横田<miskij>萬や 居合道 皇紀2659年(西暦1999年)


助宗
最初期の日本刀、の太刀(近世の太刀はもっと長い)。東吉野村伊豆尾の伊豆尾八幡神社にて

所属:無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう) 清澄会(きよすみかい)

1999.Jan.2
一足さきに帰奈。自由席で座れたのが意外。

1999.Jan.3
私宅から着流し+とんび で初抜奉納大会へ参加。
神社の近くで坂道を上がったらまたも正面から入りそこなった。
剣舞の後、順番に演武。私の番では「右」を飛ばしてしまったので最後に「右」で締める。
終わりに真剣(本身:ほんみ)で藁束斬りを数名で披露。(竹はもっと難しいそうな)
去年入門されたばかりのFさんも挑戦。刀身が曲がるぞ、って脅されてたけど無事に斬りぬける。
講堂?で鯛と御神酒(注がれたものを残してはいけないそーな)をいただいてから、新年会へ。
剣舞をなさったBさんと久々に談笑。後で錬士の部で優勝したこともあると判る。

1999年初抜奉納演武大会(添御県坐神社)

Jan.9
4日の仕事始めの帰りで体を冷やした+湯冷めで風邪を患い1週間近くも家に篭るはめになり、お休みT_T。

Jan.16
病み上がりの夜稽古。幸い、気温はそれほど低くならずに済みました。
とはいえ開場のっけから演武。しっかりとちりました:-)
N先輩の指導の元、息継ぎを色々工夫してみるが、納刀の後の立ちあがりがまだ苦しい。
終わる頃には勘もだいぶ取り戻せたか。

Jan.17
6時少し前に起床。兵庫南部震災から4年目。
7時少し前に家を出て久しぶりにJRで新今宮乗り換え。
今回も案の定というか順番が飛んだりして、うっかり番号点呼を聞き逃して進行さんにお小言を頂戴するT_T。
1つ前の組の演武が終わり、拍手を送ると少し落ち着くのが判る。
半分くらいから心臓がバクバク。最後まで恙無く済まし、一足先に正座で待つときについ手を鼻に。 (鼻息が荒くて鼻水が出そうだったの^_^;)
見学してたN先輩いわく上出来だった、との評価。優勝くらいいってるんじゃないか?との感想。
7割強くらいの出来かなあ、と思っていたら昼休みに入賞してるよ、の内定の声。
先生は評価の整理を引き受けているので一足先に知ったそう。
名簿と首っぴきで上段位者の演武を見る楽しみも出てきますわ。橿原で見たときと印象がまた違うなあ、 というのも新鮮味。途中、先生がライバルと目される大阪のS地区の代表の演武を注目するようにとの指示。 たしかに流暢に演武なさってる。
初段で三位でした。
一位は誰だろ、と思ったら私の左で演武してて、しかも大阪のS地区の方で年齢も1つしか違わない。
今度の演武大会では負けないぞ、と。
堺の道場は屋内型の冷暖房完備で、病み上がりの私には助かった(少し暑かったけど):-)

新年会は見送ってしまったけど、道場の仲間とで難波でお茶。Fさんの刀談義が面白い。
久々に私宅近所の鉄板焼きで夕食。

Jan.20
少し仕事に追われ気味ながら、8時に稽古へ。
3月の昇段試験は刀法前後・後・受流・介錯・月影。
前にM先生に前後斬りを指導してもらっていたので戸惑いは少なかったけど、目線運びが難し。
後はというと右から抜きつける速度が速い癖が出ている。納得。
受流は腰の反りがあまり足りないとか。すきっ腹に、正座から立ちあがるのってもう大変^O^;
職場でトイレへの途中に月影をやってもあまり違和感はなかったけど、受流って…

Jan.23
久々の通し稽古。T先生に稽古をつけていただくのも久々。抜刀法フルコース。
納刀の時に鯉口を前に寄せる癖を指摘される。
これを直さないと奥居合がやりづらくなるんだそう^^;
また鯉口に乗せる棟(刃の反対側)の位置も修正要と。
うう、やりにくいT_T けど慣れるしかあるまい。
あと腕力がついたぶん、ヘソ前より下まで振り過ぎてた。膝を軽く曲げて修正っていいのかなあ。
寒空の下、バイクで帰ったらまた微熱。さっさと寝よう。

22日未明、 狼藉者が柳生の共同墓地で墓荒らしに留まらず、ゆかりの十兵衛杉に数箇所も鋸を挽いたという。
最近、奈良県各地で明らかに史跡建物を狙ったとしかいいようがない放火未遂も続発している。
こんな世相に、こう荒んだ奴が出るのはともかく、関係者には万全の体制を願おう。

Jan.24
うーん、まだ風邪が腰に残ってる。雨につき電車で富雄へ。
雨天の体育館は冷えるわあ。素振りを繰り返して体を温める。
先日の試合で初段顔負けの演武をなさってたNさん(2位!)、試験では飛び級で2段に挑戦。 そろそろ筆記試験の勉強もしないことには。
初段の時と同じ歴史概要暗記に加え、刀身、外装の図示が加わるから大変。
大学入試センターの試験、物理を2問やってみたら、なんか易しくなった気がする。
帰りはたまたま来てた近鉄奈良駅行きのバスでのんびり40分。
遅い昼食は小西通りのホテルレストランでバイキング。

