鮎〜夏ストーリー良い表情しますよ、この娘は、特に海
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※この作品は、実際にプレイした内容を元に、創作を一部加えているようないないような・・・。
 ともかく多分にネタばれを内包且つ曲解、文が走る、途中を端折る等など実施されているので、
 「私、まだ未プレイなんです、出来れば真っ白な状態でいたいんですが」
 という方や
 「俺の方が上手い文章を書くぜ!」
 という方、更に
 「せっかくだから、俺は自力でクリアしてみせるぜ!」
 まさかとは思いますが、
 「参考にしてもクリア出来ねーぞ!!」
 という方、この他にも、
 「俺の鮎を辱めやがって」
 と、デフォルトで判断するかもしれない御仁は、
 読んだ後の反応を見るのが恐いので見ないほうが良いんじゃないの?
 と、要らん世話まで考えちゃった・・・・・・。
 うーん(
 ともかく笑って許せる方のみ読むのが吉でしょう。

ここから本編
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二日目
昨日初めて僕はこの北の地、北海道にやってきていた。
従妹の琴梨ちゃんのお宅にお世話になっていて、
今日はその子の案内で札幌観光にやってきていた。
コースは旧北海道庁、時計台、大通り公園、そして狸小路だ。
そしてこの出会いは狸小路から始まる・・・・。

「あれ?琴梨じゃないか。」

そう、彼女は琴梨ちゃんの友達だった。
明るく面白そうな娘(コ)だなぁ・・・・、と言うのが第一印象だ。
琴梨ちゃんに、僕の事を聞いている、全部聞こえてしまっていたが、

「鮎ちゃんの声、大きいから、全部聞こえちゃってるよ。ね、お兄ちゃん。」

ゔ〜む、本人内緒話を装っていたようだし、

「はて?何のことやら」

とわざとらしいボケをする。
鮎ちゃん本人は、それをすっかり信じ込んでいたようだが、
社会に出た後が大変・・・・・・・・、かな?
と、この時点ではそんな風に思ってみる。
この後須貝ビルでゲームとカラオケで遊ぶ事になった。
鮎ちゃんはクイズゲェムが得意と言う事で、早速挑戦。
出題数は10問、負けたものは語尾に「ぷう」を付けねばならない罰ゲェム付きだ。

負けるわけにゃあ遺憾(イカン)、エエ歳こいたおっさんが、
飲み屋のネーチャン王様ゲェムやったときの下僕じゃねぇんだ。
可愛い女の子が言うなら洒落にもなるが、こんな30代に見えるおっさんが、


「そろそろ何処かに行くぷう

なんて、お天道様が許しても、俺なら死ぬね!!!
とまぁ、意地が勝ったのかなんなのか、結果はなんと
60点TOP
普段は「休まず働かず」をモットーに、必要最低限の事しかしない俺様ちゃんでも、
意地を張らねばならないときには、張ってますよぉ、こんな時だけ
因みに、この罰ゲェムを受ける事となったのは琴梨ちゃんであったと明記しておく。
処で琴梨ちゃんよ。
シューティングゲェムやった時の、

「頑張って、お兄ちゃん

って、そのぷうの言い方、むっちゃ腹立ったんだけど・・・・。

さてお次はUFOキャッチャーだ。
さてお二人とも何がご所望かなぁ?
鮎ちゃんは天使、琴梨ちゃんはパンダっすか。
よっしゃ、おいちゃんに任せい!!
・・・・・、とまぁそんな訳で天使(え〜んジェルとか言うらしい?)を一個何とかげっちゅー。
まぁ欲しがってたし、鮎ちゃんに差し上げましょう。
琴梨ちゃんには悪いけど、この埋め合わせは・・・・・・・・・・、(汗)
どこかで考えよう(溜息)。

