新・闘わないプログラマ No.370

短いケーブル好き


今更ながら、使っているH"の電話機をAirH" PhoneのAH-K3001Vというやつに機種変更しました。通称「京ぽん」と呼ばれているやつですね。最近は職場からインターネット経由であれこれ、なんてのもいろいろとうるさくなって来ていますので、そういうところで変に痛くも無い腹(←本当に「痛くも無い」かどうかは……)を探られるよりは、こいつを使ってインターネット接続したほうが無難なのでは、などと思ったわけです。これを使えば、仕事中であろうとトイレにでも篭れば ←こら。
というわけで、とりあえず料金コースは「使い放題」にしておきましたけど、そんなに使うのかどうかは、まだ様子見というところです。
さて、家に帰ってから箱を眺めたら……これってもしかしてアップル製品? いや、箱のデザインが最近のアップル製品とそっくりに見えます。ううむ。
まだ時間が無くて、マニュアルもろくに読んでませんし、ウェブ上のまとめサイトもちゃんと見てません。結構盛り沢山の機能があるようなので、環境設定その他が終わるのはいったいいつになることやら……。

さて、この「京ぽん」、USBインターフェースを持っていてPCと接続可能です。コネクタは、これは正式な規格になっているのかどうかは知りませんが、最近、USBのBコネクタを持つ機器でよく使われている「mini-B」というやつです。実際には「mini-B」と呼ばれているやつにも何種類かのコネクタがあるのですが、その中でも一番平べったい形をしているやつです。
家には、この形のBコネクタを持つ機器は「2.5インチ外付けハードディスク」「DVD/CD-RWドライブ」「MP3プレーヤ」とありまして、今回それに「京ぽん」が仲間入りした、ということになります。
この「京ぽん」、ブラウザを使っていたりすると結構電池の消耗が激しいのですが、それを補うべくUSB経由でPCからの充電が可能になっています。ですので、USBケーブルさえ持ち歩いておけば、PCのあるところならそれで充電が可能というわけです。
そんなわけで、USBケーブルは常時持ち歩く……実際には、普段持ち歩いているカバン(2種類)にUSBケーブルを常備しておけばいいのではないか、と考えました。ただし、常時持ち歩くわけですから、できるだけ短くて軽いケーブルを……。

普段持ち歩く荷物は軽くて邪魔にならないに越したことはないわけで、ノートPCだってできる限り軽いやつを選んで使っているわけですが、そういう面で意外と問題になるのがケーブルだったりします。まあ、これは前から何度も書いているような気がするのですが、製品に付属品として付いてくるケーブルの長くて太くて重いこと。
メーカー側が、付属品として長いケーブルを付属することの理由は理解できなくはありません。購入者の中には「ケーブルが短すぎて届かないぞ、欠陥品だ、どうしてくれる」みたいなクレームをよこす人間もいるでしょうしね。そういう意味では、とりあえず長いケーブルを付けておけば無難です。でも、必死の思いで軽量化したと思しき製品本体よりずっと重い電源ケーブル、なんてのは、何か間違っているような気がしなくもありません。
そんなわけで、別売りの短いケーブルなど、以前からいろいろと探してみてはいるものの、これもなかなか無いんですよね。先ほどのmini-BのUSBケーブルなど、1年ほど前に探したときには最短でも1.8メートルのケーブルしか見つかりませんでした。
私が思う、持ち歩き用のケーブルとして理想的な長さは、

ざっと、こんなものです。
さて、それでは「京ぽん」に付属のUSBケーブルはどんなものか、と言いますと50センチほどのやつでした。ケーブル自体は細めで、長さもそこそこなのですが、デカいノイズフィルタ(?)が付いていて結構邪魔です。実際問題として10センチもあれば充分なのに、そういうケーブルは売ってないだろうなあ、と思いつつ店を覗いてみたら、ELECOMのモバイルUSBケーブル「USB-MBM5」という製品を見つけました。
長さは10センチ、Bコネクタの付け根の部分にフックがあって、ケーブルを二つ折りした状態で置いておけます。短いUSBケーブルを求めて幾年(大げさ)、やっと理想に近いケーブルを見つけました。
こういう際物のケーブルは、発見したらその場で確保しておかないと、「まあ、いまのところはいいや。必要になったら買えばいいだろう」なんて思っていると、二度と手に入らないことが多く、あればとりあえず買っちゃったりしています。そんなわけで、今となってはいらんケーブルが、家にはいっぱい転がっていたりして、ちょっとしたケーブル博物館状態かも。

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