Mar.3
晩御飯に、一条通りの居酒屋によってみる。餃子鍋は酒付きの方がよかったか。久々に秋刀魚を食す。

Mar.6
T先生より、「試験の型とは無関係だけど、迫撃刀をやって見せて」。
体の向きと切っ先を留める位置が違っていたようで。

Mar.7
雨。結構な参加人数。
帰りはまほろば・楽市・楽座を散策。ハーブ袋の詰め合わせを5セット。
例のホテルのランチで昼食。

Mar.10

Mar.13
前夜の稽古。後の型で左足の動きを修正。介錯では体の向きをほぼ直角にするって?
んで月影は右足の踏み出しを外側へ修正。

Mar.14
昇段試験。うっかり朝寝してしまい、朝食抜きで出発。JRから南海でT先生と乗り合わせ。 堺で待ち合わせの喫茶店で朝食。
開会式のち筆記試験。トイレに行ってたらその間に始められ、慌てて記入したらシャーペンの芯を 折りまくる(普通の鉛筆を持ってくるんだった)。程なくして落ち着いて、 林崎甚助源重信公の沿革や刀剣の図示を書き入れていったら、 見回りの先生が何やら私の図示を注目されてる?
…教本の図示があるのをうっかり忘れて、柴田刀剣店の本に出ている方を暗記してたせい?
程なくして実技。前はとなりの柔道場でリハーサルが出来たけど、中止になったらしい。
点呼。しっかり応じる。作法もそつなく済ます。さて、本番。
回りのリズムに乗せられて失敗するよりは、自分のリズムを優先したのがよかった様子。 とはいえ最後の月影で納刀時に少し足が震えてしまうが。
引き足がしづらいのも今後の課題。
この後、去年は病気で受験できなかったNさんの段外から2段の挑戦を見守る。
1月で初段2位だったオールバック氏が3段を挑戦していたとは。越された…
その後の組では、緊張のあまり倒れる方が出てきたけど、命に別条はないとの話。
昼食時、Mさんから「注意点の説明で、筆記試験が100点満点だったのはびっくりした」と。
え、そりゃ聞いてないT_T
図示で書き漏らしたところがいくつかあったんだから(逆に教本にない用語の図示もしてたけど^^;)。
時々演武される荒木無人斎流のさばき振りに感服しつつ、稽古が大変だろうな、と。 去年と、1月の時にお見えしてたDさんが見えなかったのは、受験を見送りしたようです。
受験とは無関係に、また拝見したかったなあ。
5段の最初の組はどういう訳か若手が多く、一種の迫力(とはいえ動きの客観的な見分けもできる ようになってたりして)。
・・・合格者発表。
いきなり不合格者の番号がちらと見えたのでいやでも緊張。と思ったらほとんど合格でした。
終了後、ちょっとコーヒーをいただいてから難波の蓬莱551で道場の祝賀会。
初めて551の料理をいただいたけど、さすが美味しい^O^
今回は無事にお小言もなくすんだなあ、って思ったらT先生に
「自分の居合を始めちょるな、基本から教えなおしたる」
って私の評価を後輩に話されて赤面。仕事の面でも心当たりがない訳ではないのでなおさら身につまされるけど、 一体どこなんだろー。って刀剣の図示をうっかり柴田色にした奴だからいっぱいありそう。

Mar.15
お米を切らしていたので近所の居酒屋で夕食。後から入ってきて私のとなりに座ったおじちゃん、 居合の宗家どのに似てるなあ、って思ったら、隣の酔客によれば剣道の先生もされてると。
もののはずみで料理をご馳走いただいてしまい、聞くに聞けなかった…

Mar.17
体育館は卒業式模様。
椅子とビニールシートを少しどけて稽古。
正座の段の中で唯一集中稽古をしてなかった附込、 刀を跳ね上げたときの左手の動かし具合が難しいとは。

Mar.20
4月の柳生合宿の日程がきまる。
腕力がついてきてしまい、剣さばきが軽くなっているとの指摘。
先輩の真剣を振らせてもらったところ確かにブレもほとんどない。
もう先延ばしできんわな。
新調した角帯、鞘滑りもよく緩みもないけれど巾があるので抜きつけ時の鯉口下ろしが甘くなる。

Mar.21
雨と電車の時間に気を取られ、肝心の膝当てを忘れる失態。 手拭いやらで応急措置したものの、途中でずり落ちる--;
個別稽古では立業になったものの、今度は連達で剣を抜く時に切っ先で左手の親指を切るヘマ。 模造刀のおかげで助かったけど、本身だったら真剣にやらにゃあかんか?

Mar.24
稽古から帰って着物姿で居酒屋で晩飯。剣道の先生は自転車の御近所さんとのこと。

Mar.27
いよいよ本身購入宣言。日曜の稽古に先生の本身をみせてくれると。
個別稽古は立膝。確かに細かいところで自分流になっている。
左足の甲を下に座るからけっこきつい。
足首が太くなってきたせいか、ねんざしにくくなったと思ったら今度は逆に浮雲の型で悩まされるとは。

Mar.28
先生の真剣、長さはそれほど変わらないけど、例の太巾な角帯のせいで抜きつけが大甘--;
本身に対し、ちょっと弱気に。って大型2輪も乗りこなしたんだしなあ。
のちの個別稽古で「2巻目は二つ折りにするとよい」。なるほど!
立膝は意外と汗かいて体力を使うわ。
浮雲は全体のバランスを考えて抜きつけないと決まらないのが難しい。

Mar.31
仕事の山が無事にスケジュール通りに片付く。
立膝の前半のおさらい。腰を入れるように、のお達しには思わず自分自身を省みてしまう。
着座から決まるんだわ。今のところ、右足をひと足分だけ前に出し、左膝をついてから座るようにすると、 右足をほとんど動かさずに、またすんなり着座できる。

Apr.3
武者行列の準備で体育館の床のほとんどを占められる中、計6人のこじんまりしたもの。
今回も立膝。身体の横切りで腰がうまく入らない。

Apr.4
先生のほとんどは京都大会の準備のため、留守役のO先生と3段に上がったばかりのMさん が前に並んで稽古。意趣を変えてか立業。
そういえば私の後ろには後輩さんがいるのね…気がぬけません。きっちりこなして上がったら、 「3段でも通用するんじゃない?」てなおことばを後輩さんよりいただいちゃう。
午後は東吉野で発見され、日本最古と判明した「助宗」を見にお出かけ。
刀工の弟子さんが応対。
刀工の親方さんが解説。

