがつきっぱなしで駐車してたのでバッテリが上がってたけど、逆に4人も揃ってたおかげで3人で押し掛け。
新大阪には17時に着いてたけど禁煙の指定席はほぼ満席で50分後ののぞみ号しかあいてないと言われ、それで決定。
逆に珍しく夕食をゆっくり採れたなあ。ハヤシライスとビール1本の簡単なものだったけど。
列車に乗り込むなり、荷物置き場争奪戦もどきになる^_^;
いつものようにメモをvaio U にポチポチいれて、気が付いたらもう小田原。東京での乗り継ぎも直通快速で楽して3時間半で到着。

Dec.15
T先生は講習会へお出かけでこの日はお休み。
父がPCで強制電源off/on(高速道路を運転中にエンジンキーをoff/onするようなものだ)を繰り返した挙げ句、 修復不能になってたのとHDD の構造情報が変になってたので、やむなくOSを再セットアップ。
…おかげで私のしようとしてたことが殆ど出来なかった;_;

Dec.14
うっかり寝過ごして9時半からの用事が10時過ぎに延びる、という不手際。
久しぶりにバイクを出して1つ目をこなして家に戻ろうとしたら家のすぐ近くの道路工事で通行止め、なのを忘れてて回れ右というロス。
2つ目の用事は特急で追いつく…と思ったのに臨時列車なのを見落としてこっちも30分以上の遅延。
きものリサイクル店の場所を携帯電話に唯一登録してたきもの知人に教えてもらったりしながら到着。
濃州堂へ注文してたウール緑縞袴が早々と出来上がったとの連絡を貰っていたので、そうそう買わないだろうと思ってたら、
灰色の角袖コートが…お手頃なお値段に逡巡するも、仕立てたのがMITSUK○SHI、なのと、ちょっと寒い格好だったので思わず所望。
お店へ案内した剣士は袖付きでの居合稽古用に、とお召しみたいな着物と袴、足袋、帯を所望。
こちらは珍しく高襠袴も多い。お気に召されたようで、夕食をごちそうに。
折り返し、帰宅して着替えて6時にはクルマで道場へ…膝当てを忘れてもた。
順調に渋滞を迂回して到着したのは6時半過ぎ。朝の1時間がここまできっかり尾を引いてる。
立業のみを自習…時折刃音が柄に響いてるような。
締めの一本の正座、さすがに素の膝では痛い…
帰り際、参考にと、関東地区での昇段審査の手引きのプリントをいただく。刀の図示は一緒なのね。
小銭が切れてたので缶コーヒー…と思ったら温かいのは全部売り切れT_T

Dec.8
午前は渋谷で高段位者講習会。10時開始なので8時の電車に乗って9時半過ぎに到着。
家を出る時に、何か忘れてると思ったら寒さよけの足袋を忘れてた…ひーん、寒い。
立ってる場所をあまり変えないようにして、足裏で床を温めたりして。
12時に上がり、表参道のマクドで軽く昼食(ちょっと歩けばサブウェイもあったのだが)、
午後は任意の剣士会へ顔を出してみる。参加者がぞれぞれに演武した後は任意の稽古。
抜き付けた時に切っ先が届くか届かないかの距離で向かい合って座っての稽古には驚いたなあ。
午前の講習会の復習をしながら久しぶりにひとさらいの稽古。向かいには神伝流の剣士が自習。
かなり古くから分派したといわれるのもあり、パラレルワールドの一種なのかも。
主催者が色んな資料を持参されてたのは脱帽。
夕刻には切り上げて懇親会へ。ビールを小コップで抑えて、あとは熱燗というワガママを聞いてもらっちゃった。
隣に座ってた大日本連盟の剣士は意外にも近所。
水歐流の剣士も参加されてたので、刀法4本目の四方刀を聞いたら、元々は乱戦の時の早業で、もっと早いんだと。
なんだかんだと21時頃まで騒いで、船橋で快速に乗り換えて帰宅。

Dec.7
知人の披露宴へお出かけ。掲示板で、刃物はどうなのかな、という話から調べて、
打ち掛け姿は武士の嫁さんの姿。懐に忍ばせる懐刀は魔除け・厄除けとし、また武家へ嫁ぐ気持ちの表れ。
もっとも、最初の共同作業と称されるケーキカットも刃物。
とか書いてたら奉納演武をお願いされて、なんでかと思ったら参加者の中では私が居合歴年長者…納得。
しかし冷たい小雨の中、外の境内でやるのかな、と案じたら神殿の中でどうぞ、だそうな。
つつがなく数本を奉納演武し、午後は場所を変えて料亭でお食事会。

Dec.1
ちょっと小雨。家を出るのが少しもたついて15分遅れ。
そういえばT先生は先週から別の刀を使われてる。樋が入ってないけど刃音がしてるような気がする。
過去に指摘されたことをまた言われてしまった点がいくつか。
癖は無意識な時ほど顔を出してくるので、この癖を意識してとりほぐすようにしなくては。
午後は船橋へ電車で往復してたけど、早起きしたせいか移動中にウトウト。

Nov.30
朝方近くまで某web site開設の準備をしてしまった。
久しぶりに浅草へ出かけて縞袴を探そうとしたら、 (採寸用に)持参した袴を見せるなり「あ、武道向きの高襠は無いんだわ、ごめん」で終わり。T_T
今から誂えて間に合うのは無理っぽいか…聞くだけ聞いてみるかなあ。
いったん家に戻り、支度して道場へ。渋滞してない所を通ってみるが、あまり短縮にならなかった気がする。
握りを意識しながら自習…時折響きが伝わってくる。この日は居合だけの貸切。

Nov.23
お休み。

Nov.24
7時半過ぎに起きて朝食をかっこんで電車+バスで道場へ。行きは先払いで170円らしい。
寒いかなあ、と思ったけどラウンジは暖房が効いてる。トイレを済ましたらT先生がパーカーを羽織ってお出まし。
あまり冷えてない朝だったのか、体育館はそれほど寒くない。
モップを掛けると1ヶ月もごぶさただったせいか、結構なホコリ。
その後、私だけ着替えてから稽古。まだ身体が寝てたか、冴えない。2回ずつ繰り返して、八重垣から本調子に。
上段構えがいつのまにか自己流になってたみたいで少し直してもらう。特に手首を柔らかく…って、 手の中も連動して柄を軽く握って振り下ろしそうでちょっとコワイ。
正座の最後の抜打で振り下ろそうとしたら鍔が後頭部を叩き、暫く目の前が真っ暗に。
鍔を後ろにやりすぎてたのか。
無心と理合の意識という境目の取り具合も必要かもしれない。
程良い所で終了し、さっさか着替えてバスで駅へ。今度は後払いで220円?
駅前でポストを探してたら電車を乗り逃がして、10分後の遅れが千葉駅ではさらに25分後に。
仕方ないので家電店へ寄り道したらさらに乗り逃がして20分後…やっと帰宅。
一息ついてからハンドルパイプが上下しにくくなってるスーツケースを転がしに駅前のスーパーへ。
次いで、スーツを引き取りにバスで2区間。この日は全くクルマを使わなかったなあ。

Nov.17
お茶の水にてシンポジウムを聴講するためお休み。帰ったらT先生からメールがあり、風邪で寝込んでたそう。

Nov.16
懸案の1つ、スーツの新調。じっくり物色してダブルに決定。英信館の先生方に影響されてるかも。
10年前の入社当時に作ったスーツが今も着られる体型維持、今後10年も続けよっと。
早起きしてたら浅草で袴も探したかったなあ。
夕方はクルマを出して稽古へ。と思ったら高速道路もいつもの出口より向こうまでの渋滞が、かなり手前から繋がってる。
寒いし、電車だと駅から歩くのも億劫だと考える人も増える、か。
いつもの3人に、Oさんが連れてきた入門生で4人。まずは一通りおさらい。
右手の握り方を意識しながらやってみると微かな響きを柄に感じる。これが正しい刃筋なのかな?
とはいうものの、独演だと連続して演武してしまうわけで、ちょっと疲れる。
後半はTさんと向かい合わせで交互に稽古してみる。久々の緊張感。
終わってみると腕の肘から先の筋肉が凝ってる。ずっと前、郡山でI先輩にこの部分が凝ったで、と言われたっけ。
23日は駅伝大会で武道館が使えないそうな。お休みのT先生へ連絡しとこ。

Nov.9
前日はちょっと慌てる事情があり、駅から家まで小走りしてきたにも関わらず膝痛がそれほど出てない。
午後は例の銭湯に出かけてリラックス。今度は風呂場が入れ替わってエステ風呂なぞを。水流で腹を激しく揺すってくれる。
夕方にクルマで道場へ。段外2人にそれぞれ先輩、T先生は縞袴の剣士につきっきりで稽古。
その間に入って通し稽古をしてみるが、いまひとつ腕に力が入らない。
うーん、と考えながら一通り済むとT先生が「5本の演武の間ずっと息を抜かないよーに」って、確かに先日の個人戦に心当たりがある…
握り方についても少し変える必要がありそう。
おさらいが済んで、片づけてると日曜は関東地区の昇段審査だそう。あ、それでか。

