シドニー五輪結果              勝敗表はこちら


1.予選D組

  南アフリカ戦     9月14日(木)  18:00〜
メンバー
GK:1楢崎正剛
DF:2中澤祐二、4森岡隆三、16中田浩二
MF:12酒井友之、8明神智和、6稲本潤一、10中村俊輔、7中田英寿
FW:13柳沢敦(78分14本山雅志)、17高原直泰
キャプテンは森岡


日本は不調の松田をはずし、森岡をフラット3の真中に持ってきた。
FWは、柳沢と高原のツートップ。
南アフリカは、直前の親善試合でクウェートと引き分けだったことから、あまり評価が高くなかったが、その身体能力の高さは、さすがアフリカ勢。
フォーチュンを中心とする攻撃力は、速い突破で、再三日本のゴールを脅かした。

立ち上がりは、日本の良い組み立てがあって、決定力があればゴールを奪えるシーンが何度もあったが、初戦のせいか、力が入ってはずしてしまう。
反対に、前半31分、Bマッカーシーが巧みなフェイントで右サイドからセンタリング、ニアでノムベテがヘッドで合わせ、ファーサイドのゴールを許してしまう。

日本は中田にボールを集めるものの、パスをカットされてしまって、うまくつなげない。
俊輔は左サイドで、あまりボールに触っていない。
そんな中、44分俊輔が中央やや左でFKをGET。
このFKを高原が頭で合わせてゴ〜〜〜ル!!

ファインゴールだ。前半中に得点して良かったぁ〜〜!!

後半は、防戦一方。俊輔が最終ラインまで来て守っている。そのおかげで、2点は
止めたと思っている。
ナイスだぁ〜〜、俊輔!
一方日本はカウンター攻撃が出来てきている。攻めさせていてカウンターを仕掛ける。これも戦術だ。
そして79分。ヒデのドリブルから、タカへ絶妙のスルーパス。これをタカが冷静に決めた!
ゴ〜〜〜〜ル!! 逆転!!
ヤナギと交代したもとやんが、流れを引き寄せた感じだった。

あとは守るだけ。ロスタイムが5分もあって、はらはらしたが、なんとかしのいだ。
これで勝点3!
幸先の良い勝利だった。


      日本   2―1   南アフリカ
      高原 44分(俊輔)            ノムベテ 31分(B.マッカーシー)   
        高原 79分(中田)



   スロバキア戦     9月17日(日)  18:00〜
GK:1楢崎正剛
DF:2中澤佑ニ、4森岡隆三、16中田浩二
MF:11三浦淳宏、8明神智和、6稲本潤一、10中村俊輔(78分14本山雅志)
  7中田英寿
FW:13柳沢敦(53分12酒井友之)、17高原直泰(89分9平瀬智行)
キャプテンは森岡


この一戦に勝てば、決勝トーナメントに進出という大事な試合。
立ちあがりからスロバキアは守備を深くして守っている。
守ってからのカウンターというのが、手に取るようにわかる。

前半から何度もチャンスがありながら、得点することができない。
そんな中、後半22分、今日先発のアツが左サイドの突破から、正確なクロスをゴール前に入れ、それを詰めていたヒデがゴール右にヘディングシュート!!ゴ〜〜ル!!
ドンピシャのナイスゴールでした。
さらに29分には、日本のカウンター攻撃で、タカがキーパーと1対1になる絶好のチャンス!!タカはキーパーの股間を抜くシュートを放ったが、キーパーに当たり、ボールの勢いが弱まりました。そこへものすごい勢いで走ってきたのが、イナ!
イナはDFより一瞬早くボールを蹴り、ゴ〜〜〜ル!!
試合後のイナ談。「タカがはずすと思って、駆けて来た」う〜〜む、そのあうん(?)の呼吸はすごいぞ!
タカもそういう、フォローをしてくれる人がいるかと思うと、気負わずに確実に蹴れるんだよ、感謝しようねっ!

