前項で紹介したWonderSwanの“新型”である。
前にも書いたが、フリークスを自認するFinalFantasyの旧作がファミコン版より移植され、とうとう発売されたのだった。
さて、“まにあ”と言う物は執念深い物である。
特に「限定」等という冠をかぶった物に対しては労力を惜しまない。
なんだかんだと手を回して、やっぱり入手してしまうのであった。
どうだぁっ!
これがFinalFantasy同梱版である。美しい…
これは本体。
オリジナルのトランスルーセントカラーのボディではなく、不透明なシェルにFFのイメージイラスト入である。
オリジナルよりも数段品が良い。
写真撮影後、再び化粧箱に納めて保存版とすることにした。
(なーにを考えてるんだか、“ヲタク”って奴は…。折角買ったのに)
WS、WSCとも液晶パネルは光沢のあるプラスチック製。
何故か、モノクロパネルではさほど気にならないが、カラーのパネルでは、照明の映り込みがかなり辛い。
本体価格を考えると、全く持って文句は言えないが、反射式液晶パネルと言う物はこんなに辛い物だったのだ。
ゲームボーイなどに没頭する小学生諸君の集中力には脱帽物である。
そこで、ヲッサンは考えた。反射しにくくすればよいだろうに、と。
同じ事を考える人がいるもので、ちゃんとあります。
ポリカーボネート製のマット仕上げ液晶保護シートである。
寝床でFFに集中する向きには、これとヘッドホンユニットは必携である。
本体とヘッドホンアダプタ。
本体内蔵の圧電式スピーカーの音はお世辞にも誉められたモノではない。
WSCのオーディオ廻りは、この価格とサイズからは考えられない高品位で、更にステレオ出力である。
これはもうヘッドホンアダプタを買うしかない。
こうした周辺機器は、旧型のモノクロWSと完全互換なのも偉いところである。
データ通信ケーブル、赤外線通信ユニット、パネルを照らす照明装置、なんでも「魚群探知機」まであるという。
ちなみに、WS、WSCとも若干位置が異なるものの、ストラップ取付用の穴が空いている。
ゲームで熱くなったりすると取り落とす可能性も高くなる。
このストラップは引き出しに眠っていた携帯電話用であるが、転ばぬ先のストラップ。
これはお奨めである。
…更に続く、かもしんない。