Nov.10
T先生は昇段審査へお出かけ、えーと私はサボリ続きの会合へ。

Nov.2nd 曇・雷雨
<前夜の準備>vaio U のダイヤルアップ環境
近畿は寒いと聞いてたので保温性が高い袷と…白襦袢は化繊しかないか、シャツを中に入れよう。
しかし数日前から右の目じりにできてたものもらい、悪化しないかな。夕べのうちに処方してもらってあるけど。
ちょっと余裕がないまま10時19分に出発。蘇我で階段上下の1分強の乗り換えはヒドイ。
忘れ物はないかなーと思ったら雪駄!途中の名古屋か奈良で適当なのを買うか?
しかし家の下駄箱は満杯。
東京駅は連休初日だけあって結構な行楽客の人出。えーと乗りたいのは10分後の速達ひかり。
JR東海の窓口は長蛇の列、じゃあ自動販売機…え、スイカ定期カードはダメ?
JR東日本の窓口…も、慣れない客で時間がかかってる。しゃーない、改札外の窓口。
こちらも列ができてるのに自販機はがらすき。焦って新大阪まで買いそうになる。
やっと購入して手帳を提示しようとしたら有人通路も客でふさがってる。
ええい、自動改札通過。新幹線の有人、こっちはよりによって車椅子ツアーが連なってる。5台も。
こっちも自動改札通過。記載面にちょっと難があるのに何も言われない?
やっと1号車に乗り込む。珍しく100系。一息ついて名古屋の友人に連絡。
軽くうたたねしながら検札の時に精算。
名古屋で降りて有人改札で精算券も提示して無事に通過。13時半。
昼食をつつきながら近況を雑談。ついで雪駄を物色するが、さすがに見送り。
目新しい着物に惹かれたが。
切らしてたペン類を東急ハンズで調達、ついで窓口で関西本線経由の切符を購入。
亀山・郡山の文字を見てか若い駅員が当惑し、時刻表の地図を開いて確認を求めてくる。
15時には改札前で別れてホームへ(関西本線だけ階段だけ?)あがると電車がもう入線してて席が埋まりかけ。そういえば柳生博さんらしき方と遭遇したけど気のせいかな。
栗ういろうを所望して17分に発車。行儀のいい女学生二人と向かい合わせ。
亀山で列車へ乗り換える頃には日没。先週の帰りに何度か撮って把握した設定で流れる景色を撮影。
紅葉は期待したほどではなかったのが残念。
時々雨しずくが窓にかかる。山の中だからかなあ。
途中の駅で数分間の停車、と思ったら子供がトイレへ駆け込む。
そろそろ発車、と思ったら車掌が降りてきて子供を呼びに行こうと。
加茂にて10分後の電車に乗り継ぎ。奈良ではホームの反対側に大阪行き。
19時前に郡山に到着。念のため帰りの切符を予約…と思ったら京都夕方発のめぼしいのはほぼ満席。
やむなくのぞみのG席を購入。
駅を出たあたりで雨が降り出す。途中からほぼ本降りT_T
道場に着いたらちょうどHさんとこんばんは。

通し稽古で久しぶりにY先生の手本を至近距離で見る。前よりも漲った感じが増したように思う。
さらに刃音もはっきり聞き取れる。とはいうものの雷雨が屋根を叩く音がこだましたりする。
いくつか稽古を見ていただいてるとやっぱり私の刃音の少なさを指摘される。
音波の物理的事象を考えると自分の所にはあまり聞こえてこないし、最近は柄の響きもあまり感じないし。
それでもうんうん振って調子をつかんでみる。
附込で抜きつける時に切っ先が鯉口にひっかかった反動で右手の親指の付け根をなでてしまう。
私が血は滲むもののなんでもないと言うまで、見てたY先生は生きた心地がしなかったって。
とはいうものの絆創膏を貼った上からも少し滲んでる。
Hさんは大血振を止める時の右手の形が会得できてない様子。焦らなくていいかな。
この晩の稽古は他にT先生、F先生、最近入門した若い人、以和貴会のNさんとMさん。
夕食はHさんのクルマに乗せていただいてステーキ屋へ。気のせいか客の入りがほとんどない。

Nov.3rd 晴ときどきにわか雨
昨夜、Hさんが残したパンで軽く腹の虫を抑えて6時半には出発。西大寺で合流。
車両が別々だったので橿原神宮駅までHさんとおしゃべり。
駅内のスーパーで朝食を調達して道場に行こうとしたらまた雨。
Hさんと歩いてると冷やかされるのかしらん?
設営準備が一段落したところでちょっと朝食。去年よりは良い体調なんだけど目がなあ。
本殿が開けられて設営完了し着替え終わると早々に神宮へ奉納。
日差しが出てるけど路面は濡れてる。雪駄だと跳ね上げで汚れやすいので黒袴と靴で正解だった?
お祓いのちお神酒をいただいて戻る頃にまた雨。ほんと、ご宗家は天気を勘案して進めてらっしゃる。
さて演武開始。初段のHさんは袴が短め。宣誓のところを撮影した直後に順番待ちの人が前に立って並んでしまいその後は全く撮れず。
さすがに丹念に設定しただけあり背景の窓越しの紅葉もきれいに撮れてる。
後輩の3段Kくんの演武が始まる頃に私の順番待ちが入ってしまい、Nさんに預けてしまう。4段の人がもっと参加してくれたらなあ。
5段は無外流のNくんについで2番、というと真ん中。位置について宣誓して開始。
抜刀法前で始めるつもりがつい振り下ろし時に軽く前進…、後は滞りなく4本終了。
最後の1本に入ろうとしたら終了だって?ゆっくりやってたせいだ。
退場して引き続き演武を見る。しかし冷えるせいか、もう電池切れのマーク。
カイロで温めながら午前の部、終了。
昼食は去年の場所の近くのホテル内にていただく。Hさんはまた接待へ。
席について隣の奈良在住の無外流の初段剣士に聞いたら富雄の南で稽古されてるそう。
講堂に戻るとY先生がたが稽古されてる。久しぶりにF範士の稽古も見学。
向こうではY先生の颪。引き倒し後の切っ先跳ね上げを高く、と9段の先生に助言されてる。

T先生から動画撮影を頼まれたら、Y先生もKくんに撮影を依頼。最新の動画に強いメモリスチルカメラ。
リハーサル撮影、と思ったらY先生のカメラ、もう電池がないって?交換して確認。
T先生のカメラはと思ったら残り秒数が80秒?バッファの長さかな、と思って刀礼から撮影したら残り30秒?
あわててリハ撮影を削除しながら撮り続けるが、技の途中からだったりと中途半端。しかも全部終わらないうちにメモリ満杯。
KくんはというとY先生のカメラは電池切れで一枚も撮れなかったって。
なんでやろ、とY先生も撮ってみるとなぜかまた撮れた。しかもフラッシュつき。
押した後、少しして撮れるというタイムラグと、撮れた瞬間が表示されないのに当惑されてる。
T先生のカメラはなぜか16MBのカードが入っていたことが判明。
なにやら、電池運が今ひとつだったのかもしれない。

今年は途中で帰っちゃう人が目立ったらしく、司会のO先生が「最後までいるよーに」のお達し。
無外流のN大先生はまだ完全に回復されてないようで演武は見送り。
ご宗家の演武で締めくくり、無事に終了。

片づけを済まして着替えて門に出た所で…しまった、今日の参加費を払うの忘れてた。会計担当のM先生が帰り掛ける所を捕まえてやっと預ける。
帰りもHさんと一緒だったけど、Kくんも同行されてたので雨は降らず。
八木駅で軽く打ち上げ。持ってきたvaio U3 はなぜか放電してて電池切れ寸前。スタンバイ(メモリサスペンド)のせいだったか。幸い、電気を拝借できる個人経営な居酒屋。
Y先生に軽くviavoiceを使ってみてもらって、7割がたの認識率を確認。
とはいえマイクを持って話して貰うには慣れないと抵抗感がありそう…ま、筆記よりは楽かもしれないけど。
6時を過ぎる頃には他のお客も帰ってほとんど貸切状態。そんな中、節酒中のT先生が「帰りたいよぅ・・・」
そういえば久しぶりにO先生とK先生が揃ってお酒をよりどりみどり中。
7時に腰を上げて途中Y先生と別れて8時には西大寺駅。
2次会の声があったけど良く判らずと奈良行きに乗ってHさんに聞いて
「午前様必至ですが…」
「終電まで時間もあるし無理に飲まされないし」
と回れ右。その合間に翌日の予定をKくんと、いつもお世話になってる菓子屋さんの高橋さんへ連絡。
遅れたにも関わらず快く迎えてくれ、かるく頂いてもう店じまいで3次会へ移動。
こないだのカクテルバーだ、わぁい。席についてちょっと目をとじてたらO先生いわく「あくびせんなよぉ」、確かに場がシラケちゃうか。その隣はNさんが眠いのを堪えてる…
K先生の意外な面も伺ったり、HさんにIT用語の手話を説明したりしてジンジャー系を2杯を空ける頃に終電。

Nov.4th 晴時々曇
8時に起きてうつらうつらしてたら時間。近鉄奈良のスタバで軽く朝食を取ったけど、ちょっと高かったか。
9時半にKくんが到着し、先の高橋さんのお店の奥を拝借してKくんの声をviavoiceに登録してもらう。
10分のエンロールで認識率は心持ち90%に上がったかな。
10時過ぎに国立博物館に入館し、正倉院展をKくんの説明を音声認識で聞いて問題ないか係員を探してたら、ツアー客がどっと入館してきたぁ…
かなりの人でごったかえす中、Kくんの的を絞った案内は有難いもの。音声認識は一般的な説明なら十分なものだけど、赤漆八角小櫃といった難しい読みは流石にお手上げ。
途中で筆記に切り替えたけど、非音声解説の携帯端末もあってもいいか…
併設の仏展の入り口でKくんの彼女とこんにちわ、今度はチケット係でずっと立ったままで大変とか。
昼過ぎに出て、色が変わり始めた紅葉を数点取りながら高橋さんの店に戻って、
ちょっと遅い時間だったけど辛うじてバイキングな昼食。
店に戻ってPC談義のち、15時にお開き。もうちょっと居たかった気もする。
京都では10分に満たない乗り換え時間ながら、千枚漬けを所望し、のぞみのG車へ。
荷物からvaioを取り出して旅行記前半をタイプしながら19時半には帰宅。ほぼ速達で4時間半。

