新・闘わないプログラマ No.277

256回記念企画(21)


「256回記念企画」の第21回目です。

No.101 「C言語講義」 1999.10.25
「ここの『ポインタは〜変数であり』というのは、原著でも同じこと書いてありますけど、ちょっと問題のある表現だと思います」などと書いていますけど、これについては、前橋さんの「K&Rにおけるポインタの定義」が詳しいです。K&R自体は規格書ではなく教科書ですから、必ずしも厳密な定義を書くことが目的ではない、というか、正確さを気にするあまり分かりづらい表現になってしまうのは本末転倒であろう、とは思います。実際問題「『ポインタ』なるものを説明するときに、お前ならどう表現するんだ?」と問われたら…あはは、やっぱり難しいですね。
それから、最後に「じゃ、今日はこれでおしまい。続きはまた次回」って書いてまして、「その次回ってのはいつやるんですか?」というメールを何通か頂きましたけど、いやこれは、その物語(?)の中の話であって、まあその何と言いますか、「次回」を書く予定はとりあえずのところありませんです。悪しからず。

No.102 「DOSを知らない子供たち」 1999.11.1
DOS(≠WindowsのDOSプロンプト、コマンドプロンプト)を使う機会は極めて少なくなりました。最近では、大抵のOSのインストールCD-ROMもブート可能になっていますし、純粋なDOS、と言うと変な言い方ですけど、Windows 9xに付いているDOSじゃないやつはFAT32が扱えなかったり、fdiskで大容量のディスクを扱えなかったりして今となっては不便なので、使える場面も少なくなってしまいました。
話は変わって、もう引退していますけど、以前は新人に対するプログラミングの研修などというものを長年やっていました。で、そのときの印象です。Cの実習ではUNIXを使っていましたが、研修生の、これに対する評判が年を追うごとに悪くなっていきました。昔(と言っても10年くらい前)の新人は、UNIXでコマンドラインでエディタやコンパイラを使うことを、何の不自由も無くやっていたのですが、近頃の新人は、この実習についていろいろと文句を言うんですね。曰く「面倒くさい」「コマンドを覚えられない」「変になっても、何がどうなったのか分からない」「コマンドで操作するのは効率が悪い」。まあ、その気持ちもわからないことはないですけど、これもDOS(やUNIX)などに慣れていない新人が多くなったせいなのでしょうか。

No.103 「真似る」 1999.11.8
おお、そう言えばFUSION-PCなんてのもありましたっけ。これ、開発元がどこかの会社にその権利一切を売り払って、とかなんとか言うゴタゴタがあって、その後どうなってしまったのか…。ここを書くにあたって、いろいろと調べてみたのですが、いまいちその辺の状況が把握できませんでした。ま、いずれにしても、私が買ったものの中で、無駄なもののトップ…と言うのは大げさにしても、トップ5には入るだろう、と言えるものだと思います。ま、それでも1ヶ月くらいは遊べたし、他人に見せて自慢したし、それでよし、とするか。
翻って、VMwareは仕事でも家でもそれなりに使っています。わざわざパーティションを切っていろいろなOSを1台のPCに入れるよりは、はるかに楽に様々なOSをインストール出来ちゃうので、かなり便利に使っています。

No.104 「情報漏洩」 1999.11.15
この話に関しては、後で続編「No.243 情報漏洩(2)」というのを書いていますので、そちらをご覧下さい(←手抜き)

No.105 「いわしの頭」 1999.11.22
「『いわしの頭』ってなあに?」という人は辞書を引きましょう。
いや、そういう質問を受けたことがあるものでして…。

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