公称出力      : 3.48KW = 145W x 24
 設置場所   : 東京都武蔵野市 3階屋上の上に架台を設置し取り付け
 勾配      : 15°南向き
 機器メーカー : 三菱電機株式会社
 機器構成
商品名/工事名 型番 数量 単価 合計
太陽電池モジュール PV-MR003 24 95,000 2,280,000
インバーター 室内用 PV-PN04B2 1 320,000 320,000
パワー・モニター PV-DR001 1 N/C N/C
ケーブル PV-DW002 2 6,000 12,000
接続箱 PV-CN04D 1 30,000 30,000
     小計         2,642,000
陸屋根架台   1 360,000 360,000
     本体機器合計       3,002,000
太陽電池モジュール取付   1   220,000
電気工事   1   180,000
新築配管工事   1   40,000
基礎工事   1   140,000
NEF・東電手続業務   1   90,000
諸経費   1   58,000
      小計       728,000
見積合計金額       3,730,000
NEF補助金       △1,183,200
差し引き金額(消費税抜き)       2,546,800
および費用


























       この他太陽光発電システム対応住宅配電盤を設置。
 発注先  : 太陽エナジー販売株式会社
            横浜市都築区川向町 922-24
            Tel (045)473-4986
 施工業者 : 有限会社 キシムラ インダストリー
            〒228-0802 神奈川県相模原市上鶴間 169-1
            Tel (042)740-4611
            e-mail : kishimura@kishimura.co.jp
 各コンポーネント 
太陽電池モジュール PV-MR003

多結晶シリコンタイプ。 公称最大出力145W。
外形寸法 1120 x 995 x 36。 これを縦4枚、横6枚、計24枚設置した。
汚れがつきにくいようで、パネル表面の洗浄等全くやっていないが、出力は落ちていない。
パワーコンディショナー PV-PN04B2

定格出力 3.3KW
外形寸法 430 x 240 x 140 (WHD) とコンパクトな躯体。
キッチンの奥の天井際に設置してあるが、その静音設計には満足している。
パワー・モニター PV-DR001

キッチンに設置し、このモニターを用い、日々発電量を記録している。
このシステム中唯一たびたび故障が発生する。 バッテリーに問題があるようで、夜間等発電していないときに表示をしなくなる故障を2回経験した。
接続箱 PV-CN04D

太陽電池モジュールの下に設置。
太陽光発電システム対応住宅配電盤

松下電工製。
配電盤の中に太陽光発電ブレーカーが組み込まれていて、太陽光による自家発電の電源と電力会社からの電源の双方の安全を確保するものとのことだ。
 評価
メンテナンス・フリーでおおむね期待していた出力が得られているので、このシステムについてはおおむね満足していると言える。
新築計画当初から太陽光発電を考えてはいたのだが、資金繰りの点で設置できるかぎりぎりのところであったため、建物本体の設計にこのシステムの設置をおり込むことができなかった。 建物完成間近になってようやくゴー・サインを出したと言うことでかえって費用が増してしまったし、また北側斜線等の問題もありパネルの勾配が15°しか取れなくなってしまったことが、冬季の発電量を低いものとしている。