続いてカラオケに突入。
途中眼帯娘にインネンつけられるが、琴梨ちゃんの反応にあきれた様に去っていった。
琴梨ちゃんの説明を聞いたならば、

「なにか寂しそうだったから」

だそうである。
ふーん、次回は気をつけてみよう。
(次回って何だ?)
さて、話は進む。
この後が人生の大きな転換点である。
全員でカラオケに移動になったとき、入ったカラオケはいきなりセガカラ。
なんかこう、鮎ちゃんが勝手に決定しているのだが、
別にDAMでもX2000でもJoyでも良いではないか(孫悟空は不可)。
まぁ事情を考えれば仕方が無いのだろうが(笑)
セガカラって、俺が歌える曲って無いんだよねぇ・・・・・。
それにしてもである。
私をカラオケに連れて来たのは正解だぞ。
特にオイラは「人間ジュークボックス」の名を欲しいままにしているだけあって、
マイク握らしゃ日本でもナンバーワンだ。
(おいおいおい)
まぁよい、ともかく歌わせろ歌おう、
最初は鮎ちゃんだ、曲目は「魔法にかける魔法」らしい。
(後日CDにて確認)
結構さわやかさん系なんだな、チミってば。
まぁ初見からそうだとは思っちゃいたけど。
次は琴梨ちゃんらしい。
なんでも鮎ちゃんが勝手にリクを入れたらしい。
よく歌っている曲らしいが、ちょっとスパンがあったようで、必死に思い出したらしい。
しかしねぇ、琴梨ちゃん。
良くある事だとは思うんだが、
普段の会話からは全然想像できなかったっすよ。
(歌を歌ってるときと、普段の会話のギャップが)
因みに曲目は「恋のダンシング」だ。
(後日CDにて確認)
さて、今度は自分の番だな・・・・・・・・、ってオイっ!
オイラも自分で歌う歌は決められんのかい!
なぁ、鮎!
とまぁそんな訳で「ひこうき雲」とか言う曲を歌う羽目になったが、
知らんぞ俺は、しかもマイクはどこじゃい。
え?キーを押せ?
一体何処のさ?
ああっ?!もう曲始まってるよ!!!
で、俺はまだ、このキーの割り当ては、

武器交換(X)」
発射(A)」
照準器(Y)」
ロックオン(B)」
バーニヤ(L)」
防御(R)」

としか覚えてないぞ!!!
一体どぉしろとぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!

いいんだよ、鮎(何時の間に呼び捨てになった?)、

「この機械ちょっと調子が悪いんだ」

とか言わなくたって、琴梨を攻略したとき(攻略って何?)に比べれば、
五倍だよ五倍
誰が文句を言うもんかいな。

個人的に盛り下がったところで、琴梨ちゃんがジュースをこぼす。

「シミになっちゃうから」

と言いながら席を外す。
うむ、見たところコーラらしいが、個人的には
「No Coke Only Pepshi!!!!」
(By 故ジョン・ベルーシ)
な人なので、えーとまぁ・・・ともかくだ・・・・・・・、
あーーーーー、以上。

ここでいきなり鮎ちゃんが質問をぶつけてくる。
内容は琴梨ちゃんがどれだけ好きかのご確認。
はぁ、まぁ、いい子だと思いますよ、決して嫌いではありませんが、
"次のドラマを発生させるために"
せっかくだから、俺は「親戚としての好き」を選ぶぜ!!!
って言うことでまぁ一つ。
ほうほう、明日デートへのお誘いですか?
受けて立ちますよ、ええ、男(この場合は漢ではない)がどういうものかたっぷり
ぶつっ!ざーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!
しばらくお待ちください

三日目
よれよれやれやれ、突然の砂嵐にべっくらこいたものの(自分の所為だってば)、
無事に日は昇ったようだ。
朝から電車で出発して、やってきたのはテイネオリンピアという、遊園地だそうだ。
そーいや遊園地って・・・・・・・、歳がばれるからやめとこっと。

ここはテイネ1と2という二つで仕切られているらしい。
2の側に、鮎ちゃんが希望していた乗り物があるそうだ。
乗ってみたんだが、危うく画面(画面?)見ながら酔いそうになりましたわ。
「この程度でなぁに、酔ってるんだよ」
とか言われそうだが、そんな事を言ったら「化け猫」は、
コロ落ち
で、酔うらしいし、
友人の「A氏」は、これまた伝統的に3D系は全て×。
DOOM」系のゲェムで、15分もすると、
「酔っちまった」
と言っていたのを散々聞いたことがある。
まぁ、人間何かに強ければ、何かに弱いモンで、
宇宙を股にかける放浪の無敵超人「クレスト・セイバーハーゲン」
(又の名をスターブラスト(星壊し)セイバー)ですらも、
最新刊で奥さんに弱い事が判明している。
っつーか、妻帯者だったどころか子供までいたのには俺様ボーゼン。
(この辺は朝日ソノラマ文庫刊「ARIEL」参照)