Oct.26th
20日の稽古は四街道での合同稽古だったとT先生からメール。そっちに行きたかったな、鏡もあるし。

前夜の準備:大会参加証。
ちょっと寝坊して荷造り。問題は大阪の天気と気温。薄手の単(黒)か、厚めの単(いつもの紺)か。
襦袢(実は夏の稽古着)の組み合わせで決行。おっと、本も持っていくべ。
奈良、関西本線郡山、と明記したおかげかあまり迷わず発券。11:36に出発。
反対側のホームにはゴルフ場のトーナメントで下り特急が臨時停車。
さすがに1駅分延びただけで値段1ランクアップなんてせず、自由席500円。蘇我から京葉線。
東京駅に着いたら12:46にぎりぎり間に合ってたけど余裕を持ってo-bento 鮭を所望して13:03広島行き。
どんより曇りで富士山は見えず、静岡を過ぎたあたりで昼寝。安城のR23の下を抜けた所で目が覚める。
まもなく第二東名の構造物。今度は防音壁がずらっと見える。
京都からみやこ快速でおっとり奈良へ。快速ながら、ゆっくりした揺れで手紙の文字も書きやすい。
5時半には奈良に着いたもののまだ明るい。後輩Kくんにメールを投げたら渋滞に連なって阪奈道路まで10分以上も待たされてるとか。
続けて階段を上下し乗り換えて郡山には5時前に到着。
ここで帰りの切符を予約。経験上、新大阪で直前予約するのは少しシビアなもんで。
カード&手帳のオプションのせいか慣れない手つきながら確実に発券され、さらに丁重に対応いただいちゃう。
駅を降りて、手紙を投函。空は雲間が見える程度。
道場にはKくんのクルマ、と思ったらいったん体育館を見に行ってた所へKくんが戻ってきてこんちわ。

道場に上がり着替え…と思ったけど妙に生暖かい。屋根が温まってるか。シャツ+単の安普請にしよ。
半襦袢+袷なKくんは数振りしただけですぐに単の稽古着に着なおし:-)
業前を確認しながらスタンダード9本を順番に自習。

6時半にF先生が来られ、模擬対戦の形で5本。
最近、振り下ろしなど微妙な点で満足感が足らなくなってたけど、 意識されたのは前後切りの上段構えに入るところの振りかぶりの有無くらい。
対戦を意識して演武の予行。
久しぶりにI先輩が見えたところで7時に早々に退場。Kくんが彼女を誘っての夕食。
どこかで見かけたかな、と思ったら国立博物館でバイトしてたんだ、大学の後輩さんとか。
夕食は明日に勝つ、に掛けてカツ屋さん。また新しい店ができてるなあ、大宮通りは。
すっかりごちそうさん、なもので22時前に西大寺へ送ってもらって、近鉄で難波へ。そういえば東京より風が冷たいなあ。
石切の夜景を眺めつつ下山し難波経由、南海で堺へ到着。風が強いので思わずタクシーに逃げ込む。
1メーターだけの距離にも関わらず気持ちよく送ってくれる。
案内によれば7時から朝食、8時にチャーターバスで難波まで送ってくれるという。

Oct.27
大広間で朝食を済まして、紋付に着替えてバスに乗り込んだら隣には湘南の大先生、ごぶさたでした。
8時半前には会場に到着。後輩Kくんもほぼ同着。えーと受付っと、トイレ。帯を巻き直して…え?集合?
また稽古なしになっちゃった。Kくんも出来なかったって。
開会式の後ろにひっついてたら、一人おいて前がY先生。私が来たのに気付いたか振り向かれるとは:)
案内の対戦組み合わせを見ると中部のターミネーターことUさんは4回戦に当たる模様。
え、2,3回戦は近畿の無外流の顔見知りさんと対戦するの、ちょっと心苦しい。
それぞれの試合場に分かれて順番などの確認をしてるとO監督が見えて、進行に関して心遣いいただく。
審判の二人は顔見知りの先生♪
1回戦はとゆーと不戦勝。
2回戦は私が前に立って、刀法の前、切り上げ、八重垣、附込、颪でしょ。
え、3本勝ち?退場してみると無外流の大N先生が相手の弟子に何やらご指導。
3回戦は青い目のDさん。そつなく勝ち進んでる(後で判ったけど香川だったのね、Pさんの後輩かな)。
今度も前に立って、審判の手の合図にそって演武。前・四方刀・月影・虎一足・鱗返。この判定は覚えてない。
すぐさま準決勝の4回戦。ちょっと息が上がってたので少し休ませてもらうと、隣の4段では以和貴会のMさんの対戦。
結構勝ち進んでるなあ、と感心した所で再開。
今度は白で後方に着く…と思ったらUさん、入場前に礼したか、位置に着いても礼してない?
あれれ、と礼しそこなったかな…。
前・切っ先返しと変わるだけで残りは同じだけど、目に入るUさんの業前、精度の高さにちょっと気後れしたか、2−1で負け。
虎一足がちょっと雑だったかな、という気もしたし。
退場して受け付けで証紙を交付したら「え、もう?」という感じで英信館の先生方に嘆かけられてしもた。
来年は対戦表をみて相手に合わせて業前を入れ替えよう…

5段のもう1組は年齢で分けられてるのか、人数が多く5回戦でやっと準決勝。
年輩さんらしく重厚さを感じるなあ、こちら。勝ち進んだのは香川の剣士。
どうなるかなあ、と思ったらやっぱり精度の高さがモノを言ったかどうかUさんに旗が上がる。

人数がかなり多い6段はやっと2回戦に入ったばかり。
6段のTさんは英信館でみっちり稽古されてるのか、まったくゆるぎのない演武!
気のせいか、光具合のせいか彼の頭髪が紅く燃えるように見えたのはもしかしてオーラだったのか。
それに圧されることなく堂々とやってのけた以和貴会のMさん、立派でした。
一番端の3段に目をやると後輩Kくんが結構勝ち進んでる様子。その隣では以和貴会のTさん、迫力の効いた掛け声がここまで響く。
と思ったら3段のTくん、前より上達してるなあ、結構勝ち進んで、4回戦でKくんと対戦。
どちらも良い出来だし、身内贔屓もあり2−1の判定くらいは出るかなあ、と思ったら見落としてしまった。
え、戻ってきたのはKくん?残念!!判定を聞いたら真っ赤だったって。
最後の決勝戦ではTさんが白で後方に位置。勝ってくれい、と祈ってたら、稲妻。
型も決まってる、と思ったのに、前のTくんが歩み出したのにつられたのかどうか、
Tさんが間違えて歩んでしまい、私の隣で見てたMさんとでおもわず言葉にならない声が…、
そこへ偶然通りかかってきたのかどうかTくんのパパ先生が私らに気付いてかこちらを見て小歓喜。
何が起きるか判らないのが勝負の世界とは良く言われるけど、技をミスするのって私もやってただけに…

6段は5回戦が済んだ様子。と思ったら以和貴会のNさん、3位。誰に負けたのかと思ったら夢想神伝流だって、意外。
こちらも名勝負続きでした。

やっと昼食。見学にこられた二人と挨拶して、渡し物を取りに控え部屋に戻ってたら、もう団体戦の準備。
Kくんにカメラ入りバッグも預けて、隊列に加わる…と、胸に付ける札が見つからない。さっきのトイレで懐から落としたか。
言付けていったん探しに行くか見つからず、届けられたかと戻って正解。
時間になり、進行開始。O監督に深呼吸してー、で落ち着く。
10組あるので2群に分けて交互に段位順に演武。私の番が来たところでO監督がとなりに並んで、進行の合図のお願いを述べられる。
…進行の合図に来られたのは英信館の先生。
1本目の前は滞りなく。2本目の切り上げは合図の息がちょっと合わず催促される形に。
3本目からは合うようになり、八重垣、附込、颪としめくくり、退場。
錬士のNさんの颪、後ろから見るとなるほどと参考になる。

少しして演武が始まる頃、Kくんは卒論作成ということで先にお帰り。
先生がたの演武をいくつか撮らせていただく。あー、Y先生も白足袋で演武なんだ。
私のも撮ってくれたのかな、と思ったらオートのせいか暗くなってる。
調整してノイズまじりながら、そこそこ見られるようになったか。

最後の十段の先生を経てご宗家の演武で締めくくり、閉会式。O監督の横に並んでたら一番前になっちゃった。
手にしてるミニポーチと預かってる巾着をとりあえず壁よりに置いてきて戻ってきてとまた慌ただしく。
表彰式で名前が掛かり、表彰状を受け取り、いったん戻って女子の部を経て団体の表彰。
近畿の優勝でした。次いで北海道、中部。そういや十段の先生に何か感じ入ると思ったら、中部と北海道の会長。
O監督に賞状、続いて副賞数点が各選手に渡されてきて私は盾5点を受け取ろうとすると
「(一番上の箱から出してる盾を)落とさんよー手ぇ掛けて」とご宗家に言付かり、おっとと。

記念写真を撮って、着替えて荷造りして片づけて…清澄会と以和貴会とで551で打ち上げ。
7時過ぎに腰を上げて挨拶してお先においとま。新大阪で芥子餅を所望してのぞみ号で帰宅。
いったん寝入った後、夜景をブレさせずに撮る設定をあれこれ調べて、東京着22時40分。

Oct.20
曇り。余裕を持って行ったら、職員から「今日は無料教室があり、体育館があまり使えませんが」と言われる。
ちょっと待って見て5分…お休みかな。
折角だし、鏡がある千葉市コミュニティセンターの剣道場へ移動。
まだ9時なのに市役所の無料駐車場はえらくクルマが多い。
温水プールの開場待ちの人が多いかなあ、と思ったら受付で「市民の日なので無料です」
剣道場はどうかと思ったら一番乗り。もっとも隣の柔道場では何か行事があるらしく、多数の人。
夜勤明けだったのか、寝込んでる人がこっちで寝てる。
さて、大会の業を鏡の前で点検…ありゃ、横一文字が斜めになってる。ちょっと修正…
あとは申し分なさそう。さて、納刀、と思ったら気が緩んだのか手の中へ切っ先が潜り込んで、ぐさっ。
稽古刀で助かった。絆創膏を貼ったらそれほどにじまず、続行。
途中から日曜剣道が始まり、こちらの先生から声を掛けられる。
何年、と聞かれて5年、に納得の様子。求められて刀を振らせてみると、壁添のように踵を上げて振り止める。
思ってたより軽かったって…樋のないのを使ってたのかな?
しかし指定された業の順番、気を付けて覚えないといけないなあ。
大会の時は進行さんが業の名前を読み上げるんだけど、それが聞き分けられないのだから。
日曜剣道を受けてるのは小学生3年生未満なのかな?4人+先生2人なので掛け声も可愛いもの。
霞を鏡の前でやってみるとすこし平べったいかな…

