新・闘わないプログラマ No.390

情報がありすぎ


ふとしたことからさくらんぼ狩りに行くことになり、この週末に山形まで行ってきました。いま、これを帰りの新幹線の中で書いています。なんか、新幹線の中でノートPCを広げての文章書きは、慣れてないせいかどうも気持ち悪くなってきていけません。通勤電車でひざの上にノートPCを乗せての使用は全然問題ないんですけどね。新幹線のほうが環境としてはずっといいはずなのに、不思議です。というわけで、続きは家に着いてからにします。

というわけで家に着きました。暑かったためか、疲れました。ですので今回は(今回は特に)手抜き駄文です。
さて、話は十数日ほど前に戻ります。さくらんぼ狩りに行くことになったとは言っても、いったいどこでやっているのか、はたまたどこが評判がいいのか、ということは調べたことがないので全然わかりません。これが昔なら、情報誌やガイドブックで調べるか、行ったことのある知り合いに聞くか、旅行会社にでも相談するか、まあそんな感じだったわけですが、今では「いんたあねっとで情報収集」という強い味方があります。
で、さっそく「さくらんぼ狩り」で検索してみたところ「全国 さくらんぼ狩り かりるなら.com」というページを見つけました。「さくらんぼと言ったらやっぱり山形だろう」というイメージがあったのですが、それ以外にもさくらんぼ狩りができるところが各地にあることが判明しました。
関東に住んでいる人間としては、山形まで行くよりは、近場の山梨のほうがなにかと行きやすくて便利そうです。にもかかわらず、結局は山形まで行くことにしました。「さくらんぼと言ったらやっぱり山形だろう」というものすごく単純な理由です。
次に山形のさくらんぼ狩りの情報を調べてみたのですが、これがもう情報がありすぎて何がなんやらわけわからん、という状態になってしまいました。なんとかわかったことは、

と、ここまでわかるまでに既に4時間ほどかかってしまいました。そんなことやっている暇があったら早く書かないといけない原稿があるというのに。
さて、寒河江(←「さがえ」と読みます)では、道の駅にある「さくらんぼ会館」とかいう施設で一括して受け付けて、さくらんぼ狩り希望者を市内の農園に割り振っている、ということらしく、そのほうが安心かな、と思い、ほぼ寒河江に行くことに決めました。ここまでに要した情報収集の所要時間は約6時間(原稿が……)。
そして、交通機関や宿泊の予約、これらも「いんたあねっとで情報検索」しつつ手配しました。しかしその手配の最中に、いやな情報を目にしてしまいました。寒河江・東根・天童あたりは、さくらんぼ狩りのシーズン中、道が混雑するらしい、と。移動に結構時間がかかる可能性がある、と。
そんなあ。もう交通機関の予約をしてしまったんですけど。道が渋滞する可能性などほとんど考慮していなかったので、あまり余裕のないスケジュールにしてまったんですけど。いまさらスケジュールの組み直しをするのはすごく大変なんですけど。
危険は冒したくない(もしかすると道が渋滞していて、その後のスケジュールに響くのを避けたい)、ということで、またまた「いんたあねっとで情報収集」。さくらんぼ狩りの場所をちょっとマイナーなところに変更しました。と、ここまでの情報収集や手配の所要時間は約12時間。結局、ほぼ1日が潰れてしまいました(原稿書きは明日から)。
そんな感じで、なんとか予約して、無事に行って来れました。しかし、最近は「いんたあねっとで情報収集」なんてことやると、情報が多すぎてその情報を比較検討するのには、すごい時間がかかってしまいます。まったく困ったものです。

それはそうと、往復の交通費やら宿泊費やらを考えたら、費用は結構かかったわけでして、その金額でさくらんぼを買ったらかなり大量に食べられるわけで、そのほうが合理的ではあるわけですが……まあ、それは言わない約束ということで。

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