あまり言い訳をグダグダ書いてもしょうがない。
デートの続きを書くとする。

この後観覧車に乗った後でテイネ2からテイネ1に移動。
バーチャルホラーサウンドというアトラクションに行ってみたが、
これがまた結構謎なアトラクションで、
バスの中に乗り込みヘッドフォンで恐いお話を聞くというもの、
はぁはぁ、なんかバスの中も暗くしてあるし、バスの椅子って言ったら二人掛けでしょ。
つーことは、
ぶつっ!ざーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!
しばらくお待ちください

な、なんだったんだ今のは・・・・。
次はお化け屋敷、まぁこのシーズンの定番やね。
そしてテクノメイズ・・・・・?
鮎ちゃんと二人で仲良く挑戦。
それにしても鮎よ。
わしゃ思うんだが、あんはんこの迷路、何故か全てお見通しだろう
でなきゃ・・・・・、まぁいいわ(謎)。
この後最後はアトラクションを途中まで見て、面白くなかったので途中退場。
だけど司会がおねーさんだったから、さぞかしおっきなお友達が多かったに違いない(爆)。
帰宅中の電車内で明日から琴梨ちゃんと鮎ちゃんが合宿だと言う事を知る。
帰ってきたらまたデートに誘ってくれとの事だ。
わかったよ、気をつけて行っておいで。
帰宅後琴梨ちゃんより同様の話を聞く、
ああ、その件につきましては既に鮎嬢より拝聴しております。

なぁ〜んか、心苦しい気がするのはなじぇだらう(何故だろう)
あっという間に
七日目
の、しかも!!!
今日、二人とも合宿から帰宅している。
この前のデートのときに約束していたので、早速電話をかけてみる。
おお、出た出た。
「明日デートせぇへんか?何、電話待ってたって?おっしゃ、おっちゃんがええトコ連れてったろ」
(この辺の会話には多数の(殆ど)嘘が入ってます。皆様ご注意ください)
と言う訳で、明日は午後からデートする事となった。
八日目
ここはTV塔のご近所、つまり大通り公園である。
一応アダルトな自分としては少々物足りないが、部活が午前中にあったという事なので、これもまぁしゃーないだろう。
ましてやオイラにゃ金が無い、安上がりは大助かりだ。
ちょほいと遅刻して鮎ちゃん登場。
なにやらでっかいカバンを下げている。
俺が持つからよこしなさいって。

公園内を散策しながら、途中で鮎の父ちゃんが作った寿司を食う。
なに?鮎ちゃんはイカが駄目なのかい、オイラは好きだから食ったろう。

ぱくっ!

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(滝汗)」

「こいつぁテロだ!!!!!
心の奥で絶叫をあげ、
今後は、このこしゃくな父ちゃんを如何に叩き潰すかがポイントになるだろうと、
今はっきりとというものを認知した。
負けねぇかんな!!!

歌が好きだという鮎ちゃんは、
今度行われると言うコンテストに参加するということでオリジナル曲を作成中との事だ。
自分も一寸手伝う。
さて、結果はどうなるんだろうね。
しっかり頑張るんだよ。
(今までに無い、異様なまでの優しさだな、オイ)

この後再び須貝ビル内カラオケで、
「わたしまけましたわ」まで歌わされたのは言うまでも無い・・・・・。
ちぇっ。
九日目
本日は小樽巡りだ、それにしてもである。
一緒にあちらこちらを見て歩くのは確かに楽しいのだが、
どうも普段の性格から思うに、その反面かなりのコンプレックスを抱いているらしい。
しかもその比較対象は琴梨ちゃんであり、
誰とでも仲良くなれるというその性格が、非常に羨ましいと言っておった。
まぁ、人間自分の好きなところも嫌いなところもあるし、
他人から見ても、好ましい部分と好ましくない部分があるわけだから、
そうそう細かい事を気にしちゃ遺憾(イカン)と思うですよ。
結局誰が誰を好きになるか・・・・、というより性格を受け入れられるかは、
当人同士の問題なんだから、君は君のままのほうが良いと思うよ。
(一説によると妥協点を見出せるかどうかがポインツという意見もある)

あーーーー、俺ってジジむさい。

帰宅後に電話、明日もデートだ。
十日目 さて、今日は二人で海にやってきた。
浜の名前はドリームビーチ。
じっくりとそのばでぇを鑑賞させて頂きましょう。
因みにここで、鮎ちゃんの昔の話を聞かせてもらった。
昔はいじめられっ子だったとかで、聞けば実家が寿司屋の所為で、
「お酢臭い」
というのが事情だったらしい。

う〜ん、俺にも覚えがあるなぁ・・・・・。
こっちも事情が単純なものだったけんど、結構根が深いんだ。
なるほど、妙に親近感を覚えた理由って、こんな部分なのかもしれないなぁ・・・・。
高校に入ってから明るくなったと言うのもオイラと一緒。
結構弾けてたよなぁ・・・・・・。
あ・・・・、まただよ・・・・、だから俺は現役の高校二年だってば!!