Apr.7
入学式でビニールシートが一面に敷かれており、立業主体。
今度の週末は選挙で体育館が使えないのでお休み。
納刀の左手の動きが甘かった結果…T_T

Apr.14
柳生合宿について少々の説明。毛布が古いので、自前で持っておいで、とのこと。

Apr.17-18
午前は大阪港、引き返して14時に戻る。バイクに毛布と荷物をどう積むかで悩むが、 毛布をトランクに、荷物をトランクの前に載せて15時前に柳生に到着。あれ、こんなに近かったんだ。
正木坂道場に入ってみると結構な人数。M先生もビデオや写真を撮る。
5時過ぎに上がり、肉鍋をつついての食事。お酒は柳生錦。すっと入る味。
夜はビデオを見ての指南。正月の奉納演武で、右が抜けたと思ったら実は行っていたという事実が判明。
時には笑いありの小1時間。22時には就寝。

6時起床。雨。
7時前に座禅。座布団を敷いて座るが後ろに引っ張られる感じ。
気合棒は、雑念があるときに肩を差し出して叩いてもらう…とはいえ目をとじて、 前を往復してる住職の気配が察知しづらかったのはなんだろう?
朝食のち稽古2時間ほど。前夜に残っていた酒が少し減るという現象^O^;も発生。

午後の予定は中止となり、昼過ぎに雨の中を帰宅。
夕方には上がったので、預かってもらってた刀と毛布を引き取りに先生の所へ訪問。
番地番号の並びが若干不規則でたどり着けず、選挙事務所の付近で聞いたら、 番地より名前で通じたようで「そこいって右、左いって道なり」。 ここかなあ、と思ったら広い敷地の囲い家屋。

Apr.21-25
選挙準備でお休み。

Apr.28
仕事に追われてお休みT_T
30日に休みを入れて帰省したかったのだ。

May.5
午後に帰奈。夕方の京都駅は弓持ちさんがちらほら。剣持ちさんも一人ばかり遭遇したと思ったら、 西大寺駅での乗り換えでN先輩を見かける。声かけそびれた。

May.8
2週間振りの土曜稽古。先生から「滅多に休まないのにこないだは休んでてK先生やM先生が驚いてたよ」と いわれる。…ありゃあ、トホホというか。
通し稽古の後、一人ずつの任意演武。で、意見を述べてみる。私のはというとまた息が荒い。

May.9
各々の型を2回ずつ。そういえば2本目が難しいようだ、というのを意識したら結構汗をかく。
いよいよやばくなってきた鯉口をやっと木工用水性パテで補修。 あとは藤(とう)を巻くんだけど、巻き終わりってどうするんだろう?

May.12
通し稽古の中で細かいところの指導をいただく。
後方抜打で後ろになる右足踵は上げておくと(振り下ろしの時に付ける)

May.15
久々にT先生。Y先生は留守。どうやら私のはまだ動作が大仰なようで。
振り下ろしの手の高さに注意していたらそのあと筋肉痛に悩まされる羽目に。

May.16
奈良市難聴協会の屋外例会で世界遺産巡りに参加してお休み。

May.19
この1週間、夜はどこかへお出かけ、という忙しさ。それでも稽古の虫。
12日にいわれてた後方抜打ちのかかと、うっかりつけてた。

May.22
Y先生が椅子に座って稽古を見ている。ふくらはぎが肉離れだそうで正座がきついと。
Y先生は最近やっと右肘の調子が戻ってきたと思ったら…
N先輩に左手首から下の筋肉痛の原因を聞いたら握り方が不完全だと。 小指の付け根、というか手のひらを時計盤に見立てて5時の辺で柄の背を抑えると。
1年半も意識してなかっただけに直すのに時間かかりそ。
附込を主体に自主稽古。
湿布を手首に貼って寝る。

May.23
下手な握り方のまま振り下ろすと腕に激痛が走るもんだからおっかなびっくりの振り^^;
きちんと握るとそれほど響かないのだが。というか6月20日までに直さないと…
白髪まじりの新人さんも入門される。

May.26
臍前に気をとられて立業でやたら目線を振ってたのを注意される。
あまり気にせんで振るよーに、とのお言葉。
颪(JIS7124:おろし) の胴斬りの後の背筋の形がきれいに決まったようだ。

May.29
筋肉を抑えるバンドを物色して、包帯状のものを選択。
…肩に力を入れない、って忘れてたのかなあ。肘を軽く曲げる。
今度の講習会にN先生のを見せていただく話がつくことになる。

May.30
また颪で踏み出し幅をとちってた。この位置がそのあとの足さばきにつながるとは意外。

Jun.2
斜刀って、相手は藁束だったの??(動じない、らしい)
道理でそのつもりで振るとずいぶんきれいに入るようだ。
帰ったらNHKの「オトナの試験」が刀匠で、東吉野の刀匠さんを紹介されたのにはたまげる。

Jun.5-6
今回はお休みをいただいて聴覚障害者コンピュータ協会の関西研修に顔を出してみる。
食事の時に「趣味が居合?」と聞かれ、お約束の「合気道」のそぶりをされてしもた。

Jun.7
Y先生から郵便で会報をいただく。7月の合宿に私は参加するらしい、となっている ̄∇ ̄;
乗りかかった舟とはいえ仕事がそれまでに片付くかどーか。

Jun.12
久しぶりに見学さんが見える。大学生とのこと。来週もきてくれるかな?
立膝のおさらい。足の引きが悪い…(もう少し外に出すそうな、どうりで安定感が足りてない)。
正座の段の抜打と立膝の真向は抜刀と納刀で微妙に違う。
締めが(模擬)演武。久々にほぼ同期のMさんを見るとやはり大きく見える。