Oct.19
金曜日は分刻みでの電車移動で膝の感じがあまり良くなかったので昼過ぎに銭湯へ出かけてみる。
露天の薬湯、ジャグジー2種、電気風呂があり、時間帯のせいかがらあき。
雨が降りそうだったので電車でえんやこら。入場してみると少年剣道の人数がいつもより多い。
それでも居合の面積(?)があまり変わらないっていうのは恵まれてるのかな?
遅れてOさんも見えて、並んでの通し稽古になる。
締めくくりは刀法。T先生の刀法をここで見るのは初めてだったかな…
日曜のは逆光だったから、いつもと違う印象がする。
後半は私だけ自習。同時に後ろで剣道の掛け声がこだましてくる。
終わり近くになって霞など数本の稽古をつけていただく。

Oct.13
目釘の頭を削って、また戻して、マジックで頭を黒くして完了。
道場へ行ってみると近くのグランドで地区体育祭の様子。
珍しくT先生のクルマが見えない。中に入って待つこと10分…自習。
去年のを見ると堺へ出かけたのかな?
てくてく準備。10月にしては少し暑いか、窓を開けて一通り自習。立膝を久しぶりに2回ずつ。
目釘がひっこんだ分、ずいぶん大血振がやりやすくなったなあ。
橿原神宮の奉納が済んだら一貫斎の鞘を速攻で誂え直してもらっとかなくちゃ。
昼過ぎにまた出て御徒町経由、遠路から来られる剣士と夕餉をいただきに板橋へ。
昭和初期の剣士のフィルム映画記録を鑑賞。
駅を出たのが22:35、岩本町・馬喰横山経由で終電ぴったり。

Oct.12
贈り物をいただいた手前、不義理するわけにもいかないので夜まで銀座。
自己紹介で悟雀先生に「大会に出るってよー」と冷やかされて、ぷれっしゃあ。
帰ったらO先生から連絡。無理をせずに、ね。
ついでに、奈良の知人に紹介をお願いして、1月の宿も手配。

Oct.6
ちょっと朝寝しつつ軽く食べてから道場へ。途中、また対向車線で事故。
出口がここにあればな〜、と思いつつT先生とは2分遅れで到着。
T先生の手本を見てると数学の各種曲線のような動きを感じるところがある。
高速分解写真をイメージしながら、とはいうものの自分の動きに取り込むには時間が掛かりそう。
霞の向こうずね払いは扇をイメージするんだ、やっぱり。
稽古が済んで、目釘を抜いてみていただく。持参したのは刀の手入れ道具一式。
例の真鍮製ミニ金槌を使ってコンコンコンコンコン…やっと抜けた。私の力加減の問題?
早いとこ出っ張り気味の目釘の頭をやすりがけしてと。

Oct.5
この日も船橋駅前のデパートを社会的に散策。意外とエレベータが大きいなあ。
何年ぶりだったかな。デ・キリコ展を見に行った覚えがあるのだが。
夕方、クルマで道場へ。珍しくN先生が見えたので、刀法を見ていただく。
知らぬ癖みたいになってたところを指摘される。立ち上がる時に後ろ足を引いてたりとか。
後半は有段者が揃って奥居合を一通り稽古。
霞では身体全体で勢いよく前進…と思ったら行きすぎて刀を持ったまま前のめりに崩れる。
夜、稽古刀の目釘がきついので金槌で叩いてみたけど無理。明日、先生に聞いてみよう。

Sep.29
そういえば今日は英信館の例会だった。
家から稽古着姿で秋空の下、クルマを走らせて道場着。
逆光が強いんだっけ…その中からT先生のお手本、そして表情も読みとる。
あ、目釘を引っ込めてなかったぶん、ちょっと親指に当たり気味。
心なしか手の当たる所も少しだけ赤くなる程度。他の所がまだ当たってるみたい。
最初の稽古刀がいちばんなじんでるような気もする…
締めに霞を数本。踏み出しが自然に出るようになったけど、なで切りの時の身体全体の押し出しが弱い。
帰宅し、11月の橿原神宮奉納の宿を無事に確保。
夜、とある掲示板を見て思い出して、ハンドルが上下しなくなってるスーツケースを修理。
意外にも内装がめくれる構造になっていてネジ止めを数カ所外せばハンドルパイプが分解。
ストッパー機構の内部の細かいプラスチック部品が一部破損し、この破片のせいでストッパーが出入りしなくなってた。
この細かい部品を除去しても動作には支障が少なそうだけど、実際に荷物を詰めてやらないと判らないかな。
しかし大会前の10月中の奈良行き、いつにしたらいいんだろう?12日はちょっと難しい…
もしかしたら20日の正統会講習会かなあ、呼ばれるかどうかは判らないけど。
いけね、宿題がまだだわ。

Sep.28
用事があり電車で行くつもりが、クルマが使えるということで稽古道具一式も携行。
5時に用事が済み、高速で安全運転して6時前に道場に到着。こりゃ、JRよりクルマを使う人が多くても無理はないか…
身体をほぐして自習。用事の気疲れから来てるのか今ひとつ。
霞で身体を押し出す時に後ろになる左足のつま先が崩れてしまう。つま先を浮かすのかな?
帰宅後、稽古刀の鍔の鱗をヤスリで滑らかにしようと、目釘を抜こうとしたけど、めちゃ固くて無理。
鍔を付けたままの状態でヤスリでゴリゴリ。これで手に当たる所がむけなくなるかなあ。
えらく硬いのでは、と思ったけど意外と軟らかい。

Sep.21
昼間は船橋をとっても社会的に散策。夕方に家へ戻り、荷物をまとめてクルマで千葉駅へ。
北口でちょっと駐車して荷物の1つを引き渡してと。6kgの本の束を提げて階段を上下したけどそれほど膝に響かなかったか。
引き続き道場へ。いつも曲がる所をもう1つ先で曲がろうとしたら10分も余計に待たされた…
喉の具合が今ひとつ。剣道の稽古を背中に聞きながら自習…そういえば防具の藍の匂いも時折漂う。
自習が終わる頃に、鯉口の虫歯が巻いてる籐にも及んでついに籐も切れてしまった。
仕方ないので籐をいったん取り去り、一斉稽古。抜刀のたびに鯉口のヒビが手の中でうごめくのがおっかない。
後半からT先生に稽古を見ていただく。「5本やってみて」と始めるともう審査員の顔で凝視される。
正座の型だけで5本終了。「目配せしちゃってるね」「あ、稽古のときだけです^^;;」
「演武するのは正座だけでしょうか?」と聞いたら「4段…5段だった?立膝も1本入れてみては」
「大血振の角度をこう下げておいて」で仕上げ稽古を少ししておしまい。

Sep.22
6時半前に起き出して7時半前の直通快速で東京。東京駅の下りは結構乗っているなあ。恐竜博か。
いったん地上の空気を吸いつつ千代田線で表参道へ。曇り空だけど暑すぎず寒すぎず。
余裕たっぷりに到着。受付で名前を確認したら4段…5段に訂正してもらって入場。
着替えると…少し暑い。
開会前の空き時間に少し自習。そのうちに殆ど埋まってきた。ちょっと帯が緩いかな。
開会式の後、先生がたの組み太刀の演武。波のように息を合わせてる。
10時半頃に初段、2段、3段から開始。いずれかが終了した後に次の段との段取り。
7段以上は演武だけだそうで、Oさんは午後からとゆっくりしたもの。
11時半に先生の組み太刀、演武と続いて昼食。
結局、5段は午後から。
食事の後なので帯を巻き直して、休憩時間に帯具合を確認しにちょっと稽古…と思ったら1本で「はい、おしまい」;_;
5段は5人で、追加になってる私は…最後の一人?
私の他4人は強豪と評される湘南地区。
審査員は…やっぱりT先生が副審。でも前回と違い心にも準備ができてる。
ちょっと勝手が違うのは独演。それと開始の合図。
正座の前…は抜き付けを少し直している関係で、横文字の最初が波打たないか気になってたけど左手捌きが良く会心の1本。
ちなみに関東では正面に斬り降ろすときに、前に出てる足を少し摺り足で進めないものの、 習得してる近畿流で堂々とやるつもりでいたのでいつものように少し前進。
八重垣。ちょっと緊張で鍔がカタカタ。附込は9月に英信館で教わった通りに切っ先に力を込めるようにさばいて、逆さに立ててから納刀。
月影、一番気になったのが前に踏み出す時と上段構えのタイミング。上手くできたかな、と思った安心感からか、 大血振りの後の納刀が済んだ後、立ち上がる…(!!)
T先生から以前に「間違えてもおたおたせずに続けて」と言われてたのもあり、続けて颪。
着座し気を鎮めて、気合いをこめてに動作に掛かる。踏み込みは心なしか力が入ったらしく大きく響いた。
最後の納刀でも近畿流に左膝を外に出すのみ。
退場し、ちょっとしたら入り口の所にお誘いを出してた悟雀先生夫婦が見えてきた。あ〜、一歩間に合わなかったか。
刀を仕舞ってから挨拶して残りの競技を見る。と思ったらT先生が前を横切って、向こうの待機席の所で何やら。
離れた所にいる私に気付いて手招き。え?と思うとOさんが近づいて「刀を持って来て」と言われ、何か判らず「え?」。
月影で失敗したしなあ、と思ってたのでよもや同点決勝とは思わなかった。
決勝戦の進行が今ひとつ掴めないまま位置に着いてると主審が何かのたまう。んん?
進行係のT先生が後ろから近づいて「附込を」と言われてたのは判ったけど、ちょっと意思の伝達に手間を取らせたみたい。
1本だけの勝負ということで、開始。しかし番号を最初、言い間違えた…
正面の向こうには先の悟雀先生。よし、やるぞ、と落ち着いて抜刀。そして近畿流で納刀。
やれるだけの事はやったし、あとは採点。
えらい目にあったなあ、と思いながら悟雀先生に演武されてる先生を少々説明しながら観る。
入り口の近くでKさんが待ってるよ、と言われて、慌てて挨拶へ。
なんで中じゃないのかと思ったら、くしゃみが酷くて遠慮してたと。
少し挨拶して、風邪気味なので玄関まで送ってさしあげる。
入門したての方の演武って、初々しさがあっていいなあ…
途中、夢想神傳流の先生の特別演武も入り、トリは実行委員長。

