愚行連鎖 WorksGBの道具達-37

まだまだ、怪しい部品たち


充電電池用充放電器


バッテリーチャージャー他 左上が、充電電池用充電器(後述)、その下がWonderSwan Color用ゲーム“Blue Wing Blitz”航空戦のシミュレーションRPGである。
三男坊が探していたガンプラ(ガンダムのプラモデル)を見に入った店でなんと980円投げ売りを発見してしまった。
昨年夏に発売され、まだ、通常は現役で動いている筈なのに…
FFの映画は転けたようだし、次のFFはユーザーが追いつけない環境で発売と言うし… SQUARE、大丈夫なのだろうか??


WonderSwan Colorは反射式液晶で、画面が暗く、老眼の目には絶対的にキツイので、殆どお蔵状態になってしまっている。

旧作のFinalFantasy移植版などは旧ファミコン、スーファミよりも美しく、やる気になるのだが、その後が…
新作ゲームに、これと言った物がない。
WildCardは最初の数十分で飽きてしまって、それ以来どっかへ行ってしまった。

左下はPS2用のDVDリモコン。
居間用には先日、専用のDVDプレーヤーを入れたが、我が書斎ではPS2がDVDプレーヤーを兼ねている。(PCで見るより快適)
980円は破格なので即、衝動買いしてしまった…

しかし…我ながら“98”絡みのプライスに極めて弱いのは、やっぱり男オバサンだ。
分っているけど、この数字を見ると制御系が暴走してしまうのだ…


PS2 DVDリモコン 製造は台湾。輸入元「サンウェイ株式会社」とあり単4電池2本も付属していた。
何だか変なデザインだが、基本的機能は備えている。
オリジナルのゲームコントローラを#1ポートに装着したまま、#2ポートにレシーバーを挿して同時利用可能である。
商品名は“遊楽駅 II”…今やっと気づいた、“PlayStation II”ではないか…

PS2と言えばメモリーカードの不良。
初期型に添付されていたメモリーカードには不良があり、ある日突然データが全て飛ぶ。(初期型添付の物は全てこの不良品である)
この現象は丁度FF Xの時期に大量に発生して、ゲーマーを泣かせたものである。(ご多分に漏れず、私も…)
それまでメモリーカードをガンガン読み書きするようなゲームがなかったので現象が出なかったものと思われる。(つーか、マトモなゲーム、無かったし)


FF Xでは恐らく、多くの人が辻々でデータセーブしたことは想像に難くない。
かくして、リードライトを繰り返された不良メモリは日本各地でお亡くなり遊ばしたのであろう。

SONYはこの件についてどういう対応をしたのか…
「Web上で送ってくれば新品と交換する」と言うのがその動き。
私の場合PS2本体が手に入らず、元玩具屋のコンビニオーナーに、特別に取って貰った初期型。
彼に聞いたら販売店への持ち込み交換は一切行なっておらず、今後も予定はないとのこと。
とにかく郵送せよ(送料はどっち持ち?)だそうな。
不良品を売っておいて、そりゃないだろ。

さて、PS2のサポート姿勢は、もう放っておくとして…
本日の「“いちばん”危ない部品」である。


バッテリーチャージャー 2次電池(Ni-Cd、Ni-MH等)の完全放電と充電が自動で出来るチャージャーである。
単3単4型をそれぞれ4本、2本、2本+2本同時に扱える。

この商品は、一般の小売店ではまず目にすることが出来ない。
私が知る限り、秋葉原の路上で怪しげなオジサンが日曜休日のみ販売しているだけである。
(いつも勤め帰りに秋葉でこれを探すのだが見つからない。聞いたらやはり、平日は店を出さないのだそうな)


「なぜ、一般の販売ルートに載らない?」と尋ねたら、「電池が売れなくなるでしょう?」とオジサンは中国語訛のある流暢な日本語で応えた。

お値段は税別3,800円である。(をいをい、ホントに申告してるのか?こら!)

2次電池のメモリー効果はNi-Cdの宿命でNi-MHには存在しない、と言われ、理論的にはそれは正しいのかも知れない。
(自動車などの鉛電池には確かにメモリー効果はない)
しかし、現実にNi-MHでも、メモリー効果は存在し、この電池はけっして対価格効果が高いとは言えない。
メモリー効果が極限に達すると、その電池の寿命は実質的に終わる。
充電が出来なくのだが、実は寿命はまだまだ尽きていないのである。

メモリー効果を回避するにはどうしたらいいのか?

答は簡単、充電する前に完全放電すればいいのである。
かつてラジコンカーに凝っていたときには、セメント抵抗を使って放電器を作ったりもした。
しかし、今となってはそんな物を作るのも面倒である。また、ラジコンカーならそう使用頻度も高くないが、通常の単3、単4型電池はそれなりに頻度が高い。
自動式でないと面倒で使い切れないのだ。
試してみると、単3型1550mAh 4本で完全放電1時間半ほど、その後、自動で充電に切り替わり、3時間ほどで充電完了した。
発熱は電池のみで、結構熱くなるが、純正の充電器とそんなに変わらない程度。本体の発熱は気になる程ではない。

最近も、愛用のデジカメが絶不調で、そろそろ買い換えか?と思ったのだが、電池を新品にしたら蘇った。
Ni-CdもNi-MHは公称500回以上の充電使用が可能と言う事になっているが、駄目だった物もNi-MHで、まだ10数回しか充電していない。
やはり、これは電池メーカーの陰謀か?


▽次へ続く…

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