Jun.13
久しぶりに大所帯での稽古。
合宿には参加表明。少々気後れの感もあるけど、自分に気合を入れなきゃ仕事も片付かんわ。
刀が軽すぎて振りに若干無理がきているのを察してかY先生からずしりとくる刀を貸していただく。
「本身?」「いや」
結構きれいに決まる。実際にさばいてみるとあまり重くない。納刀の時、かなり乗せている油で 少し滑ってまごつく。
返すと「…本身だよ」「ちょちょちょ、それって…」
迫撃刀など、片手で抜きつける時の右肩への負担って、これも軽すぎるせい?
立膝の虎一足を執拗にやらされる。確かに私自身、動きに会得してない部分があったもんだ。
午後は籐を探しにあちこち。奈良そごう近くの籐工芸店で4mくらいの端材ぽいのを200円。

Jun.16
前夜になって急拵えで籐を鯉口にまきつける。
立業主体の稽古。久々にやるとまたトリ足。

Jun.19
先週の大学生さん、入門。
奥居合をひとさらい。戸詰は立膝版「連達」(左後方をつきさして右前方へ振る)であるが、 抜き付けで自分の左腕を刺しそうで怖かった…
締めもまた模擬演武。最初から八重垣のせいか立ち上がりでとちる(しかも連続2回…)。
その後は月影、虎一足、行連?、行違(最後の2本は立業の指定)。
鯉口の籐を見るなり「やっぱり奈良に居ろよっ」とおっしゃられる。うーん。悩む。

Jun.20
宗家講習会。さあやるぞ、と思ったら宗家に穏やかに「はちまきをとって」…がーん。
確かにそれほど汗をかくわけでもなかった。
2段の人は前に出て、ということで最前列。しかも私の前にはバスケットボールのゴールと ネットが下がっていて、しかも宗家どのに間近で見られるという状況。
これで緊張しないはずがないとはいえ、すでに開き直っていたか?
(1回目で失敗しても2回目でやり直す、という心づもりだったし)
もっとも、隣の同期もかなり緊張して力が入っていたそう。
途中の颪では私を含む2段の3人を前にお出ししたりして。
この日に向けて稽古に勤めていた成果があったというもの。先生に感謝。

正月の奉納演武の写真プリントも配り終わり、Nさんから「拡大して頂戴」と。
試し斬りで藁束が斬り落とされる瞬間ってそうそう撮れないんだっけ。

Jun.23
昼食の食欲もなくなるくらい3日間も悩まされたバグがやっと解消し、 バスに飛び乗って駅前であんパンを1つ食べて稽古。 と思ったら昼食を抑えてたのが響いて終わりがきつかった。
前夜、アルプスのMD5000でNさんの試し斬りの写真をキャビ判(A6)で印刷。 標準では若干ボケ気味だったのが、自動露出補正を行わせたらびっくりするほど鮮明になってびっくり。
これでズームして周囲を省いて撮影できたら言うことないな。後継モデルのA50が早く欲しいところ。
宝蔵院にも属されるO先生から、ご褒美として宝蔵院の般若心経の扇子を頂く。ありがたいことです。

Jun.25
NHKの金曜時代劇、珍しく刃傷沙汰シーン。はて、この振り方もアリ?

Jun.26
舟橋通りのほたる祭(テキヤが多い…)をひやかして郡山駅についたら結構な雨。
どうも右手首が痛いと思ったら逆刀の時の持ち方がまずかった。
あと上段構えに移る時の手首の動きが遅いと。切っ先の軌跡を意識しすぎたか。 手首を、と言われてT先生の癖をちょいまねて及第点^_^;
東吉野村の刀匠の弟子から新作刀展覧会の案内。先生いわく「見にいこか、でも ここに頼んだら高くつくねえ」「頼まなくて正解でした^^;;」
前は難しいと思ってた居業、もう覚えてる。足裁きを少し修正。

Jun.27
豪雨で学校前の富雄川は氾濫寸前で目が点。(近くの川べりの道路が陥没したそうな)
いつものクルマが見えず、もしや?と思ったら先生がたは宗家継承記念式典で留守。 なんとまあ向かい合わせで交互に通し稽古。
先生の視点で見るというのも一つの勉強。自習の時間では手本を求められたりして。
帰りが同じ方向のSさんのクルマに乗せてもらい、しばしの談笑。学生さんと思われていたとは^O^

Jun.30
右手首の痛みが引かないまま、迷いつつも足は稽古先へ。
力まずに正確さを意識してみたら切り下ろしなどでも、それほど痛まないが、 やはり立膝の段にある切っ先のえぐり返しで右手首を柄に絡ませるあたりが痛い。
少しやりすぎたかな。このあたり、肩を壊すまで投げる高校生の気もしなくはないか。
先生に話して程々の所で止めていただく。先生のを手本に納刀の動作を少し修正してみたら、 まぐれで綺麗に決まってしまった^O^;
今度の合宿の参加者一覧を見ると、そうそうたる面々・_・;;

Jly.3
またまた大雨で雨音がこだまする体育館の稽古。
手首を痛めたのは私だけらしい。ううむ。
特定の方向に曲げた時しか痛くならないので、それほど悪くなさそうだけど。
これまでの筋肉痛歴といえば、立膝で膝の上側がガクガクしたり、朝の起き抜けに「ばね指」、 最近の前腕の痛みもいつのまにか引いたとはいえ、今度のは少し長引いている。
昨夜のIRC で同好の人に聞けば「指先から力が抜けきってないのでは?」…ははあ、 心当たりがあるなあ。

Jly.4
今ひとつ力が入らない分、丁寧な剣運びで通し稽古をすました後、 「多少の筋肉痛は我慢し、多少はごまかすもんでしょか」と聞けば、その通りだと^_^;
ともかく、自然体に、手首の使いすぎを自戒して休ませながら続けよう。

Jly.7
そういえば七夕。奥居合を通す。微に入る。

Jly.10
3週間すぎても治りきらないので病院で診てもらう。やはり使いすぎで休ませるのが肝心と。
締め付けない程度にぐるぐる巻きにされ、湿布と軟膏を処方されるが、湿布って冷療法、 軟膏は温療法とすると、どっちなの??
夜の稽古では「合宿がすぐなのにどうするのだ」「今は休んで治すのに専念して」
ということで来週は休もう、と思って稽古に臨んだら抜き付け時にグキっ。 この晩はさして響かなかったのだが…

どうやらこれが小康状態にトドメを刺したららしく、 2日たってからかなり気色わるい痛みを発してきた。
はたして週末までに引くんだろうか??
どうも限界を超えてしまう悪癖があるのか?