さて採点結果の発表…はれ?名前がない?・・・ああ、3位決定戦だったのか、あれは。
ヘマしても3位決勝にもつれ込むくらい、近畿流でも理合はそう違わないかな、というのが判っただけでも満足。

4時半に解散し、懇親会へ。去年と同じ所かなあ、と思ってたら、案内の手紙を見せてもらったら会場はホテル。
去年の、バーでの懇親会の光景も好きだけど、青山のホテル、てのもまた格別。
最近入門された方と話し込んだりして…こちらの先生も紹介頂いたら、勤務先の近くの取締役さんだって。
帰りは銀座線。赤坂見附で乗り換えても良かったけど、三越前で乗り換えて偶々の直通快速で8時に帰宅。

Sep.14
ちょっと銀座へ出かけた帰りに稽古へ。
6時前に着いて袴を付け替えて自習開始。ありゃ、腰板にこないだの汗がういてる。
翌週は関東大会だけど、えーと…去年の大会を見ると刀法がないんだっけ。
先週の講習会を反芻しながら通し稽古を済ましてるとT先生がラフな格好で遅れてきた。珍しい。
岩浪の抜き付け、また踵を忘れてた。指に意識してるからなあ。
日曜はT先生が仕事で休会。次回は大会前日だわ、こりゃ。

Sep.15
休会。

Sep.7
<準備>いつものクリムトの風呂敷が見つからず夜更かし。翌朝に発見。
途中で用事があるため8時過ぎに出発。雨が降りそうで降らない天気。
9時過ぎに船橋へ寄り道。荷物を預けるはずが成り行きで同行者に持たせてしまった。ごめん!
2時前に終わり、切り上げの連絡をして東京に着いたのは43分。53分発のぞみにはぎりぎりか。
素直に阪和線上野芝と書いたせいか滞りなく発券される。
首尾よく乗り込んで鮭親子弁当を食し昼寝。
京都に着く手前で5時に到着するのに今ごろ気づく。
このまま奈良に寄り道しても7時に出れば当初の予定、8時前には堺に行けたかなあ、などと。
新大阪に降りて初めて気づく近畿特有の暑さ。
メールで「まだ1週間くらい暑いよ」と言われてたが本当だった…
大阪駅では珍しく奈良行き快速にしかも座れた。何か誘ってたのかなあ。天王寺で乗り換え。
到着したのは6時15分頃。途中の生垣から太った茶猫が出てくるお迎え。英信館に近づく頃ににわか雨。
6時半過ぎから最年少の3段クンと一緒にO先生と稽古。あ、3段から大会参加なんだね。
重点をおいて型の種類を絞ってる。
8時過ぎにご宗家がお見えになり、O先生と入れ替わりの稽古。ぽろぽろと出てくる勘違いの山。
メモに書き付けてと…鱗返は良く出来たのかあまり言われなかったものの、 隣の3段クンは正面を向いてから抜きつける癖がすぐには直せないようで。
そういえば無外流に似た動きがあるなあ。これと、英信流の動き、両方覚えちゃえばいい^O^;
9時過ぎに上がり着替えて外に出るとやっぱりむわ暑い。そんな中、生垣の中から太った茶猫と二回目の挨拶。
お食事をご馳走になり、常宿にて落ち着く。肩と膝に電気パッドをあててたりして。
ついでに傘も洗って風呂場で干しとこ。

Sep.8
そういえば膝がガタガタしないなあ、と思ったけど、1週間前からリハビリしてた効果かな。
8時過ぎから一緒に食事と言われてたけど、私の箸の遅さを勘案して少し先に頂いてと…
8時半前にご宗家と弟子さんのお出まし。
9時過ぎに移動。
土曜の奈良は珍しく天理のM先生も含めての大所帯だったとか…ううっ、、、何か惹かれてたのはこれか。
途中、やはり上段構えで背中の切っ先が大きく右に寄っていると言われ、意識して左手で振るようにしてみる。
最後は総ざらい。ふえー、くたくた。さすがに一部の先生も疲れてて見学。
3時半に上がり奈良の先生たちと駅前のお好み焼きで打ち上げ。
6時過ぎに上がり、なんば経由で新大坂に着いたのは6時半。土産を物色しようと7時過ぎのひかり号指定席を購入。
土産売り場の店員に尋ねていちばん奥の売り場で香を購入。
いざとなったら京都でいったん降りて、と思ってたのでこれは助かる。この重い荷物もあるからねえ。
列車に乗り、ちょっとメモしようと思ったけど強い眠気が出て京都を出たところで眠りこける。
2時間後には静岡を通過。熱海からやっと覚めて、定刻通りに東京着。家に着いたのは11時20分。
新大阪からは4時間ちょっとだったか。
翌日、静岡を通過直後に集中豪雨が発生し、後続の列車が軒並み遅れていたという報道。
天気が怪しいときはさっさと帰るが吉だわ。
いつもお世話になりっぱなしだけど、大会ではよい成績を収められるようにしなくては。

Sep.1
軽く朝食を済まし、稽古場へ。夏休み最後の日曜にもかかわらず海行きは渋滞。
久しぶりの通し稽古。受け流しはのけぞり過ぎらしい…あとは随所の左手の働きか。
間が空いてるのに霞を体が覚えてるらしい。
踵を上げないように変わったらしい点が数箇所。これって8日の講習会でも言われるんだろぉか?
10時半過ぎぐらいに先日の親子さんが見えて手裏剣の稽古を始める。設営が大変そう。
11時前に上がり、たったか帰宅。体重を図ったら55kg…
一応、目標を達成したけど、そういえば昨夕の稽古で帯がずりあがってやりにくかったのは腹が引っ込んだせいか。

Aug.31
きつい残暑。夏袴の前紐が取れ掛かっていたのを縫い直して着替えて6時前に出発。
この日はT先生を含む二人。腰の具合が良くなったのか、正座の業前を稽古してる。
自習して、それから少し稽古をつけていただく。
一貫斎の柄の握り感がいつもと違う。細いのに握り慣れてたせいか。
帰るなり、かなりの疲労感がありすぐに寝入る。寝不足が続いてたもんな。
職場といえば冷房が効きすぎで膝の具合もちょっと変だ。またリハビリをやらなきゃ。

Aug.24
監督から連絡があり、9月7日に大阪行きが決定。8日は正統会講習会。
英信館例会の日時が変更になり、関東大会へ参加しやすくなったけど、またも英信館例会には不義理だわ。
午後から船橋へ出かけ、7日は危うく一式を引きずりながら船橋を歩くかと思ったら、預けてくれるそうで解決。
その足で大阪行きか…
家へ引き返し、稽古へ。前もって道路情報を確認してたのでほとんど渋滞知らず。
久しぶりに一貫斎(本身)を扱うが、柄の感じが前と変わってる…とはいえ巻いた籐ごと囓られてる鯉口、大会まで持つのかしらん。
(そういう問題じゃなくって抜き付けの問題か)
やっとOさんへ原宿の着物の店の場所をお伝え。いい品物を見つけられるかな。
高段者講習会から戻ってきたT先生、連達の向きを変える所の足さばきが今まで気付かなかったとか。
今度のは無理のありそうな動きな気が…もっとも、後ろへ踏ん張る、というのなら判る気も。
これは8日の講習会の伏線?

Aug.25
用事でお休み。ノートPC他ごまごまもっていくのに電車かなあ、と思ってクルマを走らせる。
海行きとは逆なのでゆっくり運転しても1時間ちょい。なんなんだ、このスムーズさ。
帰りも海帰りと逆で同じくスムーズ。

Aug.17
台風の影響で気温は30度を下回る。家から着ていってクルマで移動。
先日の迷走を教訓に、地図の空白地域になってる付近を最新のweb 地図サービスで検索して確認しておいたので、 実地検証もかねて未踏区域へ走らせ、大正解(トラック不可)。バイクでも申し分ないときたもの。
いつものT先生は高段位講習会で堺へお出かけで、この日はX先生がKさんのお稽古。
私は一人で自習。刃筋と刃音を柄に集中してたら、7時の剣道の終了の礼の静けさをうっかり失念してあたふたと退座。
X先生とKさんが先に帰られた後も一人で通し稽古。この振りでいいのかなあ、と思いつつ久しぶりに柄に刃音。