なんとなくお互いが通じ合ったなぁ・・・・、とか感慨深く思っていると、
今度の14日にメッセホールなるところで、
この前作曲に協力した歌を引っさげて、コンテストに参加するらしい。
そりゃ是非とも行くがな。
当日に見に行く約束をして、この日も終わった・・・・。
気が付けば
十四日目
朝、春野家で目を覚ます。
今日は大事な日だ。
一瞬一人で行こうかと思ったのだが、琴梨ちゃんの姿を見かけてふと思った。
どうせなら一緒に応援してあげたほうが喜んでくれるかも?
早速誘ってみたところ、なんと琴梨ちゃんはその話を聞いていなかったらしい。
珍しいなぁ、親友だけにきっと話しているものだと思っていたんだけど・・・・。
琴梨ちゃん曰く、

「理由があった訳だから、私は行かない方が良いんじゃないかなぁ」

と言うような事を語っていた覚えがある。
でもまぁ、連れて行っても問題は無いと判断し、
狸小路にて午前中待ち合わせをし、現地に一緒に行く事となった。

さてここはメッセホール。
ここで鮎ちゃんの出番を待ちながらステージを見ている。
舞台の上と言うヤツは結構厄介極まりないところで、
俺みたいな矮小な人間には非常にストレスを感じる場所だ。
誰か知り合いが一緒にいるか、舞台劇のような「決まった事」をするのならば、
観客のウケをとろうとか、ギャグの一発も決めてやろうかとか、
非常に不穏な事を思いつくのだが、一人きりで立つシナリオの無い舞台だけは、
常日頃から勘弁願いたいと思っている人類だ。
そういった個人的な感情と比べると、なんと偉い娘じゃろうか、
それも「"とーしろ"のど自慢大会」なんかではない。
自分で作って自分で歌う、ウケが悪ければ、一気に針のムシロになってしまう場所に彼女は今立とうとしている。
せめて自分が見に来ている事だけでも気付いてくれたのなら、
一寸は役立ったとも思えるのだが・・・・・・・・・。
(この口が言うか?!その台詞を!!!!)

途中端折るが、結果として鮎ちゃんはコンテストで優勝を果たした。

早速楽屋にお邪魔しておめでとうと伝えに行ったが、彼女の表情は暗い。
事情は、やっぱり僕は琴梨ちゃんを好いており、実は自分でそれに気付いていないだけじゃないかという事だ。
琴梨ちゃんを連れてきた事へのちょっとした後悔をする。

それにしてもだ鮎。
あまり卑屈な態度をとり続けると、いいかげん嫌いになるぞ。
呼び止めれば
「琴梨にそう言える?」
たぁ、人を試しているとしか思えん。
そんなに信じられないか、俺を。
当然である
そりゃあ俺だって(以下略)。

こうなりゃ俺も漢(おとこ)だ、言う事は言わんと男が廃る。
さっさとバックレを決め込もうとした鮎に、自分の気持ちを伝えてみた。
するとどうであろう。
あれだけ疑っていた鮎の気持ちは一気に瓦解(おや?)、
明日再び会う約束をするのであった。

やっぱねぇ、気持ちだけで恋人・・・・、なぁんてヌルイ事いっちゃぁいけやせんぜ。
なんてぇの、「はーと・とう・はーと」ってやつでない?
十五日目 え〜とぉ・・・・・、
オイラの北海道滞在ってばさ、二週間
だった気がするのは気のせいか?
うむ、かか様ごめんなさい。
ウチはきっと明るい顔で帰るから、怒んないで下さいましね(汗)。

ここは大通り公園。
そこで何があったかは、
な・い・しょ(はぁと)。

へっへっへっ!
今度の冬は、
「あいる・びー・ばっく」
だぜい!!!!
まっとれよ鮎!!
冬こそはぁ!!!!!
ぶつっ!ざーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!
しばらくお待ちください

最後までこれかよ・・・・・。

夏編、END
   冬編をお待ちください。

冬編に行く
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