Setup.

MrSetup_設定手順

 
  ■収録ファイル
  • ダウンロード後ファイルを実行して下さい。(自己解凍形式ファイルです。)
  • ファイルを展開後以下のファイルが生成されます。
    1. Setup.exe         ★インストーラ本体。(必ず必要なファイルはこれだけ!)
    2. Setup.bmp        ←インストーラ画面のイメージを差し替える場合に使用。(無くてもよい)
    3. ReadMe.txt       ←解説用ファイル。(不要)
 
 
なんと!簡単。フォルダにコピーして実行するだけ!
たったこれだけでインストーラができてしまう。
 
 ■インストーラ設定の準備
  • 自作アプリケーション一式の動作確認をする
 自作アプリケーション又は一般的なアプリケーションで作成されたデータファイル等が納められているフォルダ内を確認します。
 以下の点について重点的に確認してください。
  1. 正しく動作するか?(一般的なアプリケーションで作成されたデータファイルをインストーラで配布する場合は、相手先のマシンにも同じアプリケーションが組み込まれていることが前提です。)
  2. ウインドウズのシステムフォルダ(\Windows, \Windows\System32, \Windows\System 等)内に依存しているファイルはないか?(ある場合は、配布が必要なものであれば自作アプリケーションフォルダ内に納めて、インストール時にシステムフォルダへ転送という手順で設定します。)
  3. フォルダ内のファイル属性を確認しておく。(属性はどの様に設定されていてもかまいませんが、読込専用、隠しファイル等があるかを把握しておいた方がよいでしょう。)
 

 ■インストーラの設定

  • Setup.exeファイルをコピーする
 
 
  • Setup.exeファイルを実行する
 
 動作全てがOKであれば、エクスプローラを使って自作アプリケーションのフォルダのトップ(頭/ルートディレクトリ)へSetup.exeファイルをコピーします。
 
 
 
 
 
★Setup.exeの起動は
エクスプローラでファイルを
ダブルクリック!
 
 
 Setup.exe 初回起動時は、セットアップモードで起動します。
 セットアップを完了し登録を了すると、Setup.ini ファイルが作成されます。
 次回Setup.exe 起動時は、インストールモードで起動します。
 
 
  • インストーラセットアップ画面の編集をおこなう
  1. タイトル登録(このタイトルがアンインストール時の プログラムの追加と削除で表示されるリストの項目名となるので、将来的にも変更のないようにタイトルを考えてください。
  2. バージョン番号登録
  3. インストール情報を編集
  4. 起動プログラムを選択(自作アプリケーションの最初に起動するプログラム又はファイルを指定します。通常デスクトップやスタートメニューへのショートカット登録はこのファイルにリンクします。)
  5. 初期化ボタンは、インストールファイルを 追加した時や削除したときに再設定します。
  6. 登録時のオプション設定(インストーラが起動したときにチェックを入れておきたい項目を選択しておきます。なお、コンテキストメニュー送るのチェックについては、チェックを付けない場合は インストール時には選択できないようになっています。
  7. 会社名等の登録(デフォルトでは MARCOM Softとなっていますが、遠慮なく変更してください。)
  8. 遅延時間の設定(インストール時間を遅らせます。時間がかかる様に見せるため。 ただし、本当に時間のかかるインストールの場合は"0"に設定してください。
  9. 再起動オプション(インストール後にマシンを再起動するか否かのメッセージを表示する。 再起動が必要な場合は指定する。
  10. 背景表示オプション(インストーラ起動時の画面背景を ブルーバック表示する。)
 設定が完了したら『登録』ボタンをクリックする。キャンセルは『中止』ボタン。
 
 
 
☆タスクバーのクイックランチとは、スタートメニューがあるタスクバー上の左側に表示されているアイコンの登録エリアです。
ここにアイコンを登録しておくと、プログラムを素早く起動させることができます。
 