Aug.18
25度近くも涼しくなったのもあり、久々に冬眠。

Aug.10
前夜の準備:地図のプリントと予定表
朝からうだるような天気。
近所の介護施設の建設中の施工途上で発生した工業油の焼けたような異臭が付近一帯に立ち込め、
窓を締め切る事態に。若干の頭痛を引きずり、忘れ物はないよなあ、という残心を感じつつ出発。
14時ちょうどののぞみ号で出発。無添加のobentoとビールもどきで昼食。
小田原からの富士山は姿が見えたものの反対側からは雲をすっぽり纏って見えず。
うとうとしてたら名古屋を出たのにも気づかず。後ろでお子さま二人組がテーブルをがたがたしてくれたが:-(
京都は風があり凌ぎやすい。すぐに奈良線みやこ快速に乗り換え。
ホームには浴衣姿のお嬢さんがちらほら。列車内にはなんと浴衣の青年も。
ホーム前後でおなじみのゆれは少なくなったものの、時々大きな横揺れが立ち客をよろめかす。
宇治で大半が降りてようやく着席、17時にはもう奈良駅。一条からの高架化用地もすっかり整備されてる。
まだ一軒が残ってる。そういえば阪和線にも似たような状況があるな。
春日山からの風を軽く受けながら三条を東に上がる。
知人のお店はNTT が至近ということもありADSL1.5Mで実測1.3Mbpsとは!
新調したPCでのビデオ取り込みを説明し、夕食に中華料理店を紹介いただく。
ちなみにこの日の稽古はお休み。理由を12日の帰りに聞かされることになる。
平城宮跡の大極殿の工事、もう始めてるのね…
お店のけた違いのボリュームに、それを平らげる客に目を白黒。結局一部を持ち帰り。
西大寺から一本、橿原神宮前で下車しホテルへやっと到着。
昼間の頭痛が食べ過ぎのせいでぶり返し、うなりながら就寝。

Aug.11
朝シャワーですっきりして、朝食はバイキング式。
稽古着一式をリュックサックに詰め替えて身軽に。
とはいうものの、刀2振を持参するもんだから肩にかかる重量は倍なのだが。
Kくんからは過労かどうかひどい頭痛で休むとの連絡。
朝の南大阪線はなかなか景色が良い。7時半に出発。吉野からの急行を連結。
あべの橋でゆっくりしてたら天王寺で列車を1本見送ってしまい、新今宮で駆け足。
堺で以和貴会の面々に追いつく。と思ったらY先生とT先生が喫茶店から出る所でした。
こちらもうだるような暑さ。
9時に開場…少年空手大会も同時実施。
午前は1階で講習会。無外流と英信流入門者、有段者の3グループで入門者は去年に続きO準範士、
有段者は大阪のN範士。8段になりたてのY先生がたはN先生のグループで補佐に回る。
N先生の話し振りを見聞きするのは初めてだったか。
と思ったら隣の無外流の稽古の最中に自傷怪我が発生した模様。
ホテルの部屋にあった深海水パックを持参して時々飲む。ほのかな塩気が美味しい。
入門者グループに加わる最年少の剣士、補佐の先生が付きっきりで丁寧に指導されてる。
昼食は少しずらしてから、たまたま居合わせた以和貴会の2人とで、ざるそばを啜り、2階の道場に戻る。
瓶入りジュースの自販機は新しくなってたけど、中身は昔のまま、これはいいなあ。
先日の英信流大会で、贈呈した覆輪の鍔を使ってくれたのをビデオで見たよ、とお気に入りのF先生から喜んでくれた。

全国大会の団体戦・選抜会が行われるのだけど、審査の先生はというと9段の先生にN範士を含め5人。
進行さんはえーっと8段なりたての?え、Y先生?いやがでも緊張。
3段と4段は一人しか出場せず。なんでやねん。他の人はどーしたんだろう。
5段は3人。大体の見当はついてたけど…点呼のちY先生の声を聞きながら進行。
1本目は抜刀法前、2本目は前後切りの指定。1本目の抜きつけ、ちょっとハネたな。
皆さん始めるのが早いなあ、採点席のK先生からも手振りで催促されちゃった。
3本目は自由、八重垣。4本目は颪。やっと本調子。5本目はえーとえーと立膝前、…
霞は未完成だし、ええい、と半分ヤケになって戸脇を繰り出す。
え?K先生の立てって合図?技のカウントをすっかり忘れてた。
いくらなんでも戸脇はないよなあ、せめて右に座って岩波か鱗返だったなあ。
続く6段の二人、錬士の四人を見る。
錬士のMさん、気を引き寄せてるかのように周囲の空気を重く見せる業前に目がくぎ付け。
私のはどういう風に見えたのかな?
やがて1階の抜刀法講習に合流。こちらはご宗家がご熱弁を。
占有面積が広い型では2群に分けて。波が押し寄せるようなもの。
お手本を示される先生の微妙な癖を見抜いてその都度説明して調整する。
のちにもう一遍、今度はO先生(9段)の手本。
こちらの切っ先返しは腕を伸ばしきるのかな?
2階に上がり、指導員証の授賞などを眺めてると、後ろから肩を叩かれる。
振り向いたらY先生が「選手だよ」って、団体戦に出るの!およよよよ。

例によってチャーターバスで祝賀懇親会に移動。
Y先生のテーブルは満席。ぽつねんと別のテーブルに就いてると、無外流の先生が数名こちらへお引越。
反対側にはN範士の弟子さん二人。一人が5段なので、聞いたら大会の日が社会人資格の試験日と重なってて見送ったと。
無外流のN大先生が杖を使われてたので、隣の先生に聞いたら手術を受けたばかりと。
橿原の頃にはもう元気に歩けるのかな、と期待して挨拶に。
コーヒーが済んだ頃にお開き。
下に降りるとT先生が「ご宗家へ挨拶にいこ」で喫茶店へ行くと、ご宗家がこわーい顔で「稽古に来いよ!」。
もっとも、すぐに和み顔に戻られる。

駅前に戻り、例の居酒屋で軽く二次会。すっかり酔いの回ったT先生がY先生を指して「今年のカントク」
には思わず鳴いてしまった。(そこまで気付かなかったのか、と言われそう)
大会まで頻繁に通う事になりそうだけど、Y先生の仕事と道場の都合も考えると、土曜夜はどーなるんだろ。
選抜審査で今ひとつの出来でした、と白状したらばしっかり見抜いておられてました。

帰りは天王寺でY先生と別れ、あべの橋から橿原神宮前へ。
ホテルに戻るなり、渋滞予測を調査したら和歌山から先がトンネルのため渋滞1時間と出てる。
海行きのせいだなあ、とKくんへ連絡。

Aug.12
規則正しいホテル生活…って変な気もするけど、朝食を済まして近鉄で筒井駅へ。
8時に着き、ロータリーってどこ?と交番に聞いたらさっきの所だって。ついでにトイレを借りる。
少ししてY先生のマーク2。ナビが入ってるそうで目標を設定。
んでKくんのMR2。荷物を積み込んで、少し打ち合わせしてたらT先生。8時半前に出発。
西名阪に上がると藤井寺〜松原JCTが渋滞と出てる。と思ったら香芝SAで3人の朝食。
奈良で駅から近い牛丼屋ってどこや?といえば、確かにJR奈良駅前のスターバックス隣か。
少し時間を置いたおかげで渋滞がそっくり松原JCTの先へ移動したらしく、順調に阪和道に入る。
10時過ぎには紀ノ川SAで一息。渋滞はまだ海南東ICの先、ということでここから降りる。
R370は少し混んでたのもあり、サンリゾートCCの看板にそって迂回路を利用。
美里町役場付近で県道19号に変更。山を登る所で電波が届かなくなるのに気付いて慌てて連絡したのが11時。
正体は1車線農道だけあって、カーブの所で少し難儀しちゃったみたい。
内心、早く脱出したいよお、とぼやきつつ20分。やっとR480に到着。
刀匠宅前に到着したのは丁度11時半。クルマを停めて、それから挨拶。
お土産を差し上げて、少々の談義。この日は作品が手元になく、偶々あった失敗作を披露いただく。
普通、失敗品は展示されるわけでもないのでなかなか目にしないか。
T先生の時間の都合があり、12時においとまして近くの食堂で昼食。
話によればR480を東に進んで突き当たりを左、っていうと花園村でR371を北進?
今度はY先生が前を走る。と思ったら結構な腕前で飛ばしていく。
予想以上のペースで進んでいき、花園村のR371交差点で回れ左。それからまた高野町に入って突き当たりで回れ左。
確かに案内ではこちらが近いし、右のR371は狭くてトラック通行不能なんて書いてある。
最近整備されたようで、ほとんど2車線の快適な道路になってる。
おかげで大門に到着したのは2時きっかり。ここで別れて、Kくんの案内で高野山の宝物殿を見学。
東大寺の大仏さんと似てるなあ、と思ったら東大寺のは盧舎那(るしゃな)如来像、高野山は阿弥陀如来像という。
国宝の錦絵って珍しく口を薄く開けてほほえむ仏さんが2点描かれてるなあ。
先月まで開催された東大寺のすべて展にもお出かけした仏像とも再会。
どう運ぶのかと思ったら分解できる所は分解して、手などは綿袋で包んで保護、だそう。
携帯の仏壇も2点。うーむ、日本人。
一通り見終わって、Kくんが目録を買おうか迷っていたので即決で購入して贈呈。
下りは前に通ったことのある2車線R370。
途中、Y先生から電話があり、極楽橋駅が見つからず橋本まで送ったという。
しまったなあ、高野山駅からケーブルカーで、の一言を言えばよかった。
五條で一息ついて、裏道ナビしながら高田に向かった所でミスコースしてしまい「広い道にしてちょうだい」と言われる。バイクの癖か。
法隆寺IC付近からはKくんに任せてR25。東行きは流れてるけど西行きはかなりの渋滞。
筒井で降りようと思ったけど、西大寺まで乗せてもらうことに。
途中、郡山の市街地を通り抜けたところで「南小の体育館を建て替えるそうなので、今度からそこの郡山北小だそうです」と聞かされる。
駅からは歩いて行ける距離か。疲れなかった?と聞けば前回より楽だったと。
西大寺近くに来た所で踏切に時間をとられ、駅に着いたと思ったら特急が発車。
まあ、次の急行で大丈夫ということで解散。
平日夜ということもあってか、ひかりの指定席も余裕。のぞみの指定席を購入したら、そこで現金が底をついた^O^;
ホテル代に、途中でハイウェイカードを買ったりしたからか…
家に到着したのは西大寺を出てから4時間40分後。