Jly.17
水曜に顔を出して聞いたら稽古は日曜だけだよ、の言葉に安心しつつ早朝に出発し、 堺市内に集合し貸し切りバスで出発。寝不足な所へのっけからビールを勧められる^O^;
阪神高速を南北に横断し名神高速へ抜けるのをバスから見るのは初めて。
バイクが近づくたびに見やるM氏に聞けば最近購入したそう。 同好の士ということで今度ツーリングに行こう、と誘われる。
永平寺で禅を体験。瞑想するなり青い光が瞼の裏に瞬くのには驚いたが、 お坊さんが私のまるまってた腰をただした時に肩に添えた手の感触がスーっと残ってたのも驚き。
途中の城址では「門入りじゃ〜」と体を動かす御仁。 越前海岸に戻り、北前船の旧家を見たりして宿屋。見れば若い人もちらほら。 そのうちうち解け、どこで私の噂を聞かれたのか、PCの相談を受けたりして…
多少引けた後の2次回で膝をつき合わせての談話に混じってみる。 そういえば手首の痛みも和らいでるなあ、と思っていたら日本酒のせいか。

Jly.18
空調を止めての就寝だもんだから、時折暑くて目がさめたりしてまたも寝不足+_+
近くの学校の体育館で講習会。最初の抜き付けで小指から握ると響くのに気づき、 これ以降は小指をたててのお稽古、という傍目にもトホホな出来になってしもた。 しかし薬指からの握り込みでもすんなりできる腕力(?)があったのには驚き。
(歴の浅い者は前に、ということだったけど遠慮してたのもあったか?)
途中、指圧に詳しい先生に眠気覚ましの場所を伺ったりして。
弁当は地元のサバ寿司。んまい。
小雨の中、ゆっくり解散して往路の貸し切りバスで帰路。
敦賀で土産を少し買い、ラウンジ席の方と席を替わって遠路からの先生たちと談笑。
「自然に振ってねえ」のお言葉。海外の方にも教えるそうなので英語を尋ねたら Sword Martial Art.
注がれるまま飲んでたら「つえーわー」…う、不覚。英信館に入会しないか?と誘われる。
順調に大阪駅に到着し、岡山方面の方と駅で別れ、私たちは難波経由で奈良へ。

Jly.20
オーストラリア行きに必要な絹製品(いわずもがな)を先に箱詰めして実家へ宅配。
午後はM先生が勧める筒井の接骨医院を探してみる。祝日は休業なものの受付は夜7時半までと 長いので仕事をちょっと切り上げて行けば間に合うなあ。

Jly.21
仕事を少し切り上げ、バイクを飛ばして家に戻り、近鉄で向かう。
温水+音波のち電気マッサージ、それから鍼をチクチクしてからもんでもらう。
こまめに通院すれば回復が早いと。包帯+軟膏は不要って。

Jly.22
オーストラリア行きの予定を考えると23日夜に奈良を出た方がよさそうなので、 また夕方に今度はバイクで直接通院に行く。あまり所要時間は変わらなかった。
案内を見たら富雄にも同病院があることがわかり、こちらに通院していいか聞いて了承をもらう。
今度はもぐさを処方。耐えられる熱さだったのは意外。室内の匂いもこれだったんだ。

Jly.23
帰り際に発生したトラブルを仙人業で解決し、また飛んで家に戻り千葉へ向かったら 「急ぎなさんな」の思し召しか列車を乗り逃がしたりして結局特急に乗ったら、 もうじき運行終了の列車だって。落ち着いて柿の葉寿司を食い、京都駅で3分後の のぞみの切符を入手し、乗り込んだら700系だった^O^
確かに東海区間ではこっちの方が揺れが少ない。

Aug.2
ゆっくり帰奈し夕方に戻る。会社に寄ってから今度は富雄の病院へ通院。
マンションの一室をそっくり診療室に利用しており、こちらももぐさの匂い。
鍼をチクチクし、手の動きを見てはまたチク、という案配。最後のマッサージは、 凝りまくった肩の筋をゴリゴリやるのと同じ要領でもう痛いことときたら。 ちなみに腕の左右の筋肉のバランスが崩れている、との話。もむ場所は意外にも 筋の反対になる肘側。

Aug.4
通院。帰りに稽古先に顔を出してみる。

Aug.6
夜中、いきなり親指に激痛が走る。なんでかと思ったら翌日、壁を小さなムカデが這うのを見つけ、 これにかまれたためと判る。
鍼をさしたままぐりぐりしたような鋭い痛みだった。

Aug.7
朝から仕事を片づけ、昼間に通院。夕方に切り上げ、久々に郡山で稽古。
蚊がすごかった…多少動きをとちるが、聞けばT先生も越前合宿のあと、海外出張で同じく しばらくぶりだったって^O^;
自分用のおみやげの「豪酒」、オーストラリア米だけで作った冷酒は疲れのせいか 少し抵抗された気がする。