なおも日本の攻撃は続いたのですが、後半33分には、なんと俊輔がもとやんと交代!
えっ、なぜ〜〜!!
そんなぁ〜〜、なに考えているの?、トルちゃんは!!
そういう目で見ていたから、攻撃が減り、防戦一方になった日本は、采配ミスとしか写りませんでした。
その結果、38分にポラツィクに決められてしまいました。
そしてなおも続く、スロバキアの攻撃。。。。。
心臓に悪いよ〜〜〜、俊輔を出すからだぁ〜〜!

試合終了のホイッスルが鳴り響き、勝点3の勝利をもぎとり、これで決勝トーナメントへ進出できるはずだったのに。。。
ブラジルが南アフリカに負けて、進出決定はブラジル戦に持ち越しです。はぁ〜〜〜〜。
せっかく勝ったのに〜〜〜。こんなにがっかりした勝利は初めてです。
ヒデも森岡も出場停止だからね〜〜。
でも、俊輔が夢にまで見た、単独司令塔です。私は私で期待しているから、がんばるんだよぉ〜〜!!
    日本   2−1    スロバキア
    得点  67分 中田英寿、              83分  ポラツィク
          74分 稲本

 

  ブラジル戦     9月20日(水)  18:00〜

メンバー
GK:1楢崎正剛
DF:2中澤佑ニ、5宮本恒靖、16中田浩二(70分3松田直樹)
MF:12酒井友之、8明神智和、6稲本潤一、11三浦淳宏、10中村俊輔
FW:13柳沢敦(80分9平瀬智行)、17高原直泰(89分14本山雅志)
キャプテンは宮本
引き分け以上で決勝トーナメントへ進める日本と、絶対勝たなければいけないブラジルとの戦いは、ブラジルの圧倒的なボール支配で始まった。

立ちあがり、すばやい動きで日本の陣営に入り込んでくるブラジルに、日本は防戦一方!何とか守ろうとする日本に、前半5分、ファビロ・アウレロの左からのクロスにキャプテンアレックスが飛び込んできて、ヘッドで合わせて左サイドネットにゴール。
あっという間の先制!

時間はたっぷりある。けれどもブラジルは攻撃の手を緩めない。ブラジルのボール支配が続く。
序盤こそブラジルのペースだったが、日本はだんだんとリズムが出てくる。
が、FWと司令塔の俊輔にはきっちりとマークがついていて、すぐに囲まれ、仕事をさせてもらえない。
そんな中、ゴール正面30mくらいの離れた地点で、FKを得た。キッカーはもちろん俊輔!
そのキックは、左ゴールポストを巻くようにして、外から入ってきた。
強さと言い、コースと言い、申し分ないFKだったが、やはり距離がありすぎた。でも、そのワクを狙ったキックは見事だった。
前半はシュート数が2本だけだった。

後半に入ると、ブラジルの運動量が落ち、日本のチャンスが生まれてきた。
それでも単発で、ブラジルからの決定的なチャンスは生まれない。
俊輔はというと、ボールを持った時点で誰にパスを出せばいいのか、味方のフォローがあまりなく、孤立していた。そうして、パス出しが遅れたり、バックパスを多くしていた。パスが味方に届く確立は、後半は78%という高い数字だったが、それはバックパス多用のためだったのではと思われる。

試合は、押し気味に行ったものの、決定力がなく、試合終了となった。
ブラジル戦での司令塔とい大役を果たした俊輔は、試合後にヒデに、もっと周りを使えとのアドヴァイスを受けていた。
確かに、自分でなんとかしようという姿勢が現れていて、ダイレクトパスが少なかった。
これが俊輔の今後の課題だろう。フリーでボールを持った時、周りの状況がよく把握できている時は、ホントにいいスルーパスができるんだから、それがダイレクトでできるようになれば、ワールドクラスの選手になれることも夢ではない!
これからも応援するから、がんばってね〜〜〜〜っ!!
     日本   0−1   ブラジル
                             5分  アレックス
2.決勝トーナメント

  アメリカ戦

もぉ〜〜〜〜っ、残念で悔しくて、書く気が当分起こりません。
中継が見られなくて、ビデオだったから、なおさら。
全部は見ていないしね。
そのうちこういう試合だったんだと思えるようになったら、upします。