Aug.4
それほど暑くなかったので、粘る床対策に袴さばきが良い3シーズン用の黒袴。
相変わらず海行きの対向車線はゆるい坂道のせいか混雑。
ちょっと狭い所を下る所を、珍しく対向車とこんにちわ、で坂道をバックで上がるハメに。
先生を待って、それから入場。…ゴミを燃やしてる匂いがするなあ、と思ったら焼却炉があるのか、 自前で燃やすのは珍しいけど、不完全燃焼なくすぶり状態だけは勘弁して。
床をモップでふきふきしてたら先生は林崎公の掛け軸を窓に掛けられてる。
右手の鍔が当たる所がやっと直ったばかりなので絆創膏でカバーして稽古開始。
相変わらず鍔は部分的に赤錆を吹いてるなあ、どーしたもんだろ?
体育館は貸切状態で先生の刃音が響くのに私のはあまり響かない。根本的に見直さなきゃ。
前夜の疲れを引きずったか、円錐血振りで刀を落とすこと1回、床をしばくこと1回。
行連の足運びを2通り。確かについ左足に体が寄りがちになる。
途中、よその流派の親子剣士(といっても子は30代くらい)が見えてきて、2階を半分に分けることになる。
番外4本で締めくくり。柄の形がいささか鋭いかなあ・・・おかげで左手の局部が赤くなる。
後ろでは畳を吊して棒状の手裏剣の稽古をしてる。

家に戻り、汗を流して新宿へ。駅で10日の切符を購入しようとしたら、
新顔の駅員が郡山駅の場所が判らず手間を掛けてしまう。大和路線の奈良の隣、って書いたんだけど。
普通に関西本線・奈良の隣って書けば良かったのかなあ。おかげで電車に乗り遅れる。
千葉から特急で遅れを取り戻して錦糸町から乗り換えて大久保に着いたのはほぼ1時間後。
しかし場所を確かめてなかったため高田馬場まで明治通り経由で30分も歩いてしまった。
こちらは剣道の有志が集まっての居合体験会で、第二稽古場(といっても中身は食事^O^)からの合流。
剣道の人から見ると私は別世界なのは当然として、原形を維持してるという評価、を知る。
4時過ぎに場所を替えて三次会。発起人が寿司屋さんなので寿司をいただきながらの談話…の中、 私は過去の「剣道日本」を読みあさる。20年近くも前のもある。
居合の解説を連載の形で紹介している。微妙な違いはともかく写真付きで理合がよく判る。
他に見取り稽古の意義も。もやもやしてたのがすっきりしたかしらん。やっぱり姿勢を正さないと。
時々、煙くなると思ったら穴子や吸い物の魚焼き。
7時前に解散。

Aug.3
クルマで稽古へ。海帰りで高速道路が混んでるのは分かり切ってたので、モノレールにそって迂回。
…曲がる所を間違えること2回。やっと曲がったと思ったらその先でもまた間違えて結局1時間。
武道館に荷物を置いたところで飲み物を、と思ったら小銭がない。観念してスーパーを探検。
幸い、団地内の徒歩5分の所に発見。15分遅れで稽古開始。
土曜はステンレス枠鍔の本身。こちらも左手主体だと鳴るように感じるが、まだ力んでしまう。
ただ、柄が丸めなのは逆に握りやすいのかな、とも感じる。
終了時、昇段された二人に允可状の授賞を行う。

Jly.28
別件でお休み。でも妙に涼しい一日だった…勿体ないことをしたなあ。

Jly.27
5時から出かけて6時前に武道館に到着。最寄りの駅に着いた時点で、高校野球などが行われてたのに気付く。
飲み物を買っておこうかなあ、と思ったけど見送り。そういえばゴミ箱が全然見あたらない。
武道館前では中高生が解散前の談話中。掲示板を見たら先週は警察の剣道大会だったと。
この日は近所のCさんとOさん、X先生。道場の隣半分は剣道だけど珍しく中学生の女子も見えてる。
右手のかさぶたがあるのでステンレス縁の鍔をつけた本身で稽古。
確かに左手の握り込み、右手の添えるような押し込みが一番響くようだ。それも最初の数本くらいが限界。
四方刀なんてつい力んじゃってしまって良くない。
後半はCさんとOさんとで向かい稽古。
7時半に終了。館内の飲み物は缶コーヒーを除いて悉く売り切れ。

Jly.21
クルマ。行きがけに燃料を入れてもらったら、タップンタップンにしてくれた…
何か考えてたのか、料金所で通行券は?と聞かれた。あ、と気づいて係員が笑ってくれたけど。
公民館のロビーではバンド演奏の準備中。T先生を待つこと数分。
右手の鍔が当たる部分のかさぶたが小さくなったと思ったら、 新しい稽古等の鍔の縁が鱗模様で、ちょうどヤスリ状になっててまた赤くにじんでしもた。
ついでに錆の粉…ぎゃ、先週の汗のせいだ。乾燥させてやらんとなあ。
昨日のはF先生からいただいたステンレス縁で、確かに夏向けとおっしゃったようにすべりがいい。
おかげで少し抜きつけがおっかなびっくり状態。
月影の踏み込みと、それから抜打と、浮雲の抜き付け。引き倒しの右足を出すのを踏ん張るところ、 紗袴が湿るとやりにくいT_T
500mlの水を持参してきたけど帰ったら1kgくらい減った気分。
夜、Y先生からチャットで呼ばれる。全国大会の申し込みと、有田行きの話。
8月の講習会は11日だった。
タイプソフトを見つけて持っていこうかな。

Jly.20
ええと、バイクしかなかったので本身をしょって道場へ。高速道路は海からの帰りで混雑。
珍しく通し稽古から始まってた。6時半過ぎに来られた久しぶりのX先生も。
通し稽古が終わったあとはOさんは入門者の稽古。T先生はX先生と私とで奥居合の稽古。
7時前にX先生は用があるのか退場。体を動かしに来られたのね…。
しかし自分で運転するとどうしてもちょっと忘れてしまう。
正座の「後」で抜きつけるときに腰を落としてるんだっけか。

Jly.14
13日の疲れが胃のあたりに残ってたけど、バイクを出して道場へ。
強風が時折あり走りづらい。刀ケースをバイクにくくりつけるか?
先生が到着し、体育館へ移りモップを引きずって床掃除。先生は窓を開けてと。
新しくした紗袴、なかなか感じが良いと思ったけど、膝当てが汗で湿るうちに滑りが悪くなる。
また2箇所ほど縫い糸が切れたらしいT_T
休憩の時、熊本はどうだった?と聞かれる。風通しがいい所に建てたもんだなあ。
居業はだいぶ体が動くようになったけど、四方切で刃音を出してみようと力を入れてたら、違うと。
最大の誤解が5年近くも続いてたらしい。先生によってまちまちだったからかなあ。
遠心力で振ればいいので最初の振りかぶりの手の位置が鍵。強く握りしめる必要もなく、
結果として柄頭寄りが当たる左手の一箇所が固くなることもないのは、ご宗家の手のひらの柔らかさからも納得。
気をつけて振って癖を直すしかないか。

Jly.6
昨夜は居合用の名刺を製作。いまひとつ勝手が掴めないword xp。新しく成りすぎるのも考えモノ?
荷造りも慣れたもので駅から空港バスでアクアライン経由。チケットレスで申し込んでたのであっさり発券。
刀箱も出してもらって身軽に乗り込む。窓際で下界も良く見える。住宅がいっぱい。
走る新幹線までは高度が有りすぎて識別できなかったけど、なんと富士山の山頂まで見えた。
さらに伊丹空港。あっという間に九州。阿蘇には雲が掛かっているせいか、なぜか熊本駅付近まで迂回して着陸。
まさか親戚の近所まで見えるとは思わなかったなあ。
空港では台風一過の涼風。親戚さんが迎えにきてくれる。
ご馳走をいただいて、EXPO'70の記録アルバムを眺めて早い就寝。
ガス館って最初からお笑い路線だったんだ。

Jly.7
7時過ぎに起き出してゆっくり朝食。もう夏の陽射し。
親戚はそれぞれに予定があり、朝にはもうお出かけ。私は足がないのでまた送っていただいて。
9時に出て会場に着いたのが9時半前。体育館の花壇には蝉の抜け殻。そういえばもう鳴いてると。
高台の斜面に建っているおかげで四方のドア、窓をあければ風の通りが良い。
こちらのO先生と挨拶してたら、ご宗家も後からお出まし。
抜刀法から始まるが、四方刀で周囲がしきりに意識されてる様子。
昼休みに聞いたら「そこまで抜き付けると相手に当たるから…」。
予定の時間を超過しつつも15時半には上がり、着替えに2階へ上がろうとしたら玄関にやっと親戚さんがお迎え。
飛行機の時間が5時半なのでそのまま空港へ直行。こちらの親戚は大学を卒業して以来だったので10年振りか。
もう退職祝いとかでクルマを新調、なかなかごついクロカン。職業訓練校に通って、当分は遊ぶんだそう。
熊本ラーメンをいただいて、私のメモリスチルカメラを見ながら談話してお別れ。
何故かお土産にからし蓮根+馬刺しを持たさせてくれてしまった。
帰路も窓際。晴れてるので離陸してすぐに急旋回。夕暮れにさしかかっていて近畿は夜景に至らず。
もっとも大部分は梅雨雲が掛かっていてあまり展望はなかったのだけど、あと30分の所で見慣れぬ岬。
鳥羽の形じゃないし、御前崎でもないとすると清水。程なくして伊豆半島の伊豆富士。
もしやと思ったら本物の富士山も半分雲を巻き付けている。
着陸順番待ちかどうか、房総半島の先端をぐるっと回るコース。
あれこれと地形と地名を思い浮かべてたら見慣れた道路まで見えてくる。家の近くまで見えた…
目でみるとすぐ近くなのに、羽田に着陸してから2時間後に空港バスでやっと家に戻る、 というのはなんとも妙な感じ。それでも熊本空港から5時間足らず。奈良から新幹線で帰るのと同じ時間。