Aug.8
窓を開けて寝るもんだからいやでも早起き。
食欲がないので梨半分とカロリーメイトだけであとは堺の喫茶店で食べようとそのまま出発。
したら40分も早く来すぎて仕舞った:-)
さすがに早起きのナントやらで、喫茶に寄ってきた指圧な先生と話したりして、 先に体育館へ、ということでなんとセンチュリーに乗せていただいちゃう。
2回目ということもあり、空調の利いた道場で黙々。
受講者の中から示された手本も色々。 切っ先の動きが全然見えないほどの素早い抜き付け、そして全体の動きを見抜く宗家。
よく切っ先を鞘に残して引っかけてしまう切り上げでは、右手の動きを妨げて手首にひびかないようにと、 左手に意識を向けてやったら、 すんなり出来たようで、見ていた方からほめられてしまった。これってケガの功名??
3時過ぎには終わり、着替えようとしたら英信館の入門届けを出してね、 と言われて今度はY先生から「覚悟はいいな?」と言われて焦る。
ある事情が落ち着いてから返事するつもりだったんだわ。
今度は貸し切りバスで懇親会へ移動。なんとホテルの一室。
気分よく談笑。M先生からは「鍼治療の間は酒はダメよ」のお達しに T_T
宗家の「うちおろしても道理がなければむなしい」という感じの訓示、 身に覚えがあるなあ。なんとしても道理をつけねば。
話し足りないのか、道場の面々は駅前の居酒屋で2次会。哲学も出てきたりして。
難波に戻ったらば快速急行を待たずに特急に乗り込んで談笑の続き:-)
まさか難波から奈良へ特急で帰るとは思ってもみなかった^O^

Aug.11
通院の帰り、道場に顔を出してみる。
Fさんが関で刀を買った時に、段ボールで出来た「人形(ひとがた)」セットをもらったようで、 試し斬りの最中。
私は手首の影響もあり辞退したけど、模造刀でも刃先をきちんと運べば斬れる・_・;
早く治したい。

Aug.14
盆のさなかということもあり先生を含めて4人。
どういう風の吹き回しか、2段の私が初段と新人の前にたって手本を示させられる。 後で気づいたのだが、先生が弟子に刀を貸していたためでした。
当分は土曜の稽古のみになるか。

Aug.15
休み。涼しかったのと、久々の寝溜めをしてたら昼まで寝てしまった-_-;

Aug.18
通院。側面から見学するのもまた新しい発見。
稽古の後は、手首より肘側を氷嚢で冷やすのが良いそう。

Aug.21
前よりは楽に稽古が出来るようになったが、休んだ分、なまってるのを実感。
しかし浮雲の時のえぐり返しでうっかり手首を絡ませて痛みが走る。絡ませないようにしなくては。
肘周りにも軽い筋肉痛。バランスが変わってきたのかな?
家に戻り、細い丸棒を使って自習してみたらまたえぐり返しで痛みが走る。

Aug.28
通し稽古の後は立業4本。途中で少しバテ気味に-_-;。
西吉野の催事で買ってきた梨を分けていただく。
西吉野も午前からでかければ充分日帰圏だったのは意外。

Aug.30
通院。今度は前に使っていた丸棒を持参して、痛みの出る部位を再現。
鍼をさしてグリグリし、さしたまま再現してみたら嘘みたいに痛みがほとんど出ない。
もっと早いうちに再現してみるんだったか。まあ、あと一息。

Sep.4
手首の動きもだいぶよくなる。仕事の合間に鍼をいただいて、夕方には稽古。
久々にYさんも参加。素早い抜き付けも出来るようになったが、少し響くので自粛。
締めに独演。・・・また顔をつき出してる--;;
そろそろ水曜の稽古にいけるかな。おっと、入会申込書があるんだった。

Sep.11
昼間は腰の治療。吸い玉による診断で特にひどい所が判るという。
なんにせよ今の仕事、もう少し考え直さないと身体が持たないかも。
幸い稽古の方は問題なくこなせたが。納刀の時に柄を押し下げる癖を直すとのこと。
八重垣でもやってたとは。また意識して直さないと。
あといかり肩。そーいえば「肩こりしません?」って聞かれたっけ。

Sep.15
手首の調子もいいので久々に刀をしょって参加。
いまだに決まりきらない斜刀を直してもらう。首筋もしゃんと。
申込書の件を伺ってみたら「少し控えめにねえ」…うむむ。

Sep.18
指導者の免状をいただいたF先生との久々の稽古。
細かな動作の点検。

Sep.23
秋季行事は見送って難聴協会の行事に参加。
グランドゴルフは堅いクラブでボールを打つのだが手首にもろに響く。やるんじゃなかった。
22日は顔だけ。先生に実費で差し上げた安直仕立て替えの夏袴の事を聞いたら、 「もったいないので来年の行事までしまってありますわ」とのこと。
実際に着けて問題のないことも伺えたのはよし。とはいえ、人様にさしあげるのはこれが初めてなので、 ちゃんと形になっているのか見ておきたかった。

Sep.25
前日の3時までの仕事が響いて朝と午後に寝たものの、通し稽古ではあちこちボロが出る。
それでも気合を入れて集中して。とはいうものの、さすがに最後は力が入らなくなるT_T
3段以上は今度の全国大会に向けての稽古。

Oct.2
仕事の納期が過ぎてもまだ終わらない残務で手首酷使状態。
なもんでまた痛みがぶり返し気味。やっぱり完治しないのか?
先輩から所望された籐の余りをやっと見つけて譲渡。うまく巻いてくれるといいな。
介錯の切り下ろしが少しおかしくなってたのを指摘される。右手で振るからびびってた。
まだ暑さが残っていたが衣替えの気分もこめて、長甚平+紗袴は先週でおしまい。
と思ったら翌日から本来の秋に。

Oct.6
天気の変わり目と久々の水曜病で低調。バナナを食べて稽古先。
通し稽古ではさすがにむらが目立つが個別稽古になるとしゃんとなる^_^;
隣の新人と交互に行うのもけっこ緊張。もとい、これだと手首の疲れも少ないか。
切り上げをもっとゆっくり。休憩にバナナをぱくついてたら苦笑される。