☆コンテキストメニューとは、エクスプローラのファイル上で
右クリックしたときに表示されるメニューのことです。
 
ここまでの作業でインスト−ラのセットアップは完了しますが、
更に高度な設定を必要とする場合は次項に進みます。
★高度な設定ボタンは次項で説明★
 

 ■高度な設定オプションを使う

  • 更に高度な設定も登録してみよう!
 右のダイアログボックスの登録は任意です。登録してもしなくてもかまいません。省略した項目はデフォルトの設定が選択されることになります。
  • インストール先フォルダを任意に指定
 初めてインストールするマシンについてのみ有効です。二回目以降のインストール時には、既インストール先となります。
  • 実行ファイルのショートカット名
 省略した場合は、実行ファイル名がショートカット名となります。
  • プログラムグループ登録フォルダの名称
 上記と同様に省略した場合は実行ファイル名がフォルダ名となります。
 登録する場合は、将来とも変更がない様に名称を考えて ください。
  • プログラムグループへの登録ファイル指定(実行ファイル以外)
 実行ファイル以外にもプログラムグループに登録したいショートカットファイルがある場合は、ここでチェックを付けます。
 なお、フォルダにチェックをつけても無視されます。
□デスクトップにも登録:をチェックすると、ここで指定したショートカットの登録項目と同様の内容でデスクトップにも登録されます。
  • プログラムグループへ登録するショートカットファイル名を編集
 上記で選択したプログラムグループへ登録するファイルを『更新』ボタンでリストボックスへ表示し、更にリストの名称をダブルクリックでショートカットファイル名を編集します。
  • 全てのショートカットに作業フォルダを指定する。
 インストールしたアプリケーションファイルを呼び出すためのショートカット全てに作業フォルダを指定したい場合はチェックします。
 指定できる作業フォルダは、ショートカットのリンク先フォルダのみです。
  • ウインドウズのシステムフォルダへ転送するファイルの指定
 ウインドウズのシステムフォルダは『\Windows』フォルダとなります。  
  • インストール後の起動ファイル指定
 再起動オプションを指定した場合は無視されます。
    • インストールしたアプリケーションの起動
    • その他に起動させたいファイル名の指定
 ReadMe.txtファイルなどを指定します。
 
 
 
  • 起動オプション指定:を使用するには
 インストールしたアプリケーションを起動する(実行ファイル)をチェックした場合は、起動時のオプション(パラメータ)を指定することも可能です。
 起動オプション(パラメータ)とは、プログラムを起動させるときにプログラム名の後に付ける文字列のことです。
 
 (例) ProgNmae.exe -s -d:100
 
  ただし、起動するプログラムの側も、パラメータを受け取れる様に作成する必要があります。(あたりまえですね。)
   なお、起動オプションについては MrSendMsg/ オンライン壁紙式掲示板 に設定した例があります。参照してみて下さい。
 
 
(参考)
ウインドウズはディレクトリパスを指定しないでライブラリファイル等を参照した場合は、以下の順でファイルを捜します。
 @起動ディレクトリ
 Aカレントディレクトリ
 B\Windows\System or \Windows\System32 ディレクトリ
 C\Windows ディレクトリ
 D環境変数pathに指定されているディレクトリ
 
 
 以上でインストーラのセットアップは完了します。次にSetup.exeファイルを起動すると、 インストールモードで動作します。
 インストールファイル一式を配布する場合は、CDーR等の大記憶容量メディアにフォルダごとそのままコピーして配布する方法( 隠しファイルが含まれている場合はコピー時に注意!)や、圧縮ファイル形式で配布するか、キャビネットファイル形式で配布するかはユーザの側でご検討ください。
 圧縮ファイルの形式で配布する場合は、別途圧縮ユーティリィティプログラムが必要です。フリーウエアで色々なものが出ているのでご自分で使いやすいものをお選び下さい。
 ちなみに、MrSetupを使ったインストーラの使い方の例が ここにありますのでダウンロードして設定方法を確認してみてください。
 

  • インストーラ画面の画像を差し替えるには?
 
MrSetupファイルをダウンロードしたときに添付されていたイメージファイル(Setup.bmp)を利用してください。
 イメージ編集ツールなどを利用して図案を編集してください。
 このイメージファイル(Setup.bmp)をインストーラSetup.exeと同じフォルダにコピーしておくだけで、インストーラ画面の画像が差し替えられます。
 なお、Setup.bmpファイルのサイズで丁度枠内に収まる様に設定しているので、画像ファイル編集時にサイズ変更は行わないでください。
 
  • 一度登録した後に、再設定する方法は?

 

Setup.exeファイルを起動するときに、『-s オプション 』を指定すると 再設定モード で起動させることができます。
 具体的には以下の様にします。
  1. エクスプローラで自作アプリケーションフォルダのトップにコピーされているSetup.exeファイルにマウスで右クリックし、ショートカットを作成する。
  2. 作成されたショートカットファイルを自作アプリケーションフォルダの外へ移動する。(この場合は、Tempフォルダへ移動する。)
  3. 移動したショートカットファイルにマウスで右クリックし、プロパティを開く。
  4. 右の様にショートカットタブにあるリンク先(T)に記述してあるプログラム名の後に、-S オプション を追記し、Okする。

 これで、再設定をおこないたいときは、自作アプリケーションフォルダの外にあるSetup.exeのショートカットを起動させればOkです。

 
 
(※)MrSetupを使うと、インストール制限のかかっているパソコンでも下記条件を満たせばインストールすることができます。
                        (OS、制限の設定の違いにより異なる。)
  • インストール先のフォルダ作成等の更新権限があること。
  • インストール時にWindowsのシステムフォルダ(\Windows)へ一部のファイルを転送する場合は、Windowsのシステムフォルダの更新権限があること。
  • レジストリD/Bでプライベートプロファイル以外の更新が可能であること。(レジストリD/B更新不可であってもインストールは続行できます。ただし、その場合はアンインストール機能が使用できません。)
 
 
 

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