なんか旅行記づいてるな。日曜はしっかり復習しとこう。

Jun.30
T先生が講習会でお留守、ということで剣客万来という行事を覗きに行く。
年1回のお祭りの行事だそうで昼過ぎは道場ごとの団体戦の喜劇ごっこだったけど。
イメージが崩れちゃうかな、と思ってたら、前夜の疲れが残ってか目一杯寝坊してて会場に着いたのは2時半前、 個人戦3位決定戦が始まる所だった。
悟雀さんは2段で決勝に進んでる。こちらは刀礼から始めて刀礼で終り、それまでの所要時間も考慮されると。
段外、初段の中ではなぜか足袋を履いてる子も。床が湿ってて足裏と合わなかったのかな。
2段の決勝はどちらも優劣つけがたく引き分け、もう1本と声が掛かる。
あれ、お互いが向き合ってる?…白の剣士が何か言われ、慌てて向き直るが、その間に悟雀さんは足を運び出す。
結果は言わずもがなではある。
後日談によれば道場では参加者が多く、物理的に振り回しが大変な状況の中、立派なもの。
副賞もお祭りらしく、バナナ2房。3位の子は多量の2リットル入りジュースで、誰か貰ってー、と声をかけてる。

Jun.29
夕方にクルマを出して郵便局に寄り道しようとしたらもう閉まってた。
雨模様もあってかあちこちで渋滞が頻発。あまり混まないコースだったものの、1時間掛かってしまった…
やっと来た稽古刀の振り初め。柄がなじんでなく手のひらに当たり気味。
鞘の収まり具合がなかなか良いのは感激。
一通り自習して、霞をやってみる。少し動きが良くなったかしらん。

Jun.23
7時前にやっと目が覚める。
前夜の帰りのクルマの中で、電車で行く?それとも直接送る? と聞かれ、うんうん考えてやっぱり直接送ってもらうことにしたのだけど、 おかげでちょっとゆっくり朝食をいただけて、クルマの中で話す時間もでき、 Kさんに空いてる日曜の朝の堺の道案内もできたと考えよう。
3本目のタワーを富田林で見るタワーづくし。
JR津久野駅で帰りの切符を手配しようとしたら久しぶりにWさんとご挨拶。
窓口では先客がどういう訳か新幹線の回数券を購入してて時間が掛かり、喫茶店に寄らずそのまま家原体育館へ直行。
同期(?)からも声が掛かったりして。
9時に入場し、設営して着替えて開会式に並ぶ。隣のKくんは紋付きが袷しかなく、もう汗かいてる、と。
しばらくしたら冷房が入り、凌ぎやすくなったけど、今度は私が少し寒くなったりする。
演武の流れをよく読んで、演武の順番待ちに入ると、4段の最後?
そこで待つ私の目の前にKくんの演武の後姿。その左となりには最年少の剣士。前より良くなってる。
帯刀してたら「ごめん、順番変わったわ、次の列の先頭へ行って」と進行さん。
つーことで名簿通り5段で一番目、一番前。目前は鉢植えということもあり、緊張しすぎず、まずまずの出来。
Kくんも年が若いので一番前になるはずだったのが、采配で前後が入れ替わったとか:-)
京都大会の写真を整理して気付いた姿勢を目で追い掛けてると、H先生に呼ばれて7月の講習会の先生を紹介いただく。
昼前は無外流の先生を招待しての演武会。
昼食は混んでるので後に回して、8段に昇段したばかりのY先生・T先生の演武の時間まで雑談して待つ。
そのY先生がたも食事を後回しに、肩慣らしをされてたり。
ご宗家が戻られ、8段に相応しいものだろうな、と遠目にも感じる厳しい眼力でY先生がたの演武を見られる。
そののち一緒に遅めの昼食。さすがに千葉のT先生の演武までには戻ってこれなかったのが申し訳ないT_T
段が進み、中部の十段Y先生の演武をほぼ真正面に観る形になる。
十段というY先生と1対1で稽古をつけていただいてるKくんの弟、とっても幸運だなあ。
締めのご宗家の演武にはさすがに隣のNさんも同様に足がきついものの堪えてじっくりと観る。
刀礼が済み、場から下がる所でこちらの辛さを察し少し表情を和らげて空いてる片手を小さく動かして合図される。
閉会式のち解散。こっちはとゆーと着替えてからまた片づけ。袴がうまく畳めなかったので少し出遅れ。
8月の講習会の申込をやっとH先生に渡して、全国大会の候補審査の件を聞いたらもう登録されてるって、 近畿所属としての出場だにゃあ。
駅前に移動して身内な打ち上げ、と思ったら準備中の店が多く3軒目でやっと当たり。
でも、ここってご宗家の職場(病院)のすぐ裏:-)
帰りのこともあり例によって抑えめながらT先生の酒に付き合ったりして6時過ぎにお開き。
ふぐの白子も出てきたけど、いまひとつ味がピンとこなかった。精がつくのかしらん?
(そういえば翌朝は目の下が少しふっくらしてたよーな)
阪和線各駅停車でゆっくりして天王寺駅で解散。私は外回りで大阪経由、新大阪へ。
おかげで余裕がありお土産をゆっくり物色して生湯葉と乾燥湯葉を所望。
ワインとゼリーを買って20時前ののぞみに乗り込んで、デザートを平らげてうたた寝したら、 すっかり熟睡。やっと目が覚めたのは小田原。
御所のKさんからは「強行スケジュールだったでしょ」の労いメッセージ。

Jun.22
夏期講習会(8月)の申込書が見あたらず、手元にあった昇段審査の申込書例を参考に、Word2002で作成。
慣れないもんだから夜更かしして、また寝坊して13時前に出発。
今回は万博記念公園に寄り道したかったので天王寺経由郡山で発券をお願いしたら時間が掛かって冷や冷や。
午後の京都を通り過ぎて新大阪に着く手前で吹田方面を見ると遠くにエキスポタワーが目に入る。
地下鉄とモノレールを経て到着したらNHKが公開オーディションなぞを。
高速道路を挟んで太陽の塔と対峙してるんだ、てっぺんの顔は当時の輝きを失わず。
三本の鉄塔に多面体を巧妙に実装したエキスポタワーがもうじきなくなった後、どう感じるのだろう。
茨木行きのバスがちょうど近かったので乗ってみると万博公園をぐるっと回るコース。
JR茨木駅からは生駒山がよく見える。大阪駅・新今宮駅で乗り換えて郡山についたのは1時間15分後。
最近入門された方が参加してきて、久しぶりにY先生が彼に付きっきりになり、説明の声を背中に聞きながら稽古。
空腹で力が入らなかったか、帯が緩すぎて難儀^_^;
締め直して後半はきっちり。横一文字はやっぱり普通にいつも通りやればいいけど、 問題は上段構えで切っ先が右にはみ出るあたり。
Kくんが誂えた稽古刀、右手だけで軽く斜めに振っただけでも簡単に刃音が手に響く。
私のも早く来ないかな。
少し先に失礼して、桜井の手話サークルの交流会へ。0時前まで付き合い、その足で御所で泊まり。

Jun.16
しっかり早起きしてバイクで道場へ。T先生が受付をすました所で追いつく。
今度はモップをひきずって2階を掃除。うん、足裏の感触も良い。
窓からは時折涼風。
時々省みながら型をこなしていくけど、この振りで良かったのかなあ、 と思う所や、覚えきれてない所を指摘されたりしながら、最後は番外4本。
上段に構える時に切っ先が右に振れる(右手首が固いのが原因)傾向。意識しとこ。
霞は勘所を説明されていくうちに少し会得。頭の中で高速連続写真を想像してたりする。
午後は父のPCをもう少しクロックアップ。DVD をもう少しまともに再生したかったし。
夕方、原宿の店から袴が上がってきたとの連絡。月曜の帰りに身請け、もとい受け取ってこよう。

Jun.15
雨が降りそうなので電車+モノレールで稽古。日が暮れる時刻が遅くなっていくのが判る。
梅雨寒なのに道場に入ると隣で剣道の稽古があり少し暑くなる。
ぶんぶんやって体力を消耗してヘロヘロにならないようゆっくり。
段位が近いのもあってかOさん二人と私で三人で奥居合をぼちぼち。
帰りはやっぱり降ってない。クルマで帰る所を挨拶したらなぜか乗せてくれて駅までご一緒。
千葉駅で少し時間がありDVDを2本。"2001"と"2010"。

Jun.9
久しぶりにバイクで道場へ。ちょっと遅れたけどT先生は見慣れない型を自習されてる。
早めに来なきゃいけないか、2階の床掃除。
前方逆刀、後方抜打の反転に間を入れてはいけなかったんだ。
霞は最初が横雲と同じとは判っていてもなぜか右足の踏み込みが出てこない。
さらに横に抜ききった所で手が止まってしまう。かなり横雲の癖がしみついてるみたい。
番外4本も教わる。久しぶりの新しい型で向かい合わせではなく前後に同じ向きでトレース。
土曜の自習タイムで霞などを復習できるように今度は早めに出かけよっと。

午後はバイクのチェーンの手入れついでに洗車。

Jun.8
銀座と秋葉原を梯子して、バイクで道場へ行ったら19時前。正味30分強。
番外1本を教えていただく。

Jun.1
夏袴の補修を頼みに原宿へお出かけ。前もって連絡してたので、他の夏袴もお出しいただける。
次から次へと見ていく間に、これはどう?と見せて貰ったのは、襠(袴のまた)が充分に高く、 柄に値段も申し分ないもの。手持ちの夏袴は襠の高さが若干足りず、少しやりにくかったのもあり即決。
折れてる腰板の入れ替えと、縫い糸が弱ってる手持ちの夏袴の紐の付け直しを依頼。
すぐに家に戻り、久しぶりにバイクで県武道館での稽古へ。…1ヶ月どころか2ヶ月ぶり。
今回は軽い稽古刀。だもんだからかびしびしと刀運びができるけど、りきみがちなのか肩が凝る。
立膝の引き倒しで妙な踏み込みをしたせいか、右足の股の筋がつっちゃった。
全員での通しの稽古は略され、そのまま上がり。斜刀のつま先に気をつけなくては。

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