Oct.9
社内研修合宿のためお休み。

Oct.13
簿記で手首が少し辛く火曜に久しぶりに鍼をさしたおかげか、快調。

Oct.16
久々の帰省でお休み。

Oct.20
前夜、ノートPCの故障が確定したため早退し、日本橋でVAIO N505ES を購入して帰りに寄り道。
背中に刀袋、手には最新ノートPCの箱という取り合わせのせいか、びしばし妙な視線を頂戴。
歩きづめだったので少し膝があそんでしまう。

Oct.23
バイクを出す時にへまして狭い路地でたおしてしまい、たまたま昼飯もまだだったために体力消耗。
来年の新春初抜演武の申込。
今度の橿原は7時までに入場、だって・_・;;
段ボール紙による人型の試し斬りをやらされる。手首への反動が心配だったのものの、 間合いを充分に測って斜めに振り下ろしたら、模造刀にも関わらずあっさりと斬れてしまった。

附込の動きを修正。切っ先がどうしてもヘロヘロと振れる。

Oct.27
橿原対策の稽古。

Oct.30
鼻で息をしていたのを口に切り替えたら静かになったらしい。とはいえ逆に喉がかわく。

Nov.3
珍しく日が変わる前に寝床に潜り込んだのに、 どうしたことか寝付けない!間の悪いことに水曜病が出たらしい。
それでも5時過ぎに起き出して紋袴で日の出前に出発…
したらバスは運転開始時刻よりも早すぎてまったく来ないT_T んが、余裕のおかげで6:10発に間に合う。
西大寺駅で乗り換えて発車する橿原神宮行きの特急を見たらT先生が乗ってる。
私は次発の急行でゆっくり寝て行こうと思ったが、 日の出の陽射しがきつくて全然寝られないかわり朝霧の田園光景を堪能。

準備をちゃくちゃく進めて、空いた時間には駅前探検。
宗家がみえ、先生と挨拶に伺ったら「練習に来い」と仰せられる。
…う、もうお耳にお入れとは恐れ入ります、、、入会届はいつでも出せるんだけど^_^;

今回も3桁くらいの人数が集まり、ぞろぞろと橿原神宮参詣。これが冒頭の写真。
4ヶ月も日曜の稽古を休んでいると、日曜に稽古されてる方の上達ぶりがよくわかる。
で、私の番。例によって順番が飛んだりしててとまどうがフォローをいただいて。
呼吸法を変えたばかりなのが災いしてか上がりっぱなし。
それでも自然に身体が動いてるとは意外。

午後は七段以上の先生の演武。同じ流派とはいえ、色々な動きがあるもの。
じっくり見る時には息を潜めて喉がカラカラ。
去年から気になってた補聴器使いの方を先生に尋ねたら、使いだしたのは数年前からとのこと。

トリを飾る宗家の演武。
横薙ぎの刀は玉をも転がさないかと思う程の水平さを力強く示す。

夕方は遠路のI先生を交えて八木駅前の小さな居酒屋を独占して談話。
私が通っている2つの道場は連携がよく出来ているそうで、 相乗効果もあってか評判がいいらしい…
ついでに私も四段に近い?上がりっぱなしでメタメタだったのに?
斬り降ろしの軌跡を誉められてるのをやっと確信できたけど、 今までの稽古中の先生がたの話の様子からは伺いきれなかったんだ。
もとい、斬り降ろしに関してはここんとこ注意をもらってなかったんだ、これで納得していいのかな。

ひとまず精算を済まして、T先生に「3月の時に話された、上段構えへ移る時の癖は如何でしょう」
と振ったらまた話し込んでT先生が酒2杯の追加注文^_^;
よほど店の奥さんに気にいられたのか、なんとこの酒代はおまけしてくれた:-)
先生によって真剣を持たせる時期がまちまちなので伺えば「危険でないと判断できれば持たせる」 ということは、もう持っていいんだ…。

帰りは各駅停車でのんびり。宗家との挨拶で頂戴したお言葉の件を伺ってみる。
「君の自由だが覚悟はすること。泣き言は言えまい」
…う〜みゅ、ここは見学だけでもしておくべきだろうか?見学だけ、ではナンだし、
かといって行かずの不義理をいつまで続けるわけにはいかないし。
道場そのものとの相性というものもあるかもしれず、で判断がつかない。
ゲシュタルト崩壊@筒井順慶(実存する精神学用語)、という所で先生とおわかれ。

Nov.4
もう既にKさんから「もう更新していてびっくり」のメール。
一部を修正。

Nov.6
奈良県知事選挙準備のためお休み。部屋を掃除して字幕シンポジウムの準備へ。

Nov.10
逆光がひどくてあまり出来が良くなかったのだが、ともあれ厳選して昇華印刷して持っていこう。
八重垣と月影をしつこく。追求に終わりがない所はソフトウェアと似たものか。
呼吸を工夫するが「演武の間はましだけど、待つ間の息が大きいぞ」…しくしく。

Nov.13
大台ヶ原へ行くつもりが寝坊のため明日香村止まりに。
夕食を先に済まして道場へ。
そのせいかいつもより熱が入り、11月なのに汗がこめかみを伝う。
模擬演武を求められるが、途中で息が上がってしまう。
先生の背後に幻影を立てるんじゃなかったかな。

Nov.17
某社のフォト印刷用はがきを購入し、やっと写真を昇華でプリント。
チリに気をつけないと一緒にひっついてしまう^^;
月影。正面抜き付け。知らないうちに自己流が出てくる。呼吸に一苦労。

Nov.20
字幕作成国際ワークショップ参加のためお休み。

Nov.21
秋季宗家講習会。
前夜のうちに新幹線で帰奈。なんとか寝付いた翌朝、W小学校の体育館へ向かう。
目前の交差点でなぜか回れ左して目につくW中学校に来てしまった。こちらは長刀大会。
ぐるっと回ってやっと到着した頃には準備がほとんど終わってた--;
同じように間違えた人も何人かいたみたい。
昼になるにつれ暖かくなり、まずまずの稽古日和。
7月の越前合宿の写真を頂き、挨拶に伺ったらば23日は英信館の納会。
…で、順慶、ついに決断。
立膝まで通しておしまい。上段に構える時の切っ先の移動に気をつけよう…
段外のKさん、宗家に招かれて一番前で色々教わってらして何より。

