横田<miskij>萬や 鉄騎馬


HONDA NS125R (1987)


NS125R in 外房の某喫茶店前にて

Adriatico(アドリアティコ)の愛称を持ち、イタリアホンダがイタリア各社のパーツをおごった スペシャルバイク。
当初は物品税込みで37万円、その後34万円(税別)になる。

日本には500台

原付免許だけでは免許が持たないので自二免許を持った方がよかろう、と手始めに125cc。
これを入手するのに5回くらい涙を飲んだ。
1回目、ウィングI店で展示されており、バイト代も入っていよいよ購入、と思ったら一足先に売られてしまった。
なかば自棄になり、懇意の店でアテ馬ということでRG125Γを購入したのだが、諦めきれず。
2回目、ウィングJ店で中古が置いてあり、店長のすすめもありかなり迷うが指をくわえる。
3回目、上野の店(Not 光輪)で雑誌に広告が3ヶ月も出ており、買ってみようかと行ったら売られていた。
帰りの環7でNS125Rに乗る女性とすれちがう。
4回目、個人売買コーナーに出たが一足遅かった。
5回目、町田のS店で中古現状渡しがあり、速攻で購入に至る。
数日前に転倒事故をやらかし、右膝を大きく怪我していたが、痛みを押して出かける。
タンクに凹みはあるわ、中は錆だらけだわ、ロアカウル左右なし、とまあひどいものでしたが。

お気に入り

良くも悪くもイタリア車のテイスト。
必要十分なダブルクレードル、白塗装。
柔らかい感じのするフルフェアリング。運転席側は左右の空白を埋めるパネルが装備。
写真うつりが難しい緑マスク。
ボリュームのある赤シート。
グラブバーを左右に装備。
センタースタンドも装備。
170km/h の線まで引かれているスピードメーター(これは伊達ともいう)。
最高で140km/h出れば十分。ゆっくり走ってもそれほどストレスを感じない。
制動力たっぷりの前輪ダブルディスク。
非常に明るいウィンカー。

疑問

電装はCEV製、電球はセラミックのカプラに電球をはめこみ、カプラごとライトケースに装着する。
少なくともH4型でもヨーロッパ球(H4の鍔を一回り大きくしたもの)でもない。
チューブタイヤ。もっとも、チューブもピレリ製。
脱着が難しく、また胃袋よりも複雑な形の2ストオイルタンク(注ぎ口から底が見えない)。
店によってはNS125FとかNSR125とかいわれたりする。
前代にNS125というものがあったらしい(ベスラの対応車種表より)

TIPS

ロアカウル左右セットで3万円したっけ?結構厚みがあります。
ライトケースはIPFの同サイズに交換。(左右の)光軸調節機構なんてシャレたものは省いた。
タイヤは国産の1サイズオーバーを使用。チューブは最初のピレリ製をそのまま継続。
フェンダーにタイヤの端が当たるのでフェンダーを修正、リアについても同様。
マルゾッキのリアサスは4万5千円(まだ備蓄があったんだ)。
ボアアップキットはpolini,marossiから出ている。160〜180cc。
ブレーキパッド
前輪:VD-152(ベスラ)2枚セット×2 4300円 NS125R専用 フェロードからも出ているらしい
後輪:VB-101(ベスラ)なんとゴリラのものと共通

そういえば10周年

だからという訳ではないのですが、ボアアップを施して高速道路okに更新予定。

その後のNS125Rシリーズ

NSR125raideen:ネイキッド。赤男爵で購入可能だが、日本で走行してるのは見たことが無い。
NSR125F:イタリアンカラーの日本限定版。シートは緑色。
NSR125R:NRばりの豪華モノに変身。


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