印象に残る一瞬:受け流しの鞘離れ。

Nov.24
右手でのトラックボール操作からやっと解放される。
呼吸を視覚的に説明するとしたら線香か、はては鼻の先に糸を垂らすか…

Nov.27
このところ冷え込んできたためか3人かと思ったら途中から参加ありで6人。
呼吸で悩んで尋ねたら(鼻で)吐く時に聞こえるとのこと。
やっと封印を解かれた気分。
月影:振り降ろしてくる腕を刀で留める形、よく考えたら腕にもそれなりの防具をしてるんだった。

Dec.1
少し遅れて参加。立ち業の見直し。

Dec.4
紋付きから着替えてまた向こうで着替えるのも勿体ないので家で稽古着に着替え、バイク防寒して向かう。
袴の裾が尻の下に偏ってモコモコ。
少し風邪気味だったせいか目線がぶれる。

Dec.8
基本に立ち返って。
月影で左膝を浮かすのには全然気づかず。型の追求に終わりは無い…。
吐息チェック。息の音する都度、指さし。息が上がった時に目立つらしい。

Dec.11
床が冷たくなってくる。リキを入れてみるが後半から少し力が抜けてくる。
模擬演武では少し変えた月影の披露。息づかいをもう少し考えよう。

Dec.15
20時前に到着。1時間ちょいの稽古であるが、じっくり集中。とはいえ18時にバナナ1本だけではきつい。

Dec.18
寒いので電車で向かい、18時に着いたらちょうど先生も後からクルマでお出まし。
Nさんが久々に参加…と思ったら3人だけ。8月の4人をさらに更新^_^;
人数が少ないときは私が前になるのかどーか、正座の段を私が前で示すハメに。
参加申し込みをしてた来年の初抜大会の祝賀会の案内を見ると、15日。
あれ?と聞けば、初抜大会の前夜。あわわ、前日の稽古がでけへん。
Nさんいわく「来年の初抜き大会、上位を狙うんだろ?」
「以和貴会のNさんも同じ2段なので、どーなるかわかりましぇん」
奥居合を通した後、先生が不調のためか1時間早く切り上げ。
もうひとこと「刀が軽いんだろ、早く真剣にしなせー」
…23日の納会の時に伺ってみるかしらん。まだ早い、という先生もいるので思案のしどころ。
(ここでもまた順慶、がでてくる)

Dec.22
少し早めに仕事が終わり19時半に到着。今回は通しのみ。冷えるなあ、と思ったら冬至。
駅の名前を確認。夏の合宿は朝早かったので覚えてなかったのだ。

Dec.23
1時からとのことでゆっくり準備してJRで堺市の英信館へ。連絡が特になかったのが不安。
準備万端、と思ったのに、平野を過ぎた所で届けの用紙を置き忘れたことに気づいてしまう。
途中の駅で乗り換えたらO先生と乗り合わせ。到着してみるともう何人かが来ている。
さっさと着替えて申し込みの列に並んでると、宗家が見えてご挨拶。
出席連絡が届いてなかったようで、許状は今度の初抜大会に渡されるとのこと。はりゃ…
開会の式で待つと名前を呼ばれて前に出る。あう、心の準備がT_T
演武では進行の少々の変更が読めず、戸惑いが大きく、あまり会得したものができず。
各々の申告の声が判るといいんだけど…進行さんの声はよく通るので判る。
宗家の演武では三面にカーテンを引いて場内を整える。

またも息を詰めて息音が。隣の先生に「どこから音がしてるんだろう?」な顔を。
英信館の納会が無事に終了し、次は忘年会。
本部の運営報告のち、乾杯。そういえば昼ご飯を食べるの忘れてた。
明日のことを考えて程々に飲んで食べて、話していると隣の先生が筆談してくれる。
こちらも難聴と伺い、「話は勘で把握してるよ、長く続けなさい」と。
少ししてほろ酔い加減のT先生が寄ってきて「来年の初抜大会の前日が祝賀会だもんで稽古できないー」 と泣いてみたら「ちゃんと稽古してれば大丈夫」。それはそーだけど。
病院の紹介をしてくださったM先生の所は談話中で、待っていたらI先生が話しかけてきて、 手首の件で「引き回しの時は左手。右手は添え手になる」と。刀の軽重はあまり関係しないらしい。
解散時にはN先生が険しい顔つきで「月1回必ず来ること」と申しつけられる。
毎週、ではないのが救い。
途中でT先生が見えなくなったので聞いたら飲み過ぎて休んでる。のに、また二次会。
珍しくカラオケも数曲。やっと解散と思ったらすっかり千鳥足の御仁の付き添いで、 またも近鉄特急でお帰りー。
こんな時間でも結構乗ってきたのは意外。

Dec.25
終い天神から帰って布団を取り込んで庭を掃除して、バイクを走らせたら、珍しく一条通りが空いてる。
学校についてみたらY先生と私だけ?と思いきや後から2人と2人。
休憩の後、Nさんの指導。意外な癖を的確に指摘してくれてありがたい。
「動作が速すぎる、もっとゆっくり。」は目から鱗。私の性格を如実に現していたってことか?

Dec.26
合同の納会。用事もあり遅れて11時着。結構な人数!
通し稽古に参加しそびれたものの、休憩時間に軽く数本。
段外からの順番を待つまでの間にかなり冷える。
ゆっくり、を意識してたけど、後半が辛い。最後で引き足を間違えた…
午後からは忘年会。
Mさんの全国大会優勝(Oct.17:未記載)の秘密は剣舞に。もっとも、そのために居合との区別が不完全とはまた難しい。

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